平成18年議会運営委員会
12月 6日
○議事日程  
平成18年12月 6日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成18年12月6日(水) 16時15分開会 23時18分閉会(会議時間 0時間52分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
野村委員長、久坂副委員長、石川、本田、渡邊、前川、三輪、小田嶋、高野、藤田の各委員及び伊東議長、中村副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
石井局長、磯野次長、福島次長補佐、小島次長補佐、原田議事調査担当担当係長、鈴木議事調査担当担当係長、久保担当書記
〇本日審査した案件
1 本日の本会議運営について
2 再開本会議について
(1)再開日時について
(2)本会議第2日(12月7日)の議事日程について
(3)諸般の報告について
3 陳情第9号本田達也議員の税金未納に関する調査を求めることについての陳情
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に石川委員を指名した後、以下日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 本日の本会議運営について
 現在、3番目の三輪議員の一般質問が終了した段階であることを踏まえ、本日の本議会運営について協議した結果、本日は5番目の高野議員の一般質問まで行い延会することを確認した。
2 再開本会議について
(1)再開日時について
 協議した結果、12月7日(木)午前10時開議とすることを確認した。
(2)本会議第2日(12月7日)の議事日程について
 協議した結果、本日の議事日程から「日程第2会期について」を削除し、以下の日程を順次繰り上げたものとすることを確認した。
(3)諸般の報告について
 陳情3件の付託先等についてを議題とし、協議した結果、付託先案のとおりとすることを確認した。
3 陳情第9号本田達也議員の税金未納に関する調査を求めることについての陳情
 本件の協議に先立ち、本田委員から自身は除斥となるが名誉にかかわる問題であることから、早急に取り扱ってほしいこと、資料を事務局長に預けてあることについて発言があり、資料をもとに審査した結果、全会一致により会議に付するを要しないものと決した。
(主な内容は次のとおり)
 
○本田 委員  これは私にかかわる陳情でありますので、除斥の対象になるわけですけれども、ただ1点、これ私の名誉にかかわる問題でもありますから、早急にお取り扱いをお願いしたい。それとこの陳情の中身については話しませんけれども、この陳情の中に重大な事実の誤認、根本的な事実の誤認があるということをお伝えしたいと思います。それでその登記簿謄本というのがあったわけなんですけれども、その資料等はいま事務局長の方にお預けをしております。要は、私本田議員の自宅と土地、建物のということなんですが、これは私の所有する自宅、住んでいる自宅ですけれども、その土地、建物は私のものではないということであります。重大な事実の誤認でありますので、その資料ですね、事務局長に提出してあります。ということでありますので、これから審議になると思いますから、私は退席させていただきます。それと早急な取り扱いをお願いしたいと思います。
 ここで本田委員除斥退席並びに陳情審査であるため、正・副議長退席し、一たん休憩した。
                 (16時27分休憩   17時30分再開)
 再開後、本田委員の発言及び休憩中の協議を踏まえ、協議した結果、今後の取り扱い及び審査する日程ついては一たん各会派に持ち帰ることとした。
 次に、会議時間を考慮し、協議した結果、時間延長を行うとともに、本会議を午後5時45分に再開することを確認し、一たん休憩した。
                 (17時33分休憩   18時30分再開)
 再開後、陳情の取り扱いについて各会派に持ち帰り、協議した結果、本日の一般質問終了後に協議することに決した。
 ここで、本会議を午後6時45分に再開することを確認し、一たん休憩した。
                 (18時31分休憩   22時15分再開)
 再開後、陳情第9号の取り扱いについて、協議した結果、審査を行った。
(主な内容は次のとおり)
 
○野村 委員長  大変皆様方には長い間御審議いただいて、各会派に持ち帰っていただいて御相談をいただいたと思いますので、各会派の御意見をお聞きかせ願いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 
○渡邊 委員  民主党会派としては、先ほど本田委員がおっしゃってたみたいに、御本人の名誉にかかわる問題でもあると、おっしゃったとおりこの中に誤認があると、資料もお持ちであるということでありますので、その資料を御用意されているということですので、とりあえず資料を見せていただいて、そこでどう扱うかを判断させていただきたいと思っております。
 
○野村 委員長  資料を見させていただいて判断をしたいということですね。
 
○高野 委員  付託されているんだから審議はしなくてはいけないと思いますよ。本田委員からあった点も含めてそういう資料をいただくことがいいのかどうかも含めて審議に入るのがいいと思いますよ。ただし、陳情者が発言できるとかそういう関係もあるから、陳情者の関係がクリアされているのであれば今やってもいいと思いますよ。慣例で言えば、一般質問が終わってからだとか、それが一般的だというふうに思いますけど。
 
○藤田 委員  先ほど休憩中だったんですけども、できたら通常的には全部の一般質問が終わった後に、しかるべき議運の日程を決めた中で基本的には思っていますが、先ほど本田委員おっしゃっておりましたように、自分の名誉にかかわるから資料を持ってきたということでございますので、それを見ると実質上の審議に入るか否かは別としまして、その資料を受け取ることは構いませんけど、きょう直ちにこの陳情をね、もう10時過ぎていますし、直ちにやるということはいかがなものかなと思っています。別の日に、資料は受け取ってもいいですけどね、別の日にきちっと時間も設定してやった方がいいんじゃないかなと私は思いますが、多くの皆さんの御意見があればそれに従っても構いません。
 
○野村 委員長  ネットさんいかがですか。
 
○三輪 委員  私もやはり一連の一般質問が終わった後で行うのが筋だと思っているんですけども。皆さんの意見がそうでしたら書類を受けとるということは休憩中にその辺も確認したので、議運の方で書類を特別な書類ですのでね、取れないということですので、受け取ってやれば、本当は後日やればいいと思うんですけれど、書類を受け取ると内容がわかっちゃうのかなと。そういう意味からいえば、二つの会派の方がきょうということであれば、それでも構わないかなと思います。
 
○前川 委員  うちの会派も一連の一般質問が終わってからの議運というところでと思っておりますけれども、やはり資料のことも今ネットさん、公明さんもおっしゃっていましたけども受け取って見るということは、皆さんそういうことであれば従ってと思っております。
 
○野村 委員長  皆さんの大方の意見が出ました。一般質問が終わってから審査をすべきだという御意見もあります。また、本田委員の方から資料が出ているということですので、その資料を配るとか配らないということになりますと、皆さんほしいということになりますと、本田委員に御了解を得なければいけませんし、今局長の方に預けてあるということですので、いかがいたしますか。その辺を局長から話していただくか、資料がないとだめなのかその辺を含めて、御意見をいただけますか。
 
○藤田 委員  口頭だとまた不明な点も出てくるという、本人がよろしいということであれば資料として委員会としていただいて、ただし、いただいてそこですぐに審査して、陳情に対しての結論を出すとか出さないというのはちょっと厳しいんではないかと個人的には思うんですが、すでに10時30分になろうとしていますし、できたら資料をいただいといて次回の議運できちっと取り扱いをした方がいいんではと思います。
 
○高野 委員  私も慣例で基本どおりやればいいと思います。特段の事情があればこの場でやればと申し上げたんで皆さんと同じです。後、資料をいただくということは本田委員がそのようにおっしゃっているのはいいんだけれども、ただ議運として公式にそういうことをもらうということは幾ら本田委員がいいと言っても登記簿でしょこれ、公式に受け取るという権限が我々にあるんですか。議運の場で正式に確認して、幾ら本田委員から確認したとしても、そういう形が望ましいかということが問題だと思うんですが。もらい方の問題。
 
○野村 委員長  そういう提議がありましたけれど、いかがですか。議運の方に出すこと自体はどうかという、共産党さんからの発言もありましたけれども、その辺について。
 
○渡邊 委員  いずれにしろ、これもし審査することになったらですね、事実関係確認しなくてはいけないのかなと思いますので、高野委員がおっしゃっている内容については重々理解しておりますので、ですからそういう形をどういう形でとるのか、わからないですけれども、どちらにしてみてもそのものというのは、何らかの形でいただかないと事実関係がわからないことなので、そういう意味では任意であれ、議運であれ、その資料はいただいた方がいいかなと思います。
 
○野村 委員長  今共産党さんからありました、議運として資料をいただくのはいかがなものかという発言もありましたし、事実関係を確認するためにはそれを見たいというか、もらいたいという御意見もありました。それをどう取り扱うか、ということになると思いますけれど、いかがでしょうか。一つは局長の方で預かっているからそれを局長の方で確認してもらうのが1つ。また、皆さんに配るということであれば本人の了解を得て、配るというのが1つ。さらにはそういう委員会として要求していいかどうかということもありますし、配ること自体に問題があるかどうか、あわせて皆さんの意見を聞かないとというようなことになろうかと思いますけれど。
 暫時休憩します。
                 (22時27分休憩   22時35分再開)
 
○野村 委員長  再開いたします。
 皆様から、御意見をいただいておりますが、局長の方に本田委員から登記簿謄本については預けているということですが、再度皆さん方にお見せするに当たっては本田委員の御理解を得ないといけないということで、きょうまだ遅い時間ですけれども本田委員おられるそうですので、ちょっと休憩をとらせていただいて、本田委員に確認をして、それからまた再開してその取り扱いについてきょう、協議していきたいとこう思いますけれどもよろしいですか。
                    (「はい」の声あり)
 それでは、暫時休憩いたします。
                 (22時36分休憩   22時37分再開)
 
○野村 委員長  再開いたします。
 本田委員から御理解と御了解を得ました。それで、建物の表示、土地の表示についてはお配りしてもよろしいという御意見をいただきましてので、皆様のお手元にお配りさせていただきました。ちょっと見ていただきたいと思います。
 よろしいでしょうか。建物については、昭和61年10月31日に…。
 
○高野 委員  ちょっと委員長、いま休憩中ですか、再開していますか。いま建物のことを言おうとしていますけれども、そういうことをどう扱うかというのは、審査の中で決めることであってその前から今ね、任意でいただいた資料を含めてこの陳情をどのようにするかというのはまさに審査の中でやるべきことであって、何かその前に、公の場で議論することではないと思いますよ、任意でもらった意味がないから、そういうことをしたら、その辺を整理してもらいたい。
 
○野村 委員長  それでは、暫時休憩いたします。
                 (22時38分休憩   22時54分再開)
 
○野村 委員長  再開いたします。
 任意で皆さん方のお手元に行っていますので、これについて審査をするかどうかという御判断をしてください。やるか、やらないかの判断ということです。
 
○渡邊 委員  いま扱っていいのではないかと思う。
 
○野村 委員長  どうぞ、御意見を出してください。
 
○高野 委員  私先ほど、会派としては原則的には慣例どおり一般質問が終了した後に、ただし、本田委員にとっては名誉の問題でもあり、急を要するということであれば今でもいいのではないでしょうか。任意の形ではあれ資料をいただいて、一定の検討はしたいと、それも含めて、今いただきましたから、慣例どおりやっていただきたいと思います。
 
○野村 委員長  民主党さんはすぐにも審査に入りたいという意見がありました。共産党さんからは一定の時間がほしいと、審査をする一定の時間がほしいという御意見がございました。ほかの方の御意見を。
 
○三輪 委員  参考を見る見ないに限らず、取り扱いの判断はしているので、ただこれを今いただいた中で、今やるというよりも私どもも通常の陳情審査の一般質問の後というところで、構わないかなと思っております。
 
○藤田 委員  今任意で本田委員からいただいて、改めてこの陳情の内容を見させていただいているんですけれども、まずこの陳情審査をするかしないかというよりも、この陳情の要旨が任意として出てきているこの書類とちょっと整合がないような、例えばこちらには本田議員の自宅、土地という表現になっている中でね、この任意でいただいた書類はお母さんでいらっしゃるかわからないんですが、まあ本田悦子さんということでなっている以上は、ちょっと審査のしようがないんではと思いました。ですので、いつどこで審査するというのは別として、審査しようがないかなというふうに、私は今判断したとこなんですけど。ただちょっと気になること1点だけは確認しておきたいと思うんですけど、事務局に確認しますけれど、任意に出された建物の表示に所有者の本田悦子さんですか、長谷5─6─1という表示がありますが、これは現在、本田達也議員もここにお住まいだということですか、それだけちょっと確認させてください。
 
○石井 局長  陳情の要旨にあります本田達也議員の自宅ということでありまして、自宅が建物の方で、家屋がある土地がこちらの土地であるということでお預かりしておりますので、今お住まいのところと理解しております。
 
○藤田 委員  今お住まいのところが、この長谷5─6─1に間違いないということですね、わかりました。
 
○石井 局長  土地の表記と住居表示は違いますので、長谷5─6─1というのは本田達也議員の自宅の住所です。
 
○藤田 委員  それだけ確認させていただいて、そういうことで、そもそもこの陳情の要旨が審査しようがないかなと今時点で、この任意の書類を見て感じました。
 
○前川 委員  私もこれを見る限り、不適合というか合わないという点が多いんで、審査のしようがないかなと思いますけれども。
 
○渡邊 委員  私も同志会さん、公明さんと同じように、審査のしようがないかなと思います。
 
○野村 委員長  それでは、皆さん方の大方の意見をお聞きいたしました。皆さん方にお配りしたこの書類を見た限りでは、本田達也議員の名前もないし、審査のしようがないという御判断ですので…。
 
○三輪 委員  ちょっとすいません。ネットと共産党さんは審査のとこまでいっていないので、さっきは皆さん審査のところまで触れられていなかったので、審査ということでは私どもはもともと審査の必要のないものと思っておりましたので、同じです。
 
○高野 委員  付託されているものについて、審査しないということがあり得るのかどうか、事務局に確認したいんですけれど。
 
○事務局  審査は必ず行わなければなりません。今行われている取り扱いをどうするかがまさしく審査でございます。
 
○野村 委員長  それでは、暫時休憩いたします。
                 (22時57分休憩   22時58分再開)
 
○野村 委員長  再開いたします。
 それでは改めて皆さん方にお諮りしたいと思います。きょう、審査に入るか、入らないか、また改めてやるのかというお話がありましたので、その点についてお諮りいただきたいと思いますけれども、皆さんの意見を聞いて、その後、結論を出したいと思います。
 
○渡邊 委員  結論が出せるので、審査に入っていいのではと思います。
 
○藤田 委員  渡邊委員と同じです。
 
○前川 委員  同じです。
 
○高野 委員  先ほど言ったとおりですが、皆さんがそうであればいいんじゃないですか。
 
○野村 委員長  それでは、きょう全会一致で審査に入るということでよろしいですか。
                    (「はい」の声あり)
 それでは審査に入らせていただきます。
 
○高野 委員  結論から言えば、これは議決不要にすべきであるというのが結論です。
 その理由についてですが、任意に出された資料も見ましたけれども、それが陳情の要旨に合っている、合っていないという以前に、こういう議員であっても、個人の財産であるとか、情報に関することをこの議会で取り扱うべき性質の問題では全くないということ。議員であっても、一市民でありますから市民の資産の関係だとか、税の関係だとか、行政と個人の関係はあるかと思いますけれども、我々議会が一議員の個人情報に立ち入ることを何か審議する、私はそういう資格といいますか、権限はないと思っておりますから、よって、陳情者の方はいらっしゃらないけれども、こういうのを議員本人に言うのは構わないだろうけど、こういう場に出すというのははっきりいって不見識だと思いますよ、個人情報にかかわることですから、こういう場で審議すること自体なじまないものであって、よって議決不要であるということです。
 
○藤田 委員  本田委員から任意で提出していただいた書類を見ますと、この陳情との整合がないんで審査のしようがないということでございます。ですから議決不要です。
 
○石川 委員  ネットワークも議決不要です。資料を見て信憑性がないと判断をし、議決不要としました。
 
○前川 委員  同志会も同じですけど、事実関係と違うので、適合しないといことで議決不要でお願いします。
 
○渡邊 委員  事実関係が事実と整合性がとれないので議決不要です。
 
○野村 委員長  皆さんの意見全部伺いました。全会一致でこの陳情については議決不要ということで確認をさせていただいてよろしいでしょうか。
                    (「はい」の声あり)
 では、議決不要ということで確認させていただきましたが事務局の方で。
 
○事務局  確認したいことがあります。よろしいでしょうか。
 
○野村 委員長  はいどうぞ。
 
○事務局  ただいま議決不要ということで、皆さんの御意見多数出ました。これをまとめるのをどうするかということですが、正・副委員長一任とされるのか、その内容をですね、議長に報告して、後日の本会議で諸般の報告に記載されます。正・副委員長一任ということでよろしければそのように。
                    (「はい」の声あり)
 
○野村 委員長  ただ一任されたはいいけど、皆さん方にこういうことで本議会に諮りますよということを諮らなくてはいけないので、また議運を開く必要があるがその辺を確認したい。
 一たん暫時休憩いたします。
                 (23時16分休憩   23時17分再開)
 
○野村 委員長  再開いたします。
 それでは、本日の議会運営委員会を閉会といたします。お疲れ様でした。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成18年9月6日

             議会運営委員長

                 委 員