平成19年議会運営委員会
2月 2日
○議事日程  
平成19年 2月 2日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成19年2月2日(金) 10時00分開会 10時47分閉会(会議時間 0時間47分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
野村委員長、久坂副委員長、石川、本田、渡邊、前川、三輪、小田嶋、高野、藤田の各委員及び伊東議長、中村副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
石井局長、磯野次長、福島次長補佐、小島次長補佐、原田議事調査担当担当係長、鈴木議事調査担当担当係長、久保担当書記
〇本日審査した案件
1 本会議第1日(2月7日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告
(2)日程第2 会期について
(3)日程第3 一般質問
(4)日程第4 報告第12号交通事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について
(5)日程第5 議案第64号市道路線の廃止について
(6)日程第6 議案第65号市道路線の認定について
(7)日程第7 議案第66号鎌倉市副市長定数条例の制定について
(8)日程第8 議案第67号鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の臨時特例に関する条例の制定について
(9)日程第9 議案第68号鎌倉市職員定数条例等の一部を改正する条例の制定について
(10)日程第10 議案第69号鎌倉市母子、寡婦及び父子福祉資金貸付条例及び鎌倉市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(11)日程第11 議案第70号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
(12)日程第12 議案第73号平成18年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
        議案第74号平成18年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算(第4号)
        議案第75号平成18年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
(13)日程第13 議案第71号平成18年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
        議案第72号平成18年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)
2 追加予定議案について
(1)新年度予算関係議案等について
3 各派代表質問について
4 地方自治法改正等に伴う会議規則の一部改正について
5 鎌倉市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について
6 決算・予算等審査特別委員会における委員長報告の意見の取りまとめについて
7 報道機関のビデオによる取材について
※ 一般質問の順序を決める抽せん
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に小田嶋委員を指名した後、議長から、本日開催された各派代表者会議において確認された正・副議長の辞職に関し、7日に招集されている2月定例会で議長の信任を問う局面が想定されるため、昨年の9月定例会において現在の3役体制を支えることになった3会派の意向を確認したところ、副議長会派である民主党が信任の意向で意見がまとまらないとのことであり、19年度予算を審議する重要な議会が議会人事のために混乱することを避けたいとの考えから、昨日1日付で副議長あてに辞職願を提出したこと、また、同日付で副議長からも辞職願が提出されていること、さらに大石監査委員についても辞職する意向であることについて、当委員会に改めて報告があった。
 次に、副議長から、昨日1日付で議長から辞職願が提出されていること、正・副議長一体であるという観点から、同日付で議長あてに辞職願を提出したことについて報告があった。
 次に、委員長から、正・副議長の辞職に伴う役員改選については、役員選考委員会を設置し、協議しているところであり、本日は、役員改選を除いた本会議第1日(2月7日)の議事日程について協議願いたいこと、また正・副議長選挙については、協議がまとまり次第、改めて当委員会で議事運営について協議したいことについて発言があり、これを確認した。
 以下日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 本会議第1日(2月7日)の議事日程について
 本会議第1日(2月7日)の議事日程については、別紙議事日程案により協議の結果、それぞれ次のとおり確認した。
(1)日程第1 諸般の報告
 陳情1件の付託先等についてを議題とし、協議した結果、別紙付託先案のとおりとすることを確認した。
(2)日程第2 会期について
 今定例会は、例年どおり新年度分の常任委員会については、1日2常任委員会の開催になっていることから、全体の日程を勘案し協議した結果、別紙審議日程案のとおり、2月7日(水)から3月22日(木)までの44日間とすることを確認した。
(3)日程第3 一般質問
 別紙のとおり4名の議員が一般質問の通告をしていることを確認し、質問の順序を決める抽せんは最後に行うこととした。
(4)日程第4 報告第12号交通事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について
 協議した結果、報告を受けることを確認した。
(5)日程第5 議案第64号市道路線の廃止について
 協議した結果、説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することを確認した。
(6)日程第6 議案第65号市道路線の認定について
 協議した結果、説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することを確認した。
(7)日程第7 議案第66号鎌倉市副市長定数条例の制定について
 協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。
(8)日程第8 議案第67号鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の臨時特例に関する条例の制定について
 協議した結果、一部委員から、即決とするのではなく委員会に付託して審議すべきであるとの意見があり、説明を聴取した後、総務常任委員会へ付託することを確認した。
(9)日程第9 議案第68号鎌倉市職員定数条例等の一部を改正する条例の制定について
 協議した結果、即決とすること、質疑がないこと、日本共産党から小田嶋敏浩議員が反対討論を行うことを確認した。
(10)日程第10 議案第69号鎌倉市母子、寡婦及び父子福祉資金貸付条例及び鎌倉市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。
(11)日程第11 議案第70号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
 協議した結果、説明を聴取した後、総務常任委員会へ付託することを確認した。
(12)日程第12 議案第73号平成18年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第74号平成18年度鎌倉市老人保健医療事業特別会計補正予算
(第4号)、議案第75号平成18年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
 協議した結果、3件一括して説明を聴取した後、観光厚生常任委員会へ付託することを確認した。
(13)日程第13 議案第71号平成18年度鎌倉市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第72号平成18年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)
 協議した結果、2件一括して説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することを確認した。
 次に、事務局から、議案第67号鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の臨時特例に関する条例の制定については、総務常任委員会へ付託することが確認されたため、議事日程案では日程第8となっているが、当該議案が日程第9となり議案第68号が日程第8となる旨の報告があり、これを確認した。
2 追加予定議案について
(1)新年度予算関係議案等について
 事務局から、新年度予算関係議案として市長から、条例8件、予算7件の追加提出が予定されている旨の報告があり、これを確認した。
3 各派代表質問について
 委員長から、2月16日(金)までに代表質問を行う議員氏名を議長あて報告願いたい旨の発言があり、これを確認した。
4 地方自治法改正等に伴う会議規則の一部改正について
 本件は、地方自治法の改正等に伴うもので、新旧対照表を配付した後、事務局から説明を聴取し、協議した結果、欠席の届出、議案の提出等について、事務局説明のとおり改正することを確認するとともに、改正議案及び提案理由説明については、後日開催の当委員会で協議することを確認した。
5 鎌倉市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について
 事務局から改正内容について説明を聴取し、協議した結果、議員報酬の支給については月の途中で職を離れた場合及び死亡した場合については、日割り計算により支給すること、理事者においても常勤特別職給与条例について、同趣旨の改正を考えており、議案は市長提案による一括条例とすること、条例適用については2月分からとすることを確認した。
6 決算・予算等審査特別委員会における委員長報告の意見の取りまとめについて
 事務局から、決算等審査特別委員会等の委員長報告にあっては、審査の結果、否決となった場合には意見を付さないという慣例的な取り扱いとなっているが、昨年9月の決算等審査特別委員会では、原案不認定であっても委員会の総意としてまとまったものについては、意見としてではなく、一定の要望を委員長報告の最後の部分に3行程度にまとめ盛り込んだ経過があり、その際、本件の取り扱いについては議会運営委員会の場で協議願いたい旨の意見があったもので、2月定例会において予算等審査特別委員会が設置される予定であることから、今後の取り扱いについて協議願いたい旨の説明があり、協議した結果、予算等審査特別委員会の中で、取り扱いについて協議することを確認した。
(主な内容は次のとおり)
 
○野村 委員長  今まで、不認定とされたときは、意見を付さないで慣例的に来ました。今後この取り扱いについて、皆さんの御意見がありましたら、御発言願いたいなと思います。
 
○渡邊 委員  これ、実際私が決算委員長だったときにあったんですけれども、非常に中身の濃い議論を決算委員会の中でさせていただいたという部分で、やはりその結果が不認定であったとしても、委員会の中でまとまった意見であれば、議会の場でそれを発表したいというような意向も委員さんからありまして、私自身もそれに同調したもので、このような提案をさせていただいたという経緯があります。で、今回、次の予算についてもですね、同様な形で熱心な議論が行われた中で、非常に重要な意見が出た場合、慣例に従って、例えば不認定であるという結論から意見を付さないという形でなく、ぜひ各委員さんがまとめた意見を付したいと思っております。
 
○野村 委員長  ほかに何か御意見ございますか。どういう形にするかということなんですけれど。
 3月に予算等審査特別委員会が開かれます。また決算と同じようなことになるかなと思いますけれども、予算等審査特別委員会の中で、その取り扱い等決めていった方がいいかなと、このように思っておりますけれども、皆さんの御意見もお伺いしながら、この取り扱いについて協議を願いたいと思います。
 
○本田 委員  昨年の決算特別委員会、私も出席させていただきましたから、その中でね、せっかくこれだけやったのに、ということもあったんだけれども、それもそうなんですけどもね、不認定だから意見何もないんだと、付さないんだと、そういうことではなくて、一致しなかったということでね、そういうことではなくて、本来、不認定こそ意見、こういうことがあったよと伝えるべきであると思うんですね。ただ我々はね、決算もそうですけれども予算もそうですけれども、ただうなずくだけの、ただ手を挙げるだけの、ただ認定するだけの機関ではないはずなんです。我々は何が必要かというのは、何が問題があったか、そして将来にわたってこの問題がどういう問題が引き起こってくるのか、そのために我々はこの指摘をしなければいけないというところに、私は価値があると思うんです。だからそういう意味で、そういう不認定だったからこそ、そういうものが必要だったんではないかということで、それで先の当時の委員長さんがこういう御提案をされたというように聞いておりますけれども、全くその通りで、まさに我々のその職責、それが今こういう、今までの慣例で出されない部分があったということを変えていこうじゃないかということでもあると思うんでね、私はそういう方向でやっていただければというふうに思っております。
 
○野村 委員長  ほかに御意見ございますか。
 
○高野 委員  今、渡邊委員と本田委員から御意見ありましたけど、そのとおりであろうと思うんです。ちょっと私よくわからないんだけれども去年の決算は、結局意見という形ではなくて総意という形になったと、ということは一応今まであったそういう慣例を踏まえたと、そういうことだろうと思うんですけどね。ちょっと私は勉強不足なのかわかりませんけれども、意見と総意とかって違いもよくわからない、正直なところ。今、本田委員もおっしゃられたとおり、認定したら全部生きるよと、不認定だから全部だめなんだよと、オール・オア・ナッシングではなくて、やっぱりきちんと議論をした経過があるわけだから、そこで皆さんがまとまった意見は認定だろうが不認定だろうが、それをきちんと明らかにするということは私は市民の皆さんに対して、ある意味責任のあることだろうと思いますから、今、渡邊委員と本田委員おっしゃったとおりで、速攻でやっていただけたらいいと思います。
 
○野村 委員長  ほかに、ありませんか。
 それでは、御意見が出ました。不認定であっても意見を付すべきだという御意見もございましたので、この議運の中でじゃあどう決めていくかということになると思いますけれども、議運の中ではいわゆる意見を付していくという、そういった確認だけをさせていただいて、その内容については、特別委員会の中でどうやるかというのは決めるべきかなと思いますけれども、形としてはそのような形で、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 何か御意見ありますでしょうか。
 
○藤田 委員  今の委員長のお話の中で、不認定・認定にかかわらず意見を付すということで、例えば付さなくてもいいという選択肢もありますよね。付すという、まあ両方が考えられる、両方ともいいよという、そういう確認ですよね。
 
○野村 委員長  つけるか、つけないかについては、特別委員会の中で、委員の中で議論をしていただいて、決めていただければよろしいのかなと、こう思いますけれども。
 
○本田 委員  そこで今問題になっているのは、全会一致の原則じゃないですか。例えばこういう意見がああいう意見が、ただ、一つの意見を出す、一つの会派が出す、1人の委員が出す、それで一つの会派が反対をすればね、その意見というのは取り上げられないという、そういう慣例というか、そういうものがあるじゃないですか。そこは私は問題だと思うんですよ。そうするとその相手の言ったことが、よかったとしても、例えばですよ、おれの意見あの委員がつぶしたから、あの委員の意見もつぶしちゃおうとかね、そういうことも成り立っちゃうわけね。それで、我々の先輩だけれども、急に自分の意見をつぶされたから全部不認定にしちゃえって、しちゃった委員もね、先輩ですけどいるわけですよ。それは私が議員になる前の話だけれども、そういうのをね、今自慢話としておれが全部つぶしてやったんだって言う人もいるんだけれども、そういうのもね、もうこれからはいかがなものか、もう少し前進してもいいのかなって、そういうとこなんですよね、最終的には。だからその議運としては、全会一致を原則とするということを見直したらどうかという、まあ確認程度でもいいんですけれども、決めるということじゃなくてね。そこが問題じゃないかなと、いうふうに思っているんですけれどもね。
 
○藤田 委員  今、本田委員おっしゃったように、一つのことでも相反する意見が当然あるだろうと思うんですね。その中で各会派が代表で参加している特別委員会ですから、それぞれが意見の違うところが、それぞれの会派が申し述べればいいんじゃないかと思うんですが。委員会として、まあ前回の決算では総員の委員がこれは不認定であっても、ぜひ市に改善を求めるということでまとまりましたんで、できたら、まあここでコンクリートにしなくても結構なんですが、特別委員会でできる限り、できる限りというけど、認定ができない場合は、委員全員がその趣旨がまとまる形が私は望ましいと思うんで、まあコンクリートにしないでその委員会でそれをよく協議していただくということでよろしいんじゃないかなというふうに思っています。
 
○野村 委員長  委員長としては、藤田委員さんの御意見に賛成なんですけれども、ほかの委員の御意見を伺いたいなと思いますが。
 まあ、御意見がないようですので、この3月に、予算等審査特別委員会の設置が予定されています。その中で、皆さんの今出ました意見を踏まえて、委員会の中で、どうするかを決めていっていただければと思いますけれども、きょうの議運の中ではそのような形でよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、そのように確認させていただきます。
7 報道機関のビデオによる取材について
 事務局から、中京テレビ報道部より、障害を持つ議員が代読という形での発言で、議会の議論に参加している本市議会本会議の様子などを取材したいとの申し出があったこと、取材の内容は、千議員の一般質問を中心に現在、発言席正面に設置しているKCCのビデオカメラの隣にビデオカメラを設置し撮影しようとするもので、一般質問中は同社の記者は議場に入らず、昼休み・休憩中に議場に入り機器の確認・調整を行おうとするものである旨の報告があり、取り扱いについて協議した結果、これを了承することを確認した。
※ 一般質問の順序を決める抽せん
 先例に基づき抽せんを行った結果、1番小田嶋敏浩議員、2番千一議員、3番高橋浩司議員、4番原桂議員の順に決定した。なお、会派に属さない千一議員については慣例により議長が抽せんのくじを引いた。
 次に一般質問における関連質問の取り扱いについて、関連質問を行う場合は、質問通告している内容が複数の議員に共通している場合は、おのおのその項目の最後の通告者がその項目を終了した時点で行うことについて具体的に協議が行われ、これを確認した。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成19年2月2日

             議会運営委員長

                 委 員