○議事日程
平成18年 6月22日観光厚生常任委員会
観光厚生常任委員会会議録
〇日時
平成18年6月22日(木) 10時30分開会 17時15分閉会(会議時間 1時間15分)
〇場所
議会第2委員会室及び議会第1委員会室
〇出席委員
吉岡委員長、岡田副委員長、久坂、本田、野村、藤田、森川の各委員
〇理事者側出席者
進藤市民経済部長、相澤市民経済部次長兼市民活動課長、宮田観光課長
〇議会事務局出席者
石井局長、磯野次長、小島次長補佐、鈴木議事調査担当担当係長、成沢担当書記
〇本日審査した案件
1 陳情第2号鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情
〇観光マップ等について
2 その他
(1)当委員会の行政視察について
〇審査内容
開会後、会議録署名委員に岡田和則副委員長を指名した後、本日の審査日程の確認を行った。その際、岡田和則副委員長から、観光マップ等について、質疑を行いたい旨の発言があり、協議した結果、日程に追加することを確認した。以下、日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 陳情第2号鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情
委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
(10時36休憩 11時09分再開)
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○吉岡 委員長 それでは、観光厚生常任委員会を再開いたします。
さっきの日程追加に従いまして、「観光マップ等について」質疑を行いたいと思います。
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○岡田 副委員長 観光厚生常任委員会の皆さん、御協力いただきましてありがとうございました。それと、原局の皆さん御苦労さまです。
それでは、早速質疑に入らせていただきたいと思います。
さきの6月の本議会の観光厚生常任委員会で、観光マップ等について報告がございました。その前に、本田委員が一般質問でも取り上げられたかと思います。私も、観光厚生常任委員会で内容をお聞きしまして、それはそうなのかなというようなことで、何となく自分の心の中ではひっかかっていたんですが、それはそれでということで、その場は了承ということにしましたけども。その後、同僚議員の方が、こちらの鎌倉市観光課、これが正規のやつだと思うんですが、これを手に入れられて、それからこれは日本コムシス、鎌倉市観光課、これも発行ということなんですが、これを手に入れられて、あるところで手に入れられたものですから、あるところというのは鎌倉市の観光の窓口、東口の窓口で手に入れられて、私、いただいたんですね。家に帰って、何とはなしに、見るとはなしに見ましたところ、こちらの方の携帯電話で歩く鎌倉観光散策マップ、これが鎌倉駅の東口観光案内所、これは平成18年6月に発行というふうになっていたんですね。もう一つのいただいたのを見ますと、これが平成17年3月のものだったんですね、いただいたものが。見ますと、一つ気になったのは、当時、昨年に業者さんから32万部これをいただいたということで、これはこういうふうに観光マップになっているんですけど、これをいただいたということで、こちらの方も同じような市がつくられたマップですね、これも大体同じような感じだと思いますけど、こういう感じのやつ。これが残っているということで、保管で、数字が間違っていたら訂正していただきたいんですけども、22万部と、そして、新規に15万部つくったということで、そういう報告がございました。
それで、その中では何で残っているんだということの中で、業者さんのマップがあって、それとの関係もございまして残っているんだということだったんですね。期末にマップを、正規のマップをつくると。例えば、平成17年の予算だと平成18年3月につくるんだよというようなこともあって残っているというふうにお聞きしていたんですが、調べますと、今さっき申しましたように、前というか、残っていたのは、この業者さんのマップがあるから、それとの関連で残っていたと言われたんですけれども、見ると、今申しましたように、平成18年6月って、今月になっているんです。ここがちょっと私、気になったんですね。あれっ、平成17年6月じゃないの、これ1年、間違っているんじゃないかなと私思ったんですけど、平成18年6月ということになっていまして、何かちょっとつじつまが合わないなというようなことを感じました。
それで、同僚議員と調べさせていただきました。それで、各、一つは鎌倉市役所の観光課、これは日本コムシス版が平成18年6月ですね、これがございました。それから、鎌倉四季のみどころと、これは多分毎月出されているんじゃないかなと思うんですが、同じような感じで、これも中に観光マップ、こういうような同じようなマップがあるんですが、これが出されていました。それから、この正規のやつは、平成16年1月のものがございました。それから、これはほとんどないんですが、義経と静史跡ガイドマップ、これは多分義経ですから、多分、腰越の方の、主としてやられているんじゃないかなと思うんですが、これがございました、これは平成17年3月。こうやって調べていきますと、一々すべてを申しませんけども、日本コムシス版、この場合については平成18年6月ということで、市役所観光課、中央公民館、東口観光案内所、それから腰越支所、深沢支所には見当たりませんでした。大船支所、玉縄支所の場合は支所じゃなくて公民館のきららの方にございました。それから、四季のみどころはほとんどございましたけどもないところもございまして、私たちが見落としたかもわかりませんが、鎌倉中央公民館と鎌倉駅の東観光案内所にはございませんでした。そのほかのところは、すべて、ほとんどございました。
それから、正規のやつですね。正規のやつが、野村総研には平成18年3月の最新版がございまして、それはそれでいいんですが、そのほかのところを調べますと、ばらつきがございまして、平成17年3月とか平成16年1月とかいうのがございまして、最新版のやつは市民の目につくところになくて、野村総研にあったということで、何かおかしいなということで、また少し見させていただいたところ、この記事が間違いがございまして、平成16年1月版ですと、8月の花火大会、これ8月10日に今なっているんですが、8月第2火曜日ということで、花火大会って、赤のゴシックで書いてあるんですね、この赤字は鎌倉市観光協会主催の行事ですということなんですけども、年に3回ぐらいあるんですが、これが間違いです。それから、10月8日、9日、薪能、これが今、有料制になっているはずなんですが、申し込み制というふうになっていまして、あれっ、これはちょっとおかしいんじゃないのかというように、私、気がつきまして、最新版のものを見ますと、それはきちっと直っているんですね。
だから、これは市民の目につくところに最新版を出さないと、違ったものを出すのはちょっとおかしいんじゃないかなということでありまして、これが平成16年。平成17年版には、やはり間違いがございまして、訂正のところは薪能については申し込み制から有料制になっていますから、これは訂正されています、パンフレットについては。ところが、8月の花火大会については第2火曜日で、これもないわけですね。間違ったというか、古い情報ということで、結果的に誤った情報を市民に流していたというような感じになると思います。
ここの鎌倉市役所のロビーは、一部、訂正がございました。それについては、花火大会については訂正の紙というか、コピーしたのが挟まれていまして、確かに訂正されていたんですが、10月の薪能については訂正がなかったんですね。これは一つ見落としているなということで、これも訂正をされているのはよろしいんですが、訂正されていないという、やはり一部誤った情報を流しておられるなというようなことを感じまして、これはかなり大きな問題ではないかなというふうに感じて、きょうは質疑ということになるんですけれども。私の今申しましたのは、聞きましたのは、日本コムシス版の民間版がたくさんいただいたから残っているんですよというようなことで、それもなるべく早期にはけるようにいたしますというような御報告をいただいていたんですが、今言いましたように、どうなっているのかなという、ちょっと素朴な疑問がございまして、そこら辺のところを少し、何といいますか、私の記憶では1回だけこれを出していて、32万部、業者からもらっているので余っているんだという認識だったんですが、そこら辺、そういうふうに考えていいのかどうか。事実経過というか、そこら辺少し教えてください。
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○観光課長 先日の委員会で、私、本当に説明不足で、申しわけなかったと思います。おわびします。
今、岡田副委員長がおっしゃった、日本コムシスの名前の入った、これは広告入りの観光パンフレットということで、こういう行財政の関係も含めて鎌倉市のパンフレットが非常にたくさん出てくる中で、そういうのも検討しろというものがございまして、それは以前から検討していました。さらに、観光案内所で、通常、四季のみどころというのをメーンに昔から出していたんですけども、簡単なものとしてですね、鎌倉に来たお客さんがフリーで持っていけるようなものとしてつくっておりましたけれども、大体5,000部程度、あと、かき集めても、もう七、八千部ぐらい、毎月それぐらいしかお渡しできなかったんで、春とか秋の観光シーズンになってお客さんが来ますと、とても足りなくて、非常にクレーム等も寄せられておりまして、そういった中でも、同様のパンフレットもつくっていかなきゃいけないというのが、我々として課題でございました。
そういった中で、広告費のパンフレットでもできればということでいろいろ相談していく中で、日本コムシスというところが協力してくれるということでございまして、昨年6月に初めてそういうものを作成いたしました。これは当時のお約束といいますか、お話の中では、四季折々といいますか、四季ごとに発行していくということで、1年程度ということでやらしていただいておりまして、昨年6月に1回目、それから9月、それから12月、それから3月、それで5月の分が割に、3月につくった春号がすぐ終わってしまったんで、このアジサイの時期ということで、「あじさい号」ということで、これでほぼ1年ということで、合計34万部をいただいたといいますか、広告入りのということでつくらせていただいたということで、まず載っております。各支所等に古いものもあったということでございますけども、これにつきましても、私ども多分、これは推測になってしまいますけれども、当時、平成16年1月分、平成17年3月分というのは、3月分というのが新たに納品されて古いのから使っていたと思うんですが、どこかの段階で混入をして、その古いものもまじった中で、最近そういうものが、最近といいますか、以前送ったものがまだ支所等に残っていたというようなことで、支所等についてはそういう古いものを載せたままのもので出していたということで、これについては至急回収してですね、新しいものにしていきたいというように思います。
それと、あともう1点、これは私も、本当、答弁が至らなかったと思います。既存のパンフレットとの直接の関連についてということで、たしか本田委員から御質問をいただいたと思います。私の方で、そういったものがあったら余ったんだみたいな部分も、そんなのも理由だというふうには言いましたけれども、まさに私の認識の誤りがございまして、適切な答弁でなかったというふうに反省しております。むしろ、そういった寄贈を受けたパンフレット、寄贈といいますか広告入りのパンフレット等、我々の課題であったものができまして、その後に、さらに今、鎌倉というこのパンフレット、これもいろいろと我々の中では努力したつもりですが、割合、大量に発行・作成することができたという中で、このパンフレットは、もともと基本的には割合対外的に、対外的にというのは、これから来ようとするお客様、いわば旅行会社であるとか、学校さんであるとか、割合、団体といいますか、大量に発行するようなものにどうも使っていたというのが今までの経過なんですけども。それを昨年こういう、たくさん印刷をした、あるいは質問を受けた分があると。そういう中で、それにもかかわらず、我々の方で従前どおりに制限をかけながら発行していたと、発送していたと。つまり、16万部ありながら、例えば学校さんで言えば、せめて20部ぐらいしてくださいねというのはずっと昔からやってきたやり方なんですけども。それを昨年も継続してしまったということで、もちろんことしに入ってからそれは修正しておりますけども、少なくとも昨年1年間はそんなふうなやり方をしておりまして、そういう、逆にもっともっと、そういうものがあった中で、積極的に我々が観光振興という中でですね、対外的にそういうのを発信していかなきゃいけなかったものを怠っていたということで、それについては非常に反省しております。
そういったことで、今お聞きになったすべてかどうかわかりませんが、答弁とします。
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○岡田 副委員長 よくわからないのは、1年に大体どれぐらい発行したら、ほぼ間に合うのか、間に合わないのかというのがあると思うんですね。もちろん、観光客の増加というのが最近も言われていますんで、そこら辺は増加しているのかなという気もしないでもないんですけども、現実的なところは、どのぐらいの部数を発行すればいいのかなと、ここら辺がまだはっきりしないということ。
もう一つは、鎌倉市観光課ということで日本コムシス株式会社ということなんですが、これだって、申しわけないけど、一番後ろの見開きのところの最後のところに、どうでもいいと言っちゃおかしいけど、8月31日金曜日、これ金曜じゃなくて木曜の間違いで、これも誤植ですけどね、これも指摘しておきますけど、誤植もありますね。だから、校正を本当にきちっとしているのかなと、ここだけとらえて私、文句言うつもりありませんけども、こういうこともございます。
それから、あとホームページで、私もその後検索しましたが、ホームページの旧来の情報がそのまま出ているところもございまして、きょうの朝も見ましたけど、変わっていませんでした。旧来のまま流されているなというようなこともございまして、そこら辺の適切な情報の整理というか、そこら辺は非常に、一つは、大変恐縮ですけれども、例えば、小泉さんはおやめになるんでしょうけども、美しい日本あるいは観光立国日本ということも言われて、そんなこともあって、鎌倉市もそういう影響があるのかどうかはわかりませんけども、頑張っていこうと、そして、石渡さんになって観光のために力を尽くしていこうやというようなことも私も聞いています。そういった中でのこういうような出来事というのは、どういう意味なのかなというのが、まだまだわからないところはたくさんございます。今後、だから、やり方として差しかえしていきたいというふうに言われているんですけども、その全体像もちょっとつかめないのと、あと要するに、何といいますか、今までの残った分、かなり部数があるんですけど、これをどういうふうにするつもりなのか、あるいは、今言ったもったいないということで、ここにもありますけど、こういうようなものでもつくって差し入れていくのか。それとも捨てちゃうのかね。これをつくるにしても人件費かかりますし、裁断もしなきゃいけないし、1個1個入れていくんだって、これだってだれがやるのかわかりませんけども、費用対効果の問題もございますしね。そこら辺の処理の仕方とか、全般的にどういうふうに処理していこうとしているのか、そこら辺はどうなんですか。
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○観光課長 また、これも間違っていたということで申しわけないと思います。
ホームページの方につきましては、業者の方とも連絡とっておりまして、明日、全部修正をかけるということで連絡をとっております。
それと、残った部数の話ですけれども、もちろんそういう正誤表的なものも入れて対応はしていきたいと思いますが、ただ、ちょっとすべてにわたってそれができないので、もう、議員さんおっしゃるように、それはまた頼んでやってもらうわけにいかないので、できるだけ新しいものがまず先に使われていくと思いますけれども、例えば、学校関係であるとか、そういうところについては、その辺のところの情報をきちんと話した上で、学校関係は100部、200部単位で大量に出てきますので、そういうものでお願いをして発送して、できる限り正誤表を使いながら、また、そういったところにもお送りさせていただきながら、むだのないようにしていきたいというふうに考えております。
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○岡田 副委員長 そうすると、ことしの一番新しい平成18年3月版、これはもう完全版なんですけど、これは15万部ぐらいあるわけですよね。
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○観光課長 はい。
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○岡田 副委員長 16万部ある。そうすると、16万部を今からということなんですが、今、学校で100部、200部と、そういう最新のものをお送りしたいということで。この16万部というのは全部はけるのか、はけないのか、そこだけでね。市民向けに出さなくて、この16万部というのははけるんですか。
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○観光課長 そちらの方、16万部全体がことしじゅうにかどうかはちょっとあれですけども、できる限り、いろんな場所に置くことによって発送していくということで、18年3月作成分ですね、こちらについては、すぐに今、最新の情報も入っていますんでつくってみたいというふうに思います。
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○岡田 副委員長 ちょっと、そこら辺、もう少しちょっとわからないんですけど。この16万部のうち、例えば、いいですよ、1万、2万とか、そんなあれは。いいですけども、例えば、10万部ぐらいは外に出して、6万部こっちにやるのかとかね。細かいところはいいですよ、数字が細かいところはいいんですけども、そこまで私は追及しようとは思いませんけども。そこら辺のところ、今までの経験則というのを持っておられると思うんですね、ここら辺にこれぐらいということで多分やられていると思うんで、お持ちになっていると思うんですが、そこら辺のことをちょっとお聞きしないとわからないのと。
もし、もしというのは、外というよりも、これはやっぱり市民の税金で使っているんですから、市民が最新の情報を見るのが当たり前であって、外にはきちんと出しているのに中はよくわかりませんじゃ話にならないし。今さっき言ったように、お金の問題がございますから、これは1部1部ですから、何かぽんとやって、ぱーんとできるわけじゃなくて、私ども刷ったりしているからわかりますけど、裁断機で切って、1部1部こうやって入れていくとね、結構大変ですよ、これ、はっきり言って。枚数が何十万部という、残っていますんで、そこら辺、恐らく今後考えられるということですかね。何にも私言っていませんよ、どういうふうな使い方をしろとか、そんなことは私は言っていませんけど、どういう考え方でやろうとされているのかなと、そこら辺が何か釈然とまだ、しないんですけど。
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○観光課長 もちろん、岡田副委員長がおっしゃるように、違った情報で出ていくということは好ましくないことでございますので、新しい平成18年3月分を優先的に発送させていただきたいと。発送なりに使っていきたいと。全体としては、16万部相当の部数は1年間で言えば出ていくだろうというふうなことは、どこに何部というところまでは把握しておりませんけども、15万部、16万部ぐらいは出るだろうというところで、今年度、昨年に作成したものでございます。
古い分につきましては、先ほど申したように、できる限りですけれども、そういった、例えば花火大会の日程と、単純に言いますと地図だけでもいいから、地図という情報でいいから欲しいという方もいらっしゃいますし。そういうふうな方とか、先ほど言った学校関係、学校の方でももちろんそういうことなんですけども、そういったところとかに事情だけはお話しした上で出していくというところでやっていきたいと思います。
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○岡田 副委員長 わかりました。
それと、今、業者、今度、この業者との枚数の関係があって、そこら辺が要するに、今までそういうことは考えずにこの上に上乗せしちゃってもらって、そういうふうにやろうとしているのか、あるいは、いただいたからどっちの方を活用するかわかりませんけど、いただいたところを仮に無料だとしますと、じゃあ、無料のものを使ってこれを少なくしようとか、そういうことは考えられなかったんですか。
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○観光課長 先ほど申したように、もともと、要は本当フリーペーパーとして、よく観光地に行きますと観光案内所等にパンフレットが置いてあって、すっと持っていけるという、そういったようなフリーペーパーというのは鎌倉には余りなくてですね、いつも案内所では足りないということで苦情を受けていたということがございまして、その一環として企業広告入りのものをつくったということでございます。足りないときは確かにその観光の地図も使ったりはしておりましたけども、今はそれでなくて、やっとフリーペーパーというのができて、我々としての課題も一つはクリアできたという中で、先ほど言った対外的にお配りしていく、これから鎌倉に来ようとしている方に対して御案内する、そういうパンフレットをもっと積極的に出していかなきゃいけなかった我々の方の判断が誤っていたということで、今後そういう対応をやっていきたいと。
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○岡田 副委員長 誤ってというあれはいいですけど、要するに、今まで、先に言われちゃったから言えなくなるんですけども、16万部出してる。出した。これは年4回にわたって34万部ですか、いただいたということで、当然ありますよね、そういう勘案みたいな、例えば、外に、じゃあ、外にこれは出すんだよと、中に出すのかわかりませんけど、今、仮に外に出すとすれば、外はどれぐらい、経験則で5万部だったら5万部、10万部だったら10万部って、大体わかりますよね。そこで増刷するというか、要するにプラス1万、2万あるでしょうけど、上限というのがあるでしょうけども。残っている部数が余りにも膨大過ぎちゃって、そこら辺はどういう感じでやろうとされていたのかよくわからないんですね。そこら辺もう少し。
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○観光課長 先ほどちょっとお答えしたとおり、とにかく、そういった意味で残部数をふやしてしまったということで、昨年分は今の段階でそれだけ残っているということなんですけれども、実際に残部数があるにもかかわらず、平成18年3月にまた新たなパンフレットを16万部印刷して、その残部数をふやしたということについても、非常に我々の在庫管理という面での認識が足りなかったというふうに考えておりまして、以前もちょっとお話ししたかと思いますが、思い切って今年度、製作を見送るとか、そういった部分を含めて、在庫整理といいますか、在庫管理については改めて見直していきたいと考えております。
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○岡田 副委員長 それからですね、期末というの、これも期末に発行されていますよね、今言いましたように18年3月のは17年度に予算計上して、18年3月にこれが入っているわけですけれども、これは3月で、過去に1月というのもあります、これまだ16、17、18としか調べてないから私も何とも言えないんですが、過去10年間ぐらいね、ずっと期末でやられていたんですかね。
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○観光課長 大体、年明けぐらいに作成をして、ここ2年ぐらい3月になっていますけども、1月から3月ぐらいの間に製作してきたように記憶しております。
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○岡田 副委員長 それだったら、なおさらですね、やっぱり最新の情報という、最新の情報を4月からお渡ししようということで、多分、期末にされているのかなというふうに、私、推測するんですけども、それが当たっているか当たっていないかわかりませんが、しかし、そういうふうに措置されているとすれば、なおさら最新の情報を市民の皆さんにお渡しするとか、あるいは対外的に外に出していくというようなことは必要なわけであって、そこはやっているんだけれども、その先がよくわからないんじゃ、説明というか整合性がつきませんので、今後、十分気をつけていただきたいなと、こんなふうに思いますんでよろしくお願いします。
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○吉岡 委員長 いいですか。ほかにはございませんか。
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○本田 委員 今、岡田副委員長が指摘されました点、私なりの視点で質疑させていただきますが、要は、前回の観光厚生常任委員会で私が質疑し行政側が答弁をされた、その中で明らかに誤りがあったという、私は認識があるんですよ。その部分で、まず、どういうところが訂正していただけるのか。まず、そこをちょっとお聞きしたいと思います。
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○観光課長 まず、一番大きなといいますか、私の方で感じておりますのは、本田委員の方からこれだけ部数が残っているじゃないかという中で、私の方で、いや、こういう寄贈を受けたものがあって案内所でそれを配り出したと、そういったものも一つの原因だというようなことを申しました。それにつきましては、もともと、配る内容といいますか寄贈を受けたものについては、これはフリーペーパーとして案内所でも、だれが来ても自由に持っていってもらうという、もう、まさにそういう性質のもので配っておりまして、我々市の方でつくっているパンフレットそのものについては、先ほど言った、主には対外的に出していくというような部分ですから、直接的に関連がないというようなことなのに、私の方でそういったものも理由だみたいなことを申しまして、むしろ我々の在庫管理が悪かったというようなところでの御説明をしなければならなかったところを、誤った答弁をしてしまったということでございます。
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○本田 委員 今回の、これは本チャンの質疑じゃないから、全般的には質疑はしません。前回の質疑の訂正分、訂正していただける部分、そういったのを中心に質疑させていただきますけれども、今回、私が非常に悲しいなと思っている、悲しいというか怒りを持っている部分というのは、これは一般質問からの流れなんですね。一般質問で、まず一番最初、野村総研という形の、どのぐらい、あそこに成果物がいろいろ、いっぱいあったと、どれだけあるんですかというところから始まったわけですけれども、そこの中でも私が一般質問の中で、「鎌倉の海」という本があるんじゃないかということで、そこから始まっているわけですね。あるんじゃないかと言わなければ存在を教えていただけなかった。それは意図的かどうかわかりませんけれども、たった120何冊だからいいだろうというぐらいで、そういう思いなのかどうかわかりませんけれども、一つは、その資料の出し方のずさんさが私はあるんじゃないかという部分がある。そして今回、観光厚生常任委員会で、今まで報告していなかったことも出てきた。そして、報告したことが事実と違うことがあった。つまりは、22万部残っているということでしたね。観光鎌倉ですか、観光マップ鎌倉。22万部残っていて、年間16万部、年度末納品ということでしたね。年度末納品というのは、大体3月、年度末ですから3月ですね。それで、今、22万部残っているのはどういうことですかと。そうしたら、4、5、6でいつもはけるからという前々からのお話だったけども、今6月ではないですか。じゃあ、何で今、残っているんですかって言ったら、いや、実は寄贈を受けたパンフレットがあるんで、32万部ですか、34万部ですか、それを先にはかしたんで、これが残っていますという、そういうお答えでしたよね。
じゃあ、改めて問いますけれども、なぜ、今、22万部残っているんですか。
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○観光課長 それはちょっと訂正させていただいたとおり、私の方の答弁に誤りがあって、適切な答弁でなかったことをおわびします。まさに、そういう16万部という印刷、割合多めに印刷できるようになった状態で、我々としてはそれをせっかくそういうふうに活用できる状態であったのに、昨年1年間そういう、例えば旅行代理店であるとか、学校であるとか、ホテル関係であるとか、あるいはイベントであるとか、いろんなところからの要請が来るわけなんですけれども、パンフレットを送ってくれという要請が来るわけなんですけども、従前どおり、つまり、まだあんまりたくさん印刷できなかったときのように、制限を加えながら発送していたと。そういう臨機応変にといいますか、そういう在庫をこれだけ持っているのにどんどん発送して観光振興に努めなきゃいけなかったというふうに思いますけども、それをやってこなかったということで、そちらの方で残部数が残ってしまったというようなことでございます。
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○本田 委員 だから、平成17年の残部数というのは6万部あったわけですよね。それでも、なおかつ16万部を年度末納品をさせたということですよね。何ていうんですか、それはたまたま、今までどおり制限を加えて配らなかったということなんだけども、そうではないでしょう。だって、野村に置いちゃっているんだから。野村に置くということは、これはすぐ持ってくるとか、そういう臨機応変なことということは考えてなかったわけでしょう。
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○観光課長 野村の方に置いてございまして、それで、我々の手持ち、事務室なりに入れる部分が少しありますけれども、それがなくなると持ってくるというような動きでやっておりました。
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○本田 委員 そんなことはないはずですよ、だって。今、岡田副委員長wが言いましたけどね、各支所、それから鎌倉市のロビー、それから観光課の前、そういうのは、平成17年3月の年度末納品の成果品の前の平成16年1月の作成の部分だって出ているんですよ。それの訂正もなし、訂正をしているけれども、花火大会は訂正しているけれども、薪能は訂正していない。平成16年1月につくったものというのは、本来、平成15年度の成果物ですよ、平成15年度の予算の成果物ですよ。今、何年ですか。それで中身は変えていない。花火大会だけ、薪能は申し込み制になっている。それであれば、はっきり言って、今、一番使えるものというのを、全部、野村総研に置いちゃっている。これはただ制限を加えて今までどおりやっていましたという答弁じゃないでしょう。
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○観光課長 申しわけございません。今の16年1月分がまだ残っていたということについては、これ、私の方も正確に把握できてなくて申しわけないんですが、多分この17年3月分が納品されて使っていく中で、多分どこかでそういうものが一緒になって混在されて、16年1月も残りながら、ずっと17年3月分と16年1月分がまじって出ていたというふうなことになるかというふうには思っております。
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○本田 委員 その、まじって出ていると言っても、その訂正の紙を入れてるでしょう、花火大会だけ。それを入れているということは、平成16年1月の印刷であるということは認識して入れているわけでしょう。確認して入れているはずですよ、これは違うなということで、意味わかりますか。ということは、それはもう古いパンフレットだということを認識しているからこそ、その訂正の紙を入れているわけじゃないですか。それも、鎌倉市の1階のロビーしか入れていないんですよ、その訂正は。つまり、意図的にここさえやっておけばいいやということでやっているんでしょう。本来だったらば、間違った情報というのがわかっているから入れているわけですよ、訂正の紙を。本来、それであれば全部やらなければいけないんですよ。各支所それから各こういう行政のそういう窓口等ですよ。それは把握されていますか。
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○観光課長 お答え申し上げたとおり、各支所の方まで直すということに対しての配慮がなかったということで、申しわけないと思います。
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○本田 委員 だからね、配慮というか、だって、どこでどれだけ配っているかというのは把握しているわけでしょう。把握していないんですか。
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○観光課長 お送りしていることは、もちろん承知はしています。残部数まではちょっとわかりかねますけども、どこにどうやって送っているということは把握はしております。
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○本田 委員 だから、それで、どれだけどこに訂正しなきゃいけないかということも把握していたわけですね。
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○観光課長 出先といいますか、外の部分にまでやるというところまで配慮はしておりませんでした。
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○本田 委員 じゃあ、今ね、申しわけないんですけれども、その部分ね、これははっきりいって、観光協会が変更したことだとか、そういうふうに言われるかもしれないけども、観光協会も観光課も一体になってやらなきゃいけないわけですから、その部分で、今どういうふうな状況になっているのか。それは早急に、この観光厚生が開かれているうちに、もう、すぐ調べてくださいね。
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○観光課長 16年につきましては、各支所、あるいは公民館も含めまして、置いてある場所を、今、確認をいたしました。それで当然、直っておりません。直っていない部分ございますので、今、引き上げていただいております。それを早急に差しかえるということで、それをお願いしてございます。
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○本田 委員 差しかえるというのは新しいパンフレットと差しかえるということですか。
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○観光課長 新しいパンフレットを差しかえさせていただきます。
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○本田 委員 じゃあ、観光マップ鎌倉というのは、今、平成18年3月に納品されたものが、今置いてあるということですか。
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○観光課長 早急にそれをやるということで、支所等に御連絡をいたしました。
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○本田 委員 それは至急といいますか、やらないともったいないからね。
それと、それから新しい、新たな30何万部もらったということなんですけれども、それっていうのは、この議会に報告というのはあったんですか。私はちょっと記憶にないんだけども。
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○観光課長 報告いたしておりません。
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○本田 委員 どうしてですか。
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○観光課長 このような部数を広告つきということで発行することができた中で、報告しなかった我々の方が配慮が足らなかったと思います。申しわけございませんでした。
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○本田 委員 申しわけないんだけれども、さっきからすべて指摘すると、もうちょっと配慮が足りなかった、申しわけない、配慮が足りなくて申しわけないと言っても、謝れば済むという問題ではないんですね。これは、私が考えるにどうなんですか、予算にはかからないから、ただだから、報告しなくてもいいやということだったんじゃないんですか。
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○観光課長 我々の認識がちょっと足りなかったと思います。
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○本田 委員 認識というのは、報告する場所がなかったんですか、時期を逸したということですか。
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○観光課長 いや、もう時期とかの問題でなくて、まさに我々の不手際だというふうに思います。
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○本田 委員 寄贈という、私に対する答弁だったんですが、これは本当に寄贈だったんですか。
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○観光課長 私、寄贈と申したというか、一応、広告つきパンフレットという位置づけでございます。
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○本田 委員 いや、ですからね、寄贈というものだったんですか。私が、そのパンフレットを見たときには、発行は鎌倉市観光課になっていましたよ。それで寄贈と言えるんですか。
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○観光課長 鎌倉市のパンフレットに企業広告を入れると、そういう位置づけでございます。
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○本田 委員 いやいや違う、私があのときに答弁として聞いたのは、32万部だっけ、34万部だっけ、34万部、平成17年に1回寄贈を受けました、その地図をね。だから、22万部、野村総研で眠っていますと言ったわけですよ。私はそう聞いたんです。私はそう聞いたけれども、寄贈じゃないでしょう、だって。自分たちが発行しているんだから。主体は、鎌倉市観光課が発行しているんですよ、あれ。というふうに、じゃあ、あれはうそですか。
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○観光課長 もし、寄贈という言葉がちょっともしかしたら違っているのかもしれないんですが、先ほど言ったように、鎌倉市がつくるパンフレットに企業広告を入れると、その企業広告のお金としてというか、その分で企業はパンフレットをつくると、そういう位置づけでございます。広告収入として、広告料として、例えば10万円、20万円というお金をもらったりするケース、各市がやっているかどうかは別としてもあると思いますけれども、その分の広告を載せることによってパンフレットを事業者の方がつくると、そういうことで鎌倉市のパンフレットということです。
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○本田 委員 だから、鎌倉市発行のパンフレットなんですよね。それは、だから観光マップ鎌倉という自分たちでつくっているのも、あれも鎌倉市発行ですよね。だから、同じパンフレットということですね。だから、課長がこの前言われた、地図を寄贈されたんですと。それを配ってましたというのは、それは違いますよね。
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○観光課長 寄贈という言葉はちょっと違うかもしれないです。
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○吉岡 委員長 正確にちゃんと、きちっと答弁していただいて。さっきから同じことで言っていますので、その辺ちょっと、きちっとしてくださいますか。
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○相澤 市民経済部次長 前回の担当課長の答弁も明確ではなかった点があるかと存じますが、日本コムシスの地図は、鎌倉市が予算措置をしないで、予算措置にかわるものとして日本コムシスが製作費用を持つという、そういった条件で鎌倉市とコムシスとの間の約束によって鎌倉市が発行するという旨の、これは組織内、市役所の中の決裁行為で発行を、そのとき、当時決めたものでございますけれども、発行いたしました。ですから、寄贈ということではなくて、あくまでも鎌倉市が発行するパンフレットをどのような費用で措置して、どのように発行したかということが、今までのやり方とは違うやり方で発行したということだと思います。
ちなみに、例えば広報紙ですと、広報の場合は予算措置を、印刷に係る予算措置をしまして、別に広告収入を得て印刷するという手法をとっておりますが、まだ前回、昨年始めたときは、あくまで試行ということで、今後、観光課発行のパンフレットについての歳入確保の観点から、そういった広告収入を得るという方法も検討すべきだということが話題になっておりましたので、とりあえず試行という形で、そのときは広告収入と支出をそれぞれ見るのではなく、コムシスの支出で鎌倉市が発行するという、そういう方法を選択したというふうに聞いております。
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○本田 委員 聞いておりますってね、そんなあなた、人ごとじゃ困るんですよ。じゃあ、その鎌倉市の予算にかわるものを日本コムシスに肩がわりさせたということですね。それが一切議会にも報告なし、これは、予算の執行以上の問題ですよ。
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○相澤 市民経済部次長 本来でしたらば、新たな発行形態をとる、歳入支出の仕組みを違うものとして執行するということで、こういった、今回、試行にせよ、発行するという旨の報告を差し上げるべきだったというふうには考えております。
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○本田 委員 考えて、これからどうするんですか、じゃあ。
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○相澤 市民経済部次長 先ほど申し上げましたように、これからも、やはり歳入源確保の立場から、広告収入を得ながらつくるという方法も検討したいというふうに考えておりますので、実際の新たな手法が決まり次第、新たな、同様の発行形態をとるのか、また、別のような収入確保の道を見て発行するのか検討いたしますが、その方法が決まった段階で、発行の折には御報告させていただきながら発行したいと思います。
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○本田 委員 それは違うと思うんですよ。何でかというとね、それを決める前にこういう方法をとりたいんだと、これ予算の執行の問題ですから。予算の執行を市が執行するんじゃなくて、ほかの一企業体を使って、そこに出させるということですよ。これ大きく違うんですよ。何でかというと、普通あり得ないことなんです。何でか、わかりますか。本来、この地図をつくります。鎌倉市が地図をつくります。だけども、ある企業が金を出そうとしています。本来それが、その企業というのは、これはもう資本主義が当たり前だけれども、利潤の追求なんですよ、まず第一というのは、企業体というのは。だから、何らかの利益がなければやらないことなんですよ。メセナじゃないんだからね。そこをまず考えなければいけない。これが利用されるんじゃないか、利用されないのか。そこをまず考えなきゃいけないんですよ。ただ、金もらうからいいや、そういう安易な、それで、それ決まったら議会に報告します。ふざけるんじゃないという話ですよ、意味わかりますか、どうですか。
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○相澤 市民経済部次長 御説明が不十分で、申しわけございませんでした。新しい仕組みをつくる場合には、当然、明らかに広告収入を得る企業をどのように選ぶかという、そういった手法から検討すべきだというふうに思っておりまして、いずれにいたしましても、予算措置を伴うことでございますから、予算の審議のときに、例えば、来年度からそういった手法をとるのであれば、予算措置を含めて、手法も含めて予算審議いただきながら新しい方法を選択していきたいと思います。
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○本田 委員 だからね、そういうふうに、もう、さっき言った、今ですよ、今言ったことでさえ、さっき言っていることとまた違うわけですよ。だから、一貫性がないんだから。私が言っていること、わかりますか。じゃあ、前回の答弁は何でこう言ったんですかと言ったら、それは間違いでしたとか、全部こう変わってきているじゃないですか。
それで、こういう企業、この予算、これをつくりたいんだと。この予算どりをする。でも、鎌倉市から予算をとらないで、鎌倉市というか、財政からね、とらないで、一企業からとりますと。それは一見いいかもしれない。だけども、十分注意しなきゃいけない部分ってあるんですよ、利用しようとしているんだから。そういう頭というのはもちろん持っているだろうけれども。だけど、それが当たり前になってね、もう、ほかのだれかが出してくれるから、これは寄贈してもらいました。だから、寄贈かと思っちゃうんですよ、課長が言うように。寄贈じゃないんだ、あれは鎌倉市観光課が発行しているものなんだから、公の刊行物なんだから。だけど、そこで、広告収入じゃない。広告収入じゃなくて、自分が自分を全部丸々抱えますよというのは、これは何かメリットがあるはずだと。そうですよね。まず、このパンフレットに関して、一番最初、大もとですよ。多分、観光課がいろんなところに声をかけたとは思えない。そういう形跡もないから。一番最初はどういうところから話が来たんですか。
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○観光課長 もともとそういった、先ほども言った無料のパンフレット、我々欲しいと、行財政の中でもそういうのを求められているという中で、要は携帯電話、今回の、一昨年ですか、ホームページをリニューアルしたときにも、携帯電話で鎌倉市のホームページが見れるというのを充実したんですね、充実いたしました。それをさらに見ていただくために、ああいうQRコードというコードを使ってやれば、さらに鎌倉市のホームページの利用率が上がるだろうということで、そこのホームページをやっていた業者とのそういう話の中で、じゃあ、そういった社外貢献の一環としてうちはお手伝いしましょうということでやっていただいたということです。
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○本田 委員 だから、それは、じゃあ、観光ナビの、観光ナビって二、三年前にやっていましたよね。あのときぐらいからですか。それで、だれが持ってきたんですか。
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○観光課長 鎌倉市の方からそういう話をして、何かそういう広告つきのものをつくってみたいという話はうちの方からいたしました。
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○本田 委員 鎌倉市からだれに言うんですかって。それにね、じゃあ、何で、自分たちがつくっている観光マップ鎌倉にそういうのを取り入れないんですか。そういうのは従前のままずっとつくっているわけでしょう、年間16万部。自分たちが欲しいと思ったら、それをやるんじゃないんですか。あれがわかんないよ、だから。
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○観光課長 答弁が不十分で申しわけないんですが、先ほども言ったように、要は、できるだけ、来ていただいた観光客の方にフリーペーパーとして持っていっていただけるような、まず、そういうものをつくりたいというのが発端でございました。そういう中で、そういうものをつくっていただけるかどうかと、そういうものをつくれる可能性があるかどうかというところから、話が始まっております。
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○本田 委員 だって、観光マップ鎌倉というのだって、フリーペーパーでしょう。だって、あれ、ただじゃないの。
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○観光課長 観光マップ鎌倉も確かにフリーペーパーではございますけども、観光の情報の中身として、鎌倉市内の全体の情報であるとか、花火大会、認識が違っておりますけども、年間行事であるとか、鎌倉に来ていただくような方にお渡しというか、お出ししているというのが今までのパターンでございまして、来てくれた人が、今、鎌倉はこんなですよとか、今はこんな状態ですよというのをお出ししているのが四季のみどころであったりとか、今お出ししている、ああいう携帯版のやつだということで、ちょっと種類を分けてはおります。
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○本田 委員 あんなに余らしているんだったら、それを活用すればいいじゃないですか、だって。だからね、あなたの言っている意図がわからないわけ。だから、あれじゃないんですか、その携帯でQRコードを使う、物をつくることがありきでやっているんじゃないですか。
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○観光課長 これそのものは、鎌倉市のホームページにみんな飛ぶような、飛ぶというのはQRコードを使って、鎌倉市の観光課のホームページに飛ぶような情報でしかありませんので、それは、今いろんな場所でそういうのが普及はしておりますけれども、鎌倉市もそういうのを使って、要は、観光情報を携帯でも見れると、見やすくするということでつくったものなんです。
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○本田 委員 だから、それ自体が予算のむだ遣いじゃないですか、それは。あるものは、だって、観光マップ鎌倉というのがあって、それはそういう対応はしていないでしょう。それで、別にそういうのをつくらせるわけでしょう。それ自体がむだじゃないですか、だって。それを観光マップ鎌倉でつくればいいわけじゃないですか、紙の質を落とすとか、何とかって考えて。わざわざ日本何とか、コムシスにつくらせることないじゃないですか。それも矛盾してるんですよ。それで、鎌倉の自分たちが最初からつくっていたものを野村総研に余らせているということじゃないですか。何をやっておるんだっていう話ですよ。意味わかりますか、私の。こっちが、QRコードの方がいいないいな、自分たちから言いました。そうしたら、自分たちのつくっているやつを野村総研に置きました。こんな矛盾していることないじゃないですか。私の言う怒りってわかりますか、それ。あなた方が言っていることが矛盾しているんですよ、やっていることも、意味わかりますか。別にあなた方を憎くて言っているわけじゃないんですよ。あなた方、今までずっと、今回のこの答弁だってどんどん変わっている。だから、本当は何なんだということなんですよ。私が言っていること、わかんないかな。
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○進藤 市民経済部長 本田委員の御指摘、肝に銘じました。それで、確かに今までのやり方が、通常の事務の中で安易に流れていた部分というのがあると思います。今後、職員一同、気を引き締めて、再度、見直しながら、在庫管理も含めてきちっとやりたいと思いますので、その辺で御理解いただきたいと思います。
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○本田 委員 気持ちはわかるんですよ。だけどまずね、今、課長が言われたような、いつどこでだれがそのQRコードを始めようとしたか。これは観光課だと言っているけども、私はそうは思いませんよ。やるんだったら、自分のマップがあるんだから。観光マップ鎌倉があるんだから、そこでやればいいんだから。それをQRコードつけて、自分たちがやれるんだから。それをやらせる、一企業にやらせるという、その一企業をどうやって探したのか。じゃあ、だれがそれを探して、だれが持ってきたのか。一企業を選定するのはだれが決めたのか。その起案書はどこにあるのか。その企画書だってあるはずなんです。私の言っていること、わかりますか。その一連の経過ですよ。それを、申しわけないけど出してくれますか。
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○吉岡 委員長 今のちょっと、ちょっと休憩します。
(12時14分休憩 17時10分再開)
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○吉岡 委員長 それでは、大変お待たせいたしました。観光厚生常任委員会を再開いたします。
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○観光課長 長い時間、休憩時間をいただきまして、まことに申しわけありませんでした。
御指摘いただいたように、鎌倉市作成として日本コムシスから提供があったパンフレットについて、鎌倉市作成という名前で使っていることにつきましては、非常に誤解が生じているものと考えております。
また、QRコード、そういったものの料金システムそのものについては、制度上複雑な面がございまして、その体系がどうなっているかというのはすぐには掌握できません。また、携帯番号アクセス数につきましても、サーバー等を確認する必要がございまして、これまた、すぐには確認できないという状況でございます。
こういったこともございまして、当面、日本コムシスから提供のございましたパンフレットにつきましては、今、配置しております場所から至急回収し、撤収してまいりたいというふうに考えております。
先ほどの料金システム等につきましては、その確認を速やかに当委員会の方に御報告をさせていただきたいと思います。
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○吉岡 委員長 済みません、先ほど起案書とか、そういう資料の問題がありましたけど、そういうものも含めてということで、また報告があるということですか、資料などについても。先ほどは資料の確認で終わっているものですから。
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○進藤 市民経済部長 先ほどの資料につきましては、委員会の確認という意味じゃなくて、質疑の中で原局対応の資料という考えを持っていますんで、本日終了後、各会派の控え室の方へお持ちいたしますので、よろしくお願いします。
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○吉岡 委員長 原局からの資料提供ということで出したいということでございますけれども、それでよろしいですか。先ほどの、そのことで終わっておりますので、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
それでは、今の報告について、御確認いただいてよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
その後の報告のいつの時点でするかにつきましては、原局とも対応しまして、また、日程については皆さん方にお諮りしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
それでは、観光マップ等についての質疑についてはこれで終了いたしますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
では、終了といたします。
それでは、職員退室のため、休憩といたします。
(17時13分休憩 17時14分再開)
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○吉岡 委員長 それでは、日程第2のその他でございますが、当委員会の行政視察についてですが、まず、この間お約束いたしました日程の確認を大体のところでさせていただきたいと思うのですが、前回お話しいたしましたのは10月16日の週ぐらいを目途にということでございましたけれども、10月19日、20日は上田市の視察が入っております。そういうことも含めましてその週でよろしいかどうか、まず日程の確認をさせていただいて、あと、どこに行くかについては、よろしければ、正・副の方で基本的には決めさせていただきたい。それで、もしも御意見、こういうところがあるということは事前にどうぞおっしゃっていただければと。今おありでしたら、言っていただければ結構ですが、なければ正・副の方に御一任いただいて、私どもの方で、もしも決めさせていただいてよろしければお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。
(「はい」の声あり)
では、視察先については正・副で協議させていただくと。日程については、その週で大体よろしいでしょうか、上田を抜かして。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
では、そういうことで決めさせていただきたいと思います。よろしいですか。
それでは、観光厚生常任委員会を終了いたします。どうもありがとうございました。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成18年6月22日
観光厚生常任委員長
委 員
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