平成18年 6月定例会
第4号 6月22日
○議事日程  
平成18年 6月定例会

          鎌倉市議会6月定例会会議録(4)
                                   平成18年6月22日(木曜日)
〇出席議員 27名
 1番  千   一   議員
 2番  早稲田 夕 季 議員
 3番  久 坂 くにえ 議員
 5番  納 所 輝 次 議員
 6番  原   桂   議員
 7番  萩 原 栄 枝 議員
 8番  石 川 寿 美 議員
 9番  本 田 達 也 議員
 10番  岡 田 和 則 議員
 11番  山 田 直 人 議員
 12番  渡 邊   隆 議員
 13番  前 川 綾 子 議員
 14番  大 石 和 久 議員
 15番  松 尾   崇 議員
 16番  三 輪 裕美子 議員
 17番  小田嶋 敏 浩 議員
 18番  高 野 洋 一 議員
 19番  高 橋 浩 司 議員
 20番  中 村 聡一郎 議員
 21番  助 川 邦 男 議員
 22番  野 村 修 平 議員
 23番  伊 東 正 博 議員
 24番  藤 田 紀 子 議員
 25番  松 中 健 治 議員
 26番  森 川 千 鶴 議員
 27番  吉 岡 和 江 議員
 28番  赤 松 正 博 議員
     ───────────────────────────────────────
〇欠席議員 1名
 4番  白 倉 重 治 議員
     ───────────────────────────────────────
〇議会事務局出席者
 事務局長      石 井   潔
 次長        磯 野 則 雄
 次長補佐      福 島 保 正
 次長補佐      小 島 俊 昭
 議事調査担当担当係長原 田 哲 朗
 議事調査担当担当係長鈴 木 晴 久
 議事調査担当担当係長久 保 輝 明
 書記        成 沢 仁 詩
 書記        小 林 瑞 幸
     ───────────────────────────────────────
〇理事者側説明者
 番外 1 番  石 渡 徳 一  市長
 番外 13 番  小 川 研 一  健康福祉部長
     ───────────────────────────────────────
〇議事日程
               鎌倉市議会6月定例会議事日程(4)

                                平成18年6月22日  午後2時開議

 1 諸般の報告
 2 陳情の取り下げについて
 3 陳情第2号 鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情           観 光 厚 生
                                       常任委員長報告
 4 議案第4号 市道路線の認定について                   建設常任委員長
                                       報     告
 5 議案第5号 不動産の取得について                    総務常任委員長
                                       報     告
 6 議案第6号 慰謝料等調停事件の和解について               文教常任委員長
                                       報     告
 7 議案第7号 鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市任期付職員の採   ┐
         用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について    │
   議案第8号 鎌倉市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する   │総務常任委員長
         条例の制定について                    │報     告
   議案第9号 鎌倉市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例   │
         の制定について                      ┘
 8 議案第12号 平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)         同     上
 9 議案第15号 鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につ    市 長 提 出
         いて
 10 議案第14号 鎌倉市公平委員会の委員の選任について            同     上
 11 議会議案第2号 高金利引き下げに関する意見書の提出について       納所輝次議員
                                       外4名提出
 12 議会議案第3号 小児通院医療・ひとり親医療・重度障害者医療費助成制度  吉岡和江議員
           の見直しに関する意見書の提出について          外6名提出
 13 議会議案第4号 自治基本問題調査特別委員会の設置について        伊東正博議員
                                       外9名提出
 14 閉会中継続審査要求について
    ───────────────────────────────────────
〇本日の会議に付した事件

 1 諸般の報告
 2 陳情の取り下げについて
 3 陳情第2号 鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情           観 光 厚 生
                                       常任委員長報告
 4 議案第4号 市道路線の認定について                   建設常任委員長
                                       報     告
 5 議案第5号 不動産の取得について                    総務常任委員長
                                       報     告
 6 議案第6号 慰謝料等調停事件の和解について               文教常任委員長
                                       報     告
 7 議案第7号 鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市任期付職員の採   ┐
         用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について    │
   議案第8号 鎌倉市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する   │総務常任委員長
         条例の制定について                    │報     告
   議案第9号 鎌倉市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例   │
         の制定について                      ┘
 8 議案第12号 平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)         同     上
 9 議案第15号 鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につ    市 長 提 出
         いて
 10 議案第14号 鎌倉市公平委員会の委員の選任について            同     上
 11 議会議案第2号 高金利引き下げに関する意見書の提出について       納所輝次議員
                                       外4名提出
 12 議会議案第3号 小児通院医療・ひとり親医療・重度障害者医療費助成制度  吉岡和江議員
           の見直しに関する意見書の提出について          外6名提出
 13 議会議案第4号 自治基本問題調査特別委員会の設置について        伊東正博議員
                                       外9名提出
 〇 自治基本問題調査特別委員会委員の選任について
 14 閉会中継続審査要求について
     ───────────────────────────────────────
               鎌倉市議会6月定例会諸般の報告 (3)

                    平成18年6月22日

1 6 月 12 日 文教常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
          したい旨の届け出があった。
  議 案 第 6 号 慰謝料等調停事件の和解について
2 6 月 13 日 観光厚生常任委員長から、次の陳情について委員会の審査を終了したので、本会議に
          報告したい旨の届け出があった。
  陳 情 第 2 号 鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情
3 6 月 14 日 建設常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
          したい旨の届け出があった。
  議 案 第 4 号 市道路線の認定について
4 6 月 15 日 総務常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
          したい旨の届け出があった。
  議 案 第 5 号 不動産の取得について
  議 案 第 7 号 鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市任期付職員の採用等に関する条例の一部を
          改正する条例の制定について
  議 案 第 8 号 鎌倉市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
  議 案 第 9 号 鎌倉市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
  議 案 第 12 号 平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)
5 6 月 21 日 市長から、次の議案の提出を受けた。
  議 案 第 14 号 鎌倉市公平委員会の委員の選任について
  議 案 第 15 号 鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
6 6 月 22 日 納所輝次議員外4名から、次の議案の提出を受けた。
  議会議案第2号 高金利引き下げに関する意見書の提出について
7 6 月 22 日 吉岡和江議員外6名から、次の議案の提出を受けた。
  議会議案第3号 小児通院医療・ひとり親医療・重度障害者医療費助成制度の見直しに関する意見書の
          提出について
8 6 月 22 日 伊東正博議員外9名から、次の議案の提出を受けた。
  議会議案第4号 自治基本問題調査特別委員会の設置について
9 6 月 22 日 各常任委員長から、別紙要求書のとおり、それぞれ閉会中継続審査の要求があった。
     ───────────────────────────────────────
                    (出席議員  27名)
                    (14時00分  開議)
 
○副議長(藤田紀子議員)  定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
 ここで申し上げます。白倉議長、事故あるため、副議長の私が議長の職務を行います。
 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
 会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。17番 小田嶋敏浩議員、18番 高野洋一議員、19番 高橋浩司議員にお願いいたします。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
 お手元に配付いたしました印刷物のとおりでありますが、本日の会議に欠席の届け出がありますので、局長から報告させます。
 
○石井潔 事務局長  白倉重治議員から病気のため、欠席する旨の届け出がございましたので御報告いたします。
 
○副議長(藤田紀子議員)  ただいまの報告に御質疑ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                   (14時01分  休憩)
                   (17時35分  再開)
 
○副議長(藤田紀子議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
 議事の都合により、この際、会議時間を延長いたします。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第2「陳情の取り下げについて」を議題といたします。
 目下、総務常任委員会に付託審査中の平成17年度陳情第12号携帯電話基地局を設置に際する行政指導並びに条例の制定についての陳情につきましては、提出者から取り下げたい旨の届け出があります。
 お諮りいたします。平成17年度陳情第12号の取り下げについては、提出者からの届け出のとおり、これを承認することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、平成17年度陳情第12号の取り下げについては、これを承認することに決定いたしました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第3「陳情第2号鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情」を議題といたします。
 観光厚生常任委員長の報告を願います。
 
○観光厚生常任委員長(吉岡和江議員)  (登壇)ただいま議題となりました陳情第2号鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情につきまして、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 本陳情は、去る6月7日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後13日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 まず、本陳情の要旨でありますが、障害種別を問わず、実施主体を市町村とする障害者自立支援法が施行された状況のもとで、地域生活支援を初めとした障害者福祉サービスの充実、障害者福祉の拠点施設などの基盤整備及び障害者福祉に携わる市職員の体制充実と、専門性の向上の3項目を実施することにより、幼少期から高齢期まで、障害のある人が地域で安心して暮らし続けることができる施策を実現してほしいというものであります。
 理事者の説明によれば、陳情の要旨で述べられている3項目については、本年4月に施行された障害者自立支援法の立法趣旨につながるものであると受けとめており、現在、策定を進めている障害者福祉計画の中で、新しい障害者サービス体系の整備を初め、障害者のライフステージに応じた生活全般にわたる一貫した支援を実施できるよう、今まで以上に連携を図るとともに、多様な施策を展開することができるよう、取り組んでいきたいとのことであります。
 当委員会では、以上申し述べました陳情の要旨並びに本市における障害者福祉の取り組み状況を踏まえ、慎重に審査いたしました結果、理事者においては、障害者を取り巻く環境を少しでも改善しようとする努力の姿勢がうかがえることもあり、本市議会として行政の積極的な取り組みを後押しする意味から、本陳情の願意を妥当と認め、全会一致をもって採択すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または本陳情に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。陳情第2号鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情を採決いたします。陳情第2号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、陳情第2号は採択し、市長あてに送付することに決定いたしました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第4「議案第4号市道路線の認定について」を議題といたします。
 建設常任委員長の報告を願います。
 
○建設常任委員長(松尾崇議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第4号市道路線の認定について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第4号は、去る6月9日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後14日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 今回認定しようとする路線は4路線で、いずれも開発行為に伴い築造された道路であり、一般の交通の用に供するため、道路法の規定に基づいて認定しようとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第4号市道路線の認定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第4号は原案のとおり可決されました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第5「議案第5号不動産の取得について」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(小田嶋敏浩議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第5号不動産の取得について、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第5号は、去る6月9日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後15日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本件は、財団法人鎌倉市学校建設公社が建設した市立御成小学校校舎及び体育館のうち、校舎3号棟の一部を取得しようとするものであります。その構造は、木造及び鉄骨造の2階建てで、取得面積は校舎等の全延べ床面積の約3.6%に当たる265.53平方メートル、取得価格は9,867万8,000円であります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、今回の取得が市の買収計画に基づき、市立御成小学校校舎及び体育館の一部を引き続き取得しようとするものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第5号不動産の取得についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第5号は原案のとおり可決されました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第6「議案第6号慰謝料等調停事件の和解について」を議題といたします。
 文教常任委員長の報告を願います。
 
○文教常任委員長(高橋浩司議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第6号慰謝料等調停事件の和解について、文教常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第6号は、去る6月9日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後12日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 まず、和解に至る経過について申し上げます。理事者の説明によれば、鎌倉市立〇〇〇〇中学校において特殊学級の〇年生であった〇〇〇〇君が左耳介を負傷した事故について、学校の監督責任及び病院への搬送を怠ったことを理由に、慰謝料等の支払いを鎌倉市に求める調停が、平成17年9月2日鎌倉簡易裁判所に提起されたとのことであります。
 その後、5回にわたり調停を重ねてきたところ、このたび調停委員から和解調停条件が示されたため、これを双方が受け入れ和解しようとするものであります。
 和解の内容は、鎌倉市は申立人に対し、和解金として金10万8,925円の支払い義務のあることを認め、和解金を平成18年7月末日までに支払う。申立人は、その余の請求を放棄する。また、当事者双方は本調停条件に定めるほか、本件に関し、何らの債権債務のないことを確認する。調停費用は各自の負担とする、というものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本和解が調停委員による和解調停条件を尊重したものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第6号慰謝料等調停事件の和解についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第6号は原案のとおり可決されました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第7「議案第7号鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第8号鎌倉市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第9号鎌倉市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」以上3件を一括議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(小田嶋敏浩議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第7号鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について外2件につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第7号外2件は、去る6月9日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後15日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 初めに、議案第7号鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本改正条例は国家公務員の給与構造改革に準じて、本市職員の給与制度の見直しのほか、所要の改正を行おうとするものであります。
 その主な内容は、給料表において、平均4.8%の引き下げを行うとともに、昇給については、勤務成績をきめ細かく反映させることができるよう、一つの号給を4分割し、1年間における勤務成績に応じ、良好な成績で勤務した場合には、4号級昇給することとし、昇給期は年1回としようとするものであります。
 また、地域手当について、平成22年度から15%となるよう、現行の10%を今年度から毎年度1%ずつ段階的に引き上げようとするものであります。また、給与構造改革とは別に、超過勤務手当については、労働基準法の趣旨に合わせて、あらかじめ割り振られた1週間の正規の勤務時間を超えて振りかえ勤務をした場合に、その割り増し分を超過勤務手当として支給しようとするほか、任期付職員の給料については、国に準じて平均6.6%引き下げるものであります。
 なお、付則において本改正条例の施行期日を本年7月1日とするとともに、経過措置として、引き下げ後の給料月額が、引き下げ前の給料月額に達するまでの間、引き下げ前の給料月額との差額を支給しようとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 次に、議案第8号鎌倉市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
 本改正条例は、社会情勢の変化や安全衛生管理の向上により、制度創設時の特殊勤務手当の対象業務の危険性、困難性及び特殊性が薄れたものについて廃止と見直しをしようとするものであります。現行20種類ある特殊勤務手当のうち、行旅死亡人等処置作業手当、看護婦の予防接種従事手当、用地買収交渉手当、年末年始勤務手当、水質特殊検査業務手当、変則勤務従事手当の6手当を廃止するほか、ねずみ族及び昆虫等駆除作業手当、清掃作業従事手当など、7手当について支給対象とする業務内容を限定するなどの見直しを行うもので、本年7月1日から施行しようとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、正規職員と非常勤嘱託員との均衡の面から、さらなる見直しや、清掃のごみ焼却炉清掃に係る労働環境の改善が必要であること、また、これまでの市の答弁を踏まえるならば、これで一区切りというのではなく、市民の理解が得られるよう、さらに見直しをするべきであるとの意見がありましたが、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 次に、議案第9号鎌倉市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
 本改正条例は、国家公務員退職手当法の改正に準じて、本市職員の退職手当について、算定方法及び支給率の見直しを行おうとするものであります。
 その主な内容は、退職日の給料月額に退職事由別の勤続年数に応じた率を乗じて得た額を基本額として、新たに在職期間にその者が属していた級に応じて定める月額の60月分の合計額である調整額を加え、職員の貢献度をより退職手当に反映させるとともに、勤続期間の区分及び支給率の見直しを行うため、支給率の段差が少なく、緩やかに上昇となるよう、中期勤続者の支給率を引き上げ、長期勤続者の支給率を微減しようとするほか、育児休業期間のうち、子が1歳に達した日の属する月までの月数の除算については、現行の2分の1を3分の1とし、本年7月1日から施行しようとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、職員の士気を高めるためにも、適正なきめ細かい人事評価制度を早急に作成し、職員の貢献度に応じた給与が退職金に反映する真の給与構造改革を鎌倉から実施していくべきであるとの意見がありましたが、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
 まず、議案第7号鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第7号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第8号鎌倉市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第8号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第9号鎌倉市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議案第9号は原案のとおり可決されました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第8「議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(小田嶋敏浩議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第12号は、去る6月9日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後15日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本補正予算は、歳入歳出いずれも1億3,860万円を追加するもので、これにより補正後の総額は544億7,660万円となります。
 補正の内容は、まず歳出において、第10款総務費では、町内会館建設助成事業の経費の追加を、第15款民生費では、心身障害者施設整備助成事業の経費の追加を、第45款土木費では、緑化事業の経費の追加をしようとするもので、一方、これらに対し、歳入において前年度繰越金及び諸収入を追加しようとするものであります。
 当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第12号は原案のとおり可決されました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第9「議案第15号鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○小川研一 健康福祉部長  議案第15号鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について提案理由の説明をいたします。
 議案集その4、1ページをお開きください。
 高齢者医療の抜本改革を柱とする医療制度改革関連法案が本年6月14日に第164回通常国会において可決成立し、6月21日に公布されました。この中で、国民健康保険法等の一部改正が行われたため、鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正しようとするもので、その内容は次のとおりであります。
 70歳以上の高齢者のうち、現役並み所得の者の医療機関窓口における自己負担割合を2割から3割に引き上げるもので、本年10月1日から施行いたします。
 また、国民健康保険料率の算定のもととなる基礎賦課総額算出に当たっての経過措置を平成21年度まで継続しようとするものです。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第15号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第15号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
 
○17番(小田嶋敏浩議員)  ただいま議題となりました議案第15号鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、日本共産党鎌倉市議会議員団を代表して討論を行います。
 本改正条例は、国民健康保険法等の一部改正に伴い、ことし10月から70歳以上の高齢者で夫婦二人世帯では年収約520万円、単身世帯では約380万円の現役並みの所得の高齢者の医療機関における窓口自己負担を2割から3割に引き上げるものであります。今回の医療制度の改正は、この議案にかかわる法改正以外にも、高齢者を中心とする患者負担の引き上げ、後期高齢者医療制度という差別医療の仕組みづくりや、療養病床の大幅削減と、保険のきく医療ときかない医療を併用する混合診療をさらに拡大するものであり、今後、21世紀の日本の医療を大きくゆがめるものであります。このような医療制度改革は有病率が高く、受診回数も多い高齢者の実態を度外視するものであり、医療を最も必要とする高齢者、重症患者への情け容赦ない大幅な負担増と医療抑制を進めるものであり、許すことはできません。
 鎌倉市においては、このような医療法の改正に伴って、必要な医療や介護を受けられない市民を生み出すことのないように、最大の努力を求めるものであります。
 よって、本条例改正に反対を表明し、討論を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第15号鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議案第15号は原案のとおり可決されました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第10「議案第14号鎌倉市公平委員会の委員の選任について」を議題といたします。
 提出者から提案理由の説明を願います。
 
○石渡徳一 市長  (登壇)ただいま議題となりました議案第14号鎌倉市公平委員会の委員の選任について提案理由の説明をいたします。
 鎌倉市公平委員会の委員のうち、小林栄三郎委員の任期が平成18年6月26日をもって満了となります。つきましては、その後任者について、いろいろ検討いたしました結果、小林栄三郎さんを引き続き委員として選任することが最も適当であろうと考え、ここに提案する次第でございます。なお、小林栄三郎さんの略歴につきましては、お手元の資料により御了解をお願いしたいと思います。御審議の上、御同意くださるようお願いいたします。
 以上で説明を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第14号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第14号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第14号鎌倉市公平委員会の委員の選任についてを採決いたします。本件は、原案に同意することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (総 員 挙 手)
 総員の賛成によりまして、議案第14号は原案に同意することに決定いたしました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第11「議会議案第2号高金利引き下げに関する意見書の提出について」を議題といたします。
 提出者から提案理由の説明を願います。
 
○5番(納所輝次議員)  (登壇)ただいま議題となりました議会議案第2号高金利引き下げに関する意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。
 便宜、文案の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。
 平成16年の自己破産申し立て件数は、21万人を超えており、潜在的な破産予備軍と言われる人に至っては、200万人存在するとも言われている。
 また、警察庁の統計によれば、平成16年中に約8,000人の人々が経済的な理由で自殺をしており、平成2年と比較すると実に約6倍となっている。
 これらの破産、自殺の直接の原因となっていると思われる多重債務問題の原因の一つに、貸金業者の高金利による過剰融資が挙げられるが、普通預金金利が年0.001%、公定歩合が年0.1%という超低金利状況の中、利息制限法の最高金利である年20%や、出資法の29.2%という上限金利は大変な高利であり、明らかに市場において合理性を欠くものである。
 さらに、出資法の特例規定により年54.75%という超高金利を適用することが許されている日賦貸金業者(日掛け金融)による被害も全国的に多発しており、また、電話加入権も実質的な財産的価値を失っており、電話担保金融の特例を認める必要性もなくなっている。
 よって、国におかれては、国民生活における不安を解消し、その安定を図るため、下記各条項を早急に実施すべきである。
 1 利息制限法の制限金利を、市場金利に見合った利率まで引き下げること。
 2 出資法の上限金利を、利息制限法の制限金利まで引き下げること。
 3 貸金業の規制等に関する法律第43条のみなし弁済規定を廃止すること。
 4 出資法に定める日賦貸金業者及び電話担保金融に対する特例金利を廃止すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成18年6月22日。鎌倉市議会。
 総員の御賛同を賜りますようお願いいたします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第2号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議会議案第2号高金利引き下げに関する意見書の提出についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議会議案第2号は原案のとおり可決されました。
 なお、ただいま議決されました意見書については、議長において関係機関に送付いたしますので、御了承願います。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第12「議会議案第3号小児通院医療・ひとり親医療・重度障害者医療費助成制度の見直しに関する意見書の提出について」を議題といたします。
 提出者から提案理由の説明を願います。
 
○27番(吉岡和江議員)  (登壇)ただいま議題となりました議会議案第3号小児通院医療・ひとり親医療・重度障害者医療費助成制度の見直しに関する意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。
 便宜、文案の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。
 現在、神奈川県は、11市町の事業担当課長と検討会を立ち上げ、小児、ひとり親、及び重度障害者を対象とした三つの医療費助成制度の見直し作業を行っている。
 市長会や町村長会は、小児医療費助成制度等について、小児医療費助成での通院年齢の引き上げや、県補助率をもとに戻すことなどを要望し、さらに2004年と2005年に市町村連名でこれ以上の補助率の引き下げを行わないことなどの要望書を提出している。
 しかし、この検討会では、子育て支援の重要性や重度障害者の医療費の経済的負担に触れながらも、これまで無料だった医療費の有料化や障害者医療で新たな所得制限や年齢で対象外にするなど、対象者の負担増とひいては自治体への補助削減となる方向で、18年度末までに見直しの結論をまとめようとしている。
 特に、小児、ひとり親、及び重度障害者を対象とした三つの医療費助成制度において、受診のたびに定額を払う一部負担金の導入は、一般世帯の3分の1の収入とも言われている母子家庭を初めとした所得の低い人や医療の必要な人ほど負担が重くなるものである。
 また、重度障害者医療費助成においては、自立支援法に伴うサービス利用と自立支援医療の負担増も加わることから、この一部負担金の導入は新たな問題を生じかねない。
 よって、神奈川県におかれては、次の事項について慎重に審議を尽くすよう要望する。
 1 小児通院及びひとり親医療費助成制度の見直しにおいて、低所得者に配慮するなど慎重に審議をすること。
 2 重度障害者医療費助成制度の見直しにおいて、自立支援法に伴う負担増に配慮し、一部負担金徴収を導入しないこと。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成18年6月22日。鎌倉市議会。
 総員の御賛同を賜りますようお願いいたします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第3号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議会議案第3号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議会議案第3号小児通院医療・ひとり親医療・重度障害者医療費助成制度の見直しに関する意見書の提出についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議会議案第3号は原案のとおり可決されました。
 なお、ただいま議決されました意見書については、議長において関係機関に送付いたしますので、御了承願います。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第13「議会議案第4号自治基本問題調査特別委員会の設置について」を議題といたします。
 提出者から提案理由の説明を願います。
 
○23番(伊東正博議員)  (登壇)ただいま議題となりました議会議案第4号自治基本問題調査特別委員会の設置について、提案理由の説明をいたします。
 御承知のとおり、さきに策定された鎌倉市第3次総合計画第2期基本計画では、計画の前提として、最初に市民自治を掲げ、市民自治の基本理念、基本原則、市民参画と協働の仕組みなど、自治体運営の基本を明らかにする(仮称)自治基本条例を市民と協働で制定するとしているところであります。
 地方分権が着実に進む中、全国の自治体において、自治体の憲法とも言われる自治基本条例制定に向けた動きが活発化しているところでありますが、市民自治の基本となるルールづくりに向けて、この際、本市議会としても、市民自治のあり方、議会の役割・機能など、自治基本問題について調査研究を行うべきであると判断し、本議案を提出した次第であります。
 内容につきましては、お手元の議案のとおりでありますので、総員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 
○副議長(藤田紀子議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第4号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議会議案第4号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議会議案第4号自治基本問題調査特別委員会の設置についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                    (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議会議案第4号は原案のとおり可決されました。
 なお、この際、ただいま設置されました特別委員会の委員の選任をする必要がありますので、日程を追加したいと思います。
 お諮りいたします。自治基本問題調査特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、この際日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  「自治基本問題調査特別委員会委員の選任について」を議題といたします。
 本件については、鎌倉市議会委員会条例第6条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。便宜、局長から申し上げます。
 
○石井潔 事務局長  自治基本問題調査特別委員会委員の氏名を申し上げます。
 3番 久坂くにえ議員、5番 納所輝次議員、11番 山田直人議員、13番 前川綾子議員、16番 三輪裕美子議員、17番 小田嶋敏浩議員、18番 高野洋一議員、19番 高橋浩司議員、23番 伊東正博議員、26番 森川千鶴議員、以上10名でございます。
 
○副議長(藤田紀子議員)  お諮りいたします。ただいま申し上げました10名の方々を特別委員会委員に選任することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げました方々を特別委員会委員に選任することに決定いたしました。
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                   (18時22分  休憩)
                   (18時40分  再開)
 
○副議長(藤田紀子議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
 ここで申し上げます。ただいま自治基本問題調査特別委員会の正・副委員長が選任されましたので、御報告申し上げます。
 自治基本問題調査特別委員長に山田直人議員、同じく副委員長に前川綾子議員。
 以上のとおりであります。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  日程第14「閉会中継続審査要求について」を議題といたします。
 お手元に配付いたしました要求書のとおり、各常任委員長から目下審査中の事件につき、閉会中継続審査の要求があります。
 お諮りいたします。各常任委員長から申し出のとおり、閉会中継続審査に付することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から要求のとおり、閉会中継続審査に付することに決定いたしました。
     ────────────〇─────────────〇────────────
 
○副議長(藤田紀子議員)  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 平成18年6月鎌倉市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
                   (18時41分  閉会)

平成18年6月22日(木曜日)

                          鎌倉市議会副議長   藤 田 紀 子

                          会議録署名議員    小田嶋 敏 浩

                          同          高 野 洋 一

                          同          高 橋 浩 司