平成18年文教常任委員会
12月21日
○議事日程  
平成18年12月21日文教常任委員会

文教常任委員会会議録
〇日時
平成18年12月21日(木) 10時30分開会 11時23分閉会(会議時間 0時間37分)
〇場所
議会第2委員会室
〇出席委員
前川委員長、納所副委員長、石川、山田、高野、高橋、松中の各委員
〇理事者側出席者
中野教育総務部次長、飯尾教育指導課長
〇議会事務局出席者
石井局長、磯野次長、久保議事調査担当担当係長、小林担当書記
〇本日審査した案件
1 陳情第12号鎌倉市立小学校での少人数学級の実現についての陳情について
〇鎌倉市平成18年度小学校・中学校におけるいじめの状況調査結果報告について
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に高橋浩司委員を指名した後、本日の審査日程の確認を行った。
 その際、高橋委員から、いじめの状況調査結果報告についてを日程に追加してほしい旨の申し出があり、休憩を挟み協議した結果、日程1の後に「鎌倉市平成18年度小学校・中学校におけるいじめの状況調査結果報告について」を日程に追加し報告を受けることを確認した。
 以下、日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 陳情第12号鎌倉市立小学校での少人数学級の実現についての陳情について
 委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
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               (10時44分休憩   10時55分再開)
 
○前川 委員長  それでは、再開いたします。
 「鎌倉市平成18年度小学校・中学校におけるいじめの状況調査結果報告について」教育委員会から報告をお願いいたします。
 
○教育指導課長  鎌倉市平成18年度小学校・中学校におけるいじめの状況調査の結果について、御報告いたします。
 資料につきましては、先日お配りいたしました資料ということでごらんいただければと思います。
 本市小・中学校における状況と取り組みについて、市教育委員会及び文教常任委員会で御報告させていただいたところでございますが、改めまして本年度現状の把握ということで、定例教育委員会の報告の際、指示があり、その調査をいたしました。その調査の結果が先週まとまり、今週報告できる状態になりましたので御報告させていただきます。
 今回の調査は、今年度4月から11月24日までのもので、いじめの状況について各学校から報告を受けたものを市内の状況としてまとめますと、発生校数と発生件数は、小学校で10校の52件、中学校は6校の20件となっております。平成17年度と比較すると、報告の件数が増加しておりますが、その理由として次のようなことが考えられます。
 一つとしましては、文部科学省のいじめの定義を基本としつつも、いじめられた児童・生徒の立場に立って、学校においていじめではないかと判断し、対応したものを報告してもらいました。また、通知をもとに点検をする中で、教育相談、アンケート等の実施など、きめ細かく児童・生徒を見ていく中で対応していったという件数が入ってございます。
 また、児童・生徒本人及び保護者からの訴えに対し、いじめがあるという認識の中で対応を進めてきたため、相談中や指導中のケースも含めて件数に入れたということでございます。
 以上のような理由によるものと考えております。
 また、現在指導中の件数もかなりございます。各学校においては、指導を継続し、すべての案件が解消するよう努めております。今後とも、このいじめの問題につきましては、いじめはどこでも起こり得るという危機意識と、いじめは絶対に許さないという毅然とした態度を持って、学校全体で、いじめをしない・させない学校づくりに取り組んでいくよう指導してまいります。
 また、市教育委員会としましても、鎌倉市全体としての意識高揚を図っていきたいと考えております。そのために、共通のスローガンを設定することを考え、子供たちによるスローガンづくりを校長会にお願いいたしました。今後、市内の国公立中学校の生徒会役員が集まって、よりよい学校生活を考える場である連合生徒会で、このいじめ防止のためのスローガンづくりに取り組んでもらう予定でおります。
 以上、調査の結果について御報告させていただきました。
 
○前川 委員長  ありがとうございました。質疑をお願いします。
 
○高橋 委員  2ページですけど、下段で全校的な実態調査を行った学校が2校ということですが、これはどことどこですか。
 
○教育指導課長  学校名でございますが、中学校で2校、玉縄中学校と深沢中学校から報告を受けております。
 
○高橋 委員  この調査、ちょっと内容はわからないんですけれども、その調査から新たにいじめがあったということがうかがえるようなことはあったんですか。
 
○教育指導課長  調査をした2校ともいじめについて対応したということで件数として入れてございますので、この学校には入っているというふうに把握しております。
 
○高橋 委員  これ件数が多かったのは腰越中だったんで、腰越中でやられたのかなと思ったんですけど、違う学校でやっていたと。これ見ますと、他の児童・生徒からの、いわゆる中学でいえばちくりですよね、これゼロなんですよ。小学校でも2件しかないということで、やっぱり当事者間ではなかなか言えないことも、アンケートをとれば言えるとか、そういう面もありますし。これで現認できたんであれば、全校、小学校も中学校も含めて実施するようなことも考えた方がいいんじゃないかなと思うんですけど、その辺はどうでしょう。
 
○教育指導課長  ありがとうございます。これから実態把握の仕方といいましょうか、それにつきましては、全市的な対応して、よりよい形を各学校の方に提示していきたいと思っておりますが、あと私の方で把握しておりますのは、教育相談の体制を整備したという欄がございます。多くの学校で、8校ということで中学校はほとんどの学校になるわけですが、学校の方のとらえ方もちょっと言葉だけですとなかなか難しいんですが、全校的な実態調査というと、いじめられていませんかとか、自分たちの学校でいじめがありますかとか、そんなような形で、直接的にいじめにかかわる問いをして、子供たちから情報をもらうという形が考えられるかなと思いますが、教育相談という形で、一人ひとりの子供と、何か悩み事はないかな、とかいうような形で、意識的に話をする時間をとるということが中学校ではほとんど行われております。今回ちょうど時期的にも、この案件、問題が出てくるような2学期の後半の方に入ったところに設定されている学校が多うございましたので、そこで話をする中で、今、委員さんから出ましたように、ほかの子供たちの様子等も聞くことも中にはあるわけで、例えばそこで出てきた話が、ほかの生徒から出たというふうにするか、あるいは教育相談の体制をやっていく中で出てきてというふうにするか、ちょっとその辺は申しわけございません、そこまでの把握はできておりません。
 それから、教育相談を実施する場合に、多くの学校で事前にアンケートをとります。調査という言い方にしてはいないんですね、アンケートという形で。先ほど報告をさせていただいた中に言葉を出しましたが、学校生活全般について子供たちにどうかな、というのを投げかける。それをもとに相談をしますので、その中に、私のことで申しわけございませんが、私が前任のときに担当としてやったときには、いじめられていますかとか、いじめましたかという直接的な問いはなかなか子供も答えにくいと。それから、教育相談ですから、直接だれがそういう悩みを持っているかをつかまなきゃいけないという目的でやります。そのときに、学校、学級の中にいじめと思われるようなことはありますかと、要するに、他人事として書かせる、自分のことでもそこで書けるんですね。
 そのような形で、調査というと、今、委員さんが言われたように、何かずばりそのものを目的を持って書くということで、この2校がやったという報告ですが、それ以外の学校につきましても、教育相談という形の中で何らかの形で情報を得る努力を今回して、工夫をして、この報告の方に載せてきているという内容が中にありますので、あわせて御紹介させていただきました。
 
○高橋 委員  スクールカウンセラーとか、市の教育相談センターとか、その辺がいじめの初期相談としてはなかなか機能していないんじゃないかなと、この数字だけ見ますとね。実際、現認した後のアフターフォローとしては、スクールカウンセラーや教育相談センターというのが関与してケアをしているんだということは、こういうアンケートから読み取れるんですけどもね。その辺の何か初期段階の駆け込み寺的な機能も考えていただいた方がいいんじゃないだろうかなと、これは私の意見として言っておきたいと思います。
 それで、もう一つ確認しておきたいんですけど、小学校のいじめの件数で、これは1ページですけれども、小学校1年生、この間のときにはゼロだったんですけど、今回発生したということで、4件あるんですが、これは学校はどこですか。
 
○教育指導課長  2校ございまして、深沢小学校と玉縄小学校の報告の中に入ってございました。
 
○高橋 委員  わかりました。
 
○松中 委員  一つだけ聞いておきます。担任の教師が発見というケースがありますね、この1ページの。この担任の教師が発見するのが40%もあるんですけど、先生がわかっちゃうようないじめなんていうのが40%もあるというのは、どんないじめの例が多いのかな。これちょっと、そんなに先生が見てわかるような、発見するいじめが40%もあるというのは、それをちょっと答弁お願いします。
 
○教育指導課長  ここで出ている、からかいというところに多くございますけども、要するに、子供の言葉のかけ方といいましょうか、発せられる言葉ですね、あるいは遊んでいるときに、あるいは授業中等の子供の行動。今回はいじめでないかというようなことも含めての件数ですから、今までですと、あくまでも、ふざけですとか、子供の世界、いろいろな場面があるわけで、そういうふうな形で見てきたものを、今回はどこにでもあるもの、そして、いじめられる側の子供にとってどうかという、まずそういう見方をしていくと。そうすると今、委員さん言われたように、子供が無意識にやっているような言葉のかけ方とか、そういうものがやっぱりいじめというようなものではないかということで対応していったと。それで子供に指導していくとか、被害を受けている子供について、そのときの心情をしっかり聞いてあげることで対応しているということで、実際、言葉とかという部分が教師の前で聞こえる、見えるという部分での発見があったというふうに報告を受けております。
 
○松中 委員  そうすると、発見してその場で解決というか、指導は今してあると言うんですけども、これは、要するに学校におけるいじめの問題に対応する中で大きい問題というか、その場で話が解決つくような、その辺のことというのはどういうふうになっているんですかね。
 
○教育指導課長  特に低学年の子供は、本当に自分がかけた言葉が相手にどんなふうに受けとめられるかというのはわからずに繰り返してしまうケースが多いと。そこで、やはりそういう場面を発見した場合には、担任は、やはり双方、話を聞くということで、声をかけた子供へどういう気持ちでかけたのとか、また、受けた子供はそれを聞いてどういうふうに感じたのとか、子供によっては、日常的に友達関係の中で自分も言って、たまたま相手が言ったときの場面で、先生がちょっとどうしたの、という形で入ったケースもあるかと思いますので。双方に様子を聞くことで、そしてその行動について、やはり教師の方から指導するという形を基本的にはとっておりますので、それぞれに話をするという指導が通常行われているということでございます。
 
○松中 委員  ちょっとよくわからないんだけど、例えば、ばかだ、とんまだ、何とかって声かけたら、その場に先生がいて、それはいけないのよと言って、そういう程度でもいじめとして扱っちゃうわけですか。
 
○教育指導課長  基本的には、同じ子が同じ子から繰り返しというような場面が、やはり基本にございますので、1回だけであればそのまま全体的な注意をするのが多いと思いますが、それが2回とかいう形で同じようなのを見かけたときには、やはり個別の指導ということではっきりと、きちんとしていくという形になるかと思います。
 
○中野 教育総務部次長  今の松中委員のお話ですけれども、小学校ですと担任が常に学級全体を見ています。休み時間にしても中に入っていたり、それから授業中は常に見ていますので、その中で、例えば具体的に言いますと、消しゴムを落っことしたのを拾わないとか、それを拾ったのをほかへ回しちゃうとか、そういう行動がもしも特定の子供に対して起きている場合は、これはいじめだなというふうに担任がその場で認めます。そういう場合は休み時間ですとか放課後、その日のうちに、当該の児童を呼んで、どういうわけなのという事情を聞きます。それが現実の見方ということですね。それとは別に、学級を含んだときに、だれとだれが仲がいいのか、だれとだれがあんまり仲がよくないのか、グループづくりはどうなっているのか、そういうことがもう担任の中で頭の中に全部入っていますので、そういう状況を、自分の中のデータをもとに子供を見ているというのが現状です。
 ですから、そのような中から見つけていくというのが小学校では見つけ方、それから、事後の指導はそういう指導をしているということでございます。
 
○松中 委員  なるほどね。それで、子供たちが仲間でグループ形成してトラブルがなきゃいいんだけれども、グループ形成することそのものは、そのまま見守っているわけですか。
 これは、特に大人の世界なんていうのは好き嫌いもあるだろうし派閥もあるしね、いろいろできるんだけども、子供のときだって当然それはあるわけなんだけど、そういうケースなんかも、様子を見ているというか、見守っているというか、その辺はどうなんですか。
 
○中野 教育総務部次長  そういうのを常に見守っていまして、そして、継続的に執拗に何か起こされて行動があったというような場合には、当然、注意するんですが、そうでなければ、普通の会話とか、その日の気分とかというのもありますから、そういう場面の処理ということで見守っていくというのが、いろいろケースによって違うのではないかというふうに思います。
 
○松中 委員  これ聞いた中で、人間ですから徒党を組むというのはよくあることなんで、それの訓練というのは小学校のころから当然、あるいは幼稚園のころからだって仲よしグループとかができるんでね。その辺の中の付き合い方というのをやっぱり覚えていく上で、その辺の確執がどの程度のレベルで、いじめというのはちょっとまたいずれ何か聞かせていただきますんで、きょうはこれで結構です。
 
○前川 委員長  ほかに。
 
○石川 委員  2ページ目なんですけど、暴力を振るうというのが出ていますけれども、前の議会の答弁では、物損も含むという言い方で説明なさっていたんですが、これはどうなんでしょう、この数字は。
 
○教育指導課長  議会で答弁させていただいた器物損壊というのは、いじめではなくて暴力行為という調査の中での件数で数えております。いじめの場合には、あくまでも対人的なものでございますので、この暴力というのは、それこそたたいてしまったとか、特定の子供を、力関係がはっきりする中で暴力的な行為があった件数ということで、実際に人に対してというものがここに入ってございます。ですから、物というわけではございません。
 
○石川 委員  けがを負わせたとか、そういう状況ではないですか。
 
○教育指導課長  そういうような報告は入っておりません。
 
○石川 委員  こういういじめ対応なさっているんですけど、保護者にはもちろん通達していますよね。
 
○教育指導課長  当該の、特に中学生は、なかなか子供と話をしていると、最終的には、やっぱり家庭での一緒にやっていくという姿勢も中には必要なものもございますので、基本的には保護者にもお知らせして、こういう指導をしましたと、いじめに限らず、やはり子供の情報というものは保護者にできるだけ伝えるようにしていますので、いじめということで対応した、指導した場合には、保護者にも伝えるという形はとっています。
 
○石川 委員  なかなか親はね、我が子に限ってという方も多いんですよね。ですから、やはり家族というか、家庭と連携をとりながら対処していくのが必要だと思うんです。
 もう一つなんですが、たかりなんですけど、具体的にどういったことなんでしょう。
 
○教育指導課長  申しわけございません、ちょっと中身ということでは、一応どの区分に入るかというところで1件そこに入ってきていた報告があったということで、具体的なところではちょっと報告書の中にそこの記載がございませんでした。
 
○石川 委員  多分、お金とかを要求したりするというのがたかりだと思うんですけど、これ小学校で起こっているんですよね。中学校でももちろん陰ではこういうことを日常的にやっている可能性もあるので、こういうのって犯罪ですので、やっぱりここはきちんと調査をしていただきたいと思います。
 
○前川 委員長  ほかに質問はないでしょうか。
 
○山田 委員  せんだって委員会で、いじめというのは、いわゆる児童側、受ける側の件数だというふうに御説明ありましたよね。それで、ここの3の解消状況、残っているのは残っているのであるんですけども、いじめが解消というのは、このいじめの定義からすれば?、?、?の要件がそろった場合というようなことで記載されているので、本当に解消しているというのは何をもってというのは、この現象面をもってなのか。子供の本当に深い傷みたいなものは本当に治っているのというのが気にかかるんですよ。ああ、もう終わった、終わったというような感じでこの65%をとらえていいのかどうかね。この辺アフターフォローというか、心理面でのケアというのか、そういったものの対応というのはどうされているんですか。
 
○教育指導課長  そのとおりでございまして、特に心理面でございますので、なかなか中まではわからない。ただ、ここで解消ということで、学校として一つの件数として上げる場合には、行われた行為そのものが、やはり相手にとって非常に傷つくものであった、自分は傷つけられた、そして相手もそれをわかったというような形で、指導していく中で、それぞれが自分がやった行為が相手にとって非常に苦痛を与えたものである、以後、やはりそういうことをしないような形を、言葉なり、文書なり、何らかの形で、また相手の方にもそれを伝えて、相手の方もそれを受け入れて、わかったということで、これからあったときにはすぐ伝えるとかという話で。一応その関係について、双方がですね、子供たちがこれについては仲直りという形で、今後引きずらないようにという話で、お互いわかったというところで解消と。
 ただ、委員さん言われるように、その後をやはり見守る必要もありますし、特に、その後のクラス編制とか、また人間関係を考えていくときに、やはり情報として全体が共有して、担任だけでなく、いろいろとかかわった教諭もいるわけですから、やはり知っておく状態をつくって、その後も見守っていくと、やはり注意深く見ていくということがやっぱり行われているということで。一応ここで案件として解消というときには、双方にその行為について納得し、認めたと、認識を持ったというところで、一応解消というような形で報告を受けているというものになっていると思います。
 
○山田 委員  ちょっと念のためなんですが、このいじめが解消しているというような受け手側の件数とすれば、いじめる側の方が一部解消していて、一部継続中という案件はないんですよね。ここでいうと34、18が受動側じゃなくて、能動側の方でダブっているということはないんですよね。解消したものは、あくまでも能動側の方も解消している、もうそんなことやりませんということで。あるいはまだAさんについてはやめたけど、Bさんについてはまだやっているよなんていうことにはなっていないですよね。
 
○教育指導課長  昨年度の報告の中に、同一の子供が何人かの子供に対してやった件数のために、という御報告をさせていただいた。そんなケースの場合、やはり1件1件をやっていかなきゃいけないですが、その加害の子供については、そういう幾つもの案件についてはまとめて、全部含めて話をしていってやりますので、基本的には、それぞれ被害を受けた側、子供もそれぞれが納得し、その後の行動について約束するというような形で解消という形で件数としているというふうにとらえております。
 
○納所 副委員長  1点だけ、いじめの解消方法の検討ですね。ある解決事例をスタディーケースとして共通理解化するような、そういった学校としての取り組みというのは行っていらっしゃるんでしょうか。
 
○教育指導課長  具体的にすべてが同じような形でというのはないと。ただ、そのケースケースの対応の中で、本人、そして保護者の方に理解いただいて、相手を傷つけるような行為のないように、あるいは受けた側にとっては、やはりそういうことがあったときにはすぐ早いところで嫌なものは嫌だと言えるというような指導の中で了解を得るという形で大体基本的にはやっていますが、どういう形ですべて解消という、一つの基準的なものというのは特にはないですけども、双方が納得するという形が基本になっていると思います。
 
○納所 副委員長  そうしますと、それぞれのケースで完結をしてしまって、それが例えば、いい解決方法の事例であるとか、こういった解決の仕方は少し問題があったんじゃないかとかというような、各先生方に一つのお手本となるような解決策の検討、もしくはそういった共通理解が図られているのかどうか。大体それは職員会議等でも共通理解という形になるんでしょうかね。
 
○教育指導課長  基本的には、学校の中で、学年及び全体の中で確認をしていきます。また、そういう今、委員さんの御意見の中でも、全体的にいろいろ参考になる事例等というのは、情報をもらうときもそうなんですけども、担当者が集まるところで、それぞれの学校の担当ということで、それぞれ横のつながりで事例なんかも出し合いますので、そこでまた解消法の一つをどういう形で、解消という形でやっていくかというのを話題にしていきたいと思いますが、一応、学校の中では全体的な共通の理解を持って解消というふうにしているというふうに思います。
 
○前川 委員長  ほかにございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは、以上の報告、了承ということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 了承ということで確認させていただきました。
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○前川 委員長  それでは、日程はすべて終わりました。
 本日はこれで終了させていただきます。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成18年12月21日

              文教常任委員長

                  委 員