平成19年岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会
9月14日
○議事日程  
平成19年 9月14日岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会

岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会会議録
〇日時
平成19年9月14日(金) 11時00分開会 11時55分閉会(会議時間 0時間21分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
中村委員長、萩原副委員長、本田、山田、大石、小田嶋、伊東、岡田、森川、赤松の各委員
〇理事者側出席者
安田都市計画部長、井上都市計画部次長、西都市計画部次長兼開発指導課長
〇議会事務局出席者
植手局長、磯野次長、小島次長補佐、原田担当書記
〇本日審査した案件
1 報告事項
(1)開発行為許可取消裁決の取消請求事件の第1回口頭弁論について
2 その他
(1)次回特別委員会の開催について
     ─────────────────────────────────────
 
○中村 委員長  それでは、ただいまより岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会を開会いたします。
 まず、会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。萩原栄枝副委員長にお願いいたします。
     ─────────────────────────────────────
 
○中村 委員長  本日の審査日程の確認でございますが、お手元にお示ししたとおりでございますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、その審査日程に沿って進めさせていただきます。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○中村 委員長  まず日程第1報告事項(1)「開発行為許可取消裁決の取消請求事件の第1回口頭弁論について」原局から報告をお願いいたします。
 
○西 都市計画部次長  開発行為許可等取消裁決の取消請求事件の第1回口頭弁論について報告させていただきます。平成19年9月10日午前11時から横浜地方裁判所第502号法廷において、平成19年(行ウ)第57号開発許可取消裁決の取消請求事件の第1回口頭弁論が行われました。
 第1回口頭弁論の概要は、原告からは訴状が、被告神奈川県から答弁書が提出されており、双方それぞれ訴状、答弁書により陳述をいたしました。また近隣住民が被告側に訴訟参加の申し立てをしております。なお、次回の第2回口頭弁論は平成19年11月5日に開かれる予定です。
 以上で報告を終わります。
 
○中村 委員長  それでは、ただいまの報告に対しまして質疑を受け付けますが、ございますでしょうか。
 
○岡田 委員  報告ありがとうございました。新聞等でも報道されてますので概略はわかりますけども、訴状の要点、それに対する答弁書というのがあったかと思うんですが、新聞等にも載っていますけれども、要点ですよね、こういうことでやめてほしい、私たちは以前訴状はいただきましたけれども、反論書はまだいただいてないんですけれども、その反論書もいただけるのかどうかというのと、もう一つは、その主な論点みたいなことを教えていただければありがたいと思うんですけど。
 
○西 都市計画部次長  今の答弁書につきましては裁判所の方から許可が下されれば、すぐ私ども謄写できますので、それを委員会の方にお持ちさせていただきたいというふうに思っております。また論点につきましては、私どもちょっと内容わかりませんので、差し控えたいと思っています。
 
○岡田 委員  わかりました。ただ、裁判所の方から答弁書についてということで、これは見通しとしてはいつぐらいになるかわかりますか。
 
○西 都市計画部次長  来週をめどに謄写の方をしていきたいというふうに考えております。
 
○岡田 委員  それではよろしくお願いいたします。
 それと、双方の弁護士さん2人、3人とつかれているかと思うんですが、私もインターネット等で略歴等は見させていただいたんですけれども、何かそういったわかるようなものというのはお示ししていただけるのかどうか、可能なのかどうかお伺いしたいと思います。
 
○西 都市計画部次長  弁護士さんにつきましては双方出ていると思いますけども、私どもちょっと把握できかねるという状況でございますので、そこまで私どもで今できる状況じゃありません。
 
○岡田 委員  わかりました。うわさ段階ですから、こういった委員会で発言していいのかどうかわかりませんけれども、大物弁護士だよという話も聞いたりもしていますので、どういう略歴というか、肩書きの方で、どういうようなことで争われているのかな、それの一助に、考える上での一助にしたいなというふうにも思ったりもしたものですから、今のような発言をさせていただきました。なかなか難しいということなので、わかりました。
 
○中村 委員長  ほかに御質疑ございますでしょうか。
 
○本田 委員  先ほどの資料が来週早々ですか、何で今回ね、この11時からやるということで、これは御存じだったんでしょうけれども、その報告ということであるわけだから、我々の請求がなければ出さないということなんですか。時間的に無理だったの。
 
○西 都市計画部次長  謄写につきましては裁判所の許可が得られてなかったんですよ。だから物理的に無理だったんです。本来ならば間に合わせたかったんですけれども、物理的に無理で来週以降ということになりました。
 
○本田 委員  物理的に無理だった。だから、これは言うなれば、二度手間になっちゃうわけですよ。それであれば、物理的に無理だから、もうちょっと時期的に日程を考えてくれとか、そういうものもあってしかるべきだったんじゃないですかね。例えば来週、このくらいのめどがたつというんだったら、その後にね。この報告の委員会なんだから。そういう配慮というのは全然考えておられなかったんですか。
 
○井上 都市計画部次長  本田委員さんの御指摘のとおりだろうというふうに思いますけれども、実は私どもも第1回の口頭弁論に出た状況の中で、今回のような報告になってしまったと。状況につきましては後日、私どもの方で謄写できる範囲で、委員会の方に一応資料として提出させていただく予定でございました。14日、本日の特別委員会の方が先行して決まった中で、私どもの方から日程変更をお願いするというところには思い至らなかったという点につきましては、おわびを申し上げたいというふうに思います。
 
○本田 委員  委員長にはその話というのは、物理的に不可能だったというのは、これはもうわかっているわけですよ、事前にね。委員長の方にはその話というのは、相談というかな、そういうものはなかったんですか。
 
○中村 委員長  私の方には、きょうどういう報告ができそうだという打ち合わせはしましたけれども、資料の物理的な問題というのは、ちょっとそこまで相談の範囲になかったので、私も把握しておりませんでした。
 私も逆に聞きたいんですけど、例えば第1回の口頭弁論があってから、大体何日くらいでそういう資料というのは準備できるものなのか。今後の報告の意味も含めて、例えばどういう準備か必要なのか、ちょっと教えていただけますか。
 
○西 都市計画部次長  実際、1週間から10日かかる予定でございます。
 
○中村 委員長  具体的にはどういう手続をするんですか。裁判所に申し出たりとか、その辺、教えてもらえる範囲でいいんですけど。
 
○西 都市計画部次長  第1回公判が終わったら裁判所の中で決裁を起こして、決裁が終わってから、それからでございます。それから請求をうちの方がしまして、それで謄写ができるようになる状況でございます。
 
○中村 委員長  今回の委員会の日程については、この会期中ということもありまして、来週から始まる決算委員会もございましたので、その合間を縫って皆さんの中で御協議していただいて決めていただいたということで、私もその資料が間に合う間に合わないのところまでちょっと確認をしておりませんでしたので、今後もしそういった報告のある委員会が開催される場合は、その資料が整う時期も踏まえて検討していきたいと思っております。
 
○本田 委員  だから、今、確かにこの14日というのはその前に決まったわけだ、10日だったから14日にしましょうと。これは議会の会期中の中の日程の中で、これはどうだという部分もあった。それは決めたけれども、それで集まって、それで物理的に不可能だと言われたら、じゃあ何のためにここで集まるんですかという話になるわけだ、子供の使いじゃないんだから大体。それだったら、物理的に不可能だったらいつが資料を、言うなればそのときに出された、我々に見せられる資料というのはあるはずだから、そういったのが物理的に不可能じゃなくて、それが可能である日はいつか、そして、じゃあこの日程の中でどのぐらい延期したらいいのか、そういうのがやっぱり調整をね、別に委員長を責めているわけじゃないんで。それをちゃんと想定して、じゃあこのくらいだったら配付できますよ、そういうもので、じゃあしようがないから14日は延期して、いついつにしましょう。いついつしましょうというのはまた別の話だから。だけれども、行政がやるべきものというのは、これは物理的に不可能だと言われたら、もうしようがないわけよ、我々は。ああそうですかというふうになるわけ。そうするとまた次回日程を決めましょうということになるんだけれども、じゃあ今この集まった14日はなんだったんだという話になってしまう。
 こういうことというのは、初めてのことだからとか、珍しいことだからとか、そういうものもあるかもしれないけれども、もう少し配慮をしてほしいんですよ。そうしないともう本当に、何のために、今回のこの委員会は何のために何の成果があったんだというと、その資料は物理的に出せないということがわかったということしかなくなっちゃうわけ。こんなのがまた続いていくと、同じようなことが続いていったら、本当に何ていうんですかね、馬鹿にされているようなものでね、これはやっぱり100条に基づいた委員会ですから、軽々に、簡単に開いたはいいけど物理的に出せませんでしたなんていう、そういうものでよしとすべきものではないというふうに私は思うんですけど、どう考えますか。
 
○安田 都市計画部長  御指摘いただいたように、今の状況についてさらに配慮が欠けていたということについては、おわび申し上げなければいけないと思いますけれども、私どもとすると軽々に考えたわけではございませんで、当然先に日程が決まっておりまして、その中で報告できる状況を御報告申し上げたいと。さらに資料につきましては、資料が手に入り次第御提供申し上げると、そういうような考えで本日臨んでおります。決してこの委員会について軽々に考えているわけではございません。
 そういうことで、我々が知り得ることについて、こちらの委員会の求めに応じまして御説明を申し上げると、そういうつもりで今日臨んでおります。当然事務局の方ともその辺の、裁判の都合で私ども資料を手に入れるのが、裁判所の事務的な流れの中で時間がかかってしまうわけでございます。その辺ももう少し十分に事務局との打ち合わせをしておくべきであったということについては反省を申し上げて、今後そういう部分きちっと調整をしながら臨みたいと考えております。
 
○本田 委員  わかりました。とにかく、もしそういうことであれば、要はちゃんと委員会の正・副とざっくばらんに話して、実はこういうことも予想されるけれどもこうなんですよということもね、そうすれば正・副だって考えるんですから。そこはかたくなに、うちらはこう態度でやりましょうというだけじゃなくて、やっぱりちゃんと正・副と調整して、お話ししてやっていただきたいと思います。頼みますね。
 
○中村 委員長  ちょっと暫時休憩します。
               (11時15分休憩   11時28分再開)
 
○中村 委員長  再開いたします。
 休憩中の協議もございまして、この委員会として資料要求すると。そのつど資料の内容を確認した上で資料要求させていただくということも決めさせていただきました。
 今回の9月10日の裁判の際の訴状、訴状の場合は、前回出ている書類ともし訂正点があればその部分を明確にして出してください。そしてまた答弁書をこの委員会として資料要求すると、そういう確認でよろしいでしょうか、皆様方。
                  (「はい」の声あり)
 では、そのように確認させていただきますので、資料の方、整い次第、委員会前に各委員さんに配付するようにお願いいたします。
 
○岡田 委員  訴状の場合も、県の方が出した訴状と市を通してきた訴状と、名前の点で黒塗りがあるんですね。そこら辺が、どの程度公開するのかということで、市と県と若干食い違っているのかなという感じが私はしています。そんなところで、できれば生の、県が出した、あるいは裁判所が出した資料をいただきたいなと、こんなふうに思うんですが、取り扱いをお願いします。
 
○中村 委員長  一応、個人情報の関係があって、原本を出す場合はいろいろな手続を踏まなきゃいけない場合もございます。例えば秘密会議にしようとか、そういうこともありますので、以前までは、どうしても黒塗りの部分が必要だということであれば、そのつど協議という話にはなっていたと思うんですが、ただいま岡田委員からなるべく出してほしいということなんですが、何か御意見ありますでしょうか。ちょっとその部分が個人情報に触れるかどうか、私も今どう判断できるかどうかわかりませんが。
 
○岡田 委員  県が出した公開資料、県を通してですね、それも県の公開基準で出していると思うんですね。市を通すから市のフィルターがかかりますから、そうすると市はまた市の公開基準があると思うんですね。多分そういったものに基づいて黒塗りされて出てきたんではないか。そうすると私ども、例えば両方とる場合あるわけですよね。こっちは塗ってある、こっちは塗っていない。何とも奇妙だなという感じもするわけですけれども、それは鎌倉市は鎌倉市でやっているんだから、それはなしにして、この黒塗りのところでやっていこうということに統一されるんだったら、それはそれでよろしいですけど。
 
○中村 委員長  ちょっと事務局、確認なんですけど、あり得るんですね。県が塗っていないところを市が塗ってしまうという可能性はあるんですか。
 ちょっと暫時休憩します。
               (11時32分休憩   11時52分再開)
 
○中村 委員長  それでは再開いたします。
 休憩中の協議もございまして、岡田委員からの御指摘もございましたが、それについてはそのつど協議をさせていただくという確認をさせていただきます。
 ほかにございますでしょうか。
 
○岡田 委員  これは多分秘密にならないかと思うけど、議会の方からも要請がございまして、9月10日に行政の方、行ってくださいと、そういった報告いただきたいということでしたので、参加された行政マン、所属と何人かということはお聞かせ願えるんでしょうか。
 
○西 都市計画部次長  私を含めて4人でございます。私、都市計画部次長兼開発指導課長、それから内藤総務課長、堀道水路管理課長、原田開発指導課長補佐、以上4人でございます。
 
○岡田 委員  どうもありがとうございました。
 
○中村 委員長  ほかに御質疑ございますでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 なければ質疑を打ち切ります。
 了承かどうか確認なんですけど、前回も報告を受けたという確認の仕方をしておりますので、報告を受けたという確認の仕方でよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 では、そのように確認をさせていただきます。
 それでは、職員退室のため暫時休憩いたします。
               (11時53分休憩   11時54分再開)
 
○中村 委員長  それでは再開いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○中村 委員長  「その他」(1)次回特別委員会の開催についてでございますが、前回、皆様から御協議いただきました資料がちょっとまだ整わない状況でございます。整い次第ということになっておりますので、今回は、またその資料が出てきた段階で、正・副協議の上、皆様方にまたお諮りをさせていただく、調整させていただいて決めさせていただこうと思いますが、それでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それではまた、それについては皆様方に随時御報告をさせていただきます。
 それでは、ほかによろしいですか。
 それでは、ただいまをもちまして、岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会を閉会いたします。御協力ありがとうございました。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成19年9月14日

             岡本二丁目マンション計画許可
             取り消し等に関する調査特別委員長

                          委 員