○議事日程
平成19年 2月定例会
鎌倉市議会2月定例会会議録(3)
平成19年2月22日(木曜日)
〇出席議員 27名
1番 千 一 議員
2番 早稲田 夕 季 議員
3番 久 坂 くにえ 議員
4番 松 中 健 治 議員
5番 納 所 輝 次 議員
6番 原 桂 議員
7番 萩 原 栄 枝 議員
9番 本 田 達 也 議員
10番 野 村 修 平 議員
11番 前 川 綾 子 議員
12番 渡 邊 隆 議員
13番 山 田 直 人 議員
14番 大 石 和 久 議員
15番 松 尾 崇 議員
16番 三 輪 裕美子 議員
17番 小田嶋 敏 浩 議員
18番 高 野 洋 一 議員
19番 高 橋 浩 司 議員
20番 伊 東 正 博 議員
21番 白 倉 重 治 議員
22番 中 村 聡一郎 議員
23番 岡 田 和 則 議員
24番 藤 田 紀 子 議員
25番 助 川 邦 男 議員
26番 森 川 千 鶴 議員
27番 吉 岡 和 江 議員
28番 赤 松 正 博 議員
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〇欠席議員 1名
8番 石 川 寿 美 議員
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〇議会事務局出席者
事務局長 石 井 潔
次長 磯 野 則 雄
次長補佐 福 島 保 正
次長補佐 小 島 俊 昭
議事調査担当担当係長 原 田 哲 朗
議事調査担当担当係長 鈴 木 晴 久
議事調査担当担当係長 久 保 輝 明
書記 成 沢 仁 詩
書記 小 林 瑞 幸
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〇理事者側説明者
番外 1 番 石 渡 徳 一 市長
番外 9 番 兵 藤 芳 朗 総務部長
番外 10 番 植 手 次 雄 防災安全部長
番外 12 番 石 井 和 子 こども部長
番外 13 番 小 川 研 一 健康福祉部長
番外 14 番 高 橋 理 男 環境部長
番外 16 番 高 橋 保 信 都市計画部長
番外 17 番 石 川 吉 見 都市整備部長
番外 18 番 伊 藤 文 男 拠点整備部長
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〇議事日程
鎌倉市議会2月定例会議事日程(3)
平成19年2月22日 午後2時開議
1 諸般の報告
2 議案第64号 市道路線の廃止について 建設常任委員長
報 告
3 議案第65号 市道路線の認定について 建設常任委員長
報 告
4 議案第67号 鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の臨時特例に関 総務常任委員長
する条例の制定について 報 告
5 議案第70号 平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号) 同 上
6 議案第73号 平成18年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第 ┐
3号) │観 光 厚 生
議案第74号 平成18年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算(第 │常任委員長報告
4号) │
議案第75号 平成18年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) ┘
7 議案第71号 平成18年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号) ┐
│建設常任委員長
議案第72号 平成18年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業 │報 告
特別会計補正予算(第1号) ┘
8 議会議案第9号 障害者地域作業所制度の維持と発展を求めることに関する 吉岡和江議員
意見書の提出について 外6名提出
9 議会議案第10号 鎌倉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について 岡田和則議員
外9名提出
10 議案第84号 子どもの家業務に起因する事故による市の義務に属する損 市 長 提 出
害賠償の額の決定について
11 議案第87号 鎌倉市実費弁償条例及び鎌倉市行政財産の目的外使用料条 同 上
例の一部を改正する条例の制定について
12 議案第88号 鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正 市 長 提 出
する条例の制定について
13 議案第85号 鎌倉市災害派遣手当等の支給に関する条例の制定について 同 上
14 議案第92号 鎌倉市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定につい 同 上
て
15 議案第86号 鎌倉市障害児活動支援センター条例の制定について 同 上
16 議案第89号 鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制 ┐
定について │
議案第90号 鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について │
議案第91号 鎌倉市子育て支援センター条例の一部を改正する条例の制 │
定について │
議案第93号 鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部 │
を改正する条例の制定について │同 上
議案第77号 平成19年度鎌倉市一般会計予算 │
議案第78号 平成19年度鎌倉市下水道事業特別会計予算 │
議案第79号 平成19年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業 │
特別会計予算 │
議案第80号 平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算 │
議案第81号 平成19年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計予算 │
議案第82号 平成19年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算 │
議案第83号 平成19年度鎌倉市介護保険事業特別会計予算 ┘
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〇本日の会議に付した事件
1 諸般の報告
2 議案第64号 市道路線の廃止について 建設常任委員長
報 告
3 議案第65号 市道路線の認定について 同 上
4 議案第67号 鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の臨時特例に関 総務常任委員長
する条例の制定について 報 告
5 議案第70号 平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号) 同 上
〇 議会議案第12号 平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)の執行に関 千一議員
する附帯決議について 原桂議員
本田達也議員
山田直人議員
大石和久議員
松尾崇議員
吉岡和江議員
提出
6 議案第73号 平成18年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第 ┐
3号) │観 光 厚 生
議案第74号 平成18年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算(第 │常任委員長報告
4号) │
議案第75号 平成18年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) ┘
7 議案第71号 平成18年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号) ┐
│建設常任委員長
議案第72号 平成18年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業 │報 告
特別会計補正予算(第1号) ┘
8 議会議案第9号 障害者地域作業所制度の維持と発展を求めることに関する 吉岡和江議員
意見書の提出について 外6名提出
9 議会議案第10号 鎌倉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について 岡田和則議員
外9名提出
〇 議会議案第11号 岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特 千一議員
別委員会の設置について 原桂議員
本田達也議員
山田直人議員
大石和久議員
松尾崇議員
三輪裕美子議員
吉岡和江議員
提出
〇 岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会委員の選任
について
10 議案第84号 子どもの家業務に起因する事故による市の義務に属する損 市 長 提 出
害賠償の額の決定について
11 議案第87号 鎌倉市実費弁償条例及び鎌倉市行政財産の目的外使用料条 同 上
例の一部を改正する条例の制定について
12 議案第88号 鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正 同 上
する条例の制定について
13 議案第85号 鎌倉市災害派遣手当等の支給に関する条例の制定について 同 上
14 議案第92号 鎌倉市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定につい 市 長 提 出
て
15 議案第86号 鎌倉市障害児活動支援センター条例の制定について 同 上
16 議案第89号 鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制 ┐
定について │
議案第90号 鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について │
議案第91号 鎌倉市子育て支援センター条例の一部を改正する条例の制 │
定について │
議案第93号 鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部 │
を改正する条例の制定について │
議案第77号 平成19年度鎌倉市一般会計予算 │
│同 上
議案第78号 平成19年度鎌倉市下水道事業特別会計予算 │
議案第79号 平成19年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業 │
特別会計予算 │
議案第80号 平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算 │
議案第81号 平成19年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計予算 │
議案第82号 平成19年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算 │
議案第83号 平成19年度鎌倉市介護保険事業特別会計予算 ┘
〇 議員の辞職について
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鎌倉市議会2月定例会諸般の報告 (2)
平成19年2月22日
1 2 月 14 日 観光厚生常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に
報告したい旨の届け出があった。
議 案 第 73 号 平成18年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
議 案 第 74 号 平成18年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算(第4号)
議 案 第 75 号 平成18年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
2 2 月 15 日 建設常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
したい旨の届け出があった。
議 案 第 64 号 市道路線の廃止について
議 案 第 65 号 市道路線の認定について
議 案 第 71 号 平成18年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議 案 第 72 号 平成18年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)
3 2 月 16 日 総務常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
したい旨の届け出があった。
議 案 第 67 号 鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の臨時特例に関する条例の制定について
議 案 第 70 号 平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
4 2 月 14 日 観光厚生常任委員長から、次の陳情については意見書を提出することによって願意が
満たされるため、議会の会議に付するを要しない旨の届け出があった。
陳 情 第 16 号 障害者地域作業所制度の維持と発展についての意見書の提出を求めることについての陳情
5 2 月 21 日 市長から、次の議案の提出を受けた。
議 案 第 77 号 平成19年度鎌倉市一般会計予算
議 案 第 78 号 平成19年度鎌倉市下水道事業特別会計予算
議 案 第 79 号 平成19年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計予算
議 案 第 80 号 平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算
議 案 第 81 号 平成19年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計予算
議 案 第 82 号 平成19年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算
議 案 第 83 号 平成19年度鎌倉市介護保険事業特別会計予算
議 案 第 84 号 子どもの家業務に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について
議 案 第 85 号 鎌倉市災害派遣手当等の支給に関する条例の制定について
議 案 第 86 号 鎌倉市障害児活動支援センター条例の制定について
議 案 第 87 号 鎌倉市実費弁償条例及び鎌倉市行政財産の目的外使用料条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 88 号 鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 89 号 鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 90 号 鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 91 号 鎌倉市子育て支援センター条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 92 号 鎌倉市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について
議 案 第 93 号 鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
6 2 月 22 日 吉岡和江議員外6名から、次の議案の提出を受けた。
議会議案第9号 障害者地域作業所制度の維持と発展を求めることに関する意見書の提出について
7 2 月 22 日 岡田和則議員外9名から、次の議案の提出を受けた。
議会議案第10号 鎌倉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
8 2 月 15 日 次の陳情の署名簿を受理した。
陳 情 第 17 号 豆腐川の保全についての陳情
301名
9 2 月 21 日 次の陳情の追加署名簿を受理した。
陳 情 第 17 号 豆腐川の保全についての陳情
6名(合計307名)
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(出席議員 27名)
(14時00分 開議)
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○議長(松中健治議員) 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。5番 納所輝次議員、6番 原桂議員、7番 萩原栄枝議員にお願いいたします。
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○議長(松中健治議員) 日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
お手元に配付いたしました印刷物のとおりでありますが、本日の会議に欠席の届け出がありますので、局長から報告させます。
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○石井潔 事務局長 石川寿美議員から病気のため欠席する旨の届け出がございましたので、御報告いたします。
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○議長(松中健治議員) ただいまの報告に御質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
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○議長(松中健治議員) 議事の都合により暫時休憩いたします。
(14時02分 休憩)
(14時50分 再開)
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○議長(松中健治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(松中健治議員) 日程第2「議案第64号市道路線の廃止について」を議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(赤松正博議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第64号市道路線の廃止について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第64号は、去る2月8日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後15日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
今回廃止しようとする路線は3路線で、いずれも現在一般の交通の用に供されていないため、道路法の規定に基づいて廃止しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第64号市道路線の廃止についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第64号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第3「議案第65号市道路線の認定について」を議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(赤松正博議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第65号市道路線の認定について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第65号は、去る2月8日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後15日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
今回認定しようとする路線は5路線で、いずれも開発行為に伴い築造された道路であり、一般の交通の用に供するため、道路法の規定に基づいて認定しようとするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第65号市道路線の認定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第65号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第4「議案第67号鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の臨時特例に関する条例の制定について」を議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(早稲田夕季議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第67号鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の臨時特例に関する条例の制定について、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第67号は、去る2月8日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後16日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本条例の主な内容は、神奈川県開発審査会から本市が行った開発行為の許可処分を取り消す裁決を受けたことで、市政の混乱を招いた責任を明らかにするため、特例として市長及び助役の給料を減額しようとするものであります。市長については、新たに給料の20%を減額し、現在行っている10%の減額の特例措置と合わせ30%の減額を、助役については、新たに給料の10%を減額し、現在行っている7%の減額措置と合わせ、17%の減額をそれぞれ3カ月間行おうとするもので、公布の日の属する月の翌月の初日から施行し、施行の日から起算して三月を経過した日にその効力を失うこととするものであります。
当委員会では、慎重に審査いたしました結果、市政の混乱を招いた責任は大変重いもので、今回の減額措置は理解するが、今後、新たな問題が生じた場合、その責任の所在を明らかにし、さらなる措置を考慮する必要があるとの意見と、今回の給料の減額という責任のとり方に加えて新たに責任をとる措置を今ここで確認することは控えた方がよいとの意見がありましたが、採決の結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第67号鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の臨時特例に関する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第67号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第5「議案第70号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算」を議題といたします。
総務常任委員長の報告を願います。
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○総務常任委員長(早稲田夕季議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第70号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第70号は、去る2月8日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後16日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
本補正予算は、歳入歳出いずれも4億6,960万円を追加するもので、これにより補正後の総額は551億4,260万円となります。
補正の主な内容は、まず歳出において、職員の配置がえ、退職、時間外勤務等による職員給与費の増減に伴う所要の措置を各款に共通して講ずるほか、第10款総務費では、財産管理一般の経費、還付金・返還金の経費などの追加と文化・教養施設の経費、世界遺産条約登録の経費及び鎌倉芸術館の経費などの減額を、第15款民生費では、施設保育の経費、国民健康保険事業特別会計及び老人保健医療事業特別会計への繰出金などの追加と、介護保険事業特別会計ヘの繰出金、心身障害者福祉及び生活保護扶助の経費などの減額を、第20款衛生費では、予防接種の経費、健康診査の経費、じん芥一般の経費、減量化・資源化の経費、環境対策一般の経費などの減額を、第25款労働費では、勤労福祉会館の経費の減額を、第30款農林水産業費では、水産業振興の経費の減額を、第35款商工費では、中小企業支援の経費の追加と商工業振興対策の経費の減額を、第40款観光費では、観光振興の経費、海水浴場の経費の減額を、第45款土木費では、道路管理の経費、道路維持の経費の追加と道路新設改良の経費、橋りょう維持の経費、公園の経費、大船駅東口市街地再開発事業特別会計への繰出金などの減額を、第50款消防費では、警防対策の経費の追加と消防施設の経費の減額を、第55款教育費では、小学校施設整備の経費、中学校施設整備の経費及び世界遺産に係る史跡等準備の経費などの減額を、第60款公債費では、長期債支払利子、一時借入金利子の減額をしようとするもので、一方、これらに対し歳入において、市税、配当割交付金、使用料及び手数料、県支出金、財産収入、前年度繰越金、諸収入並びに市債の追加と地方特例交付金、国庫支出金、寄附金及び繰入金の減額をしようとするものであります。
なお、このほかに市道053−101号線の道路復旧工事などに係る繰越明許費の設定並びに地方債についても所要の補正を行おうとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容はもとより、特に第45款での道路維持の経費の追加については、市道053−101号線の通行の確保と安全対策に係る復旧工事の内容、費用の算出根拠や費用負担のあり方について説明を聴取するとともに市長の出席を求め、補正予算に計上した理由や事業者が工事費の費用負担に応じない場合の市長の責任と負担についてただすなど慎重に審査いたしました結果、復旧工事費の負担について、市民の安全確保が第一であるが、設計図や根拠もない概算での補正予算ではなく、新年度予算で計上すべきであることから反対であるとの意見と、費用負担のあり方については、今後、検証、協議を行い、市民の納得のいくものにしていくとの市長の説明もあることから、まずは市民の安全対策の観点から、一刻も早く復旧工事に着手してほしいとの意見がありましたが、採決の結果、多数により原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
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○16番(三輪裕美子議員) 神奈川ネットワーク運動・鎌倉を代表いたしまして、議案第70号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)に反対する立場から討論に参加いたします。
大船観音前マンション計画に対する県開発審査会による許可取り消しに伴い、市長は、改変され、通行することができない階段状市道の原状回復工事費として、今回2,000万円を平成18年度鎌倉市一般会計補正予算案に計上したが、さきの建設常任委員会質疑の中で、原状回復工事の費用負担については職員から、事業者との話し合いの結果、万々が一、業者が乗ってくれればということで補正に計上した。また、業者の協力がもらえなかったら市が負担することになるという答弁があった。また、その後に開かれた総務常任委員会では、市長からは、今後、調査対策委員会の検証で市長の責任が明らかになった場合は、みずから負担する覚悟があるとの答弁を得たところである。しかし、市が設置した調査対策委員会の委員長は市長であり、メンバー構成も職員だけということでは、公正で客観的な事実解明がされるか甚だ疑問である。
市長は、一日も早く行いたいという思いで補正予算に計上したとするが、費用負担が明確でなく、さらに金額の算出根拠も何ら具体的な設計図もなく、ただ概算で2,000万円というのは余りにアバウト過ぎて拙速の感がある。住民が1年以上不便を強いられていることを考えると、一日も早く通行できるようにすべきであり、市民の安全確保は第一と考えるが、市民の税金の使われ方を責任を持ってチェックする立場にある議員としては、算出根拠と費用負担が明確でない補正予算案に賛成するわけにはいかないと考える。
よって、平成18年度鎌倉市一般会計補正予算案に、神奈川ネットワーク運動・鎌倉は反対するものである。
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○17番(小田嶋敏浩議員) ただいま議題となりました議案第70号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算について、日本共産党鎌倉市議会議員団を代表して、本議案のうち、市道053−101号線の復旧事業について意見を述べます。
当議員団は、岡本二丁目マンション問題に対して、市が公共施設管理者として住民の安全や利便性を図るという当然の責任を果たさず、市有地の編入や市道の一部改変を認めて開発許可を与えたことの誤りを指摘してきました。そして、改変された市有地と市道の原状回復の措置を速やかに講じ、適切な維持管理に努めることを一貫して求めてまいりました。今回、二度にわたる許可取り消し裁決を受けて初めて市長が、現在通行できていない状態となっている市道の通行を確保するためとして議会に提案してきたことは、余りにも遅きに失した措置であり、その責任は極めて重大であることを厳しく指摘するものです。
今回の復旧事業に係る予算は、市民の通行を確保し安全を図るために、道路管理者の責任として市が計上したものですが、今後、原因の調査・検証を行うとともに、事業者との協議などを踏まえ、費用負担を明確にする必要があります。また、復旧工事の設計に当たっては、利用する関係住民の意見を十分に反映させることが必要であり、原状回復という前提を踏まえて事業に着手するよう改めて求めるものであります。さらに、今回の予算計上は補正予算であることから、当然のことながら、現年度内に事業に着手すべきことは言うまでもありません。事業者との協議・調整もその立場で臨む必要があることを申し添えるものです。
先ほども申し上げましたように、最終的な費用負担については、今後、事業者などと適切に協議を行い、決定すべきであり、最終的に今回の予算が違法な公金支出とならないよう、明確な根拠を持つべきことは当然のことであります。
以上、基本的な見解を申し上げましたが、今回の原状回復に係る予算は、道路管理者である市の責任として予算計上したものであり、早期に市民の通行を確保し、安全を図ることを最優先に求める立場から、条件を付して賛成することを表明し、討論を終わります。
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○議長(松中健治議員) 質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第70号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第70号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) ここで御報告申し上げます。
ただいま千一議員、原桂議員、本田達也議員、山田直人議員、大石和久議員、松尾崇議員、吉岡和江議員から、議会議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)の執行に関する附帯決議についてが提出されました。
お諮りいたします。この際、議会議案第12号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、この際日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
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○議長(松中健治議員) 「議会議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)の執行に関する附帯決議について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を願います。
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○27番(吉岡和江議員) (登壇)議会議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)の執行に関する附帯決議につきまして、提案理由の説明を行います。提出者の代表として行います。
便宜、文案をもって提案にかえさせていただきます。
岡本二丁目マンション計画は、平成17年3月14日付、鎌倉市指令開指第7−42号をもって鎌倉市は事業者に対し、許可処分を行った。そして同年12月9日付神奈川県開発審査会により、開発許可取り消し裁決が出されるまでの間、市有地260−2にあった石積み擁壁並びに市道053−101号線にあった階段等公共構造物は違法な許可のもとに取り壊されてしまった。
議会は、平成17年12月22日「市有地岡本二丁目260−2番地及び市道053−101号線の原状回復と適切な管理を求めることに関する決議」を行い、改変された市有地と市道の原状回復の措置を速やかに講じ、適切な維持管理に努めることを求めたところである。
市長は、このたび平成18年度鎌倉市一般会計補正予算案に一部の原状回復に係る予算を2,000万円計上し、本年10月31日までに竣工する旨の説明を行った。また、この予算計上は、通行の確保と安全対策を早期に図る必要があり、工事着手までに事業者に対し適切な費用負担を求めるなどの協議・調整を行うことも明らかになった。
市民の安全確保の見地からやむを得ない予算計上であるとはいえ、そもそも違法な開発許可に伴う不測の支出であることは言うまでもない。
よって、市長、事業者など関係者の責任の所在を明らかにし、その結果に基づく応分の責任負担を行うなど、市道053−101号線の原状回復予算の支出が違法もしくは不当な公金の支出とならないよう求めるものである。
以上、決議する。平成19年2月22日。鎌倉市議会。
総員の御賛同を賜りますようお願いいたします。
以上で提案理由の説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第12号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第12号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議会議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)の執行に関する附帯決議についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議会議案第12号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第6「議案第73号平成18年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算」「議案第74号平成18年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算」「議案第75号平成18年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算」以上3件を一括議題といたします。
観光厚生常任委員長の報告を願います。
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○観光厚生常任委員長(吉岡和江議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第73号平成18年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算外2件につきまして、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第73号外2件は、去る2月8日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後14日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
初めに、議案第73号平成18年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算について申し上げます。
本補正予算は、歳入歳出いずれも9億9,250万円を減額しようとするもので、これにより補正後の総額は156億8,340万円となります。
補正の主な内容は、まず歳出において、第5款総務費では、人事異動等に伴う職員給与費等の追加を、第10款保険給付費では、退職被保険者等療養給付費等の減額を、第15款老人保健拠出金では、老人保健制度における拠出金の額が確定したことに伴う追加を、第17款介護納付金では、被保険者の1人当たりの負担額が確定したことに伴う減額を、第20款共同事業拠出金では、高額医療費共同事業における拠出金の額が当初予算を下回ることが見込まれるため減額を、第27款基金積立金では、国民健康保険運営基金への積立金の追加を、第30款諸支出金では、療養給付費負担金が確定したことに伴う追加をしようとするもので、一方、歳入において、財産収入及び一般会計からの繰入金等の追加と、国庫支出金、療養給付費交付金、県支出金及び前年度繰越金の減額をしようとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
次に議案第74号平成18年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算について申し上げます。
本補正予算は、歳入歳出いずれも50万円を減額しようとするもので、これにより補正後の総額は161億153万4,000円となります。
補正の主な内容は、まず歳出において、第5款総務費では、人事異動等に伴う職員給与費等の減額を、第10款医療諸費では、老人保健高額医療費等の現金分医療費の増加に伴う医療費支給費の追加と医療費の減少に伴う医療給付費の減額を、第15款諸支出金では、前年度の精算に伴う支払基金への返還金及び一般会計への繰出金の追加をしようとするもので、一方、歳入において、支払基金交付金、一般会計からの繰入金及び諸収入等の追加と、国庫支出金、県支出金及び前年度繰越金の減額をしようとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第75号平成18年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算について申し上げます。
本補正予算は、歳入歳出いずれも2億4,780万円を追加しようとするもので、これにより補正後の総額は99億4,960万円となります。
補正の主な内容は、まず歳出において、第5款総務費では、人事異動等に伴う職員給与費等の減額を、第12款地域支援事業費では、介護予防事業対象者が当初の見込みを下回ったことに伴う減額を、第25款基金積立金では、介護給付費等準備基金への積立金の追加を、第30款諸支出金では、前年度の精算に伴う国庫負担金、県負担金及び支払基金交付金の返還金並びに一般会計への繰出金の追加をしようとするもので、一方、歳入において、県支出金、財産収入及び前年度繰越金の追加と国庫支出金、支払基金交付金及び一般会計からの繰入金の減額をしようとするものであります。
なお、このほかに繰越明許費についても所要の補正を行おうとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
まず、議案第73号平成18年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第73号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第74号平成18年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第74号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第75号平成18年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第75号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第7「議案第71号平成18年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算」「議案第72号平成18年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算」以上2件を一括議題といたします。
建設常任委員長の報告を願います。
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○建設常任委員長(赤松正博議員) (登壇)ただいま議題となりました議案第71号平成18年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算外1件につきまして、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
議案第71号外1件は、去る2月8日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後15日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
初めに、議案第71号平成18年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算について申し上げます。
本補正予算は、歳入歳出いずれも6億4,250万円を減額しようとするもので、これにより補正後の総額は88億6,470万円となります。
補正の主な内容は、まず歳出において、第5款総務費では、給与構造改革等に伴う職員給与費等及び下水道使用料改定に伴う上下水道料金管理システム改良に係る経費の追加と、水洗便所改造等資金助成制度の利用件数が当初見込みより減少したことによる貸付金並びに七里ガ浜浄化センターの汚泥処理処分及び山崎浄化センターの焼却灰処理処分に係る委託料の減額を、第10款事業費では、入札差金等による委託料と工事請負費等の減額を、第15款公債費では、借りかえ額変更に伴う元金償還金及び借入利率の確定に伴う長期債支払利子の減額をしようとするもので、一方、歳入において、国庫支出金及び前年度繰越金の追加と使用料及び手数料、諸収入並びに市債の減額をしようとするもので、なお、このほかに繰越明許費及び地方債についても所要の補正を行おうとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
次に、議案第72号平成18年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算について申し上げます。
本補正予算は、歳入歳出いずれも1,570万円を減額しようとするもので、これにより補正後の総額は2億9,850万円となります。
補正の主な内容は、まず歳出において、第5款事業費で、給与構造改革等に伴う職員給与費等及び基本設計業務委託料の減額をしようとするもので、一方、歳入において、前年度繰越金の追加と一般会計からの繰入金の減額をしようとするものであります。
当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
以上で報告を終わります。
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑及び討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
まず、議案第71号平成18年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第71号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第72号平成18年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第72号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第8「議会議案第9号障害者地域作業所制度の維持と発展を求めることに関する意見書の提出について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を願います。
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○27番(吉岡和江議員) (登壇)ただいま議題となりました議会議案第9号障害者地域作業所制度の維持と発展を求めることに関する意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。
まず、意見書を提出するに至りました経過についてでありますが、去る2月7日開会の本会議において観光厚生常任委員会に付託されました陳情第16号障害者地域作業所制度の維持と発展についての意見書の提出を求めることについての陳情を、14日及び21日の両日にわたり委員会を開き審査いたしました。
次に陳情の要旨でありますが、障害のある人たちが地域の中で安心して生活できるよう障害者地域作業所制度の維持と発展のために、神奈川県あてに意見書を提出してほしいというものであります。
当委員会では、本陳情の要旨並びに障害者地域作業所制度の創設の経緯、これまで障害者地域作業所が果たしてきた役割、障害者自立支援法の施行に伴う障害者地域作業所を取り巻く状況の変化などを踏まえ、慎重に審査いたしました結果、就労困難な在宅障害者の作業訓練や日中の活動の場として利用できる法内施設が少ない状況などを踏まえ、昭和52年に神奈川県の主導により創設された障害者地域作業所制度は、障害者の地域生活を支える場として重要な役割を果たしており、仮に、障害者自立支援法の施行に伴う法定施設への移行及び財政的支援の削減や廃止が実施された場合には、障害者地域作業所の存続にかかわる重大な問題であるとの判断から、本陳情の願意を認め、この際、県に対して意見書を提出することが最も適当であるとの結論に達したのであります。
意見書の内容につきましては、お手元に配付いたしました議案のとおりでありますので、よろしく御理解の上、総員の御賛同を賜りますようお願いいたします。
以上で提案理由の説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第9号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第9号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議会議案第9号障害者地域作業所制度の維持と発展を求めることに関する意見書の提出についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議会議案第9号は原案のとおり可決されました。
なお、ただいま議決されました意見書については、議長において関係機関に送付いたしますので、御了承願います。
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○議長(松中健治議員) 日程第9「議会議案第10号鎌倉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を願います。
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○23番(岡田和則議員) (登壇)ただいま議題となりました議会議案第10号鎌倉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、提案理由の説明をいたします。
本件は、地方分権の推進に資するとともに、地方公共団体の組織及び運営の合理化や議会制度の改正などの事項が盛り込まれた地方自治法の一部を改正する法律が、平成18年6月7日に公布、同年11月24日施行されたことに伴い、本市議会においても委員会の議会への議案提出権等について規定するほか、会議欠席の届け出事由として新たに出産を加えるなど、鎌倉市議会会議規則の一部を改正しようとするもので、その内容はお手元の議案のとおりであります。総員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
以上で提案理由の説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第10号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第10号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議会議案第10号鎌倉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議会議案第10号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) ここで御報告申し上げます。
ただいま千一議員、原桂議員、本田達也議員、山田直人議員、大石和久議員、松尾崇議員、三輪裕美子議員、吉岡和江議員から、議会議案第11号岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会の設置についてが提出されました。
お諮りいたします。この際、議会議案第11号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、この際日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
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○議長(松中健治議員) 「議会議案第11号岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会の設置について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を願います。
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○16番(三輪裕美子議員) (登壇)ただいま議題となりました議会議案第11号岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会の設置について、提案理由の説明をいたします。
岡本二丁目マンション計画は、第1回目の許可処分を平成17年3月14日付で行ったが、同年12月9日付の神奈川県開発審査会より、予定建築物の敷地は道路に接しておらず、本件処分は都市計画法第33条第1項第2号の要件を満たしていると認めることはできないとの理由で許可取り消しの裁決を受けた。その後、議会において複数の議会決議を行ったものの、市長は、これをことごとく無視し、平成18年4月27日付で第2回目の許可処分を行ってしまった。しかし、その行為に対しても平成19年1月4日付、同開発審査会により、前決裁で取り消しされた処分に係る申請を補正して再度許可処分を行った。これは行政不服審査法第43条第2項の解釈を誤った違法な手続による処分を行ったとの理由で、二度目の許可取り消しの裁決を受けた。このことは、鎌倉市において、かつてない大きな汚点であり、市民の信頼を著しく損ねた不名誉な出来事と断ぜざるを得ない。
また、取り消し裁決後の対応については、正確かつ速やかに行い、市民の信頼回復に努めなければならないことは言うまでもない。そうした対応もさることながら、このようなことが繰り返されないよう、どうして二度も取り消しされたのか、どこに責任があるのか等々速やかなる原因究明が求められている。しかし、その調査に対して市長は、岡本二丁目マンション計画調査対策委員会を設置し、原因解明と改善策を検討するとしたが、その構成メンバーは、市長を初め市職員のみによるもので、その中で厳正な調査を行うには限界があると言わざるを得ない。
よって、本件に係る事実解明には本市議会として特別委員会を設置する必要があると判断し、本議案を提出したものであります。
内容につきましては、お手元の議案のとおりであります。総員の賛同を賜りますようお願い申し上げます。
以上、提案理由の説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第11号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第11号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議会議案第11号岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会の設置についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議会議案第11号は原案のとおり可決されました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(15時41分 休憩)
(16時25分 再開)
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○議長(松中健治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議事の都合により、この際、会議時間を延長いたします。
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○議長(松中健治議員) この際、先ほど設置されました特別委員会委員の選任をする必要がありますので、日程を追加したいと思います。
お諮りいたします。岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、この際日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
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○議長(松中健治議員) 「岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会委員の選任について」を議題といたします。
本件については、鎌倉市議会委員会条例第6条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。便宜、局長から申し上げます。
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○石井潔 事務局長 岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会委員の氏名を申し上げます。
7番 萩原栄枝議員、9番 本田達也議員、14番 大石和久議員、17番 小田嶋敏浩議員、20番 伊東正博議員、21番 白倉重治議員、22番 中村聡一郎議員、23番 岡田和則議員、26番 森川千鶴議員、28番 赤松正博議員、以上10名でございます。
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○議長(松中健治議員) お諮りいたします。ただいま申し上げました10名の方々を特別委員会委員に選任することに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げました方々を特別委員会委員に選任することに決定いたしました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(16時26分 休憩)
(17時20分 再開)
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○議長(松中健治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ここで申し上げます。ただいま岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員会の正・副委員長が選任されましたので、御報告申し上げます。
岡本二丁目マンション計画許可取り消し等に関する調査特別委員長に中村聡一郎議員、同じく副委員長に萩原栄枝議員。
以上のとおりであります。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(17時21分 休憩)
(17時35分 再開)
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○議長(松中健治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(松中健治議員) 日程第10「議案第84号子どもの家業務に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○石井和子 こども部長 議案第84号子どもの家業務に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について、提案理由の説明をいたします。議案集その4、1ページをお開きください。
平成18年11月21日午後3時55分ごろ、鎌倉市腰越五丁目2番10号の鎌倉市腰越子ども会館・子どもの家の館庭において、竹馬で遊んでいて転倒し負傷した鎌倉市〇〇〇〇、〇〇〇〇子どもの家児童、〇〇〇〇さんに損害賠償をするものであります。
事故後、児童の親権者と損害賠償額について協議を行った結果、治療費、通院費等損害賠償総額10万6,200円を支払うことで協議が調いましたので、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、損害賠償の額の決定について提案するものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第84号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第84号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第84号子どもの家業務に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第84号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第11「議案第87号鎌倉市実費弁償条例及び鎌倉市行政財産の目的外使用料条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○兵藤芳朗 総務部長 議案第87号鎌倉市実費弁償条例及び鎌倉市行政財産の目的外使用料条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その4、8ページをお開きください。
本件は、地方自治法の改正による項の繰り下げに合わせ、これを引用する条例の規定の整備を行おうとするものであります。
施行期日については平成19年4月1日としようとするものであります。
以上で説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第87号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第87号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第87号平成鎌倉市実費弁償条例及び鎌倉市行政財産の目的外使用料条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして会議案第87号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第12「議案第88号鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○兵藤芳朗 総務部長 議案第88号鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その4、10ページをお開きください。
本件は、市長、助役、収入役の給料及び教育長の給料並びに議会議員の報酬について、月途中で離職し、または死亡した場合には、これを日割りによって計算し、その日まで支給しようとするものであります。
施行期日については、公布の日から施行し、同日の属する月の初日から適用しようとするものであります。
以上で説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第88号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第88号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第88号鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第88号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第13「議案第85号鎌倉市災害派遣手当等の支給に関する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○植手次雄 防災安全部長 議案第85号鎌倉市災害派遣手当等の支給に関する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その4、2ページをお開きください。
この条例は、災害対策基本法及び武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律の規定に基づき、災害応急対策、または災害復旧及び国民の保護のための措置の実施に当たり、必要がある場合に本市の要請に基づき派遣された職員に対し、災害派遣手当、または武力攻撃災害等派遣手当を支給することができるよう、必要な事項を定めようとするもので、公布の日から施行しようとするものであります。
以上で説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本件は、運営委員会の協議もあり、総務常任委員会に付託いたします。
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○議長(松中健治議員) 日程第14「議案第92号鎌倉市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○石井和子 こども部長 議案第92号鎌倉市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その4、30ページをお開きください。
鎌倉市立深沢保育園が老朽化していることから、梶原二丁目に複合施設、(仮称)深沢地域福祉センターを建設し、1階、2階及び3階の一部分に移転する予定です。これにより、鎌倉市立深沢保育園の所在地が変更となるため、鎌倉市保育所設置条例の一部を改正しようとするものです。
なお、施行期日は、公の施設として市民の利用に供する時期を本年10月1日と予定しているため、公布の日から起算して七月を超えない範囲内において、規則で定める日からとするものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第92号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第92号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第92号鎌倉市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第92号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員) 日程第15「議案第86号鎌倉市障害児活動支援センター条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○小川研一 健康福祉部長 議案第86号鎌倉市障害児活動支援センター条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その4、4ページをお開きください。
梶原二丁目に建設中の複合施設、(仮称)深沢地域福祉センターの4階部分に障害児活動支援センターを設置するため、その管理に関する条例を制定しようとするものです。
このセンターは、障害児及び障害者に余暇活動の場を提供することにより、その家族の介護に係る身体的及び精神的な負担を軽減し、障害児等及びその家族の福祉の増進を図ろうとするものです。
条例の施行期日は、公布の日から起算して7カ月を超えない範囲内において規則で定める日とします。ただし、センターは、地方自治法第224条の2第3項の規定により、指定管理者に施設の管理を行わせることから、指定管理者の指定の手続に係る部分については、公布の日から施行します。
以上で説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本件は、運営委員会の協議もあり、観光厚生常任委員会に付託いたします。
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○議長(松中健治議員) 日程第16「議案第89号鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第90号鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第91号鎌倉市子育て支援センター条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第93号鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第77号平成19年度鎌倉市一般会計予算」「議案第78号平成19年度鎌倉市下水道事業特別会計予算」「議案第79号平成19年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計予算」「議案第80号平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算」「議案第81号平成19年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計予算」「議案第82号平成19年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算」「議案第83号平成19年度鎌倉市介護保険事業特別会計予算」以上11件を一括議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○兵藤芳朗 総務部長 議案第89号鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その4、13ページをお開きください。
本件は、技能労務職の給与表の見直し等を行おうとするものであります。
今回の改正は、主な内容として、技能労務職の給料表を平均で約1万200円引き下げようとするものであります。次に、技術吏員等の初任給加給の廃止に伴い、廃止後に採用された職員との権衡を図るための在職者の調整を行おうとするものであります。そして、国の給与改定に準じ、扶養親族に係る3人目以降の扶養手当の月額を1,000円引き上げ、6,000円とし、また、管理職手当を定額化するため、規定の整備を行おうとするものであります。
施行期日については、平成19年4月1日としようとするものであります。
以上で説明を終わります。
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○高橋保信 都市計画部長 議案第90号鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その4、18ページをお開きください。
まず、機構の見直しに伴い、景観部みどり課野生鳥獣担当の業務を環境部に移管することにより、鎌倉市手数料条例の一部を改正するものです。
内容については、景観部関係に記載していた鳥獣飼養登録票の交付等の事項について、環境部関係に記載位置を変更するものです。この事項の施行期日につきましては、平成19年4月1日からとします。
次に、建築基準法の一部改正に伴い、建築物の計画が構造計算に係る基準に適合するかどうかを審査するときは、都道府県の構造計算適合性判定を求めなければならないという内容が追加されたことによる改正で、その内容は、この構造計算適合性判定業務に係る手数料の規定を整備するものです。さらに、国・都道府県及び建築主事を置く市町村の建築物に対する確認、検査等に係る手数料についても、これを徴収できる旨の見解が国・県から示されたことから、この内容に合わせて関係規定の整備をするものです。
この事項の施行期日につきましては、建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の一部を改正する法律の施行の日からとします。
以上で説明を終わります。
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○石井和子 こども部長 議案第91号鎌倉市子育て支援センター条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その4、28ページをお開きください。
子育て支援の充実を図るため、梶原二丁目に建設中の複合施設、(仮称)深沢地域福祉センターの3階部分に市内で3番目の子育て支援センターを平成19年10月1日に開設する予定です。これにより、建設中の子育て支援センターの名称と所在地を定め、鎌倉・大船子育て支援センターの両施設と同様に管理運営するため、条例の一部改正を行おうとするものです。
なお、施行期日は、公の施設として市民の利用に供する時期を本年10月1日と予定しているため、公布の日から起算して七月を超えない範囲内において規則で定める日からとするものです。
以上で説明を終わります。
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○高橋理男 環境部長 議案第93号鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その4、32ページをお開きください。
一般家庭から排出される粗大ごみ及び臨時的に排出される粗大ごみ以外のものを処分または収集運搬処分するときの処理手数料に係る事項について、条例を一部改正し、手数料の適正化及びごみと資源物の発生抑制の推進、住民負担の公平性の確保を図ろうとするものであります。
なお、この改正に合わせて、粗大ごみの収集に伴う処理手数料の徴収方法について、手数料の事前納付ができるシール制を導入します。
施行期日は、平成19年10月1日から施行しようとするものであります。
以上で説明を終わります。
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○石渡徳一 市長 (登壇)平成19年度の予算案及び関係諸議案の御審議をお願いするに当たりまして、市政運営に対する私の所信の一端と施策の概要を御説明し、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜わりたいと思います。
私たちの暮らす鎌倉には海や山の豊かな自然が息づき、市内各所には明治から昭和の初めに建てられた洋風や和風の建築物も数多く残されており、四季の移ろいの中で美しい風景をつくり出しています。この風景は地域で暮らす人々が大切に育てた風土や文化と相まって、情緒や風情などを醸し出し、私たちに親しみや安心感を与えてくれます。これが鎌倉の特色の一つとなり、魅力的な都市として、多くの人から共感を得ているところです。私たちは、地域に住む人々の英知でつくり上げた魅力ある鎌倉を次の世代に引き継いでいく責務を負っております。
平成19年度は、第3次鎌倉市総合計画第2期基本計画前期実施計画の2年目に当たります。総合計画を着実に推進しながら、きめ細かな質の高い行政サービスの提供をさらに進め、「子どもが元気に育つ、美しい鎌倉」を目指し、活力あるまちづくりを推進していきたいと考えております。
現在、日本経済は高度成長期の「いざなぎ景気」を上回る戦後最長の景気拡大を続けておりますが、好景気の実感に乏しく、企業部門の好調さが家計部門に波及していないなどの懸念も指摘されております。未来学者であるアルビン・トフラーは、その著書『富の未来』の中で、「1980年代から90年代の初めにかけて、円が基軸通貨としてのドルの地位を脅かすとされ、日本はナンバー・ワンだと称賛された。21世紀に入って、日本は経済的にも政治的にも停滞すると指摘する経済専門家もいるが、日本は、またしても世界を驚かせる可能性がある。今後の10年に日本が行う基本的な変革によって、我々がどのような自動車に乗り、どのようなエネルギーを使い、どのようなゲームで遊ぶかが違ってくる」と述べております。
社会の変革は今後ますます加速すると予想され、さまざまな分野で、創造的で効果的な方策が求められております。そのためには、意思決定の迅速さや前例にとらわれない組織体質など、素早く変化に対応できる組織の柔軟性が必要であるとしています。本市においても行財政改革や職員の意識改革をさらに推進し、さまざまなニーズに的確に対応し、市民からの信頼を得ていかなければなりません。
地域のことはみずからの意思で決定し、責任を持って運営していく地方分権の本旨をしっかり受けとめ、個性を生かした地域づくりを進め、未来を見据えた豊かな地域を創造していかなければなりません。今後も、市民の皆さんと行政との信頼関係をもとに鎌倉の発展を目指し、一歩一歩着実に歩みを進めていく所存でございます。
それでは、ここで平成19年度における本市予算案について、その概要を申し上げます。
平成19年度予算については、限られた財源の中、事務事業の見直し等に努めるとともに、前期実施計画に位置づけられた重点施策を中心に、市民生活に密着した諸事業について、緊急度、優先度などを総合的に勘案した予算配分に心がけました。
その結果、一般会計は549億4,100万円で、前年度当初予算と比較して6億300万円、1.1%の増となります。特別会計は下水道事業、大船駅東口市街地再開発事業、国民健康保険事業、老人保健医療事業、公共用地先行取得事業、介護保険事業の6特別会計の合計で530億8,260万円となり、前年度当初予算と比較して6億10万円、1.1%の増となります。一般会計と特別会計を合わせた予算総額は1,080億2,360万円で、前年度当初予算と比較して12億310万円、1.1%の増となります。
次に、新年度予算編成において特に留意した諸点について申し上げます。
前期実施計画に掲げる重点施策、特に市民生活に密着する子育て支援や高齢者福祉、安全安心対策、拠点整備などの分野を中心に、さまざまな行政課題に積極的に取り組む予算の配分といたしました。
それでは、平成19年度予算案に盛り込んだ主な事業について、第3次鎌倉市総合計画の将来都市像である「古都としての風格を保ちながら、生きる喜びと新しい魅力を創造するまち」の実現に向けた六つの将来目標の柱とその分野に沿って順次御説明いたします。
まず初めに、第2期基本計画の政策・施策を進める上で土台となる『計画の前提』について申し上げます。
「市民自治」については、その基本となる理念や原則を定める(仮称)自治基本条例の制定に向けて、公募市民による市民会議との協働によって取り組んでまいります。「行財政運営」については、地方分権社会の進展を視野に入れ、さらに効果的な都市経営を目指し、引き続き行財政改革を推進いたします。
次に、六つの将来目標の柱の第1である『人権を尊重し、人との出会いを大切にするまち』について申し上げます。
平和都市宣言及び市民憲章の精神に基づいて、市民の平和意識の醸成を図るため、市民と協働で平和推進事業を実施します。また、「かまくら人権施策推進指針」に基づく着実な施策の推進を図るとともに、人権電話ホットラインなどによる人権相談を実施します。男女共同参画社会の実現を目指して鎌倉市男女共同参画推進条例を運用いたします。また、かまくら男女共同参画市民ネットワーク「アンサンブル21」と協働でフォーラム、セミナー等を開催いたします。多文化共生社会・国際協力活動に対する市民等の理解を深めるための機会を提供するため、「かまくら国際交流フェスティバル」を開催します。
第2に『歴史を継承し、文化を創造するまち』について申し上げます。
本市の貴重な歴史的遺産を保存・活用し後世に伝えるとともに、世界遺産一覧表への登載を市民や「鎌倉世界遺産登録推進協議会」と一体となって目指してまいります。また、神奈川県、横浜市、逗子市、鎌倉市の4県市の連携による推薦書原案の作成、史跡の保存管理計画を策定するとともに、啓発事業を実施します。国指定史跡の環境整備については、引き続き永福寺跡の整備を進めるほか、切通の整備に取り組みます。また、野村総合研究所跡地については、博物館、美術館の整備に向けた専門家による検討委員会を設置します。
第3に『都市環境を保全・創造するまち』について申し上げます。
都市の緑とオープンスペースの保全整備等に係る施策については、緑の基本計画に基づき、総合的かつ計画的に推進してまいります。(仮称)山崎・台峯緑地と鎌倉広町緑地については、土地開発公社からの買いかえや樹林管理など行います。都市景観については、景観法を活用し、世界遺産登録に向けたバッファーゾーンを確保するとともに、若宮大路を中心とした市街地の景観地区の指定、市独自の屋外広告物条例の制定に向けた検討、景観資源の保全・活用の検討などによって、景観形成の視点からの総合的なまちづくりに取り組んでまいります。
次に、資源循環型社会の形成を目指した事業についてですが、廃棄物の発生を抑制し、再使用・再生利用により資源を有効活用するため、市民や事業者に対しさまざまな啓発活動を実施し、意識の向上を図ります。
新たに、使用済み食用油の資源化などを実施するとともに、容器包装プラスチック・植木剪定材などの分別収集を実施し、資源化を図ります。粗大ごみについては、収集手数料のシール制を導入し、利便性の向上を図ります。ごみ処理広域化については、生ごみ資源化施設の建設準備として測量調査等を実施します。まち美化の推進と環境負荷の少ない持続可能な社会の形成に向け、環境教育の推進など、総合的な環境政策を進めてまいります。
第4に『健やかで心豊かに暮らせるまち』について申し上げます。
初めに子育て支援についてですが、鎌倉の子供たちが安心して暮らせるよう、子育て支援施設の安全対策として、市内全域の子ども会館・子どもの家、保育園、幼稚園等及びその周辺について、嘱託員によるパトロールを行います。深沢地域の拠点保育園、子育て支援センター、障害児放課後余暇支援施設の3施設を併設した(仮称)深沢地域福祉センターを10月に開設します。また、腰越地域の子育てを支援するため、七里ガ浜小学校区に子ども会館・子どもの家を新設するとともに、子ども会館を有効活用し、子育て中の親子の交流機会をつくるための「つどいの広場」をあわせて開設します。玉縄地域の人口増加に伴う緊急的な待機児童対策として、岩瀬保育園の植木分園を引き続き運営します。
そのほか、子育て支援策の一環として妊婦健康診査の公費助成を拡充するとともに、低年齢児保育や一時保育の実施により、子育て家庭のニーズに応じたきめ細かな保育環境の整備に努めてまいります。
次に、高齢者の方々への施策ですが、特別養護老人ホームを県立大船工業技術高等学校跡地に、20年度開設を目指して整備し、待機者の解消を図ります。
市民の健康づくり事業としては、生活習慣病の予防、地域健康づくり、健康情報の一元化など、予防の視点を重視した健康施策を充実させます。
障害児者の方々への施策でございますが、障害者が住みなれた地域で安心して自立した生活を送れるよう、知的障害者グループホームと精神障害者グループホームをそれぞれ1カ所新設いたします。また障害者自立支援制度の全面実施に伴い、保護者の負担軽減を図るため、あおぞら園施設利用料の助成を行います。また、障害児放課後余暇支援施設を、(仮称)深沢地域福祉センター内に新設します。また、障害者自立支援法の制定に伴い、地域活動支援センター及び生活サポートセンターを設置し、これまでの相談事業に加え、新たに行う就労移行支援事業の充実を図ります。
次に、学校教育については「かまくら教育プラン」に基づいて、鎌倉の未来を担う児童・生徒一人ひとりの健やかな成長をはぐくみ、個性を大切にした教育を推進するとともに、安全で快適な学校生活が送れるよう、引き続き、教育環境の整備・充実に努めます。
小・中学校の教育内容の充実としては、児童・生徒の個性を伸ばし、よりきめ細かな指導を行うため、小学校1年生を対象に少人数学級を導入いたします。また、教育的支援が必要な児童・生徒や障害のある児童・生徒への適切な指導、支援を行うため、スクールアシスタントを配置するほか、「ことばの教室」の開級に向けた準備を進めます。校舎の安全性の確保としては、大船小学校、関谷小学校校舎の耐震補強工事を行うほか、第一小学校などの体育館の耐震補強設計などを実施します。また、腰越小学校プールの建設工事を行います。
生涯学習については、市民がより身近なところで、心の豊かさを享受し、健康で文化的な活動ができるように、生涯学習環境を一層整えてまいります。
図書館については、図書館サービスの基本である資料の充実に努めるとともに、バリアフリー対策の一環として、中央図書館にエレベーターを設置いたします。
スポーツ・レクリエーションについては「スポーツ振興基本計画」に基づいて、スポーツをしたい人が、だれでもスポーツに親しめる環境づくりを行うため、スポーツ体験や地域に出向いての体操教室などのイベント、教室を実施します。
第5に『安全で快適な生活が送れるまち』について申し上げます。
地域安全については、防犯パトロールカーを増車するなど、市民の防犯活動への取り組みを支援し、安全・安心まちづくりの充実を図ります。
防災については、防災行政用無線子局を増設し、難聴地域の解消を目指すとともに、マルチ・チャンネル・アクセス(MCA)無線システムを整備し、安定的な信頼性の高い災害情報伝達体制を整備いたします。さらに、携帯電話などを利用して災害時、不審者、防犯などの緊急性の高い情報をメール配信するサービスを開始いたします。急傾斜地崩壊危険区域防災工事負担金を増額し、市民の安全を守るため防災工事を促進いたします。
消防・救急体制の強化の一つとして、今泉消防出張所を開設いたします。また、市民の救命率・社会復帰率の向上を目指し、引き続き、救急救命士の育成・増員や、公共施設への自動体外式除細動器(AED)の設置を進めてまいります。
次に、市街地整備については、計画的な土地利用と市民参画によるまちづくりを推進するため、鎌倉市まちづくり条例並びに鎌倉市開発事業等における手続及び基準等に関する条例の総体的な見直しを行います。高度地区指定のための都市計画案に対し市民の意見を聴取し、都市計画決定を行います。古都中心市街地まちづくり構想に基づく鎌倉駅周辺地区の整備については、鎌倉駅西口駅前広場整備に向けて、必要な調査・設計を行います。深沢地域のまちづくりについては、深沢地域国鉄跡地周辺における事業促進のための調査と公民連携の方策について検討します。また、事業用地の取得を進めます。
大船駅東口市街地再開発事業・第2地区については、引き続き権利者の方々の理解促進に努めるとともに、新基本構想に基づき、事業協力者と協議・検討を進め、施設建築物及び公共施設の基本設計を行います。また、再開発事業用地を取得いたします。大船駅西口周辺地区については、西口バス降車場付近のバス、タクシー、一般車などの乗降場の整備のための用地を取得するとともに、ペデストリアンデッキの詳細設計を行います。北鎌倉駅周辺のまちづくりについては、市民意見を把握するとともに、まちづくり協議会の設置を目指します。
道路については、生活道路の安全や快適性の向上を目指し、引き続き、御成小学校前道路の歩道拡幅・改良に取り組むとともに、小町通りの電線類地中化工事や、荏柄天神参道と小町大路の整備を行います。岩瀬今泉周辺交通対策として、砂押川プロムナード第2期区間の道路予備設計を一部実施いたします。
交通対策については、低床バスの運行に向け事業者へ支援を行うほか、地域の利便性向上のため、乗合タクシーの実証実験を行います。
住宅については、新耐震基準以前の木造戸建て住宅の耐震補強工事に対して助成するとともに、若年ファミリー層の転入・定住促進に向けた優良空き家住宅の実態とニーズ調査を実施をいたします。
公共下水道については、汚水を初め雨水管渠の整備に取り組むほか、管渠の修繕を順次推進するとともに、汚水管路施設の耐震診断を実施いたします。さらに七里ガ浜浄化センターの老朽化に対応し、改築工事を計画的に実施いたします。岡本一丁目北側の浸水被害の解消に向けたポンプ場の設置工事を初め、雨水貯留施設等を含めた総合的浸水対策計画の策定に取り組んでまいります。
第6に『活力ある暮らしやすいまち』について申し上げます。
地域情報化については、情報セキュリティ対策に万全を期し、行政の情報化を進めます。また、県と市町村との共同開発による電子申請、電子入札、スポーツ施設予約システムを運用し、市民サービスのより一層の向上を図ってまいります。
産業振興につきましては、従前の商店街元気up事業を発展させ、補助対象者を商工業者に拡大する中で、新規事業の創出や地域のにぎわいづくりを進めます。また、製造業を中心とした企業の転出防止を目的として、企業の施設整備に対する助成制度を検討いたします。
腰越漁港の改修整備については、平成24年度の完成に向けて実施設計を行うとともに、改修工事に着手いたします。また、鎌倉地域の漁港施設の整備について、地元水産関係者等との協議の場を設けてまいります。
観光については、市民や海水浴客が快適に過ごせるように、由比ガ浜海岸滑川及び材木座海岸第二公衆トイレを、シャワー設備を備えたトイレに改築いたします。また、名所掲示板・観光ルート板を引き続き多言語表示に改修し、観光客の利便性の向上を図ります。
勤労者福祉については、団塊の世代対策の一つとして、熟年者向けの就業相談等を実施します。
消費生活については、消費生活センターにおいて、消費生活相談を行うとともに、消費者被害の未然防止のための啓発と被害の救済に努めます。
最後に『計画の推進』について申し上げます。
市民参画・協働の推進については、情報公開や行政情報の発信に引き続き取り組み、市民の声を行政に反映させる仕組みづくりを行います。
議会においては、市議会本会議のインターネット中継を開始いたします。
次に、コミュニティー活動の活性化では、地域コミュニティーの現状や課題の調査・整理、行政の支援のあり方などを検討するモデル事業を実施いたします。また、いわゆる団塊の世代が定年期を迎え、地域に帰ってこられる方々が市民活動・地域活動に円滑に参加できるよう、鎌倉団塊プロジェクト実行委員会が中心となって、市民団体との協働によるイベント等を開催いたします。
以上、平成19年度に予定しております主要施策の大要について申し上げました。
平成19年度は、私が市長に就任し、2期2年目になります。初心に立ち返って、職員とともに行政経営に真摯に取り組んでまいりたいと考えております。
財政につきましては、中・長期にわたる持続可能な運営を目指し、市債残高の圧縮を図った結果、平成19年度末には、全会計合計で市債残高が1,000億円を切る見通しであります。これは、平成9年度以来10年ぶりのことです。またプライマリーバランスも、30億円以上の黒字を見込んでおります。
一方、本市では、三位一体改革による税源移譲でマイナスとなる試算がなされております。しかし、本市がみずから考え、工夫し、行動することで質の高い行政水準を維持していけるものと考えています。そのためには、創意工夫した取り組みを行い、またその取り組みに市民の皆さんが参画することが、地方分権における自立した自治体として求められていると感じております。
世界遺産登録に向けた準備作業も大詰めを迎え、登録に向けた大きな節目の年になります。世界遺産にふさわしいまちづくりを実現していかなければなりません。平成19年度予算は、「『一所懸命』まちづくり予算」として、多くの市民の方々の力である地域力を結集しながら地域経営を進め、子供が元気に育つ鎌倉を目指すとともに、世界遺産登録を念頭に置き、ハード、ソフト両面の事業の推進を図り、次の世代へ継承する鎌倉づくりに粉骨砕身取り組んでまいりたいと考えております。
地方分権も進み、市の役割もさらに重くなってまいりました。自己責任・自己決定の範囲が広がってきており、地域のことは地域で解決する市民自治を確立していかなければなりません。そのため、職員の意識改革、現場主義をさらに徹底し、改めて市民の皆さんの視点に立って、市民自治を推進しながら、鎌倉の都市経営を着実に実施してまいる所存でございます。
以上をもちまして、私の提案説明を終わらせていただきます。
内容の詳細につきましては、担当職員から御説明させていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
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○兵藤芳朗 総務部長 議案第77号平成19年度鎌倉市一般会計予算について、その内容を説明いたします。議案集その3、1ページをお開きください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ549億4,100万円となります。
款項の金額は、第1表のとおりで、その内容は次のとおりであります。
まず、歳出でありますが、第5款議会費は、議員報酬や議会の運営経費など4億2,926万4,000円を計上いたしました。
第10款総務費は、78億4,178万円で、第5項総務管理費は、文書広報や財産管理、総合防災対策、情報化の推進、支所や鎌倉芸術館の管理運営、市民活動の推進などに要する経費を、第10項徴税費は、市税の賦課徴収に係る経費を、第15項戸籍住民基本台帳費は、戸籍住民基本台帳や住居表示の整備などに要する経費を、第20項選挙費は、県知事・県議会議員選挙や参議院議員選挙の執行などに係る経費を、第25項統計調査費は、各種統計調査に要する経費、第30項監査委員費は、監査事務に係る経費を計上いたしました。
第15款民生費は、149億2,230万8,000円で、第5項社会福祉費は、社会福祉施設の管理運営、障害者福祉及び老人福祉などの経費を、第10項児童福祉費は、子育て支援、児童手当、母子福祉、公立保育所及びあおぞら園の管理運営などに要する経費を、第15項生活保護費は、生活保護法に基づく各種扶助の経費などを、第20項災害救助費は、災害見舞金や弔慰金などの経費を計上いたしました。
第20款衛生費は、54億8,037万6,000円で、第5項保健衛生費は、救急医療対策、予防接種、健康診査など健康管理に要する経費などを、第10項清掃費は、じんかい・し尿の収集及び処理、ごみの減量化・資源化に要する経費などを、第15項環境対策費は、公衆トイレの清掃や公害対策、害虫駆除、鳥獣保護管理などに要する経費を計上いたしました。
第25款労働費は、勤労者の福利厚生、勤労福祉会館の管理運営などに要する経費として4億5,054万9,000円を、第30款農林水産業費は、農林水産業の振興などに要する経費として1億8,603万8,000円を、第35款商工費は、商工業の振興、消費生活対策などの経費として4億3,617万4,000円を、第40款観光費は、観光振興や海水浴場運営の経費として2億8,618万4,000円をそれぞれ計上いたしました。
第45軟土木費は、101億9,880万5,000円で、第5項土木管理費は、がけ地対策、道路管理、作業センターや建築指導などに要する経費を、第10項道路橋りょう費は、交通安全施設の整備、道路・橋りょうの維持補修、道路の新設改良に要する経費などを、第15項河川費は、河川・雨水施設の維持補修や河川の改良などに係る経費を、第20項都市計画費は、拠点整備、大船駅周辺及び西口の整備、緑地の取得や保全、下水道事業特別会計への繰出金、公園の維持管理や整備などに係る経費を、第25項住宅費は、市営住宅の管理運営や木造住宅の耐震補強助成などに要する経費を計上いたしました。
第50款消防費は、26億8,036万2,000円で、常備消防及び非常備消防、消防施設に要する経費などを計上いたしました。
第55款教育費は、57億1,163万6,000円で、第5項教育総務費は、教育委員会の運営、情報教育や児童・生徒の健康管理などの教育指導、教育センターの運営、幼稚園の就園支援などの経費を、第10項小学校費及び第15項中学校費は、各小・中学校の管理、特別支援教育の助成や奨学金など教育の振興、防災対策、施設整備などの経費を計上いたしました。第20項社会教育費は、鏑木清方記念美術館など社会教育施設の維持管理と運営、文化財の保護、生涯学習センター、青少年会館、図書館、国宝館及び文学館の管理運営経費などを、第25項保健体育費は、スポーツ行事やスポーツ施設の管理運営などに要する経費を計上いたしました。
第60款公債費は、51億3,583万2,000円で、長期債の元利償還金と一時借入金の利子などを計上いたしました。第65款諸支出金は、11億3,169万2,000円で、鎌倉市土地開発公社に対する年度内返還の貸付金などを計上いたしました。第70款予備費は、5,000万円を計上いたしました。
以上が歳出の内容でありますが、歳出予算の性質別の構成割合を見ますと、人件費は162億5,977万円で29.6%、扶助費は61億6,590万8,000円で11.2%となります。投資的経費は、54億9,900万3,000円で、構成割合は10%となります。繰出金は86億9,346万円で15.8%、公債費は51億3,583万2,000円で9.3%、その他物件費等は131億8,702万7,000円で24%となっております。
次に、歳入について申し上げます。第5款市税は374億円で、前年度当初予算に比べ6.3%、金額にして22億2,000万円の増を見込んでおります。
第10款地方譲与税は4億円、第15款利子割交付金は1億5,000万円、第16款配当割交付金は1億2,000万円、第17款株式等譲渡所得割交付金は9,000万円、第19款地方消費税交付金は17億円、第20款ゴルフ場利用税交付金は3,200万円、第30款自動車取得税交付金は3億9,000万円、第33款地方特例交付金は3億8,000万円、第35款地方交付税は特別地方交付税を3,000万円、第40款交通安全対策特別交付金は3,300万円をそれぞれ計上いたしました。
第45款分担金及び負担金は4億344万2,000円で、保育所運営費負担金などを計上いたしました。
第50款使用料及び手数料は9億5,198万9,000円で、道路占用料、市営住宅使用料、証明閲覧等手数料及び一般廃棄物処理等手数料などを計上いたしました.
第55款国庫支出金は36億7,843万4,000円で、主なものは知的障害者措置費等負担金、児童手当負担金、生活保護費負担金、公園事業費補助金、まちづくり交付金などであります。
第60款県支出金は20億4,560万9,000円で、主なものは児童手当負担金、国民健康保険保険基盤安定負担金、重度障害者医療費給付補助事業補助金、県民税徴収取扱費委託金などであります。
第65款財産収入は4,655万8,000円で、緑地保全基金など各種基金の運用利子や土地売払などの収入を計上いたしました。
第70款寄附金は3,756万3,000円で、一般寄附金などを計上いたしました。
第75款繰入金は27億6,803万7,000円で、財政調整基金、緑地保全基金など基金繰入金のほか、老人保健医療事業特別会計などからの他会計繰入金を計上いたしました。
第80款繰越金は6億円で、前年度からの繰越見込み額を計上いたしました。
第85款諸収入は18億9,436万8,000円で、中央労働金庫貸付金、中小企業金融対策貸付金、鎌倉市土地開発公社貸付金などの返還金等を計上いたしました。
第90款市債は17億9,000万円で、都市計画事業債など7件の事業債と臨時財政対策債を計上いたしました。
以上の歳入を分析いたしますと、市税など自主財源が441億195万7,000円で80.3%、国県支出金、市債などの依存財源が108億3,904万3,000円で19.7%となります。
第2条継続費は、本庁舎設備改修事業について、第2表のとおり、継続費の設定を行おうとするものです。
第3条債務負担行為は、第3表のとおり、鎌倉市障害児活動支援センター管理運営事業費など3件の事業について新たに設定しようとするものであります。
第4条地方債は、歳入歳出予算で説明いたしました事業費などの財源として、第4表の金額と条件などにより起債しようとするもので、これにより、平成19年度末の現在高見込み額は460億6,687万5,000円となります。
第5条一時借入金は、借入限度額50億円の範囲内で資金需要の集中する時期などに一時借り入れができるようにしようとするものであります
第6条歳出予算の流用は、歳出予算の各項に計上いたしました給料、職員手当等及び賃金に係るものを除く共済費について、職員の配置がえなどにより過不足を生じた場合、同一款内の各項相互間で流用を行い、弾力的な予算の執行を可能にしようとするものであります。
以上をもちまして、一般会計予算の内容説明を終わります。
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○石川吉見 都市整備部長 議案第78号平成19年度鎌倉市下水道事業特別会計予算の内容について説明をいたします。議案集その3、11ページをお開きください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ88億2,060万円となります。
まず、歳出でありますが、第5款総務費は22億4,254万4,000円で、職員給与費、水洗化普及促進に係る助成金、下水道使用料の賦課・徴収などの経費、排水施設及び終末処理施設の維持管理に要する経費などを計上いたしました。
第10款事業費は18億5,920万6,000円で、管渠整備・修繕に係る経費及び七里ガ浜下水道終末処理場改築工事の経費などを計上いたしました。
第15款公債費は47億1,385万円で、長期債の元利償還金と一時借入金の利子を、第20款予備費は500万円をそれぞれ計上いたしました。
次に、歳入について申し上げます。
第5款分担金及び負担金は869万円で、下水道受益者負担金を、第10款使用料及び手数料は25億674万9,000円で、下水道使用料などを、第15款国庫支出金は5億2,840万円で、下水道整備事業に対する補助見込み額を、第20款県支出金は1,222万2,000円で、下水道整備事業に対する補助見込み額を、第25款繰入金は32億6,040万円で、一般会計からの繰入金を、第30款繰越金は9,400万円で、前年度からの繰越見込み額を、第35款諸収入は1億1,403万9,000円で、水洗便所改造資金貸付金の元金収入などを、第40款市債は22億9,610万円で、下水道事業債をそれぞれ計上いたしました。
第2条債務負担行為は、第2表のとおり七里ガ浜下水道終末処理場改築事業費を新たに設定しようとするものです。
第3条地方債は、歳入歳出予算で説明いたしました事業費の財源として、第3表の金額と条件などにより起債しようとするもので、これにより平成19年度末の残高見込み額は520億2,625万1,000円となります。
第4条一時借入金は、借入限度額1億円の範囲内で資金需要の集中する時期などに一時借り入れができるようにしようとするものであります。
以上で説明を終わります。
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○伊藤文男 拠点整備部長 議案第79号平成19年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計予算の内容について説明いたします。議案集その3、16ページをお開きください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億710万円となります。
款項の金額は第1表のとおりで、その内容は次のとおりであります。
まず、歳出でありますが、第5款事業費は4億6,103万5,000円で、職員の給与費など事務所の運営に要する経費、再開発事業の推進に要する各種業務委託、再開発事業用地の取得費などを、第10款公債費は1億4,406万5,000円で、長期債の元利償還金と一時借入金の利子を、第15款予備費は200万円をそれぞれ計上いたしました。
次に、歳入でありますが、第5款使用料及び手数料は594万3,000円で、土地使用料を、第6款国庫支出金は7,454万5,000円で、都市再開発事業費補助金を、第10款繰入金は5億910万円で、一般会計からの繰入金を、第15款繰越金は204万2,000円で、前年度からの繰越見込み額を、第20款諸収入は1,547万円で、再開発資金融資貸付金返還金をそれぞれ計上いたしました。
第2条一時借入金は、借入限度額1億円の範囲内で資金需要の集中する時期などに一時借り入れができるようにしようとするものであります。
以上で説明を終わります。
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○小川研一 健康福祉部長 議案第80号平成19年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算の内容について御説明いたします。議案集その3、19ページをお開きください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ172億3,910万円となります。
まず、歳出でありますが、第5款総務費は3億1,004万8,000円で、職員の給与、国民健康保険の資格・給付事務に要する経費、保険料の賦課・徴収に要する経費などを、第10款保険給付費は114億2,633万円で、一般被保険者及び退職被保険者等に係る療養給付費などを、第15款老人保健拠出金は31億5,553万円で、老人保健法に基づく医療費拠出金及び事務費拠出金を、第17款介護納付金は9億6,769万7,000円で、介護保険法に基づく支払基金への納付金を、第20款共同事業拠出金は13億1,033万円で、高額医療費共同事業、保険財政共同安定化事業に要する医療費拠出金などを、第25款保健事業費は4,690万9,000円で、国保ヘルスアップ事業、人間ドックの助成、医療費通知に要する経費などを、第27款基金積立金は20万2,000円で、国民健康保険運営基金への積立金を、第30款諸支出金は1,205万4,000円で、保険料過誤納還付金などを、第35款予備費は1,000万円をそれぞれ計上いたしました。
次に、歳入について申し上げます。
第5款国民健康保険料は63億9,462万5,000円で、医療保険及び介護保険分の保険料収入額を、第10款一部負担金は4,000円を、第15款使用料及び手数料は1,000円を、第20款国庫支出金は34億7,434万円で、療養給付費等負担金などを、第25款療養給付費交付金は39億5,071万3,000円で、退職被保険者等の医療費財源に充てるための交付金を、第30款県支出金は6億4,868万9,000円で、財政調整交付金などを、第35款共同事業交付金は12億1,495万9,000円で、保険財政共同安定化事業交付金などを、第38款財産収入は20万1,000円で、鎌倉市国民健康保険運営基金の運用利子を、第40款繰入金は13億4,950万1,000円で、一般会計からの繰入金などを、第45款繰越金は2億円で、前年度からの繰越見込み額を、第50款諸収入は606万7,000円をそれぞれ計上いたしました。
第2条歳出予算の流用は、歳出予算の各項に計上いたしました給料、職員手当等及び賃金に係るものを除く共済費並びに保険給付費の各項の予算額に過不足を生じた場合、同一款内の各項相互間で流用を行い、弾力的な予算の執行を可能にしようとするものであります。
引き続きまして、議案第81号平成19年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計予算の内容について御説明いたします。議案集その3、24ページをお開きください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ153億3,870万円となります。
まず、歳出でありますが、第5款総務費は2億2,710万円で、職員の給与、老人医療の資格・給付事務及び平成20年4月から老人保健にかわり始まる後期高齢者医療制度の準備に要する経費を、第10款医療諸費は149億8,920万円で、現物給付の経費として、医療給付費145億円、現金給付の経費として医療費支給費4億1,600万円のほか、診療報酬の審査支払手数料を計上いたしました。
なお、年間平均受給者数は2万1,775人を、1人当たり給付額は約68万5,000円をそれぞれ見込んでおります。
第15款諸支出金は1億1,240万円で、前年度の一般会計繰入金等の精算に伴う繰出金などを、第20款予備費は1,000万円をそれぞれ計上いたしました。
次に、歳入について申し上げます。
第5款支払基金交付金は85億1,340万円で、医療費交付金、審査支払手数料交付金を、第10款国庫支出金は44億3,250万円、第15款県支出金は10億7,930万円で、それぞれ医療費に係る国・県の負担金などを、第20款繰入金は13億1,240万円で、医療費の市負担分と人件費等事務費の経費として一般会計からの繰入金を、第25款繰越金は100万円で、前年度からの繰越見込み額を、第30款諸収入は10万円をそれぞれ計上いたしました。
以上で説明を終わります。
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○兵藤芳朗 総務部長 議案第82号平成19年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算の内容について説明いたします。議案集その3、27ページをお開きください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億7,160万円となります。
まず、歳出でありますが、第10款公債費は6億7,160万円で、長期債償還の経費として元金償還金及び支払利子を計上いたしました。
次に、歳入でありますが、第3款財産収入は3,965万4,000円で、貸地料収入を、第5款繰入金は6億3,190万円で、長期債償還の元金及び支払利子に充てるため一般会計からの繰入金を、第7款繰越金は4万6,000円で、前年度からの繰越金をそれぞれ計上いたしました。
以上で説明を終わります
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○小川研一 健康福祉部長 議案第83号平成19年度鎌倉市介護保険事業特別会計予算の内容について説明いたします。議案集その3、30ページをお開きください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ104億550万円となります。
まず、歳出でありますが、第5款総務費は3億6,658万1,000円で、職員の給与、介護認定調査・審査、第1号被保険者の保険料賦課徴収に要する経費などを、第10款保険給付費は98億7,473万円で、居宅及び施設サービスを受けたときの給付費などを、第12款地域支援事業費は1億5,717万3,000円で、地域包括支援センターの委託料など地域支援事業に要する経費を、第25款基金積立金は181万5,000円で、介護給付等準備基金への積立金を、第30款諸支出金は500万1,000円で、保険料還付金などを、第35款予備費は20万円をそれぞれ計上いたしました。
次に、歳入について申し上げます。
第5款介護保険料は19億8,451万8,000円で、第1号被保険者の保険料を、第15款国庫支出金は21億2,856万1,000円で、介護給付に対する国庫負担金などを、第20款県支出金は14億8,889万9,000円で、介護給付に対する県負担金などを、第25款支払基金交付金は30億7,215万1,000円で、第2号被保険者の保険料について社会保険診療報酬支払基金からの交付金を、第30款財産収入は101万5,000円を、第35款寄附金は1,000円を、第40款繰入金は17億2,535万5,000円で、一般会計からの繰入金及び介護給付等準備基金からの繰入金を、第45款繰越金は499万5,000円で、前年度からの繰越見込み額を、第50款諸収入は5,000円をそれぞれ計上いたしました。
以上で説明を終わります。
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○議長(松中健治議員) 以上で提案理由の説明は全部終了いたしました。
お諮りいたします。運営委員会の協議もあり、本日は説明を聴取するにとどめたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
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○議長(松中健治議員) ここで御報告申し上げます。
15番 松尾崇議員から議員の辞職願が提出されております。
お諮りいたします。この際、議員の辞職についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議員の辞職についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
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○議長(松中健治議員) 「議員の辞職について」を議題といたします。
お諮りいたします。本件については、地方自治法第117条の除斥規定に該当いたしますが、議会の同意があれば会議に出席し、発言することが許可されますので、本人着席のまま議事を進めたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、本人着席のまま議事を進めます。
この際、15番 松尾崇議員から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
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○15番(松尾崇議員) (登壇)辞職に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
在職中、市民の皆様、そして職員の方々、議員の皆様方には、公私ともにわたりまして、本当に温かい御指導をいただきました。心より御礼を申し上げます。
6年間、市議会議員を務めさせていただきましたのも、皆様のおかげさまでございます。本当にありがとうございました。まだまだ鎌倉市は問題が山積をしておりますが、今後、私は立場を変えてしっかりと頑張ってまいりたいと思っております。今後も引き続き、御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
最後に、鎌倉市のさらなる発展、そして皆様方の御健勝を心よりお祈り申し上げまして、辞職のごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手あり)
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○議長(松中健治議員) 本件は、会議規則第121条第2項の規定により、討論を用いないで会議に諮り、その許否を決することになっております。
お諮りいたします。松尾崇議員の議員の辞職を許可することに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、松尾崇議員の議員の辞職を許可することに決定いたしました。
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○議長(松中健治議員) お諮りいたします。運営委員会の協議もあり、本日の会議は延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。
なお、残余の日程については、来る2月27日午前10時に再開いたします。ただいま御着席の方々には改めて御通知いたしませんから、御了承願います。
本日はこれをもって延会いたします
(18時44分 延会)
平成19年2月22日(木曜日)
鎌倉市議会議長 松 中 健 治
会議録署名議員 納 所 輝 次
同 原 桂
同 萩 原 栄 枝
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