平成18年観光厚生常任委員会
6月13日
○議事日程  
平成18年 6月13日観光厚生常任委員会

観光厚生常任委員会会議録
〇日時
平成18年6月13日(火) 10時00分開会 16時43分閉会(会議時間 4時間11分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
吉岡委員長、岡田副委員長、久坂、本田、野村、藤田、森川の各委員及び千議員
〇理事者側出席者
進藤市民経済部長、相澤市民経済部次長兼市民活動課長、大久保腰越支所長、上山大船支所長、宮田観光課長、北村産業振興課長、梅澤産業振興課課長代理、野田市民課長、石井(和)こども部長、安部こども部次長兼こどもみらい課長、田中保育課課長代理、鷲塚こども相談課長、小川健康福祉部長、安部川健康福祉部次長兼福祉政策課長兼福祉事務所長、瀧澤健康福祉部次長兼高齢者福祉課長、塚本生活福祉課長、出澤高齢者福祉課課長代理、佐藤(尚)障害者福祉課長、松平障害者福祉課課長代理兼あおぞら園園長、山本(賢)障害児者政策推進担当担当課長、渡邊市民健康課長、磯崎保険年金課長、高橋(理)環境部長、塩崎環境部次長兼環境政策課長、椎野資源循環課長、久保田施設建設担当担当課長、石井(貞)美化衛生課長、諸石名越クリーンセンター所長、池田今泉クリーンセンター所長、杉山深沢クリーンセンター所長兼リサイクルセンター所長
〇議会事務局出席者
石井局長、磯野次長、小島次長補佐、成沢担当書記
〇本日審査した案件
1 議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)のうち市民経済部所管部分
2 報告事項
(1)平成18年度海水浴場の開設等について
(2)鎌倉市腰越漁港改修整備事業の進捗状況について
(3)繁忙期の臨時窓口開設及び土曜窓口開設の結果について
3 議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)のうち健康福祉部所管部分
4 報告事項
(1)鎌倉市健康福祉プランについて
(2)鎌倉市高齢者保健福祉計画について
(3)社会福祉法人ラファエル会について
(4)平成18年度国民健康保険料の保険料率及び軽減判定基準額について
5 陳情第2号鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情
6 報告事項
(1)ごみ処理広域化について
7 陳情第1号安全・安心の医療と看護の実現のため医師・看護師等の増員を求めることに関する意見書提出についての陳情
8 継続審査案件について
9 その他
(1)要望書
 〇鎌倉市民間保育園々長会からの要望書
 〇子供たちが安心して健全に育つための条例制定についての要望書
(2)当委員会の行政視察について
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○吉岡 委員長  おはようございます。ただいまから観光厚生常任委員会を始めます。
 まず、会議録署名委員の指名をいたします。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。本田達也委員にお願いいたします。
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○吉岡 委員長  それでは、担当書記の紹介をお願いいたします。
                   (担当書記紹介)
    ───────────────────────────────────────
 
○吉岡 委員長  それでは、本日の審査日程の確認をいたします。お手元に配付したとおりでございます。その中で日程第7陳情第1号安全・安心の医療と看護の実現のため医師・看護師等の増員を求めることに関する意見書の提出についての陳情については担当原局がないため、取り扱いのみ協議することでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、確認いたしました。
 日程第5陳情第2号鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情について、陳情の提出者から発言の申し出があったことを事務局から報告願います。
 
○事務局  申し上げます。日程第5陳情第2号の鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情につきまして、陳情提出者から発言の申し出がありました。この取り扱いについての御協議をお願いいたします。
 
○吉岡 委員長  議運検討会で検討された項目でございまして、提出者から発言の申し出がございましたけれども、そのとおりで発言を許可してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、そういたします。
 
○本田 委員  日程の確認。
 
○吉岡 委員長  ごめんなさい。日程の確認です。
 
○本田 委員  日程第2報告事項の(1)平成18年度海水浴場の開設等についてでありますけれども、これ確認なんですけれども、開設しますから、昨年の暮れだと思ったんだけども、海水浴場運営委員会のメンバーが不祥事を起こしたはずであります。それでその経緯とその後の経過、それから今どうなっているのかね。そういうものが入っているかどうか。もし入っていないのであれば報告を願いたいと、これお願いしたいと思います。
 
○吉岡 委員長  そういう申し出がございましたけれども、多分報告事項の中には、通常の海水浴場開設についての報告だと理解しております。質問をされるということで、報告をしてほしいということでございますか。
 
○本田 委員  だから報告事項の報告の中に、これは確認なんだけれども、そういう不祥事があったと。それで不祥事があった中で今回の開設を迎えるわけだから、本来であればそういうものはちゃんとしっかりしているという状態でなければ、開設なんていうのは難しいわけでね。そういう部分でそういう報告はあるだろうなという、質問するしないはその報告を聞いてからというのは当然の話で、聞いて質問する必要がなければ質問しませんし、する必要があると思えば、私は質問しますからということです。
 
○吉岡 委員長  ちょっと今聞いてみないとわからないんで、通常の報告はされるということは聞いておりますけれど、その中にどういう報告がされるかというところまではあれなので、もしもそれが必要であるなら報告してほしいということで要望するということにしますか。
 
○本田 委員  だから、日程の確認なんだから、あらかじめそういうね、報告が入っているかどうかそれを確認してもらって、時間もあるだろうしね、それはちゃんとやってもらわないとね、今何のために日程確認しているんだかわからないんだから。
 
○吉岡 委員長  じゃあ確認をするということでよろしいですか。
 
○藤田 委員  本田委員の御提案、海水浴場に絡むことであれば求めていいとは思うんですが、ちょっと私記憶がないもんで、何があったか。何のことを報告、不祥事っておっしゃってたけど、ちょっと私記憶がないもんで、どういう問題なのかというのをちょっと伺わないと、何とも申し上げられないなというふうに思っているんですけれど。
 
○本田 委員  海水浴場運営委員会のメンバー、それから滑川海水浴場組合の組合長が不祥事を起こして逮捕された。そういうことです。
 
○吉岡 委員長  ちょっといいですか。事実関係ではあれですか、例えば海水浴場の開設期間中にそういうことが起こったのかね。開設期間外のところで、それはどういう状況だったのか。その辺はどうなんですか。
 
○本田 委員  そんな中身までね、そんな聞いてみなきゃわかんないじゃないですか、そんなもの。そんな、そこまで私だって詳しくわからないから報告を聞こうとしているんですから。
 
○吉岡 委員長  ほかの方御意見ございましたらどうぞ。
 
○藤田 委員  本田委員が海水浴に関連して、そういう報告を求めているのであるならばね、支障のない限り、原局の方で報告ができれば、それはそれでいいんじゃないかなと思いますけど。ただ、あんまり、きっと恐らく原局の方では触れてはいけないものもあるでしょうから、その辺整理していただいて、報告していただけるものであるならば、私は構わないと思ってます。
 
○吉岡 委員長  ほかの方どうですか。
 
○野村 委員  今、本田委員からそういう御提案があって、じゃああれは何だ、観光課かな、にちょっと事前にそういうことも含めてお聞きしたいんだけれども、という申し出だけ、とりあえずしといたらどうなのかな。そういう話もするけれどもという。資料的にあるのかないかというのはよくわからないんだけれども、一応ね、そういう話も含めてしたいけどもという話だけは、とりあえずしておいてもらった方がいいんじゃないかな。
 
○吉岡 委員長  ですから、その報告があるのかどうかということの質問があったと。できれば、中身がちょっとわからないんですけれど、報告をしてもらいたいということで委員会として要望するということですか。中身がほら、何しろどういう状況なのかということありますけれど。そういたしますか。
 
○藤田 委員  ちょっとほら、私も詳細わからないもんで、原局の方でこれが報告できるものかできないものか含めて、ちょっと休憩とって聞いてきてもらった方がいいんじゃないか。進める段階で。
 
○吉岡 委員長  そうします。どうでしょうか、皆さん。
 
○野村 委員  聞いてみればいいんじゃないの。
 
○吉岡 委員長  報告できるかどうかも含めてね。どういう状態になっているのかということを聞きますか。
 
○藤田 委員  状態っていうんじゃなくて、報告できるものかできないものかね。ちょっと聞いてもらった方がいいんじゃないですか。何か不祥事だっていうから、問題が、ここでできるものか、できないものかと一番最初のところでね、ちょっと確認とっていただいて、進めた方がいいんではないかなと私思いますけれど。
 
○吉岡 委員長  じゃあ皆さんどうですか。今、すぐに聞けることだと思いますけれども、事務局からそういう形で今の話を聞いていただいて、それで報告できるかどうか、そういうのも含めまして、じゃあ聞いていただくということで。短時間ですから、その間休憩をとらせていただきますけど、よろしいですか。じゃあ休憩といたします。
               (10時10分休憩   10時16分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。それでは事務局から報告願います。
 
○事務局  観光課と話をしまして、海水浴場の報告等という中に、本田委員の方からお話しのございました不祥事の件について報告をさせていただきたいということを確認させていただきました。
 
○吉岡 委員長  こういうことでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、日程確認はよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  それでは、こども部から職員紹介、よろしくお願いします。
                 (こども部担当職員紹介)
 
○吉岡 委員長  御苦労さまでした。
 それではこども部職員退室、市民経済部職員入室のため、休憩といたします。
               (10時18分休憩   10時20分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。
 市民経済部の職員紹介をお願いいたします。
                 (市民経済部担当職員紹介)
 それでは関係外職員退室のため、休憩といたします。
               (10時21分休憩   10時22分再開)
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。日程第1「議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)のうち市民経済部所管部分」について、原局から説明願います。
 
○相澤 市民経済部次長  議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)のうち市民経済部所管部分について、その内容を説明いたします。平成18年度鎌倉市補正予算に関する説明書の6ページをお開きください。10款総務費、5項総務管理費、57目市民活動推進費は1,500万円の追加で、市民組織支援の経費は、財団法人自治総合センターが宝くじの普及広報事業の一環として実施する平成18年度コミュニティセンター助成事業に梶原山町内会の町内会館建設事業が選定されたことから、当該事業に係る経費を助成するため、負担金補助及び交付金を追加しようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは質疑を行いたいと思います。質疑のある方はどうぞ。よろしいですか。
                  (「なし」の声あり)
 では質疑を打ち切ります。
 総務常任委員会への送付意見がありますでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 なしを確認いたしました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  日程第2報告事項(1)「平成18年度海水浴場の開設等について」原局から報告願います。
 
○観光課長  報告事項1、平成18年度の海水浴場の開設等について御報告いたします。
 初めに平成18年度の海水浴場の開設について御報告いたします。今年度開設する海水浴場は、材木座、由比ガ浜及び腰越の3海水浴場で、開設の期間は、6月28日水曜日から8月31日木曜日までの65日間、時間は午前9時から午後5時まででございます。
 また、海岸での出店数は、更衣所や売店等の合計で52店の予定となっております。開設期間中は安全で快適な海水浴場となるよう、3監視所及び1派出所を設置して、監視・指導に当たるほか、各海水浴場の主要な入り口8カ所に総合案内板を設けて、海岸における注意等の周知を図るなど事故のないよう万全を期してまいります。また、救護につきましては、監視所に看護師を配置し、応急処置や万一の場合の救護活動に対処してまいります。
 なお、6月28日水曜日に、由比ガ浜海水浴場において海開き式を行います。午前11時から鎌倉市海水浴場運営委員会の主催による安全祈願の後、午前11時30分から市主催による式典及び神奈川県警察航空隊のヘリコプターや鎌倉消防署の水上バイクによる水難救助訓練などを行う予定です。
 引き続きまして、先日の本会議におきまして、本田達也議員から御指摘のありました野村総研跡地にある観光課所管の資料について、再度調査を行った結果について御報告いたします。本会議後、改めて野村総研跡地につきまして資料の確認をいたしましたところ、鎌倉市海水浴場運営委員会において、昭和58年度に海水浴場開設100年を記念して作成した「鎌倉の海」の本が57冊、平成5年度に同じく海水浴場開設110年を記念して、100年記念誌の増補版として作成した「鎌倉の海」の本が66冊ございました。当初の調査に誤りがありましたこと、この場をおかりしておわび申し上げます。申しわけございませんでした。
 引き続きまして、海水浴場運営委員会委員によります、昨年ございました事件について御報告いたします。
 海水浴場運営委員会がことしの1月6日に開かれまして、昨年運営委員会において報告ございました内容としては、昨年10月に、運営委員の1名が東京で婦女暴行未遂及び傷害の事件により11月に逮捕されたという事実が発覚したとの報告が海水浴場運営委員長から報告がございました。
 運営委員会では、直接海水浴場のことでなく、またあるいは運営委員会として問題を起こしたわけでもないという…。
 
○吉岡 委員長  ちょっと待ってください。休憩とります。
               (10時29分休憩   10時30分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。
 
○観光課長  引き続いて、海水浴場運営委員会委員によります事件について御報告いたします。
 
○吉岡 委員長  また、では休憩いたします。
               (10時31分休憩   10時32分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。
 
○観光課長  引き続いて、海水浴場運営委員会によります事件について御報告いたします。海水浴場運営委員会がことしの1月6日に開かれまして、昨年の10月に運営委員会委員によって、昨年10月に東京で婦女暴行及び傷害の事件により、11月に逮捕拘留されたという事実が発覚したという報告が海水浴場運営委員会からございました。その処分について審議をしたものでございます。
 そのときの内容といたしましては、先ほど申しました婦女暴行及び傷害という事件でありまして、直接その事件そのものが海水浴場の開設期間中でないこと、あるいは運営委員として直接問題を起こしたというわけではなくて、個人の問題だというような御意見も委員から出されておりましたけれども、実際に、あるいは判決等、公的な処分もその時点でもなされておりませんでしたけれども、運営委員としてふさわしくない行為があったというふうなことで、1月6日の時点をもってその運営委員を解任という処分をいたしました。それが1月6日に処分を起こしましたので、それ以降につきましては、私どもとしては状況を把握していないということでございます。
 以上で報告を終わります。
 
○進藤 市民経済部長  先般の本田委員の一般質問にかかわる資料提出につきまして、課長の報告のとおり、誤った資料で提出されました。不十分な情報提供になってしまいました。大変御迷惑をおかけして申しわけございません。今後十分注意し、対処いたします所存でございます。どうも御迷惑をおかけしました。
 
○吉岡 委員長  それでは報告はよろしいですか。それでは質疑を行いたいと思います。質疑のある方はどうぞ。
 
○本田 委員  鎌倉の海の57冊と66冊、この部分は謝罪もあり、本当に十分注意していただきたい。この部分は多分私があのとき指摘しなければ、出てこなかった数字だと思います。これだけだと思いますけれど、ほかはもう、そのときの数字と変わりはないんでしょうね。
 
○観光課長  資料等、数字とも変わりないというふうに考えています。
 
○本田 委員  そうすると、観光マップ鎌倉が22万部、英語版鎌倉9万5,000部、有償パンフレット鎌倉3,500部、鎌倉市観光基本計画書、本書800冊、ダイジェスト2,500部、鎌倉の海250部、58年分57冊、平成5年分66冊、湘南めぐり2万冊、これでよろしいわけですか。
 
○観光課長  そのとおりです。
 
○本田 委員  それでこのほかの話であったわけですけれども、やはりああいう紙類ですね。その前の鏑木のは、あれは美術本ですから本当にもっとやってほしいんですけど、これも一応紙類ですから、湿気に弱いという部分があると思うんですけども、そういう部分で移動等、そういう措置ですね。暫定利用ですから、またこれは一応は市の財産になるわけですからね、配るまではね。そういう部分で、あそこの場所の変更ということも考えられているんですか。
 
○観光課長  本田議員から本会議でも御指摘ございましたとおり、雨漏り等の心配があるということで、実を申しますと平成15年からあちらの方に保管させていただいておりますけれども、あそこの場所は我々として大丈夫だというふうに思っておりましたところ、きのう、文教常任委員さんの方があちらの方を見られて、あそこが雨漏りをしていたということで、観光のパンフレットの包みのところにも雨が降りかかっていたと。すぐその報告、文化教養施設担当の方から伺いまして、我々もその後に行ってまいりました。3束ほど上にちょっとかぶってまして、表面の6部がちょっとやられていまして、非常に反省しております。
 直接、今おっしゃったように22万部、あるいは9万5,000部という大量な冊数ございまして、なかなか保管場所を探すのもあれなんですけれども、今、ちょっと庁内の関係課の方にも今問い合わせしておりまして、どこか置かせていただけるスペースがあればということで、これから梅雨にも入ってまいりますので、確かに2階を見ますとあちこち雨漏りしておりまして、いつそこからまたその下に落ちてくるかもわからないということですから、早急に対処したいというふうに思います。
 
○本田 委員  その部分は本当に保管するような状況ではないですからね。その部分はひとつお願いしたいのですけれども。
 今回の一般質問の中で、ちょっと今回疑問に思ったのは、この22万部ありますよね。これは年度末納品ということで答弁があったわけですけれども、その年度末納品というのが、指摘させていただきましたけども、非常にわかりづらいといいますか、ちょっと単年度主義の予算にはちょっとなじまない部分ではないかというふうに指摘させていただいたんですけど、そのためにたまたま、一時的ではあろうが22万部というあり得ない、あり得ないというか、野村なしでは考えられなかった納品の仕方ですよね。そこにちょっと根本的な問題があるのではないか。例えば、本会議で言いましたけれど、納期を分けてやったらどうかとか、いろいろその部分、1年間はダブるかもしれないけど、とりあえず1回えいやで戻してみてはどうかと。単年度主義の部分で対応できるのではないかなという御指摘をさせていただきましたけども、その点についてはどうですか。
 
○観光課長  やはり分割納入のような形になりますと、どうしても割高になるというのは、ちょっと先日も非公式にちょっと印刷業者の方に聞いてみましたが、2回に分けて印刷するとか、あるいは2回に分けて運ぶとかということで、そういうことはあるというふうには伺いました。ただ、今、本田委員のおっしゃったとおりですね、ああいう置き場所が今余りないという中で、ちょっと納入時期を少しずらして、要は在庫数を減らしていくと。減らしながら改めてまた作成すると。そういう形で、できるだけ在庫を持たないような方式で、今おっしゃったように、1回はえいやという形でどこかの時点に戻して、在庫を減らしていくというのもやり方だと思いますので、財政、あるいは総務関係当局とちょっと相談をしながら、その方法についてちょっと考えていきたいと思います。
 
○本田 委員  では、その部分はよろしくお願いします。
 それで本会議の答弁の中で、年度末納品だということで、今22万部ありますと。でも、大体4、5、6ではけますからと。大体そこら辺が修学旅行のあれなんですか。需要が4、5、6にあるというお話だったんですけれども、ちょっと単純に考えてみて、今、6月の半ばですよね。そこで何で22万部残っているんですか。
 
○観光課長  実質的に実は昨年ですね、ちょっと窓口等に置いているパンフレットが非常に足りないという御要望を観光客の方等からいただきまして、いろいろうちも考えたのですが、無料で配れるパンフレットというのをちょっと去年の分だけ、去年として御提供いただいた部分がございまして、それを活用していたという、ちょっと経過がございます。そういった中で少し在庫としては去年よりは残っていたというようなことはございます。
 あと今、春先のこの時期のパンフレットもそうですけれども、これから夏から秋になる前ですね、つまり7月、8月、9月ぐらいになりますと、秋の旅行の関係で、非常にパンフレットの要望というのは出てきます。
 
○本田 委員  ちょっと待って。いや、だからさ、私の答弁には、4、5、6で10万部ぐらいはけますという話だったじゃないですか。それなのになんで今、22万部あるんですかということなんですよ。だって秋にはけるなんて言ってないじゃない。
 
○観光課長  ちょっと記憶ですが、4、5、6ぐらいですと、大体月平均、送っているのは大体1万5,000部ぐらいなんですね。それから窓口等で大体4,000から6,000ぐらい。今、ピーク時ですから。それで月に大体2万部ぐらい出ているということになります。
 
○本田 委員  だから、それだけ出ているんであれば、何で22万部あるんですか。だって16万部つくったんでしょう。16万部丸々あって、その在庫が6万部ですか、あるわけでしょう。月何万部はけてますといっても、これはけてないって数字じゃないですか。4、5、6にははけますという話なんだけど、この6月のね、終わりに集中的にくるのかもしれないけども、でも、4、5、6くるというのに、何で在庫がそこにあるのか。野村にあるのかね。そんなはけるならば、本来すぐ出せるように原局に置いておくとかね。すぐはけるんだったらできるでしょう。だけど、あそこの野村に置いとくというのは、22万部あるというのは全然はけていないということでしょう。
 
○吉岡 委員長  整理して、答弁願います。
 
○観光課長  おっしゃるとおり、今現在22万部残ってますので、つまり4、5の段階で4万ぐらい出ていったと。つまり年度の当初には26万部あったということで、今まだこれをそれから使っていくということになります。
 
○本田 委員  そうすると、年間16万部つくっているわけですよね。年間16万部つくってて、26万部あったということは、余剰在庫だったの。10万部残ってたということでしょう。それで同じような、また10万部残ってて、またことしも、ことしというか昨年の末か、年度末納品だから。10万部残っていながら、また16万部つくってたということですか。
 
○観光課長  ちょっと申し上げたとおり、別のところからそういうパンフレットの寄贈を受けたりしたのもございまして、無料でとにかくお渡しできるものができたということが一つ、別のケースでございます。それと同時に、うちの方としても今まで16万部という数のはけ方といいますか、要は少し抑えながら出してたということもあって、その両方が重なって少し昨年残ってたというような事実ございます。今については、ことしの頭からそうですけれども、少なくともいろいろなキャンペーン等があるという中では御要望にこたえられるだけの冊数をお渡ししていますし、学校関係についても100人、200人という単位の中でもお渡しできるようになったということで、これからまたどんどんはけていくものだというふうに考えております。
 
○本田 委員  別のところから寄贈があったというのは、それはどこから何万部来たんですか。
 
○観光課長  日本コムシスという会社から、17年度1年で34万部です。
 
○本田 委員  日本コムシスというところから34万部、その観光マップを。じゃあ要らないじゃん。
 
○観光課長  それは全然違う資料です。同じものじゃなくて、全く違う、今、携帯版でできるという、そういう携帯のQRコードというのを使って、観光のホームページの方に飛んだりできますよという、そういうものが載っかった地図なんですけれども、今の観光地図とは全く違ったものです。
 
○本田 委員  全く違ったものだったら、これは観光マップ鎌倉、観光マップ鎌倉で配ればいいじゃないですか、だって。もし、日本コムシスっていうんですか、34万部、いうなれば、それが代用できると思って、それで配ったんでしょう。代用できると思うんだったらば、新たな観光マップ鎌倉の16万部というのはつくる必要がなかったんじゃないですか。
 
○観光課長  少し観光マップの内容が違いますので、別途、鎌倉の地図をつくったということでございます。
 
○本田 委員  だからこれ、日本コムシス34万部というのを代用できると思ったから、そっちを配ったんでしょう。って言ったじゃん。
 
○観光課長  足りない分について、今まで全然足りなかったという経過がございましたので、その場合にそういう今の鎌倉の市がつくっている地図を使ってたんですけれども、そういう寄贈もあったということで、そちらの方を無料で、とにかく先に優先的に出していました。
 
○本田 委員  その日本コムシス34万部というのは、これは全部はけているわけですか。それはどこに置いてあったんですか。
 
○観光課長  それは季節ごとにですね、つくってございましたので、1回の部数としてはそんなに多くなくて、観光課の方の事務室のところに置いてございました。
 
○本田 委員  だけど、34万部なんていったら、季節ごとっていったら、4分の1でしょう。4分の1だっていったって、これ何、8万5,000部だ。そんなのだって、あそこに置いておけないでしょう、だって。
 
○観光課長  事務所の方とあとは観光案内所、あちらの方で無料で配れるパンフレットが必要だということで、そちらの方に置かせてもらっていました。
 
○本田 委員  じゃあ無料案内所、観光案内所ですか、じゃあそこに置けるんだったら、この観光マップ鎌倉だって置けるじゃないですか。
 
○観光課長  実は場所の一つとして、そこも検討しております。
 
○本田 委員  それやれるんだったら、それをさ、やっとくんじゃないんですか、それ。実際の話。日本コムシス34万部というのは全部はけたと。自分たちがつくった観光マップ鎌倉というのは、いうなればストックしておいた。一時26万部になってた。それで今は22万部ですと。それで自分たちがつくったやつは雨で濡れちゃった。そんなやり方ありますか。その日本コムシス34万部というのも全然知りませんよ。こういう寄贈があって、これ無料で配布するんですという報告ありました。おれはちょっと記憶にないんだけどな。
 
○観光課長  観光課の方でもいろいろパンフレットたくさん出ていくという中でですね、有料化みたいな話があったりとか、いろいろ御意見いただいておりまして、これたまたま試行的に昨年ちょっとそういう話をしたところですね、ことし1年ということでやっていただけたということで、我々としてはあくまでも試行的だという理解でございます。
 
○本田 委員  だけどね、ある程度代用できるというものなのであるから、それはそれに任せればいいんじゃないですか。そうすれば観光マップ鎌倉という、毎年16万部つくるわけでしょう。それつくらなくていいことになるわけでしょう、それで代用できるんだから。代用して渡していたわけだから。もうこれはじゃあ、この寄贈というのは試行だとはいっても、これから続ける意思があるかどうかわからないけれどもね。でもそれだったらば、この部分の毎年16万部というのは削減できるわけですね。
 
○観光課長  それは、継続についてはちょっとお約束されていないもので、先ほど言った試行だということでやっていただいていた分なので、ことし以降は余り期待はできないというふうに考えています。
 
○本田 委員  それは聞いているんですか。
 
○観光課長  そのような話で聞いております。
 
○本田 委員  残念な話ですけどね。
 それでもとに戻りますけれども、4、5、6にはけるって言ったのに、今、ここに22万部あるというのは、その日本コムシスの34万部がかわりにはけたからということなんですか。
 
○観光課長  ちょっとかわりという言葉、ちょっとあれなんですが、そちらの方で多く使ってたというようなことでございます。
 
○本田 委員  まあいいや。そういう何ていうんですか、できるだけね、そういうものがあると。34万部寄贈受けたんだと。全く知りませんでしたけれどね。そういう報告というのはね、していただきたい部分、それはこれから今後ですけれどね、そういうのは約束していただけますか。
 
○観光課長  1年間で34万部という数字になって、結果としてこれだけ大量なものをいただけていたということなんですが、御報告しなかったこと、申しわけなく思っています。今後、御報告するようにいたします。
 
○本田 委員  それはよろしくお願いします。それと至急この22万部の行方なんですけど、雨で濡れちゃったという部分もありますけれどもね、それはあそこに行けばわかりますけれども、相当雨漏りとかね、どこから水が出てくるかわからないという部分がありますから、その部分、その34万部置ける、じゃない、四半期だから8万5,000部置ける部分があるんだから、そういうところでね、対応ができるでしょう。その部分も早速対応していただけますか。
 
○観光課長  先ほど申しましたように、幾つか場所も当たっておりますけれども、早急に場所を見つけて、移しかえたいと思います。
 
○本田 委員  もう1点、先ほど海水浴場運営委員会のメンバーが不祥事を起こしたというところで、10月に事件を起こし、11月に逮捕され、それで1月6日の運営委員会でその報告があり、処分したという、この処分がちょっと聞えなかったんですけど、もう一度言っていただけますか。
 
○観光課長  運営委員会の規約といいますか、運営委員会として、職務上の義務違反とか、その他委員としてふさわしくない行為があったと認められるときには解任できるという規定がございまして、その規定に基づきまして、先ほど説明下手だったんで申しわけないんですが、要は個人的な問題でもあると。あるいはまだ判決等々、公的な処分もなされていないけれども、逮捕拘留されたという事実は事実なんで、その事実が運営委員としてふさわしくないということで、一応全会一致ということで解任ということになっております。
 
○本田 委員  解任というのは任を解くということですね。追放みたいなものですか、解任というのは。
 
○観光課長  運営委員会からの役員から、役員を解いたということです。
 
○本田 委員  じゃあ運営委員会の委員であることは、役員を解いたということで。
 
○観光課長  運営委員会の委員そのものは役員ということ、海の各組合を代表して出ている人たちの集まりを運営委員と言っていますので、あとは個々の組合員という言い方になろうかと思います。
 
○本田 委員  運営委員会の委員は解任されているんですか。
 
○観光課長  運営委員会の委員は解任です。
 
○本田 委員  そうすると、その組合長は。
 
○観光課長  ある組合の組合長をやってた方ですが、その運営委員会を開く前にですね、本人から組合長を辞任するという申し出があったというふうに聞いております。組合の中でも辞任を認めたということです。
 
○本田 委員  そうすると、まず、運営委員会の委員は解任された。その単組である組合の組合長は辞任した。ということはもういないということですか。
 
○観光課長  組合長からは辞任したということですね。それで個々の名義についてはちょっと私どもも把握はできておりません、組合の内部の話としては。
 
○本田 委員  だけどほら、組合の名簿を提出しているでしょう。そこには出ているんですか。
 
○観光課長  これは、この当時の運営委員会の中で聞いたときの話にさかのぼってしまいますけれども、当時、そのときの話では組合長を辞任するということで、ことしは海の方はやらないというふうな話は出てたということで記憶しております。
 
○本田 委員  ことしは海をやらないということは、組合長はやめたとしても、その組合の組合員というんですかね。だってもう出ているんじゃないですか、組合員の名簿は。
 
○観光課長  出ております。
 
○進藤 市民経済部長  申しわけないんですけれど、しばらくお時間いただいて、休憩とっていただきまして、確認したいと思いますのでよろしくお願いします。
 
○吉岡 委員長  じゃあ申し出がありました。休憩ということでよろしいですか。
               (11時01分休憩   11時10分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。どうぞ。
 
○観光課長  済みませんでした。ことし出店者名簿、組合から運営委員会に提出されている資料によりますと、その方のお名前入っておりません。
 
○本田 委員  それで10月事件を起こして、11月逮捕、1月6日に運営委員会が開かれた。解任の処分をしたということですね。これは非常に極めて早い動きだったと思います。これはいいと思いますけど、その後の経過というのは把握されてますか。
 
○観光課長  今、組合名簿からも外れているということなんですが、組合長もおやめになって、運営委員会からも外れておりますので、その後の状況については運営委員会からの報告はございません。
 
○本田 委員  幾らいなくなったからといっても、当時、現職の組合長だったことは間違いないわけで、その部分のね、その捕捉といいますかね。いうなれば、なぜそこまで言うかというと、はっきり言って、そういう人っていうのはやっぱりいてほしくないんですね。なんでかっていうと、これはやはり鎌倉の観光の一つの顔ですから、そういう部分で、イメージ的にもね。ましてや婦女暴行でしょう。よくないですからね。そういうのは一切絶ってますと。組合員にもいませんと。そういうのは本当はわかってなきゃいけないんだろうけども、これからはわかるでしょうからね。これからも引き続きそういうものは排除していくというか、そういうものが全くない、すばらしいメンバーでやってますと、すばらしいかどうかはわからないけど、ちゃんとしたメンバーでやっていますという姿勢がやはりないと、私はだめだと思うんですね。だから、その後の経過はどうですかという話を聞いているわけで。そういう部分は、こちらから言われる前にね、そういう運営委員会があったんだったら、その後の、直近でもいいですから、その報告でもね。その報告をすれば、何のことはないんですよ。ああそうだ、ちゃんとやっているんだな、ちゃんと捕捉しているんだなというのがわかればいいわけですからね。そういう部分はどうですか。
 
○観光課長  1月の運営委員会での話の中で出た話なんですけれども、この規約の中では、解任することはできるという規定の中でですね、その場合には、本人に弁明の機会を与えるというようなことございます。当時、そういうような状況でございましたので、弁明はできないといいながらも、この段階では、運営委員会としてはもう解任だという。
 ただ、本人からですね、どういう状況なのかわかりませんが、例えば、刑が確定するんだとか、最終的に公的な判断なされるとか、そういった以降とかで、本人が弁明したいというのであれば、また運営委員会の中でも多分報告がある、あるいは本人からの話もあるということもあろうかと思いますが、私どもの方としても、その段階で運営委員会の皆さんにはそういうことがないようにということでですね、いろいろな鎌倉の海のイメージであるとか、そういったものを損なうことになるので、そういうことがないようにお願いしたいということのお話しはさせていただいているんですけれども。
 
○本田 委員  だから、その弁明というのは、それは処分を受ける前の話でしょう、聴聞とか、弁明というのは。処分を受けたから弁明したいって言ったって、それは弁明じゃないですよ。本来のものというのは、事件があった、そして弁明をする。そして処分がある。例えば懲役何年とか、そういう処分があるわけでしょう。その前でしょう、弁明というのは。
 
○観光課長  その段階では、先ほど申したように、本人が出てこれない状況にありましたので、弁明することができないということなので、処分は処分で先にしたけれども、そういう状況がですね、本人が出てこれる状況の中で、また本人が希望するのであればしたいということで決定されたということでございます。
 
○本田 委員  で、出てきたんですか。
 
○観光課長  その後、本人が特に弁明をしたいということは多分申し出がないんだろうという、つまりそういう報告がないということはですね。今の段階では弁明をしたいということはないんだろうということですんで、今は解任の状況のままでございます。
 
○本田 委員  ということは、もうそこである程度、一件落着じゃないけれども、一応収束はしたわけですね。
 
○観光課長  一応収束したというふうに考えております。
 
○本田 委員  この問題はね、海水浴場が開設するからということで、これは私がお願いしなければ報告しない予定だったんだろうけれども、そういうのをせっかく事件があって、逮捕されて、それですぐ運営委員会がそういう処分を下したと。これはね、一つの英断だったと思うんですよ、私は。そういう部分は、やはり報告事項でね、ちゃんとこういうちゃんとやっているんだということをね、やっぱり報告しておかないと、後から開設するからこれはどうだったんだという、今どうなっているのよということを聞かれる前にやらなければ、イメージ的にもね、よくないと思うんですよ。その部分はどうですかね。
 
○進藤 市民経済部長  報告事項の案件について、配慮が足りなかったこと、まずおわび申し上げます。きょうの論議につきましては、議会側の心配されている部分もございますので、運営委員長の方と協議しながら意見交換等をしておきます。それで今後報告できる部分があったら報告いたしたいと思いますので、よろしくお願いします。
 
○本田 委員  よろしくお願いします。
 それとあと、さっきの観光マップというか、出版物のことなんですけど、私の錯覚かもしれないんですけれどね、そういうパンフレットだの何だのという、内容はちょっとわからないんですけれども、捨てたことあります。
 
○観光課長  そういうことはございません。
 
○本田 委員  これは全然ね、信憑性のない話なんだけれども、そういうものをね、捨てているものを見て、これはもったいないから、配れるところに配ったらどうですかというふうに言われた人もいるらしいんですよ。そういうのが真偽は定かではないけれども、そういう話が出るということ自体ね、あんまりいい話じゃないから、まさか捨ててるとは思わないけれども。たまたま間違ってダンボールで捨てちゃった部分があるかもしれないんでね。そういうのはちょっと注意しててください。
 
○吉岡 委員長  ほかにございませんか。
 
○森川 委員  済みません。本田委員のちょっと質問に関連して、先ほどの不祥事を起こした方が組合長を辞任して、それから運営委員は解任されたという報告があったんですけれども、その後、要するに運営委員の新たな方というのは選出されて、こちらに報告はあるんですか。
 
○観光課長  その方のかわりという意味での後はないです。今はですからその部分は空席になっているということです。
 
○森川 委員  一つの組合を代表して出てきて、多分その運営委員におなりになっていると思うんですが、そこは欠員のままで問題ないということですか。そういうふうに市はとらえているということですか。それとも少し時間を置いて、新たな方を選出するのを待っているという状況ですか。そこはどうなんですか。
 
○観光課長  当時の話では、そのときに、今の運営委員長がそこの部分をあわせて見ましょうというふうなことで、運営委員会では話があったというように記憶しております。
 
○森川 委員  委員長が、今かわりを務めるというふうにおっしゃったんですけれども、組合が違うのに、そこは可能なんですか。
 
○観光課長  実は今の運営委員長そのものが、その組合にも名前が入っておりますので、それであわせてという話だったと思います。
 
○森川 委員  じゃあ兼任でその部分を担うということで、運営委員会で確認したというふうに市は受け取ってらっしゃるということの確認でよろしいですか。
 
○観光課長  非常にそれ難しい部分なんですが、兼任というとですね、ちょっとそれも違うんじゃないないかというふうなこともあって、同じ名前がある中で、自分も組合員に一緒に入っているんで、私の方で見ましょうというふうなことだったと思います。明確に何か、どういう立場でということはなかった。決まってないと思います。
 
○森川 委員  一応ね、運営委員会に対して、やっぱりこの開設について補助金も出されているわけですから、そこのやっぱり委員さんはだれがやっているかというのは、結構大事だと私は思うんですね。ですから、そこのところの事実確認はきちんとしていただいて、まだ欠員のまま、とりあえず代役としてそこのところを兼任なさるのかどうかというところは、ぜひ確認をしていただきたいと思うんですけど、その点についてはどうですか。
 
○観光課長  確かに兼任という言葉が正しいかどうか、ちょっと私もこれわからないんですけれども、今の運営委員長の方がこの組合にも名前が入っているんで、自分の方がその組合のやりとり、今、自分の組合と、またほかに今こちらの組合の方とのやりとりを、自分の方がやりましょうという話で決まったというふうに思ってます。
 
○森川 委員  何にしてもね、そうしたら、組合の方の組合長さんは決まったんですか。
 
○観光課長  これは1月の名簿ですと、今の運営委員長の方が両方兼務してます、組合長。ですから、今の運営委員長が二つやっているということになります。
 
○森川 委員  じゃあ要するに、今の運営委員長が組合長ということは、要するにそこを組合長として受けて、運営委員と兼任ということでよろしいわけですか。だから運営委員の数が1人減ったということですよね、そこのところでね。
 
○観光課長  そういうことになろうかと思います。
 
○森川 委員  それは運営委員会の規約の人数と合致しているというふうに解釈してよろしいんですか。
 
○観光課長  運営委員会20名以内という人数ですんで、今10名ぐらいなんですけれども、その人数の中ということで合致はしてます。
 
○森川 委員  じゃあちょっと変えまして、今の話はわかりました。先ほどね、不祥事起こした方は出店者名簿にはことしはないというふうな御返答ございましたよね。ということは、組合員としては残ってらっしゃるということなんですか。組合の中まで口出すのは何ですけれども、それだけ問題起こした方が、ことしは休んでも、もしかしたら来年出店するって可能性もあるわけですよね。やっぱり婦女暴行という問題を起こした方が、海の家を運営しているということについては、やはり私は風評も含めて結構問題があるのかなと。あれ結構新聞記事にもなりましたよね。そこのところの確認っていうのはどうなっているんでしょうか。
 
○観光課長  この出店者名簿そのものが組合員ということイコールですので、今はないということです、組合員でないと。
 
○森川 委員  わかりました。
 
○吉岡 委員長  よろしいですか。ほかにございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは質疑を打ち切ります。
 了承かどうか確認させていただきます。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 じゃあ確認いたしました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  それでは日程第2報告事項(2)「鎌倉市腰越漁港改修整備事業の進捗状況について」原局から説明願います。
 
○産業振興課長  報告事項2、鎌倉市腰越漁港改修整備事業の進捗状況について御報告いたします。それでは、お手元の資料、鎌倉市腰越漁港改修整備事業の進捗状況についての1ページをごらんください。
 腰越漁港の改修整備につきましては、市民参画による腰越のまちづくりを考える鎌倉市腰越漁港改修検討委員会を平成10年11月に発足させ、2回の意見交換会を含む計15回の検討会を開催、平成12年7月に鎌倉市腰越漁港改修検討報告書が市へ提出されました。市ではこの報告書に基づき平成13年8月に現計画であります鎌倉市腰越漁港整備基本計画を策定し、以降、この基本計画に基づき事業を進めてまいりました。
 続きまして、資料の2ページをごらんください。平成17年度には事業着手に向けての基礎資料として基本計画補足検討及び基本設計基礎検討、あわせまして公有水面埋め立てに必要な基礎資料の作成を行ってまいりました。まず、基本計画補足検討ですが、基本計画策定後の情勢変化を把握し、おおむね10年後の将来予測の検討を行い、基本計画で検討された施設の内容や規模、配置について改めて補足検討を行ったものです。漁業形態には大きな変化はなく、将来予測でも漁船隻数や就業者数などに大きな増減はないと考えております。しかし、休止していました腰越沖の大型定置網の操業を平成15年から他の漁協に所属する経営体と共同で再開しており、魚の陸揚げ量は大幅な増加が見込まれております。防波堤や用地など施設の内容・規模は基本計画どおりといたしますが、一部用地の利用については大型定置網の陸揚げに伴い荷さばき所用地を確保します。
 資料の3ページをごらんください。施設の配置計画であります、計画平面図を載せてあります。整備の概要ですが、現行の防波堤から沖側の南側に80メートル沖出しした箇所に延長160メートルの南防波堤を新設するとともに、既存防波堤との間に新たな水域であります泊まり地を新設いたします。この南防波堤等の整備により既存の水域内の静穏性が高まり、漁船の係留の安全性を向上させようとするものでございます。また漁港施設用地が不足しているため、約4,400平方メートルの埋め立てにより加工場や漁具保管修理、荷さばき所等の用地を新たに確保いたします。漁港西側にあります神戸川河口沿いの防砂堤につきましては既存の沖側を一部撤去し、陸側からの既存部分延長100メートルの改良と新たに延長140メートルを追加することにより、全長240メートルの防砂堤に改良整備いたします。この防砂堤は幅を6メートルに拡幅し、腰越海岸側の幅3メートル部分は遊歩道として整備を行うことにより、市民等が散策や釣り等で利用できる親水施設を計画しております。
 資料の4ページをごらんください。基本設計基礎検討については、今年度実施いたします基本設計に向け防波堤等の漁港施設基本断面の設計、漁港施設の環境への配慮、あわせまして事業実施のための概算事業費の算出、工事期間の検討などを行いました。防波堤等の漁港施設基本断面の設計ですが、漁港施設のうち、主要施設であります外郭施設の防波堤、防砂堤、波除堤、護岸、そして係留施設の岸壁、船揚げ場について土質などの設計条件を考慮し、各施設に適した構造の検討と基本断面の設計を行いました。各施設の断面は図面のとおりとなっています。この検討結果は今年度実施いたします基本設計に反映させるものでございます。
 続きまして、5ページをごらんください。腰越漁港の前面海域には、海藻類の群落である、いわゆる藻場が広がっており、漁港整備により藻場が消失する面積は、約2.5ヘクタールとなっております。これに対しまして新たに整備される施設でできるだけ藻場への配慮をいたしました。具体的には1点目が新設する防波堤の消波ブロックに海藻類が着生しやすい構造を採用し藻場の修復を図る。2点目として、新設する泊まり地の中で計画水深3メートルよりも深い部分は藻場として残す。3点目といたしまして漁港東側の小動岬前面海域を離岸堤の一部移設により海水交換を促進、水質等の環境を向上させることで藻場機能の再生を図ることとしまして、これらの環境配慮を基本設計に反映いたします。
 続いて、6ページをごらんください。工事に係る概算事業費につきましては、今回検討した施設の内容・規模そして基本断面の設計などから約20億円と算出いたしました。事業費は国の交付金制度等の活用を図りながら、財源確保に努めてまいります。工事期間は平成19年度の工事着手から平成24年度完成の6カ年を予定しております。なお、今年度は基本設計を行うとともに、事業採択に向けて国・県と協議・調整を行いながら事業の推進を図ってまいります。改修整備の全体と親水施設としても利用する防砂堤のイメージ図を7ページ、8ページに添付してありますので、ごらんいただければと思います。
 以上で説明を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは質疑に入ります。御質疑はありませんか。
 
○野村 委員  腰越漁港の整備事業については、私も何回か説明会等で聞いておりましてね、大体把握しているつもりでいますけれども、今後のスケジュールの中で、基本設計は今年度中に完了するという考え方でいいんですか。
 
○産業振興課長  はい、そのとおりでございます。
 
○野村 委員  そういうことであればね、国と県、これに、この基本設計に基づいて予算の獲得はしかりなんですが、アプローチの仕方でね、この予算がまたどうなるのか。これもちょっと心配なんですね。いわゆる予算がつかなければ、着工も何もできないことですのでね。このアプローチ方法によってはまたどうなるのかなという、こんなふうな心配を皆さんしていましてね。今後はこの設計が終わったら、この予算獲得に向けてどう取り組んでいくかということを具体的に何かやらなきゃならないことがあるかな、こういうような気がしますけれども、その辺、お答え願えますか。
 
○産業振興課長  平成14年度にですね、策定されました現行の漁港漁場整備長期計画が平成18年度で終了するため、国では平成19年度から始まる次期長期計画を平成18年度中に作成するため、現在作業中でございます。今後9月に国の次期長期計画の概算要求が行われ、水産政策審議会の諮問、答申を経て、平成19年3月に次期計画の閣議決定がなされるスケジュールになっておりますが、これに並行いたしまして、今、県とも概算ヒアリングを受けて、県の方も国の方のヒアリングを受けている状況でございます。
 
○野村 委員  国の動向、県の動向あると思いますけれども、それらをしっかりと受けとめて、ぜひ実現する、いわゆる予算確定に向けては頑張っていただきたいなと、こんな気持ちでいっぱいでございますので、その辺をお願いしておきたいと思います。
 
○吉岡 委員長  ほかにございませんか。
 
○久坂 委員  済みません、単純な質問で恐縮なんですけれども、概算事業費の算出に当たりましては、これはどこかコンサルか何かに御相談ですとか、そういうことをされて算出されたんでしょうか。
 
○産業振興課長  財団法人漁港漁場漁村技術研究所というところにコンサルをお願いしております。
 
○久坂 委員  じゃあ名前からして、かなり実績がある財団というふうに解釈してよろしいんですよね。
 
○産業振興課長  この漁港及び漁村の計画とか編成に対しまして、総合的に農林水産大臣の認可を得て設立をされておりましてですね、幅広く専門機関として活躍されている研究所でございます。
 
○久坂 委員  済みません、続けて国の交付金はどのくらい出る予定なんでしょうか。
 
○産業振興課長  一応漁村再生交付金というのを活用していこうと思っておりまして、約20億円の経費のうち2分の1、10億円が国、4分の1が県、あとの4分の1は市という形になっております。
 
○久坂 委員  ありがとうございました。交付金結構出るって今伺ったんですけれども、やはり市にとりましては、かなり大き目な事業だなということございまして、数字の方、精査していただきたいというふうに思って今伺ったのと、先ほど野村委員の御質問で、今後のアプローチの仕方で予算がつくかなって、ちょっと御心配のところで、こういった数字の正確さも求めていくことが必要だと思いますので、こちらを要望して、以上で終わります。
 
○吉岡 委員長  ほかにございませんか。
 
○本田 委員  基本的には非常にこれは新たな鎌倉のね、観光施設、これは漁港施設の部分もありますけれども、これは新たな観光スポットになるのかなという感じで思ってます。それでこういう何ていうんですか、海と親しむというかね、そういうところというのはなかなかあるようでなくてね。例えば駐車場の問題とか、特に腰越っていうのは駐車場が、民間の駐車場もありませんよね。そういうところで夏なんていうと、大体134のところなんて二重駐車してたりしてますからね。そういう部分でそういう安心できるような、そういう観光スポットができるというのは、これは新しい腰越の一歩になるというような気がするんですね。
 そこで20億円のうち10億円が国で、県が5億円、市が5億円と、そういうのはわかるんですけれども、観光スポットができたとしても、よく三崎でフィッシャーマンズワーフだっけ、何かそういうのがあったでしょう。ああいう感じの施設というのはつくるんですか。
 
○産業振興課長  現計画では入ってございません。
 
○本田 委員  そうですか。残念ですな。何かそういうのがね、ぽんとこうあるとね、どうせここまでつくるんですから、そういうのはもうちょっとお客が呼べるといいますかね、そういう部分というのは考えられないですか。
 
○産業振興課長  一応国のこの交付金制度自体がですね、20億円という枠がございまして、期間も6年という枠がございます。そういう中での計画になっておりますけれども、委員さんがおっしゃるようにですね、今後の課題として、そういった部分、例えば地域の活性化を図る方策とかですね、それにつきましても、今後その整備が終わった後にですね、考えていきたいと思ってございます。
 
○本田 委員  こういうのは例えば、一つの予算というのは、その一つの省から、国だったらね。省からもらってくる。それで消化するというのは、これはよくあるんですけれども、例えば、山崎の浄化センターなんていうのは、鎌倉武道館を上につくったでしょう。上部利用したでしょう。あれは省が二つに分かれてる。それを使ってきましたね。ああいうふうに複合施設というのも今できるものですから、その一つの、これは農水省かな、農水省だけの予算だけじゃなくて、そういうほかの部分で、やはりやってみなきゃわからないですから、まずそういうのをあらゆる部分で、どれだけそういうところからとってくるかというのが一つの腕の見せどころでもありますからね。どうせこれつくるんだから、やっぱりいいものつくってほしいし、その部分で予算がっていうんであれば、垣根を越えてね、鎌倉市はもう先進的にやってますからね。そういうところは十分あらゆる手段というか、あらゆる考えを、そしてできるだけ観光スポットとして、ただの漁港だけじゃなくてね。観光スポットとしても十分、あそこいいじゃないという感じでね、客を呼べるような、そういう施設につくってほしいんですけどね。そういう部分はどうでしょうか。
 
○産業振興課長  御指摘のとおり、新しい発想とですね、新しいいろいろな手法につきまして、いろいろ研究させていただきながら、鋭意努力していきたいと思っております。
 
○本田 委員  ひとつよろしくお願いしますね。それで、この部分の駐車場というのは何台ぐらい予定しているんですか、これは。まだわからないですか。
 
○産業振興課長  ちょっとまだ整備の状況がですね、荷さばき所とかですね、そういった部分のそういった状況がはっきりまだ明確に示しておりませんので、全体的なスペースというのは確保いたしますけれども、それについて駐車場はどの程度になるかというのは、これからの状況によると思います。
 
○本田 委員  じゃあここの一番の問題点は、やっぱり大きいスペースが、広いスペースがないということ、腰越はね。それで駐車場が慢性的に少ないということ、そういうことがありますのでね、ぜひそういうことを考慮されて、新しいこういうスポットができれば、必ずこういうところは車で来るのが多いですから、134沿いですからね。そういう部分で、つくってから、ああもうちょっと多くやればよかったということはないように、そういう部分、あと七、八月もやっぱり観光客が来ますから、そういう部分でも十分対応できるような、そういうキャパをとっていただきたいというふうに思いますが、その点どうですか。
 
○産業振興課長  基本的に漁港のですね、基本施設としてのものを確保しながら、極力そういったスペースについても確保に努めていきたいと思っております。
 
○本田 委員  結構です。
 
○吉岡 委員長  よろしいですか。それでは済みません。2点だけちょっと伺いたいと思います。これは長い経過で、かなり大きな計画だったのが、今、漁港は必要だということで、確か漁港の計画になって、やっと今動き出そうとしているわけなんですが、環境問題やいろいろな点で市民の皆さんと随分話し合われてきたんですけども、その辺はいろいろな面で合意されて進んでいるということで理解してよろしいでしょうか。
 
○産業振興課長  なかなか、特に藻場の関係でございますが、漁場の確保という形で、いろいろその辺、御意見いただいております。なかなかこの問題につきましては難しいところございまして、ただ、この計画の中でできるだけ藻場が修復できるように、それから例えば防波堤につきましても、藻場がつきやすい工法とかですね、いろいろあと、今の小動岬の離岸堤の部分を少し間をあけまして、海流が通りやすい状況にして、今ちょっと水が通らないような状況になってますので、そこら辺のまた活性化等を図りながらですね、極力そういったものについてはやっていこうと思っております。それと同時に県の方も、そういった藻場の今調査が18年度から始まるということなので、江ノ島駅周辺もやるということなんでですね、私どももそれにつきまして、できるだけ腰越付近のですね、そういった調査をお願いするように働きかけをしていきたいと思っております。
 
○吉岡 委員長  環境に配慮しながら、漁港は必要だということでね、合意で進んできておりますので、その辺は十分お願いしたいと思います。
 もう1点、小動の崩落の問題がね、やはり私、要望受けているんですけれども、その辺、今後のこれの整備の中には多分崩落防止までは入ってないと思うんですが、今後やはりその辺もぜひ取り組んでいっていただきたいと思うんですが、いかがでしょう。
 
○産業振興課長  いろいろ難しい問題あろうかと思います。海岸保全整備区域と、漁業区域ということになっていますので、そこら辺でいろいろありますが、そこら辺の手法につきましても、やはり前向きに検討させていただきたいと思っております。
 
○吉岡 委員長  ぜひ、その辺も要望しておきます。
 それでは質疑を打ち切ります。了承かどうか、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 はい、了承ということで確認いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  日程第2報告事項(3)「繁忙期の臨時窓口開設及び土曜窓口開設の結果について」原局から説明願います。
 
○市民課長  報告事項3、繁忙期の臨時窓口開設及び土曜窓口開設の結果について御報告いたします。
 初めに資料の差しかえがありますので、その旨、御説明いたします。既に配付しております資料1、2のうち、資料2の小計の数字が間違っておりましたので、改めて本日お手元に配付しました資料1、2に差しかえていただくようにお願いいたします。御足労かけて申しわけございません。
 それでは、初めに繁忙期の臨時窓口開設についてでございますが、平成18年3月、4月の住所異動の集中する時期に、平日に手続ができない市民の方の利便を図るため、土曜日と日曜日を2日ずつ、3月25日、26日、4月1日、2日の合計4日、市民課と保険年金課の臨時窓口を開設いたしましたので、その結果について御報告いたします。
 本日お配りしました、お手元の資料1をごらんください。今回の市民課での異動受け付けと証明発行の取り扱い件数は、網がけの欄にありますとおり、4日間で891件、1日平均で223件でした。この数字は前年度と比較すると約2倍の件数となっております。その要因としましては、この時期に岡本地区に大規模なマンションの入居があり、平日に手続ができない方が転入、転居の手続をされたためと考えられ、臨時窓口の開設が市民の方々の利便に大いに貢献したものと考えます。
 次に、土曜日の窓口開設についてでございますが、5月13日から市民課と保険年金課の窓口を開設しました。資料2をごらん下さい。まだ、始まったばかりで実施回数が少ないのですが、市民課の取り扱い件数としましては、5月13日から6月3日までの4日間で、1日平均が75件となっております。これは5月の1日平均が約480件であることから考えますと、かなり少ない数字となっています。引き続き広く市民に周知してまいります。
 以上で報告を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは質疑に入ります。御質疑はありませんか。
 
○久坂 委員  今おっしゃられた周知という点でちょっとお伺いしたいんですけれども「広報かまくら」とかに掲載されたと思うんですよ、この土曜日窓口取り扱いについて。その後、継続して載せるですとか、例えばホームページのトップのところにお載せするとか、そういうことは御検討されているのでしょうか。
 
○市民課長  既に「広報かまくら」5月1日号、6月1日号に載せておりまして、またホームページ等でも周知しました。今後も引き続き、随時広報などで周知を図ってまいりたいと考えております。
 
○久坂 委員  わかりました。
 
○吉岡 委員長  ほかにございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは質疑を打ち切ります。
 了承かどうか確認いたします。
                  (「はい」の声あり)
 それでは市民経済部職員退室のため、休憩といたします。
               (11時50分休憩   13時10分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。
    ───────────────────────────────────────
 
○吉岡 委員長  健康福祉部関係に入ります。職員紹介をよろしくお願いします。
                   (職 員 紹 介)
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  それでは日程第3「議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)のうち健康福祉部所管部分」について原局から説明願います。
 
○安部川 健康福祉部次長  議案第12号平成18年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)のうち、健康福祉部所管部分について御説明いたします。
 平成18年度鎌倉市補正予算に関する説明書の8ページを御参照ください。15款民生費、5項社会福祉費、15目心身障害者福祉費は1億2,160万円の追加で、心身障害者福祉の経費は、知的障害者通所更生施設「鎌倉やまなみ」の施設整備助成事業について、当初、平成17年度、18年度の2カ年の国庫補助事業として助成を予定しておりましたが、事業採択が見送られたことにより、改めて平成18年度、19年度の2カ年事業として予算計上をしていましたところ、本年4月に県から連絡があり、国庫補助制度の見直しにより、平成19年度は補助金が見込めなくなるので、平成18年度単年度での執行が可能かどうか、意向確認がありました。事業者である社会福祉法人と協議しましたところ、単年度での執行は可能であり、早期着手を希望したため、平成19年度分の補助金を1年繰上げ、追加しようとするものです。
 以上で報告を終わります。
 
○吉岡 委員長  これより質疑に入ります。御質疑はございませんか。よろしいですか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは質疑を打ち切ります。総務常任委員会への送付意見はございますか。
                  (「なし」の声あり)
 なしと確認いたしました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  日程第4報告事項(1)「鎌倉市健康福祉プランについて」原局から説明願います。
 
○安部川 健康福祉部次長  報告事項1、鎌倉市健康福祉プランについて報告いたします。
 平成16年度から作業を進めてまいりました健康福祉プランの改定状況につきましては、平成16年12月、平成18年2月に当委員会へ報告しておりますが、このたびプランを御審議いただいた鎌倉市健康福祉プラン作成委員会の提言に基づき、本日お手元に配付いたしました鎌倉市健康福祉プランを策定いたしました。
 鎌倉市健康福祉プランは、第3次鎌倉市総合計画の下位計画で、鎌倉市民の保健福祉分野の総合的な計画として位置づけております。
 また、下位計画として、鎌倉市高齢者保健福祉計画、(仮称)鎌倉市障害者基本計画を位置づけ、鎌倉市次世代育成きらきらプランと連携する計画となっております。プランは基本構想、基本計画、推進計画で構成されており、目標年度は第3次鎌倉市総合計画にあわせ、基本構想が平成37年度、基本計画が平成27年度、推進計画が平成22年度となっております。プラン全体の構成は第3章までの本文と附属資料で構成されており、以下、今改定の特徴を述べさせていただきます。
 一つ目の特徴は7ページからの基本構想で、基本的な考え方を四つ掲げ、この考え方にたって39ページ以降の施策の方向を体系づけました。特に平成14年に健康増進法が制定され、生涯にわたる健康づくりを進めるために、生活習慣病予防への積極的な取り組みを盛り込んだ市町村健康増進計画として位置づけています。
 二つ目は、29ページ以降の第2章基本計画の「2 地域福祉の推進」の部分で、平成16年に策定した地域福祉計画を再編して取り込み、健康福祉プラン推進の礎として位置づけました。
 三つ目は、39ページ以降の「3 ライフステージごとの健康・福祉」の部分で、健康増進、福祉サービスの提供などをより体系的、総合的に推進していくために、ライフステージに沿って課題を整理し、施策の方向を示しました。以上3点の特徴をより際立たせるために、11ページからの「1 市民を取り巻く環境」及び79ページから92ページまでの附属資料でその根拠となる現状をまとめております。
 今回策定したプランを今後どのように推進していくかについては、73ページから75ページまでの「第3章 プランの推進に向けて」でまとめてございます。ここでは74ページにあります(仮称)福祉政策専門委員会をプラン推進のエンジン役として位置づけ、「新たな情報提供の方法やコミュニケーションの構築」「地域福祉コーディネーターの養成、発掘、認定」など5項目についての推進を図るための組織としています。
 また、委員会を発信源として、NPO、ボランティア団体、地域包括支援センター、教育機関、商店街、企業などが中心となるネットワークを築き、地域でのきめ細かいサービスの供給体制の確立・充実を目指していきたいと考えております。
 以上で報告を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは質疑に入ります。御質疑はございませんか。
 
○久坂 委員  済みません。今、御説明いただいた中でプランの推進にかかるところで質問をさせていただきたいんですけれども、福祉政策専門委員会というのを今後新しく設置をされる、その人数ですとか、大体どんな感じで設置の予定があるとか、そういったもうちょっと細かいところを教えていただければと思うんですが。
 
○安部川 健康福祉部次長  福祉政策専門委員会につきましては、平成16年5月に、前の地域福祉計画をつくったときに宿題になってございましてですね、今回、これを健康福祉プランの中に取り込むという中で、委員さんには御審議をいただきまして、前には頭出しだけだったんですけれども、今回については若干具体的な、どういうことをやろうかということまで含めて答申をいただいておりまして、具体的にはですね、個々の地域の活動を活性化を図るということと、その個々のそういう取り組みをネットワーク化をしましてですね、地域の地域力を高めようという趣旨でございまして、主に情報提供、コミュニケーションの構築というものと福祉コーディネーターの養成ですね、これは人材育成が必要だということでございます。それと交流の場づくりの支援ということで、こういうものもやっていこうと。それからあとは一番大事なことなんですけれども、人と団体、それから情報のネットワーク化ということと、あとはコミュニティービジネスですね。こういうものの支援、この五つを目的として設置をしようとするものでございまして、今年度そういう立ち上げをしまして、今後ずっとこの福祉プランの推進役として、それから、庁内の推進会議がございますので、それと連携をとってですね、進行管理をやっていきたいということで、委員につきましては一応20名程度考えてございまして、今申しました団体等から、それから学識経験者を含めて、組織をしていこうというふうに考えております。
 
○吉岡 委員長  ほかにはございませんか。
 
○本田 委員  1点お聞かせ願いたいんですけれども、これをつくったのは、一番後ろにある作成委員会ですか。何ていうんですかね、たたき台はだれがつくったんですか。この委員が書いているわけじゃないだろうから。たたき台があるんだろうけれども。
 
○安部川 健康福祉部次長  基本的にはですね、前回平成8年にこのプランをつくってございまして、それの見直しという部分ございますので、基本的な項目等は8年のものが土台となってございますけれども、具体的な案文につきましては事務局の方がですね、逐次委員会にお示しをしながら作成をしてきたということでございます。
 
○本田 委員  いや、すごいなと思ったんですけれども、シンクタンクとか、コンサルとか、そういうのを一切使わずにつくられたんですか。
 
○安部川 健康福祉部次長  これは自前でやっておりまして、福祉部内に推進会議がございますので、その中でたたいて、ワーキングということで係長クラス、担当のクラス、そういう者がですね、集まってたたき台をつくったということでございます。
 
○本田 委員  大体こういう、皮肉を言うわけではないが、こういう立派な冊子ができるとね、大体委託で、どこかシンクタンクがつくってたとか、それをできましたよと、こう上げてくるのが結構多いんですけれども、これはすごいですね。そうすると、自前でつくっちゃったんだもんね。やればできるということですよね。いや、大したもんだと思いますよ。いや、これは皮肉じゃなくてね。余りにもそういう成果物ができましたっていうと、そういうね、3カ年にわたって全部でこの1冊が4,000万かかりましたとかね、そういうのが多い中で、この方向というのすごいいいと思いますよね。ぜひこれでね、こういう中でやれるもんであれば、そういうふうにやってもらいたいと思います。
 
○吉岡 委員長  よろしいですか。ほかにはございませんか。
 
○藤田 委員  今、本田委員がおっしゃってたように、すばらしいものができたなというふうに思っているんですけれど、特に「0次予防」ですか。新しい言葉と、そこに向かって頑張ろうという冊子だなというふうに思いまして、大変評価しているところですが、ちょっと1点気になるのが、この冊子読む中でやたらに何か横文字というか、片仮名というか、基本的な考えにもノーマライゼーション、かなり社会通念用語になってますけど、2番目のクオリティオブライフですか、こういう言葉含めて文字が、やはりちょっと高齢者の方たちにはちょっと理解できない場面も多々あるんじゃないかなというふうに感じたもんで、これ推進するに当たってね、やっぱりだれもがわかる言葉というか、そういうのを年代層に分けて使っても構いませんけど、ぜひその辺を注意しながら、この計画を進めていっていただきたいなというふうに思いました。
 それとですね、もう一つちょっと心配なのが地域福祉の計画もここに組み込まれていくわけですけど、本当に身近なところで見てますと、一方ではこういうすばらしい理念があって、この中にも向こう三軒両隣の関係を築いていくと、このような目標が掲げられていますが、一方では社会の中を見回しますとね、やっぱり個性化というか、生き方の多様というか、そういうのが煩わしいという流れが非常に多く各所で、市内の中でも見られます。そういう中でこういう立派なものができたはいいけど、果たしてその辺の心の中というか、生き方にまで行政が踏み込めないでいく部分というのはこれから出てくるんではないかと思いますけど、その辺の底上げというか、皆さんに知っていただく、理解してもらうという、この計画が非常に重要になってくると思うんですけど、その辺はどういう形で広く市民の皆さんにこの福祉プランの理念や何かを訴えていくお考えがあるのかなというのをちょっと伺いたいと思います。
 
○安部川 健康福祉部次長  もともと地域福祉計画は独立した計画でございましたけれども、この中、健康福祉プランの中に位置づけをしましたということはですね、健康福祉プランが健康福祉部の一番上位計画ということで、総合計画の中でも健康福祉の部分での一番の基本となる計画だということで、その中で地域福祉計画を入れ込むことによって、これから下位計画になりますけれど、高齢者保健福祉計画とかですね、障害者の計画ですね、こういうものの中に当然その地域福祉の推進という基本的な理念を溶け込ませて、その個々の計画の中に生かしていこうということで考えておりまして、後ほど御報告させていただきます高齢者福祉計画の中にもですね、一部元気な高齢者の方からですね、体の弱い高齢者の方まで、そういう施策の一番先頭の部分に、この地域福祉計画の理念を入れ込みまして、計画を推進していくためには地域での支え合いが必要だというような意味合いを持たせておりますので、そういう意味で健康福祉プランと個々の推進計画になりますもろもろの計画、これを緊密に連携をとりながら進めてまいりたいというふうに考えております。
 
○藤田 委員  わかりました。個々の事業がこういうふうに進まれていく中でね、そういう流れが着実にこういうふうにくるんだなということは理解するところですが。これを推進するに当たって実施計画に個別の事業をのせながら進んでいかれるのか、それとも健康福祉プランの実施計画っていうんでしょうか、健康福祉プラン独自の推進計画みたいなものは今後考えていかれるんですか。それとも実施計画にのせて。
 
○安部川 健康福祉部次長  具体的な推進計画ですけれども、これにつきましては個々の下位の計画がございますので、そちらの方で推進計画をつくっていく予定でございます。また、この中に残りますのは地域福祉の部分と健康増進の部分ですけれども、健康増進の部分については、やはり計画というよりも、これ実施計画についてはアクションプランという形で、また個別にですね、これは今年度中につくるような予定でおりますので、基本的には個々の計画の中で実施計画というんですか、推進計画をつくっていく、こういうふうに考えております。
 
○藤田 委員  わかりました。特に健康プランも、最近、生活習慣病になられている方が随分多くありまして、この間、腎友会にも行かれました。やはり慢性腎不全と透析患者になっている方の半分が、生活習慣病の延長で腎不全になられたというようなお話もございましたように、今最大の課題は、これから市民の健康をつくっていくということは、いろいろな面で大事なことになってくるんですが。その辺は個別の推進計画でなさるということでございますが、これはかなりやっぱり急いで着手し、健康づくりの拠点づくりも含めて、身近でだれもが健康づくりにいそしめるような仕組みが早急に求められるというふうに私も思っているんですが、その辺はどういうふうにお考えですか。
 
○安部川 健康福祉部次長  計画と実際の実施する事業との関連だと思うんですけれども、計画自体はですね、総合計画にあわせて5年のスパンということで、この18年から改正をするということがかなりの部分で、それにあわせてこれから計画を練っていこうというふうなものございますけれども、具体的に先ほど言われた予防重視の考え方というのは、予算の計上の部分もございますので、昨年からそのあたりは情報としてはそういう流れになっていくということで、一部今年度の予算にはそういうものを反映させていただいて、できるところから始めていくという考え方でございまして、それは後追いになりますけれど、計画の中でしっかり担保をしていくというふうに、これからつくるものについては当然、計画の中で進めますけれども、できるところはできるところから始めていくという姿勢で臨んでおります。
 
○藤田 委員  本当にできるところから進めていくということは、ぜひお願いしたいと思います。
 今、予算のこともお話し出てましたけど、ここにも福祉を取り巻く環境ということで、グラフで民生費の構成比がここ数年で大変ふえてきていると。平成8年と17年の構成比が載ってますよね。こういう中で鎌倉市も当然これからまた民生費が、福祉のサービスが多様化して、また需要も拡大すると思うんですが、この予防に関する事業というのは、すべての民生費抑制にもつながる問題だと思いますので、その辺はしっかり取り組んでいただきたいなということを要望して終わります。
 
○吉岡 委員長  ほかにございませんか。よろしいですか。
 
○森川 委員  先ほど久坂委員がね、推進体制のところで福祉政策専門委員会のところを聞いてたと思うんですが、今年度立ち上げて20名程度でやっていくというようなお答えがあったんですが、結構この内容を見ていると、実際やっていくのはかなり難しいかなと思われるのが結構多いんですね。例えば、地域福祉コーディネーターの養成とか、そんなに一朝一夕にできるようなものではないんですけれども、例えば、福祉専門委員会自体は、例えば任期2年とか3年とか、そこら辺というのはどういうふうな委員構成と、先ほど委員構成は大体20名程度でやっていくとおっしゃいましたけれど、目標をどう置いていくのかというようなところは、これから決めていくというところですか。
 
○安部川 健康福祉部次長  具体的にはですね、委員の任期で申しますと大体2年というふうには考えておりますけれども、具体的にどういう進め方をするかですね、これは事務局の方で五つ目標ございますので、それをどのようにやっていくかというのは整理をした上でですね、地域福祉計画ですね、それからこのプランをつくられた学識経験者の方もいますので、ちょっとお知恵をかりまして進めていきたいというふうに考えております。
 
○森川 委員  先ほど本田委員も褒めてらっしゃいましたけれど、私もこれはとても立派にできているなとは思うんですけれども、ただやっぱり具体がどう進められていくかというところが一番の課題かなというところで、平成16年に出されました地域福祉計画の中では、正直言ってこれからやっていくところが割と、ちょっと見ててもちょっと量的に少なくて、具体がなかったなという気がすごくするんですよ。今、今回高齢者保健福祉計画と、それから今、障害者基本計画をつくってますよね。そのほかに、要するにこの二つ、次世代育成きらきらプランに含まれない部分というのもかなり実際としてはあるわけですよ。そこのところをどう具体にしていくのかというところが、ちょっとよく見えないなという気がするんですが、そこについてはいかがでしょうか。
 
○安部川 健康福祉部次長  個別の計画をつくって、ある程度は整理できるのではないかなというふうに考えています。今おっしゃられましたように、残った部分どうするかということですけれども、地域福祉計画自体がですね、行政がこれをこうしていくというような進め方ではございませんので、やっぱり地域の住民の皆さんが独自に活動できるような、その仕組みづくりを行政、この専門委員会ですね、そちらの方で仕組みをつくってあげて、それを情報発信していくという形で、側面から支援していくという部分が大事だというふうに考えております。
 
○森川 委員  これ10年プランですのでね、10年かければできるのかなとは思いますけれど、鎌倉の少子高齢化の実態を見ると、なるべく具体化は早く確実にというのはぜひお願いしたいと思います。
 それとちょっと1点、個別の話なんですけれど、例えば、39ページにありますライフステージごとの健康・福祉というのがありますよね。その中で、例えば妊娠出産期は少子化が進行する中で、ゆとりを持ってそれに臨むことができるようにということが書いてあって、次のページには施策の方向としては広域連携をするなんて書いてあるんですが、実際に今、鎌倉市の中で産科が足りないなんていう具体的な、かなり深刻ですよね。今、湘南鎌倉1カ所しかなくって、あそこも予約がいっぱいで、なかなか受けてもらえないなんていうのを、よく私の周りは最近お孫さんを持つ人が多くて、里帰りもできないという話をよく聞くんですが、実際にこの広域連携はね、私はこういう問題は本当に今すぐでも取り組んでいかなくちゃならない喫緊の課題かなというふうに思うんですが、そこら辺のところというのは、具体に何か考えていらっしゃるんでしょうか。ちょっと具体で申しわけないんですが。
 
○市民健康課長  確かにこの3月31日までは腰越中央医院というのがありまして、市内で2カ所見られました。現在は湘南鎌倉1カ所ということで大変厳しい状況になっております。せんだっても医師会の方とお話し合いをさせていただきまして、この辺の問題を少し早急に、小児医療の関係と含めてですね、大きな課題として受けとめていきましょうというふうな話になっております。
 ちなみに近隣市を含む状況をお話しさせていただきますと、藤沢、逗子を含めると大体市内で産まれる方の48%が、近隣市を含めて周辺で出産をされているというふうな状況になっておりますので、県等も含めてですね、少し具体的な対策といいますか、そういったものを取り上げていただくような形で話を進めていきたいというふうに思っております。
 
○森川 委員  今、医師会とね、御相談なさっているということだったんですが、逆に1カ所やっている湘南鎌倉さんは医師会には入っていらっしゃいませんよね。そこのところと、例えばある程度対応を広げていただくとかって、そういう話し合いっていうのもされているんでしょうか。
 
○市民健康課長  具体的にはですね、病診連携といいますか、市内の産婦人科の先生方まだいらっしゃって、具体的にはお産ができないという状況なもんですから、その辺と湘南鎌倉総合病院との関係につきましては、湘南鎌倉病院が中心になりまして、具体的に病診連携という形でですね、進めているのが今現状でございます。
 
○森川 委員  少子高齢化の中で、子供の声が聞こえる町と言いながらね、子供も産めない町というのがちょっと情けないかなと思いますので、そこら辺のところはぜひ、湘南鎌倉さんと医師会さんとの連携を、広域も含めてしっかりやっていただくように、そこだけお願いしておきます。
 
○吉岡 委員長  ほかにはございませんか。よろしいですか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは、番外から千議員が質問をということですが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは休憩といたします。
               (13時41分休憩   13時44分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。申し合わせにより、便宜事務局から代読させます。
 
○千 議員  (代読)こういうものをつくるに当たって、音声版をつくった方がより多くの方が知ることができるので、いかがですか。
 
○吉岡 委員長  答弁願います。
 
○安部川 健康福祉部次長  今、プランにつきましては、ホームページに載せるつもりでおりますけれども、音声版ということですので、これにつきましてはこれだけの問題ではないので、今後の課題とさせていただきたいと思います。

 
○吉岡 委員長  それでは質疑を打ち切り、了承かどうかを確認いたします。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 了承を確認いたしました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  日程第4報告事項(2)「鎌倉市高齢者保健福祉計画について」原局から報告願います。
 
○安部川 健康福祉部次長  報告事項2、鎌倉市高齢者保健福祉計画について報告いたします。
 平成16年度から作業を進めてまいりました高齢者保健福祉計画の改定状況につきましては、平成16年12月、平成18年2月に当委員会へ報告しておりますが、このたび計画を御審議いただきました、鎌倉市高齢者保健福祉計画等推進委員会の提言に基づきまして、本日お手元に配付いたしました鎌倉市高齢者保健福祉計画を策定いたしました。
 鎌倉市高齢者保健福祉計画は鎌倉市健康福祉プランの下位計画として位置づけられており、老人保健法及び老人福祉法に基づく老人保健計画、老人福祉計画と介護保険法に基づく介護保険事業計画を一体化した高齢者の総合計画となっております。計画期間は、平成18年度から20年度の3年間です。計画全体の構成は、第5章までの本文と別冊の資料編となっており、以下、今改定の特徴を述べさせていただきます。
 一つ目の特徴は、従来の介護保険サービスの予防重視型システムへの転換とし、11ページの「3 地域支援事業」、16ページの「4 新予防給付」を創設し、これまでのサービス体系を再編いたしました。
 二つ目の特徴は、17ページから42ページにかけて、高齢者の方々の健康度、介護度に合わせてサービス内容を分類いたしました。17ページからの「第2節 元気でいきいきと暮らすために」では、住みなれた地域で、いつまでも健康で生きがいを持って暮らし続けるための支援策をまとめました。26ページからの「第3節 介護状態にならないために」では、要支援・要介護状態になる可能性の高い高齢者を主な対象とした介護予防サービス、サービス参加継続支援策をまとめました。33ページからの「第4節 介護サービスでより豊かな生活を」では、要介護状態の改善、重症化予防のための支援策をまとめました。
 三つ目の特徴は、20ページから25ページにかけての健康維持・向上に向けての取り組みとして、保健・医療・福祉の連携による事業の推進をシステム化し、若年層からの生活習慣病予防への取り組みをまとめました。
 四つ目の特徴としては、17ページ以降の第2節から第4節の冒頭で、地域で健康・福祉を推進するためにとして、すべての人が住みなれた地域でいつまでも心豊かに安心して住み続けられる地域づくりを地域住民が主体となって推進していくことを掲げました。
 以上4点の特徴とともに、計画では9ページにあります新たに設置される地域包括支援センターについて、43ページ以降にあります介護サービス利用者の状況と介護保険事業量の見込み、53ページにあります平成18年度から20年度までの介護保険料などを記載しております。
 今後は関係機関、各種団体・事業者などと連携を図りながら、計画の着実な推進を地域住民とともに取り組んでいきたいと考えております。
 以上で報告を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは質疑に入ります。御質疑はありませんか。
 
○久坂 委員  計画の方の4ページで、要介護認定者の推計の表を載せてらっしゃるんですけれども、この算出はどのようにされているか、教えていただけますか。
 
○高齢者福祉課課長代理  要介護認定者の推計についてのお問い合わせでございますけれども、従来の認定方法と今回の第3次は異なりまして、まず、今回の介護保険の目玉として、予防給付、予防事業というのがあります。したがいまして、従前ですと自然増、どんどんふえていく一定の割合の人数に対して介護認定の度合い、この比率で算出してまいりますけれども、ごらんいただきますとおわかりになりますように、18年度と19年度を比較していただきますと、要介護1から5が減少の傾向にあります。具体的に申し上げますと、まず地域支援事業といいまして、特定高齢者、虚弱老人といってよろしいでしょうか、そういう方に対する介護予防給付事業、これによって自然増の割合を少し減らすという形をとっております。具体的に言いますと、自然増が7,660人になるわけですけれども、地域支援事業により208人の方が要は要支援、要介護にならなくて済むだろうという見込みを一つ立てます。それから新予防給付によりまして、現在要支援の1、介護の1の方がいるわけですけれども、この辺の方に訓練といいますか、機能を維持するという部分の記述をふやしていただくというメニューを用意します。それによりまして、18年度から介護2から5が3,587名の方がいらっしゃるんですが、19年度は3,516と減っております。これは、そういう介護予防のメニューをやることによって介護度の度合いを抑えていくといいますか、介護2にいく人を介護1にする、要支援にするという形でやっております。したがいまして、傾向としては一たん下がる傾向にあります。
 なお、各実績数字を踏まえまして、国の方で一定の比率というのがありますので、それをベースにして各年度を割り振って、計算をしているという形にはなります。
 
○久坂 委員  わかりました。ありがとうございます。今、御説明の中にございましたように、平成14から平成17で結構どんどんふえちゃって、対前年度10%ですとか30%、認定者の方がかなりふえている状況がございましたので、この推計はかなり抑えられている数字でしたので、ちょっとお尋ねをしました。
 それで今の御説明の中にあったんですけれども、今、介護予防のあり方などで、この数字が抑えられていくだろうという見込みを立てていらっしゃるんですけれども、大体こういうふうに抑えられるだろうというその数値は、今御計画なさっている介護予防の事業の中で十分対応できるような人数と計画を御用意されていると理解してよろしいでしょうか。
 
○高齢者福祉課課長代理  一応設定数字としては国の方から一定の指数が出ています。従前ですと、ヘルパーさんが行っていただいても、要支援の方、介護1の方について生活援助などやっていたわけなんですが、事業内容としては、例えばできるところはやっていただきながら、できないところをフォローするという形でもって、持っている機能をできるだけ活用していただくような形をとっていますというふうな形にしました。御質問の、具体的にこの数字が達成できるのかという御質問なんですが、これはやはり努力目標として努力していかなきゃいけないというふうに考えています。
 
○吉岡 委員長  よろしいですか。ほかにございますか。
 
○森川 委員  この計画ももちろんコンサルに出さなくて、自分たちでおつくりになったということですよね。正直言うと、私、先ほどの健康福祉プラン、これとってもよくできたと思うんですが、実は今回のこの高齢者保健福祉計画、内容はともかくとして、すごく見にくいなというふうに正直言って思っています。
 例えば6ページの新たな介護保険制度なんて表が載っているんですが、この細かい字、本当に読んでもらう気でつくっているのかなって。何ポイントですか、これ。小さ過ぎてほとんど読めない。だから、そういうところがところどころにありまして、手づくりでつくっていらっしゃるのであるからしようがないのかなと思うんですが、ところどころ何か持ってきてはめ込んだみたいな表とか図があってね、正直言ってこれ、本当に読んでもらいたいと思ってつくっているのかなというのが、大変私としては不満なんですけれども、その点についてはいかがですか。
 
○安部川 健康福祉部次長  字の大きさといい、なかなか高齢者の方には見にくいかと思いますけれども、前回の高齢者保健福祉計画の方もですね、若干字については見にくいというところもございましたので、直したつもりでございましたんですけれども、なかなか思うようにできなくて申しわけないと思っています。次、3年後ですので、それに向けてはしっかりと見やすい字で、だれにもわかるような計画でというふうに心がけていきたいと思っております。
 
○森川 委員  せっかくね、手づくりでつくって、皆さんに読んでいただきたいと思うんであれば、そこら辺のところもぜひ配慮をしていただきたいなということだけ要望しておきます。高齢者じゃなくてもやっぱり読めません。
 
○吉岡 委員長  よろしいですか。ほかにございませんか。
 ちょっと今の質問の中でいいですか。介護予防のところの取り組みについて、今お話しになったところでは、要するに今までヘルパー派遣など、できないところはやるけれども、できるところはやらないというところでね、それでさっき減っていくという、予防はとっても大事ですし、なるべく介護にならないようにするというのは本当に大事なことなんですけれど、今その取り組みのところがそこだけしかないんですけれどね、やはりもうちょっと違う、こう何ていうんですかね、どういう取り組みが、それだけだと何となく見えてこないような気がしたものですから。
 
○高齢者福祉課課長代理  一つにはデイサービスの中でも、日々の生活の部分のサービスというのが割と中心であったんですが、今後機能維持ということで、身体的機能訓練の部分、それから口腔ケア、要するに歯の丈夫さ、また口内の健康というのが一つの健康の大きなウエートを占めますので、そういう部分のケア、それから栄養管理、こういったようなメニューもそろえまして、これは選択制になりますので、保護者、利用者の方、その状況を踏まえながらやっていくと、そういう形も一つメニューの中に入っております。
 
○吉岡 委員長  ちょっとそれだけでも何かよくわからないなと。今までのサービスについて、よりプラスになっていくかというところで、ちょっと見えてこないなと思いますので、実態をちょっと踏まえた上で、やはり介護がもし緩やかにね、なるべくよくなっていくような方向をちょっと現実見ていただきたいなと思います。
 それともう一つ、健康のところでの健康診査のことなんですけれど、新たに65歳以上と年齢区分で健康診査の仕方が変わったということは承知してるんですが、制度の今経過の中で、これは利用者の方から、3月生まれの人がね、要するに健康診査受けられないのって言われたんですよ。それで今経過措置はあるとはいえども、何らかの形で希望する方には受けられるような方向をね、ぜひちょっと検討してもらいたいと思うんですけど、その辺は事実確認とお考えを伺いたいなと思うんですけれど。
 
○市民健康課長  確かに3月の生まれの方につきましては、前回やるのと、そうすると1年半ぐらい最大で間があいてしまう形になるわけですけれども、原則はですね、誕生月の翌月に受診券をお送りしまして、その翌月から3カ月以内に受診をしていただくという形を原則としております。これは一つはですね、介護保険の関係で、満年齢になってから健診をやるような形になりましたので、そこの原則は一つは崩せないのかなというふうに考えております。
 ただ、そうは言いましてもですね、いろいろな御事情を抱えまして、例えば外国へ行くとか、そういった形で前段にやりたいとか、期間以外にやりたいという希望も確かにあるということは我々も承知しております。そういった方に対して、じゃあどういう救済措置をとるのかということにつきましては、臨機応変に対応してまいりたいというふうに考えておりまして、原則は原則として一方で置きつつもですね、いろいろ健診の医療機関の対応が、一遍に健診が集中すると非常に対応ができないとかですね、例えば、レントゲンフィルム一つにとっても、集中して数が多くなると精度管理上の問題があるとか、そういったいろいろな問題を抱えていますので、いろいろな御事情にあわせて、我々の方も臨機応変に対応をしていきたいというふうに考えております。
 
○吉岡 委員長  じゃあ今は制度が変わったということなんですけれども、ほかの市町村も同じような状況で、やっぱり受けられなくなる人が出てきているということなんですか。
 
○市民健康課長  受けられなくなるということではないということでして、前回実施したときから非常に時間がたってしまうという形なわけでして、必ず誕生月の翌月にはこちらから受診券をお送りしますので、到着した翌月から3カ月間受診期間になっておりますので、受けられないという表現ではないと。必ず受けられるということでございます。
 
○吉岡 委員長  聞き方が悪かったのかもしれないんですけれど、要するに18年度中には受けられないということで、もちろん次の年にということは、受けられるというのは、それは当然だと思うんですけれど、18年度中はほかの市町村もそういう経過措置で受けられなくなっているということなんですか。
 
○市民健康課長  他の市町村につきましては、ちょっと把握しておりませんが、聞くところによると、いろいろ健診のやり方を工夫しておりまして、集中的に1年のうちの何カ月間でやってしまうとか、いろいろなことを行っているようですが、鎌倉市につきましては、通年で実施するという市民要望も今までありまして、そういったことにも、通年実施を実現する意味でも、今回こういう形をとらせていただいたわけでして、確かに18年度中にできないではないかということにつきましてはそのとおりでございまして、若干期間が長くなってしまいますけれど、その辺については御了承いただきたいというふうに思っております。
 
○吉岡 委員長  工夫すればね、ちょっと今だけでも聞いててもよくわからないんで、工夫すればできるんでしたら、通年できるというのは非常にそれは要望が高いということで理解できますけれど、制度的に何ていうんですか、受けられないということがないように、18年度中にね。その辺はちょっともう少し対応していただきたいな、これは要望しておきたいと思います。
 ほかにございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは質疑を打ち切ります。
 了承かどうか。
                  (「はい」の声あり)
 了承を確認いたします。
 それでは、傍聴者入室のため休憩といたします。
               (14時02分休憩   14時04分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  日程第4報告事項(3)「社会福祉法人ラファエル会について」原局から報告を願います。
 
○障害者福祉課長  それでは報告事項3、社会福祉法人ラファエル会について御報告させていただきます。
 市内にある知的障害者通所施設鎌倉薫風学園を運営する社会福祉法人ラファエル会におきまして、理事の任期満了に当たり、満了の期日までに新理事の選任ができなかったことから、社会福祉法の規定に基づき、神奈川県が仮理事選任の手続に入るとともに、正規の理事等が選任をされるまでの間、法人運営につきまして指導・監督をすることとなりました。
 社会福祉法人ラファエル会は鎌倉薫風学園のほか、藤野町に知的障害者入所施設、特別養護老人ホームの計3施設を運営しておりまして、鎌倉市の契約者も通所あるいは入所をするなど利用をしております。
 本件につきましては、理事不在となった5月31日に、地元自治体である鎌倉市に対しまして、神奈川県から当該手続に入った旨の説明がございました。神奈川県の説明によりますと、まず利用者及び利用者の保護者や家族に対して混乱や不安が生じないよう、これまでの経過及び施設運営やサービスの提供に支障がない旨の文書でお知らせしているとのことであります。
 また、6月2日には鎌倉薫風学園の施設長から別途説明を受けております。説明の中では、県の指導・監督のもと、徹底した業務管理が行われ、利用者への影響・混乱は特段生じていないとのことでございました。
 今後の手続といたしましては、社会福祉法第45条の規定に基づきまして、神奈川県が仮理事を選任した上で、新理事、新監事及び新評議員が選任されることとなります。
 本市といたしましては、利用者に対するサービスの影響等がないよう県とも連携しながら今後とも注視してまいりたいと考えております。
 以上で報告を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは質疑に入ります。御質疑はありませんか。
 
○岡田 副委員長  これは新聞に載ってたと思うんですが、今、説明文を聞いたんですけれども、もう少し詳しくお聞きしたいんですが、これ今、ここに出てます2006年、ことしの5月30日まで理事者という方が8名ということなんですけれども、選任されなくなった理由というか、状況というか、そこら辺はなぜこういうような事態を招いたのか。
 
○障害者福祉課長  私どもも詳細な理由は承知をしてございませんが、新聞情報等によりますと、また県の説明によりますと、5月26日に新理事を選ぶ評議会が開催されたということでございます。8人の理事が候補となり、25人の評議員による承認手続が行われたと聞いてございますが、いずれも過半数に、いずれもといいますか、理事の候補の案ですね、これが過半数に達しなかったということで聞いておりまして、翌日の31日から理事が不在ということで聞いてございます。
 
○岡田 副委員長  5月26日ということで、それはそれで直接的な原因は要するに評議会の中で理事を選任しようということで、よくわからないんですが、ある方たちが理事に立候補されて、それが過半数に達しなかったからこうなったということなんでしょうけども、なぜそういうようなふうになっちゃったんですか、背景、それはわかりませんか。
 
○障害者福祉課長  詳細は承知してございません。
 
○岡田 副委員長  形式的なことは私わかるんですけれども、これはかなり前に、今、理事長さん、助川議員ですけれども、その前の方の理事長さんおられますよね。その方が確か障害者年金の一部を無断でというか、施設の方の研究費か何かに入れられて、それは問題ではないかということで前の理事長さんが離れられて、新理事長さんになったというようなことが新聞にも載ってましたよね。これは朝日新聞かな、何か載ってましたね。そういうふうな中でまたこういうふうなことが起こっていくということは、何か原因があるんじゃないかなと感じがするんですね。ただ単に、評議会で数が足らなかったからこうなりましたというようなことで、もう少し掘り下げてお聞きしたいなという気がします。というのは、施設これはいろいろなところにあるということなんですが、関谷の方にもありますよね。これについては建てるときに市の方も幾ばくかの補助を出していると思うんですね。そういった中でのことですので、もう少し詳しい何ていいますかね、ものが欲しいなというふうに思ってます。
 それから後はこの1から8までの方の肩書というのちょっとわからないんですけれども、1番はわかりますが、それ以降ですね、大崎さんは知ってますけども、3番以降がちょっとわからない、どういう肩書の方でどうなっているのかということもございますし、それさきにもし、わかれば教えてください。
 
○障害者福祉課長  肩書の件ということでよろしいですか。お手元の資料はですね、社会福祉法人ラファエル会の方から取り寄せた資料でございまして、個別具体の肩書きは記載してございませんでしたので、私ども承知してございません。
 
○岡田 副委員長  わかりました。今じゃなくてもよろしいんですけれども、理事会なり、評議会なりの議事録みたいなのがあると思うんですよね。その中で、いろいろとこういうふうになったことが多分わかるんじゃないかというふうに思いますけども、そういうものはお取り寄せ願えるんでしょうかね。
 
○障害者福祉課長  これは直接ラファエル会の方にも打診をしてみないとわからないということになりますので、今、直ちに議事録が入手できるかどうかというのはお答えしかねると考えてございます。
 
○岡田 副委員長  やはりこういうふうになったというのは一つ問題があるからこそ、まさにあれでしょう、県の方が指導に入ってきたというふうなことでございましてね、そこら辺をきちっとやはり、市は市の立場として、市として県が入ってくんでしょうけども、市は市の立場として、やはりそこのところきちっとしないと、私はまずいんじゃないかなという気持ちでいるんですけども、佐藤さんにお聞きしていいのかどうかよくわかりませんが、そこら辺どういうお考え持っておられるのか。
 
○障害者福祉課長  先ほどもちょっと御説明いたしましたが、神奈川県が社会福祉法人の監督官庁ということになってございます。私どもは通所する皆様、利用者の方々の影響があるのかないのか、こういったことを注意してまいりたいというふうに考えてございまして、先ほどの御説明のとおり、特段、今現在の段階では施設の従事者の方、あるいは通所している方に対する中では、特段混乱は生じていないというふうに報告を受けてございますので、今後神奈川県の進める手続等を注視しながら、引き続き対応していきたいというふうに考えてございます。
 
○岡田 副委員長  やっぱりきちっとしてほしいなというふうな感じがしますよ。今後の展開も我々もちょっと予測不能なんですが、そこの昔ありますよね、佐竹さんのところの鎌倉保育園ですか。ここもいろいろあって、県の方が管理して、皆さんいなくなっちゃったというふうな感じもありますのでね。市の方がやはり交付金を出しているわけですから、きちっとしてほしいなと。私自身は、できればここに至るまでの評議会の議事録みたいなものを欲しいと思うんですけれども、いかがですか。
 
○障害者福祉課長  多分社会福祉法人の中でもですね、情報公開といった考え方があろうかと思うんで、ラファエル会の方に照会をいたしまして、対応できるかどうかを諮ってまいりたいというふうに考えてございます。
 
○岡田 副委員長  ぜひですね、規約等も大体概略がわかるようなものを添えていただいて、そして中身ですね、ここに至る経過みたいなもの、多分中でやられていると思うんで、ぜひ、今すぐじゃなくてよろしいですから、後日ですね、私は欲しいんですけれど、皆さんもし観光厚生の方が欲しいということであれば、それも手配していただければ大変ありがたいなと思うんですが。よろしいでしょうか。
 
○吉岡 委員長  そのことも含めまして検討していくというか、今、岡田副委員長からの要望も含めまして、ラファエル会と調整するということでよろしいですね。
 
○障害者福祉課長  仮に入手できましたら、委員さん全員にお配りできるように配慮したいと思います。
 
○岡田 副委員長  私もこのことだけでなくて、過去に腰越の方でもいろいろあったときに、私も自分で調査にも参りました。そんなこともありました。そのときにいろいろございましたけれど、市の皆さんに協力いただきまして解決したというふうなこともございますので、ぜひ協力いただければありがたいというふうに思います。
 
○吉岡 委員長  よろしいですか。ほかにございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは質疑を打ち切ります。
 了承かどうかを確認いたします。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  それでは日程第4報告事項(4)「平成18年度国民健康保険料の保険料率及び軽減判定基準額について」原局から報告を願います。
 
○保険年金課長  報告事項4、平成18年度国民健康保険料の保険料率及び軽減判定基準額について、御報告いたします。お手元の資料1をごらんください。
 国民健康保険料は、医療保険分である基礎賦課額と介護保険に係る介護納付金賦課額の合算額となっています。まず、基礎賦課額の保険料率は、所得割料率が6.15%で、昨年度と比べ0.35ポイントの引き上げ、被保険者均等割額は1人当たり年間1万9,920円で1,080円、世帯別平等割額は1世帯当たり年間1万3,440円で、480円といずれも引き上げとなっています。
 保険料率の引き上げは平成13年度以来5年ぶりですが、特に従来老人保健法対象となっていました70歳から73歳までの国保加入者の医療費増加がその原因となっております。このため、保険料として徴収すべき必要保険料が前年比で5.5%伸びると予測し、算定いたしました。
 1人当たりの基礎賦課額は年間7万6,100円で、前年度の7万115円に比べ、率で8.5%、金額で5,985円の引き上げとなっています。
 次に、国民健康保険に加入する40歳から64歳までの方が納付する介護納付金賦課額の保険料率は、所得割料率が1.65%で前年度の据え置き、被保険者均等割額は1人当たり年間6,000円で前年度より240円、世帯別平等割額は1世帯当たり年間3,120円で240円の引き上げとなっています。
 なお、平成18年4月1日の国民健康保険法施行令の一部改正によりまして介護納付金賦課額の限度額が8万円から9万円に引き上げられています。1人当たりの介護納付金賦課額は年間2万3,093円で、前年度の2万1,923円に比べ、率で5.3%、金額で1,170円の引き上げとなっています。
 続きまして、低所得世帯に対する法定減免である軽減措置につきまして御説明いたします。資料2を御参照ください。
 まず、世帯主とその世帯に属する被保険者の総所得金額が、33万円以下の世帯は軽減判定1として、均等割額と平等割額の合計額の60%を減額いたします。
 次に、世帯主とその世帯に属する被保険者の総所得金額が33万円に世帯主を除いた被保険者数に24万5,000円を乗じた額を加えた額以下の世帯は軽減判定2として、均等割額と平等割額の合算額の40%を減額いたします。なお、軽減判定2では33万円を超える所得に所得割額が賦課されます。
 以上、報告申し上げました内容につきましては、去る5月18日に開催しました国民健康保険運営協議会で御承認をいただき、5月29日に告示いたしました。
 以上で報告終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは質疑に入ります。質疑はございませんか。よろしいですか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは質疑を打ち切ります。
 了承かどうかを確認いたします。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  それでは日程第5「陳情第2号鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情」について審議をいたします。陳情提出者から発言の申し出がありますので休憩をとります。
               (14時20分休憩   14時45分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。原局から説明願います。
 
○障害者福祉課長  それでは、陳情第2号鎌倉市障害者福祉の充実についての陳情につきまして、原局の立場から御説明させていただきます。
 鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情につきましては、その要旨にある三つの項目から、いずれも本年4月から施行されております障害者自立支援法の、障害者が自分らしく自立した生活を送れるような地域社会を目指す立法趣旨にもつながるものであると受けとめてございます。
 まず、陳情の第1の項目にございます地域生活支援を初めとした障害福祉サービスの充実につきましては、自立支援法の地域生活支援事業におきまして、地域の特性や利用者の状況に応じて、柔軟かつ効率的・効果的に実施し、障害児者の福祉の増進を図るものであることから、事業の充実を図り、サービスの向上に努めてまいりたいと考えてございます。
 次に第2の項目でございますが、障害者福祉の拠点施設などの基盤整備につきましては、障害者自立支援法におきましても、住みなれた地域で自立し、安心して暮らし続けることを目指しており、そのための社会基盤であるグループホームやショートステイなどの施設整備が重要でございます。
 最後の第3の項目についてでございますが、障害者福祉に携わる市職員の体制充実と専門性の向上でございます。特に相談支援事業につきましては、障害者や障害児の保護者の皆様からの相談に応じ、必要な障害福祉の情報を提供するとともに、権利擁護のために必要な援助を行うことにより、自立した日常生活や社会生活が継続的にできるようにするための重要な事業となってございます。この事業を強化するためにも、市職員の体制充実や専門性の向上を図るとともに、専門的な職員を配置いたしました指定相談事業者を含めた地域の相談、支援体制づくりが必要であると考えてございます。
 現在、策定を進めております障害者福祉計画では、毎年度の必要なサービス量の見込みを立てまして、サービスを何人分確保することを目指すといった具体的な数値で示すことになります。こうした新しい障害者サービス体系の整備を初め、障害者のライフステージに応じた生活全般にわたる一環した支援が実施できるよう、これまで以上に各関係機関とも連携を図り、多様な施策展開が図れるよう、取り組んでまいりたいと考えてございます。
 以上で報告を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは質疑に入ります。
 
○森川 委員  今、この中にあります、職員の福祉職の配置とそれから専門性があるというところで、今実際に鎌倉市には、ここに書いてあります社会福祉士やまた精神保健福祉士などの方はいらっしゃるんでしょうか。
 
○障害者福祉課長  職員ということですか。私ども障害福祉課の職員の中に、当然社会福祉主事という発令を受けておりまして、ケースワーカーがいるわけなんですが、その中には精神保健士が1名従事してございます。
 
○森川 委員  社会福祉士さんは。
 
○障害者福祉課長  今のところいません。
 
○森川 委員  今後充実させていきたいというのを先ほどあったんですが、そういう予定というのはあるんでしょうか。
 
○障害者福祉課長  実はこの4月から障害者福祉課という新たな体制で障害福祉の充実を図るという意味合いから、基本計画にのっとって業務を進めておるわけなんですが、そうした一環の中でいわゆる障害者の方々の相談窓口の充実ということも一例で挙げてございます。当然、障害のサービス、非常に多岐にわたってございまして、窓口での相談が今非常に多いということから、そういったサービス、一つ一つのより充実を図る上でも、そういった窓口業務の充実を図るために、この夏から窓口全体を総合化をしていくとともに、また相談そのものが非常に多岐にわたるということから、相談スペースそのものもまだまだ未熟、未成熟であることから、そういったハード面についても、実は次年度にいわゆる相談窓口の充実の一環として、ハードウェアの部分についても検討していこうということで、既に庁内でプロジェクトを立ち上げていまして、どんな相談スペースのありようがいいのか、また相談窓口が総合化するためには、当然各それぞれの情報がその場で取り出せるような、そういったいわゆるハードウェアの整備を相まってやっていく必要があるんじゃないかと、こんなように考えてございます。
 そういった意味から、陳情にもあるとおり、今後できるだけ職員の採用に際してもですね、こういった方々にぜひ鎌倉市の障害福祉を担っていただくようなことも人事担当の方にもお願いするとともに、また内部の努力といたしまして、さまざまな研修や、県やあるいは国が実施する研修がございます。こういったところにも積極的に参加をいたしまして、職員そのものの資質の向上もあわせて努めていきたいというふうに考えてございます。
 
○森川 委員  ことし総合相談窓口設置というのもありまして、今、ハード面でも検討しているということですが、できるだけ当事者の声を聞いて、やっぱり当事者の方が本当に使い勝手のいい、ぜひ相談窓口を実現していただきたいなというふうに思います。
 それと、最初は無理なのかなとは思いますが、障害を持った方がやっぱり相談できやすいという面では、やはり身近なところにもそういう相談場所って必要だと思いますので、この庁舎内だけではなくて、支所を活用することもぜひ視野に入れていただきたいということだけ要望しておきます。
 
○岡田 副委員長  関連です。私もボランティアというか、そういうこともやったことあるんですけれど、資格はもちろん取っていただきたいんですけれどね、よく学生時代にボランティアやっていたとか、そういうところもチェック項目、僕は入るんじゃないかなと感じがするんでね。単に頭だけじゃなくて、やっぱり気持ちの問題もありますので、そこら辺もどういうふうに評価されるのかどうかわかりませんけれども、留意していただいて、やっていただければありがたいなというふうに思います。そして、森川委員も言われましたけれど、やはり当事者の方が主体ですから、そこのところは声を拾い上げてやってもらえればありがたいなと要望しておきます。
 
○吉岡 委員長  ほかにございますか。よろしいですか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは、千議員から質問の挙手があがりました。よろしいでしょうか、許可して。
                  (「はい」の声あり)
 それでは休憩といたします。
               (14時53分休憩   14時58分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。
 それでは便宜、事務局からお願いいたします。
 
○千 議員  (代読)福祉系の大学を出て、福祉関係の資格はあっても全く福祉と関係ない部局に回されてしまったなどという声もお聞きします。今、職員の中で福祉関係の資格がある方はどのくらいおられるか、把握しておられますか。
 
○吉岡 委員長  どうぞ、答弁願います。
 
○障害者福祉課長  大変申しわけございませんが、詳細な状況については把握してございません。先ほど申しましたとおり、現在、障害福祉課の中には社会福祉士として、ケースワーク業務に当たっている人間と臨床心理士の資格を持っている職員1名がいます。先ほど申したとおり、今後も折りに触れ、そういったマンパワーを確保できるように、人事サイドにも要請していきたいと考えてございます。
 
○吉岡 委員長  よろしいですか。では暫時休憩いたします。
               (15時00分休憩   15時02分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。
 便宜事務局から願います。
 
○千 議員  (代読)専門職を持った方のみならず、なれた方を福祉職につけてほしいものです、いかがですか。
 
○安部川 健康福祉部次長  福祉職といいますと、やはり資格の問題もありますから、なれた方ということでは福祉職にはつけないと思いますけれども、採用の時点からそういう資格があった方、これまでは福祉職ということで採用はしてないんですけれども、一部児童指導員というものがありましたけれども、今、福祉事務所でいる方についてですね、福祉職という形での取り扱いしてませんけれども、先ほども課長が申しましたように、人事の方にそういう福祉職での採用をするようにですね、要望しておりまして、また資格を持った人間がやはり職員の中にもおりますので、そういうマンパワーですね、これの掘り起こしにもですね、精力を注いでいきたいというふうに考えていますので、その旨についても、人事の方に要望を出していきたいと、こういうふうに考えています。
 
○吉岡 委員長  よろしいですか。
 
○千 議員  はい。
 
○吉岡 委員長  それでは千議員の質疑を打ち切ります。ほかの方はよろしいですね。
 
○藤田 委員  障害者の基本計画、つくっていくということで、私も大分前につくれつくれって申し上げてたんですけど、木で鼻くくったみたいな当時を思い出すと、やっと自立支援法ができたからこそ、こうやって市でも町でも一歩前進した障害者の対策が進んできたんだなという思いでおりますけど、先ほどちょっと陳情者のお話しの中で、この自立支援法なんですけれどね、障害者の方も働け働けという法律ではないと私は思っているんですね。自立というのは、本当に障害のそれぞれの違った障害の方が社会の中で暮らしていける、かかわりを持っていける、そういう意味での自立の支援法、法律だというふうに思っております。また、障害者も納税者になろうと頑張っている団体も数多く知っておりますが、その辺でちょっともう一度法律のこの解釈を、先ほど御説明ありましたけど、ちょっと解釈もう一度聞かせていただきたいと思います。
 
○障害者福祉課長  この法律、施行されてまだ間もないわけなんですが、当然、自立を支援するという法律のタイトルどおりですね、さまざまな障害をお持ちの方のニーズに合った形で支援していこうというところが立法趣旨と考えておりまして、今回、身体障害者、知的障害者、それから精神障害者、3障害統一した形でこの法律を運営していこうという新たな考え方に立脚して法律を動かしていくという形になってございます。そういったところから、この法律の趣旨を十分尊重しながら、今後の障害者福祉の施策の推進に今後とも努めてまいりたいというふうに考えてございます。
 
○藤田 委員  自立支援法の中身はいろいろ課題もあるとは承知して、この本会議でも障害者自立支援法に絡んでたくさんの質疑がされましてね、行政側も非常に前向きにこれから取り組んでいっていただけるような答弁もたくさん聞いておりましたから、これからかなという感がいたしました。
 今までもいろいろな団体から要望や御相談、さまざまな積み上げがあると思うんですね。計画つくるに当たっても、既に重度障害者のデイサービスやってくれとかね、家賃補助やってくれとか、グループホームの家賃補助やってくれとか、いろいろな団体の方から御要望が出ていると思います。まして3障害一緒になった法律ですので、その辺がどのぐらい酌み取れて、どのぐらい実効性ある計画にできるか、非常にこれ重たいと思う、当然予算の限りもありますから。だからその辺は本当に、そこでいろいろ今まで苦しんでいらした方たちの意見を十分酌み取る、吸い上げるという作業をしっかりやっていただきたいと思うんですが、その辺はどうでしょうか。
 
○障害児者政策推進担当課長  今のお話しですが、計画をつくるための策定委員会、昨年度から立ち上げまして、アンケート調査を初めいろいろなことで御審議をしてきていただいております。
 今までアンケート調査だけではなくてですね、最近で言いますと、そういう団体の代表の方と委員さんとの意見交換会、こういうことも含めて、きょう陳情されている方も団体もお見えになりましたけれども、そういうことで計画をつくっていく、委員さんの方にも、市民ですね、その辺のところを聞いていただくということも努めておりますので、これからつくっていく過程の中で、そういうものを計画の中に私ども政策として出していきまして、委員の方を含めていい計画をつくっていきたいというふうに考えております。
 
○藤田 委員  計画づくりはしっかりやっていただいて、自立支援法も施行されましたので、できるところはどんどん皆さんで協力して、知恵を出して進めていただきたいと思います。特に相談業務は一人ひとり障害が本当に違ってまいりますので、相談業務にしっかり取り組んでいただきたいことを要望して終わります。
 
○吉岡 委員長  ほかの方はいかがでしょうか。よろしいですか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは質疑を打ち切りたいと思います。
 それでは意見、取り扱いについてそれぞれ御意見をお願いいたします。
 
○森川 委員  陳情者からも切実なるお声伺いまして、また担当原局の方もこれからさまざな努力をしていきたいというお声も伺っておりますので、今回この陳情については採択としたいと思います。
 
○野村 委員  今回の陳情についてはですね、まさに市の障害者福祉の充実のおくれ、これはぜひお願いしたいという切実なる願いだろうと私も思っています。この陳情について3点挙げていますけれども、これをですね、ぜひストレートに応援してやっていただきたいなと思います。さらに市の方の、先ほど質疑の中で努力をするという言葉がありましたけれども、取り組んでいくという力強い言葉がありましたのでね、努力をしながら取り組んでいかなきゃならないこともあると思いますけれども、極力取り組んでいくという姿勢でですね、ぜひ進めてやっていただきたいと、このように思いますので、この陳情については採択をしていきたいと、このように思っています。
 
○本田 委員  内容はともかく、親亡き後という言葉がありましたけれども、子を思う親というのは、私も子もありますから、子を思う親の気持ちというのはね、これは障害あるなしにかかわらず、やっぱり大きいもんで、そういうことをこう直接言われてしまいますとね、ちょっと心打たれざるを得ないところでもあります。よくいろいろな政争の具にしたり、いろいろ陳情を出す人によっていろいろな陳情あるんですけれども、何か久々にこう真摯な、心のこもったそんな陳情だったかなというふうに思ってます。ましてや行政とこの陳情者の関係というのは決して敵対的ではないとも思いますし、方向性としては同じでもあるような気がします。ましてや行政の部長以下、優秀な人材もそろっていますから、決して今までのようなですね、行政のよく冷たい対応というのがありますよね、そういうものではなくですね、決して敵対的な団体でもなさそうですから、ぜひそういうところはですね、十分真意を酌んでやって、それで一緒になってやっていただきたいと思います。この陳情については決をとるべきだというところです。
 
○藤田 委員  私も結論的には決を、採決を、結論を出した方がいいというふうに思っております。意思表示する前に、一応陳情第2号は、紙上は鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情ということでなっておりますが、先ほど休憩中に陳情者にもちょっと御確認させていただきましたけど、障害児者という、子供から大人までということだというふうに確認とりましたので、障害児者福祉の充実ということで、この3点にわたる要旨には賛同したいと思っております。また、行政側も本会議、また委員会等で障害者の取り巻く環境、少しでも改善しよう、また努力していこうという意思も非常に見えておりますので、ぜひ期待していきたいなというふうに思っております。
 
○久坂 委員  今、陳情者の方からまだまだいろいろなことが足りないというお声をいただきましたこともございますし、また市の関係部局の方も事業に積極的に取り組んでいただけるということで、一緒に皆さんで検討しながら、当事者の声も丁寧に拾って取り組んでいただきたいという期待を込めまして、この件につきましては採択ということでお願いいたします。
 
○吉岡 委員長  それでは総員が決を出すべきだということでございますので、改めて採決に入ります。
 陳情第2号鎌倉市の障害者福祉の充実についての陳情について採決をいたします。賛成の方の挙手を願います。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、陳情は採択されました。
 それでは、傍聴者退室、健康福祉部職員退室のため休憩といたします。
               (15時15分休憩   15時25分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。
 環境部関係の職員の紹介からお願いいたします。
                  (環境部担当職員紹介)
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○吉岡 委員長  それでは日程第6報告事項(1)「ごみ処理広域化について」原局から報告を願います。
 
○施設建設担当課長  報告事項1、ごみ処理広域化について報告いたします。本市にかかわるごみ処理広域化につきましては、平成17年12月26日の横須賀三浦ブロックごみ処理広域化に関する4市1町首長会議におきまして、横須賀市、三浦市、葉山町の2市1町と鎌倉市、逗子市の2市という二つのグループに別れ推進することが確認され、これに基づき本年2月14日に、鎌倉市・逗子市ごみ処理広域化検討協議会を設立し、鎌倉市・逗子市2市におけるごみ処理広域化の推進に向けての協議を行ってまいりました。その協議の結果、平成18年4月24日に鎌倉市長と逗子市長との間で、両市のごみ処理広域化の具体化を目指す覚書を締結いたしました。この覚書を中心にごみ処理広域化の現状について報告いたします。
 それではお手元の資料、覚書を御参照ください。覚書の目的は、その前文にありますように、横須賀三浦ブロックごみ処理広域化に関する4市1町調整会議(首長会議)における合意事項に基づき、循環型社会の形成を目的に、ごみの発生抑制、減量化・資源化を図り、資源を有効活用することにあり、その第1項で、2市は「横須賀三浦ブロックごみ処理広域化基本構想(素案)一中間報告−」の考え方と検討経過を踏まえ、広域処理について協議することを確認しております。
 第2項では、この広域処理を進めるため、循環型社会形成推進交付金制度に基づく、鎌倉、逗子両市の循環型社会形成推進地域計画を平成18年度に策定するための協議をすることを定めております。
 「横須賀三浦ブロックごみ処理広域化基本構想(素案)一中間報告−」で報告されております今後の資源化の方向性につきましては、第3項、第4項に定められており、第3項では、生ごみを資源化するための施設、つまり生ごみ資源化施設と燃やすごみを焼却するための施設、すなわち焼却施設の整備計画を早期に策定することを定めております。
 第4項では、不燃・不燃性粗大、非容器包装プラスチックと植木剪定枝の資源化についても施設のあり方や処理方式を協議していくことを定めております。
 また、広域処理に係る経費を2市が応分に負担することについては、第5項に定めております。
 この覚書は、2市による今後の広域処理の方向性を定めたものであり、覚書の実現が本市のごみの減量化・資源化の推進に直結し、循環型社会の形成に大きく寄与するものであると考えております。
 覚書に基づいた逗子市との協議は既に開始しておりますが、今後も両市の連携を強め、覚書の実現に向けた努力を最大限行っていきたいと考えております。
 なお、広域処理の施設につきましては、覚書第3項の生ごみ資源化施設の整備を第一に考えており、現在、生ごみを分別した後の燃やすごみと生ごみの総量の把握を主目的としたモニタリングの準備をしております。モニタリングは、夏、秋、冬の3回、市内約1,200世帯を対象に、燃やすごみと生ごみを分別して排出していただき、重量の把握に加えて、分別の状態の検証、簡単な生ごみの成分分析などを実施する計画となっており、これにより生ごみの年間処理量、施設の処理能力などの精査も行いたいと考えております。また、生ごみ資源化施設につきましては、その建設候補地を名越クリーンセンター用地の一部とそれに隣接する民有地として、最初の地元説明会を5月30日、6月10日の2回実施をし、それぞれ32名、56名の出席者がありました。説明会では車両の通行量、臭気対策、候補地選定の経過などについての質問が出されております。この説明会につきましては、今後も事業の節目、節目に可能な限り回数を重ねて行い、地元の住民の皆様の理解を得ていきたいと考えております。
 以上で説明を終わります。
 
○吉岡 委員長  それでは質疑に入ります。御質疑はありませんか。
 
○野村 委員  過去にですね、4市1町でいろいろと職員も派遣をして、今までも何回か、何回かっていうか、もう何年もやってきた。そういった経緯があって、そういった経緯を踏まえてやっと逗子市と鎌倉市が覚書を結んだということだと思うんですね。この覚書を結ぶに当たっては、本当にいろいろの経緯があってね、大変御苦労なさったんだなと、こんなような気がいたします。この覚書の中に、18年度中に今後さまざな問題点を打ち合わせしていこうということだと思うんですが、これを踏まえて今年度中に協定書みたいな結んでいくような考えってあるんでしょうか。
 
○施設建設担当課長  今年度の逗子市との共同作業としましては、循環型社会形成推進地域計画の策定、それから生ごみの資源化施設の整備計画書の策定というふうに考えているところでございまして、これらの作業については、この覚書をもって、その中でやっていくことができるというふうには思っております。ただ、ここの中にありますように、負担割合の問題については、今後逗子市との間で、これは覚書でも明確に割合についてはしておりませんので、何らかの形で約束事をしなければいけないというふうには考えております。
 
○野村 委員  逗子市とはですね、何回か話し合って、違う発言があったり、ほごにされたり、そんなようなことも経緯にありましたのでね、やはり覚書だけでいいのかなというような気がするんですね。やっぱりきちっとね、逗子市さんともいま一度今後話し合っていくんですが、協定書みたいなものが、しっかりしたものをつくっておかないとね、また、いろいろ今後に禍根を残すような問題点が起きたときに、覚書だけでいいのかなと、こんなような不安もありますので、その辺はしっかりと話し合って、18年度中ということですので、それらを踏まえてやっていっていただきたいと思いますけれども、その辺を踏まえて、いま一度ちょっとお話しいただけますか。
 
○施設建設担当課長  今申しましたように地域計画と整備計画書については、逗子市との共同作業で行われるわけですので、一応今、覚書に基づいてできるというふうに申し上げましたけれども、具体的にそれを出発させるに当たっては、どういう形になるか考えておりませんが、何らかの形で逗子市と鎌倉市が例えば地域計画を作成をする、まず最初の進める段階の第一歩の段階で、何らかの形での約束は必要だろうというふうには思っておりますので、これがどういう形になるかね、例えば、鎌倉市の中での決裁と、それから逗子市との決裁を両方とって、それをつけ合わせるとか、そのような形になるのかわかりませんが、その辺のところは一つ一つの事業を出発するに当たっては、何らかの形での覚書以外で一歩進めたようなものが必要になってくるなというふうには思っています。
 
○藤田 委員  基本的なところは本会議の一般質問で聞いておりますが、ちょっと気になりますのが、2番の循環型社会形成推進地域計画ですか、既にもう18年度に入っておりますが、鎌倉は今国庫補助金でやっていくと言っていますけど、この地域計画というのをつくるのにどのぐらいお金がかかって、市はどのぐらいの役割、国・県といろいろ補助金の問題もあると思うんです。ちょっとその辺お聞かせ願えますか。
 
○施設建設担当課長  地域計画につきましては、予算的には735万とってあると思います。一応この地域計画につきましては、逗子・鎌倉市の向こう5年間にわたっての資源化、リサイクルの計画をつくるという形になっております。この地域計画の案ができた段階で、県、それから国、それから鎌倉市、逗子市、地域計画策定した市町村の3者で地域協議会というのを行いまして、その中で意見交換を行った上で最終的に確定して、国が受理をするというふうな手順になる予定になっております。現在の段階のその協議会なんですが、これは国の方のスケジュールもございまして、当初は来年の2月ぐらいという話になっていたんですが、それが今度12月ごろには開けそうだというふうな、県を通じて情報は来ております。したがいまして、それ以前には策定をしなければいけないというふうに考えておりますので、大体ことしの秋口、10月いっぱいぐらいまでには策定をしたいというふうに考えているところでございます。
 
○藤田 委員  この地域計画がきちっとできることによって、この覚書が粛々と行くのではないかと私思うんで、この地域計画がすごく重要になってくると思うんですね。鎌倉は当初から広域化前提でずっと詰めて、積み上げてきてますけど、御承知のように逗子が住民の反対もあったりして、この地域計画をつくれるのかしらと思っちゃうぐらいにちょっと心配なんですが、この地域計画というのは、両市が別々に持つものじゃなくて、両市でつくるものなんですね、基本的なこと。今、735万ですか。これは国・県、そして逗子、鎌倉と四者がお金を出してつくるものなんですか。
 
○施設建設担当課長  地域計画につきましては、実際につくるのは鎌倉市と逗子市の2市でつくりますので、国・県はそれについて協議をしたり、最終的にはそれを国が受け付けをするというふうな形になります。したがいまして、逗子、鎌倉市でこの費用については負担をするという形になってまいります。
 現在、逗子市との協議ですが、今の実際に逗子市の方に入るごみの量、あるいは鎌倉の方に入るごみの量ですね、実際にこれは広域が稼動した後の話ですが、そういうものがどういうふうな形になってくるか。あるいはコストの問題等々について、もう一度両市の間で精査をしましょうということになりまして、今その数字のやりとりをしておりますので、その第一歩については既に入っているというふうに考えておりますので、今後この地域計画については早期に策定ができるようにですね、さまざまな形で努力していきたいというふうに思っています。
 
○藤田 委員  18年度ももう6月で、すぐ7、8、9、10ともうわずかしか期間がないんですが、これから中身精査していくとおっしゃっていますが、これは行政間同士でどんどん詰めていかれるものなんですね。
 
○施設建設担当課長  一応ですね、鎌倉市の計画とそれから逗子市の計画、基本的にはそれをドッキングしてつくっていくというふうな形になっておりますけれど、当然施設の配置とか、その辺については両市で行われるものですから、鎌倉市で主に作業する部分、逗子市で主に作業する部分、それに加えて両市で調整作業するというふうに形としてはあると思いますので、あくまでこれは一緒にやっていくということが必要になってくると思いますので、できるだけ私どもとしては、できることは早期に始めて、最終的なでき上がりが秋口までには、10月いっぱいぐらいには何とかできるような形で進めていきたいというふうに思っています。
 
○藤田 委員  この地域計画については、鎌倉市の方は確かこの計画をつくるという前提で予算を計上していますよね、何かどこかに入っていると思うんですけど。逗子市の方はその辺は大丈夫なんですか。つくったはいいけど、お金が出せなくなったということないでしょうね、大丈夫でしょうね。
 
○施設建設担当課長  市として、予算については鎌倉市の方で予算化をしておりますので、逗子市の方は後でこれについての負担した分を、その割合に応じて鎌倉市の方にお金を入れていただくというふうな形になっておりますので、一応今、そういうふうな形で逗子市とは話をしております。
 
○藤田 委員  いずれにしましても、この地域計画が大変重要になってくると思いますので、粛々と進めていただきたいというふうに思っております。
 それとですね、もう1点なんですが、生ごみ施設を名越に持ってくるという、今、本会議でも御答弁いただいてますけど、そうしますと、私も生ごみ施設いろいろ見させていただいている中で、やはり地域の方にちょっと御迷惑かかる場面もあるかなというふうにちょっと心配している向きもあるんですが、その辺は地域の人たちに生ごみ施設の概要、または生ごみ施設がどういうものか、今非常に進歩していますからね、機能が。どういうものかというのを十分理解していただかなきゃいけないと思うんですが、その辺はまだ2回説明会やったきりなんですが、その辺はどうなんでしょうね。
 
○施設建設担当課長  先ほど2回、同じ内容で説明会をしたんですが、既に実施をしております。この説明会については、この生ごみ資源化施設の、まず第一歩の説明会というふうに位置づけをしまして、特に生ごみの資源化がなぜ必要なのかということと、それから生ごみの資源化施設というふうに一口で言っても、なかなかどういうものができるかというふうに、御理解しがたいというところもあると思いますので、生ごみ資源化施設がどんな施設なのか。要するに施設の仕組みと概要ですね。その辺を中心にした説明会をさせていただきました。今後もう少し計画が詰まっていくに従って、車両の通行がどういうふうになっていくのかとか、その辺も含めて、さらに細かく次第に説明を深めていきたいというふうに思っておりますので、その辺はでき得る限りの回数で、私どももやっていきたいというふうに思ってます。
 
○藤田 委員  今の御答弁によりますと、じゃあもう第1段階として、地元の方はおおむね了解という前提で、この説明会に皆さんおいでいただいているというふうに思ってよろしいんですか。
 
○施設建設担当課長  一応了解かどうかという確認はしてないんで、あれなんですけれども、一応この2回の説明会の中で、例えば車の通行量がどういうふうになるのか。それとかですね、防臭対策はどういうふうになるのか。それから、どのくらいの、なんていいますかね、いわゆる安全対策がどんな感じなのかというふうな御質問もありまして、私ども現段階では、まだ具体的な施設のイメージを必ずしもつくり上げておりませんので、そういう意味では宿題になっている部分もあるというふうなことでございます。特に車の通行についてもですね、今後もう少し詰めた調査をしていかないと、なかなか実数もつかみ切れないという部分もありますので、そういう宿題は当然出されておりますので、その辺は今後の説明会の中でお答えをすべく、いろいろな形で資料もつくりながら、説明会を実施をしていきたいというふうに考えているところでございます。
 
○藤田 委員  名越は御承知のように焼却施設もあって、地域住民の方たちには大変今までの中で御協力もいただいているところですので、今回の生ごみ施設に関しても今の住民の方からの質問は質問で、宿題としてお答えしていただきたいんですが、やはりよく丁寧に皆さんにお話をしていただいて、その辺で引っかかってしまうと、せっかくの計画が大変なことになりますので、一番そこが私、気になるところなんですね。それと住民の皆さんの要望に十分こたえてあげるように、ぜひともしていただきたいと思うんですけれど、その辺いかがでしょうか。
 
○施設建設担当課長  説明会につきましては2回行いましたが、当然、これだけではございませんので、今後回を重ねて行いたいと思います。
 あとですね、既に今回5月30日と6月10日に行われたような、市が設定をして、そこにお集まりくださいという形だけではなくて、単独の自治会の方からも説明会要望が来たりしておりまして、それを一度やったりしております。今後もそういう説明会を要望したいというお話も既に来ておりますので、そういうような説明会にも足を向けてやっていきたいというふうに思っております。今までの経験で、やはり何度も何度も地元に入ってお話を重ねていくということが、地元の理解を得る一番の近道だというふうに思っておりますので、そのように進めていきたいというふうに思います。
 
○森川 委員  今の生ごみ資源化施設なんですけれどね、先ほどモニタリングもする予定というふうにおっしゃってました。それで施設の整備計画、早期に策定するというふうにおっしゃってたんですが、大体いつごろっていうふうにめどになっているんでしょうか。
 
○施設建設担当課長  一応ですね、今回のモニタリングなんですが、多くの部分は市の方でできるというふうに思いますか、一応分析関係はですね、やはり専門の人に頼まないといけないというふうなこともございまして、実はこのモニタリングを含めて整備基本計画の策定を考えております。モニタリングについては季節的な変動もございますので、一応夏、大体8月ぐらいですかね、それから秋、ちょうど今考えているのは10月ぐらいとか、それから冬、冬は1月ぐらいというふうに考えているんですが、この3回モニタリングを実施して、その中で燃やすごみと生ごみの分けた重さもさることながらですね、燃やすごみの中に含まれている生ごみ、逆に生ごみの中に含まれている燃やすごみ、生ごみじゃないものですね。そういうふうなものも含めて調査をして、あと簡単な生ごみの分析もしたいというふうに考えておりますので、そういったようなことも含めて最終的な結論を出したいというふうに思っておりますので、一応この整備基本計画については、ですから2月、3月というふうに年度いっぱい近くになってしまうなということになるだろうというふうには思っています。ただ、それ以前にですね、いろいろな形で中間報告的なものは作成したいというふうには思っております。
 
○森川 委員  今、鎌倉市ではね、ともかく生ごみ資源化施設をまず取り組んでということなんだと思うんですが、4番に不燃・不燃性粗大、非容器包装プラスチックの資源物選別及び植木剪定枝の資源化処理については今後協議していくという項目もあるんですが、これについては循環型社会形成推進地域計画の中でね、これから協議が先なのに、逆に秋までに策定するわけですよね。その中でどうやって位置づけて、地域計画の中に入れていくのか。協議が後回しになるわけですけれど、基本線だけ出すのかどうか、そこら辺のところちょっとお聞きしたいんですが。
 
○施設建設担当課長  まず、整備基本計画は生ごみだけでつくりたいというふうに思ってまして、あとは先ほどの地域計画なんですが、実は今回の地域計画というのはかなり国としては融通の効く制度なんですね。一応5年間というふうになってますが、それが例えばもう少し時間がかかるということだったら、7年間の計画でもいいというふうな形、例えば施設のつくる場所が未定だったら未定でもいいというふうな形になっておりますので、特に4番の不燃・不燃性粗大、非容器包装プラスチック、植木剪定材については今後逗子市と協議を深めていかなければいけませんが、それは地域計画の中では現在の段階で確認できる形、例えば、先ほどおっしゃられたように基本線とか、というふうな形での記載になるということも考えられますので、それは現状においてつくっていきたいなというふうに思っております。
 
○森川 委員  鎌倉市、今資源化率49%って県下でもトップクラスですよね。今、逗子市さん見てると、とてもそこまでは行ってない状況の中でね、この地域推進計画がうまくできるかどうか、一致点をどういうふうに見つけていくか。例えば、逗子市さんをうちの水準まで引き上げていくって、結構難しいかなというところで、どういうところで折り合いをつけていくのかというところ、お伺いしたいのですが。
 
○施設建設担当課長  一応そこのところはですね、大変多分難しい課題なんだというふうには思います。したがって地域計画、今年度策定をする地域計画、これが要するに交付金制度の、逗子、鎌倉の2市の交付金制度の出発点になるわけなんですけれども、この地域計画にやはりどこまで盛り込んでいけるかという問題はやっぱりあると思うんですね。できるだけ逗子市とは詰めた協議はしていきたいなというふうには思っておりますが、やっぱりその辺は先ほど申し上げましたように、どうしても現段階ではここまでやりましょうというふうにはいかないかもしれない部分はあるかと思うんです。特にこの4番の不燃・不燃性粗大とか、植木剪定材の部分ですね。ありますが、その辺についてはですから、やはり逗子市との協議の中でどこまで書き込めるかなということになると思いますので、それは先ほど言いましたように、今回の地域計画の中ですべて明確に書き込まなければいけないということでもございませんので、国はそれを認めるようなんで、その辺は継続して協議するやつは継続して協議するというふうな形にやっていくしかないのかなというふうに思っております。
 
○森川 委員  両市の状況が違う中で、同じようなこういう計画をつくっていくというのは結構至難のわざかなという気もします。しかも、それも秋までということになると、時間がない中でね、どこでどう折り合いをつけていくのかなというのは難しいなと思いますが、基本線で国がいいって言うんであれば、それでもいいんですが。逆に言えば、これ鎌倉市にとっては、この先5年間をやっぱり視野に入れた計画ですので、そこのところはできるだけ逗子市さんとの話し合いは十分にしていただいて、なるべくシビアな計画にしていただきたいということは要望させていただきたいと思います。
 
○吉岡 委員長  ほかにございませんか。
 
○本田 委員  ちょっと1点、さっきの藤田委員の質疑でわからなかったんですが、この地域計画というのは、何か両市でそれぞれつくってドッキングさせるというふうに聞いたんですが、もうちょっと詳しく教えていただけますか。
 
○施設建設担当課長  一応ですね、鎌倉市の計画と、要するに何ていいますか、廃棄物の処理計画、それから逗子市の処理計画、当然現在持っていると思うんですね。それぞれ一般廃棄物処理基本計画というのを持っていますので、その辺をですね、あわせて逗子・鎌倉市のこの循環型社会形成推進交付金制度の地域計画にするということになると思うんですが、ただ当然それは、それだけではできないと思うんですね、逗子市と鎌倉市の計画をあわせただけでは。当然、施設の配置はどういうふうにするか。最終的な、例えばさっきの不燃・不燃性粗大とか、植木剪定材の資源化の方法はどうするとかというふうなことが調整をしていかなければいけないというふうに思いますので、その辺を両方ですね、逗子・鎌倉市の計画を基本に、それからその足りない部分を両市の調整によって、施設配置とか資源化の方法をさらに積み重ねていくというふうな形になろうかと思います。
 
○本田 委員  ちょっとね、よくわからないんだけど。それ何、もうこの地域計画というのは、これは一つなんですよね。これ一つになるわけですよね、逗子と鎌倉で。その何ですか、鎌倉分と、鎌倉分の素材があるんですか。それで逗子の素材があって、それを話し合う。そのために735万っていうんですか。ちょっとその部分、ちょっとわからない。
 
○施設建設担当課長  一応基本となる計画として、それぞれ2市は一般廃棄物処理基本計画等を持ってますので、それをあわせるのがまず一つ。それから、それをあわせて今後5年間の両市の計画というふうにしていくわけですので、その上で何ていいますかね、資源化の方法とか、施設建設の施設の配置とか、その辺をあわせてやっていくわけになりますので、今まで鎌倉市と逗子市は別々に計画をつくっておりますので、それをあわせて一つの計画にしていくというふうな形になりますので、その分の作業が必要になるということになると思います。
 
○本田 委員  それが735万ということですか。
 
○施設建設担当課長  一応地域計画については、一つは委託をしてやっていきたいというふうな形で予算化をしてございますので、それは現在の段階では予算としては735万になっておりますが、今後さらにそれは詰めて、どのぐらいの額でできるかというのは、さらに精査はしていきたいというふうに考えています。
 
○本田 委員  これはあれでしょう。逗子と鎌倉がそれぞれの基本計画を持っていると。それをあわせて地域計画にしていきましょうよということなんですね。それで何で委託が必要なんですか。
 
○施設建設担当課長  一応逗子と鎌倉の基本計画がありますけれども、現状ではですね、それぞれの分別の方法が違ったり、収集の方法が違ったり、あるいは将来のごみの推計の方法が違ったりというふうな形になっておりますので、そういうふうなところも含めてですね、今後作業していかなければいけないんで、その辺でなかなか数字的な処理でできるという部分についても、一応コンサルに委託をしながらですね、一緒に考えていくというふうな形を考えています。
 
○本田 委員  だってそれは今自分たちがやっているものでしょう。相手も自分たちがやっているものでしょう。わかるものでしょう、数字的なものなんて。やり方だって。やり方なんてコンサルよりも自分たちの方が一番よく知っているんでしょう、自分たちがやっているんだから。それを何で委託しなきゃいけないんですか。そんなのはつき合わせればいいわけだよ。そんな委託する必要ないでしょう。
 
○施設建設担当課長  一応それぞれやっているのは、先ほど申し上げましたように、それぞれ今までは、一緒にやるということは広域の中では検討をしておりましたけれども、実際の具体的なつき合わせはしていないというふうな形でしたので、これを新しくできた地域計画というのは、新しくできた制度の中での方法でありますので、その辺をですね、一応何ていいますか、今までのやっていたものでやると同時に、それを調整するようなことも当然必要になると思いますので、さらにそれだけではなくて、今後ごみ量をどういうふうに2市のものを推計していくかと。今まで違う土俵にあったものを一緒にして、どういうふうに推計していくかというふうな今度は問題も出てきますので、特にその辺のところを委託でやっていくというふうな形で考えています。
 
○本田 委員  だって、まさにそれこそが自分たちの仕事でしょう。そんなの委託に任せたってしようがないでしょう、だって。そんなつまんないことに金出すんじゃないんですよ、そんなもん。自分できないんですか、それ。逗子市の職員と鎌倉市の職員が資料を持ち寄って、それでつき合わせればいいじゃないですか。それさえもやらないの、できないの。できる能力がないの、やる気がないの、どっち。
 
○施設建設担当課長  一応その辺のところは当然ですね、逗子、鎌倉の職員が中心になってやることは当然だと思います。したがいまして、私どもとしては、先ほどの2市の検討協議会の中に地域計画の部会をつくって、その中で逗子、鎌倉の職員による部会で、この地域計画作成の事務局になって、その上で数字的な処理とか、その辺のものも含めてございますので、そういったものを委託で賄っていくというふうに考えてございます。
 
○本田 委員  だからそれこそが職員の仕事でしょうが、一番わかっているんでしょう。何でコンサル入れなきゃいけないんですか、だって。コンサル入れなきゃ仕事になんないんですか、あなた方は。実際の話、一番わかっているのはだれですか。逗子市の職員と鎌倉市の職員でしょう。自分たちのメリット、デメリットは向こうもわかるでしょう、向こうのことも。それわかっているのはあなた方じゃないですか。もっと自分の仕事に誇り持ちなさいよ、それ。
 さっきのね、保健福祉、じゃねえ今何だっけ、忘れたけど。健康福祉の中で私は驚いたんだけれども、「鎌倉市健康福祉プラン」という冊子があったんです。それできましたと。これコンサルか、あとシンクタンクか、そんなところに委託して、すごいできがよかったんで、これそうなのかなって思ってたんですよ。そうしたら、自分たちでつくったと。レイアウトも全部やったと。そして委員会もつくって、そこでそれぞれの有識者を並べてやっているわけですけれどもね。でもそのたたき台というのは、職員が全部つくっているというんですよ。レイアウトまでですよ、中身ももちろん。これはすごいなと思ったんですね。明らかにそれをね、例えば野村総研とか、三菱総研とか、そんなところでつくったら何千万の仕事ですよ。何年間に分けてね。だけどね、今回のはそういう成果物とか、そういうもんじゃないじゃないですか。自分たちの仕事を委託しちゃっているじゃないですか。そうでしょう。そういう安易にね、これもいつ言ったか忘れたけども、安易に委託をするとかね、私はそういうのははっきり言って、みずからの仕事の放棄だと思ってますよ。1回自分たちでやってみなさいよ、それ。やる努力しませんか。
 
○施設建設担当課長  ただいまの御指摘ですけども、一応私どもとしては、地域計画、当然、我々でできる部分は当然やりたいというふうに思っておりますので、その中で今後ですね、一応地域計画作成の中で、どうしてもコンサルの方に委託した方がいい部分、それから私どもでやるべき部分、そういうのは明確によく分けてですね、その辺で委託すべき部分を委託するというふうな形で考えていきたいというふうには思っております。
 
○本田 委員  だから、それは委託ありきで考えてちゃだめだっていうことですよ。私の言っていることわかりますか。委託ありきで、それで自分たちができる部分はやりましょうって、そういうんじゃないでしょう、だって。とりあえず自分たち、こんなだって、735万のコンサル、委託なんていうのはどういうことですか、具体的に言ってくださいよ。大したことないから、これ。自分たちでやろうと思えばできますから、これ。絶対できないんですか。絶対ですか。こんな735万のね、コンサルなんて大したことないんですから。絶対にね、これできますから。できるはずですよ。もう少し自分たちのね、仕事にね、これ皆さんね、頭下がっているかもしれないけどね、自分たちの仕事に誇りを持つんですよ。1回やってみようという、そういう気持ちがないんですか、本当に。いいや委託すればいいや、何百万でも委託すりゃいいや、そういうもんじゃないでしょう。こんなのなんてのは、逗子と鎌倉の職員同士で話せばできるんですから。できないことだったら言ってくださいよ、これができません。指摘してください。言ってください。
 
○塩崎 環境部次長  確かに今委員さんお話しのとおり、私どもとして精いっぱいみずからの形の中でこの業務に取りかかっていきたいと思っておりますが、予算委員会でもちょっと御説明をさせていただいているかと思いますが、一つはこれが初めて本市で取り組んでいく事業であるということと、それからさらには2市、いわゆる他市が絡んだ中での計画づくりであるということから、やはり一つは専門性を持ったもののコンサル等における委託部分も持ちながらいきたいというふうに思ったわけでございますが、この問題につきましては私どもとしても精いっぱい努力をしながら、どうしてもやはり委託をすべきところのようなものが出てきた段階についてはお願いしていきたいというふうに思っております。当然委託をされることになれば、当然精査した中での委託をさせていただくということで御理解をいただければというふうに思っております。
 
○本田 委員  だからその委託ありきでね、考えるんであれば、それは委託しますよ、それは。だから1回ですね、じゃあ具体的に委託は何の委託なんですか。具体的に言ってくださいよ。
 
○施設建設担当課長  特に、今回の地域計画というのが初めてできた制度であるということでございますので、その地域計画との性格ですね、全体的な構成、それが性格的なものになると思いますけれども、それとあとは先ほど言いましたように、向こう5年間の計画でございますから、その計画については数値的な問題が推計値と絡んで出てくる問題だというふうに思いますので、そういった推計的な数字の、推計値の処理の問題とか、そういったような特に将来にわたっての部分については、やはり少しコンサルの方の力をかりていかないとできないのではないかなというふうには思っておりますが。
 
○本田 委員  だから具体的に何、この委託の内容というのは何ですか。何を委託するんですか。数字的な処理を委託するっていうの。
 
○施設建設担当課長  地域計画については、今現在ですね、どういう形でやっていくかというのは今検討中でございまして、国の方から地域計画の具体的な概要というのは示されておりますので、その中でどういった部分を委託するのかという点についてはまだ検討中でございます。したがって、それはどういう形で市が、私どもでやる部分と、これはコンサルの方に委託した方がいい部分と、そのことは今後作業の中で区分けをしていくべきものだというふうに思っておりますので、できる限りの部分は私どもでやりたいというふうには当然思っています。
 
○本田 委員  よくわかんないんですけれどね、何でこれから委託をどういうふうにやるというのをこれから決めるというんで、何で予算化できるんですか。どうやって735万って積み上げてきたんですか。これからわからないというのに、何で735万出るんですか。
 
○施設建設担当課長  予算的なものは今までの例があって、地域計画を策定していく市町村既にありますから、そういう例を参考しながら決めたわけでありますけれども、ただ、現実の執行の段階では、それをさらに精査してやっていくというふうな形になるというふうには当然思ってましたので、その精査の作業をこれからやっていくということでございます。
 
○本田 委員  そうすると、この地域計画は他市でももうやっているんだと。もうわかっているわけでしょう、大体、どういう感じになるかというのは。それだったら自分たちでできるじゃないですか。あなた言っていることが矛盾してるんですよ。さっきはどういうことになるかわからない、初めてだからわからないって言ってたけども、今言ったのは他市ではもうやってますと。だから大体わかっているわけじゃないですか、どういうふうにやるかというの。どういうふうにやって、どういうものがあって、どういう成果物を出していくというのが、それはわかっているはずじゃないですか。あなた言っていること、矛盾していますよ、それ。
 
○施設建設担当課長  成果物というのは、他市のものは確かにいくつか例がありますので、それは見ています。ただ、その中で私どもがこれから逗子、鎌倉でやっていく場合に、それがどういうふうな形で参考になっていくか、その辺のところはまだこれからの検証でございます。
 今まで出ている例というのが、例えば、率直に申し上げまして、大きな例で、例えば京都市とか、そういうふうなものが出てますので、その辺のところは取り寄せて見ております。あとはコンサルの情報によって、予算額については一応計上させていただいておりますので、さらに細かく実際に、私どもは逗子、鎌倉でやっていく場合については、今後よく検討していくというふうな形の中で、市でやるべきものと、コンサルでやるべきものは明確に分けていきたいというふうに思います。
 
○本田 委員  だからコンサルありきでやるというわけですけれどもね、具体的にどういうものを、もう絶対わかってるんだから。他市の事例があるわけでしょう。他市がこれをコンサルに任せているとか、どうのこうのとあるわけでしょう、それわかっているわけでしょう。何をやるというのもわかっているわけでしょう。コンサルは何をやってというのは。出してくださいよ。
 
○施設建設担当課長  今、私どもが一つ入手しているものはですね、そういう形じゃなく、全体のものをコンサルからつくったという成果物を見ているという形です、今のところ。コンサルがつくった成果物を私どもが見ている、そういう形です、現状は。どこからどういうふうに分けて、そういう形は成果物ではまだ調べ切ることはできない状態です。
 
○本田 委員  だからコンサルがつくっているのを、他市が、コンサルがつくった成果物を地域計画書か何か成果物わかりませんけどね、それを見てるというわけでしょう。そういうのをね、丸投げっていうんですよ、大体。協力してますよ、いろいろやってますよと言うけど、最終的にはね、そういうものっていうのは、コンサルがもうつくっちゃうんですよ。そういうものでね、いいのかという話をしてたわけですよ。あなた方でできないのかと。あなた方がやろうとしてもできないのか、やる気がないのか、やる能力がないのか。自分が職員としてのプライドがないのか。鼻で笑うやつもいるかもしれないけどね、そういうプライドを持つんですよ。逗子に負けるなというのをね。向こうも思うかもしれない。お互いが切磋琢磨して、いい地域計画をつくろうじゃないかというね、そのぐらいの気持ちになぜなれないんだ。なぜ安易に、逆にね、走るんだっていうことですよ。ちゃんと健康福祉部はやってますよ。ちゃんと成果物までつくってますよ。確かに今回のは、鎌倉、それから逗子、これは大変かもしれない。むしろこれはチャンスなんですよ。大きさ的にいったって鎌倉の方が大きいですから、今がチャンスなんですよ。これはやったぞと、おれたちだけでやったぞと、委託せずにやれたぞと。他市がやっているから、安易に委託なんて考えるんじゃないですよ、そんなもの。どうなんですか。やる気がないんですか。
 
○塩崎 環境部次長  今、お話しのとおり、私どもとして精いっぱいこの業務については進めてまいりたいと思います。そういう中では、極力直営での頑張りをしていきたいと思っております。進めていく中でどうしてもやはりコンサルのところに力をもらわざるを得ない、いわゆるそういう部分については委託ということも考えていきたいとは思いますが、まず第一義には、私ども直営で頑張れるかどうか、進めてみたいと思います。
 
○本田 委員  今、次長さんが言われましたけどね、ぜひね、まずはちょっと自分たちでやってみようと。で、どうしてもできないと。そういうことはないと思いますけどね、本当はね。だけども、自分たちでとにかくやってみようという、そういう気概がですね、私は欲しいんですよね。何ていうんですか、安易にそういう何ていうんですか、安易に委託に走っちゃうとか、それが今まで当たり前だから、そういうふうに考えているのかもしれないけれども、もう少し自分の仕事に誇りを持たれたらどうですか。
 私もね、自分の仕事に誇り持ってやってますよ。どんなふうに言われてもね、私は自分の仕事に誇り持つ。一般質問に命かけますよ。この委員会にもかけますよ。そのためにずっとこうやりますよ。休息もありますけど、もちろん。やっぱり私は私なりにプライド持ってやってますよ。プライドしかないかもしれない。金のためにやっているわけじゃないから。金なんて入ってこないから、だって。私はいつも考えるんですよ。私の今のこの仕事、おれの子供が見たらどうかなというふうにいつも考えているんですよ。神様じゃないのね。おれの子供が何をこういうふうに見たら、おれがやっていることを、どうかなっていうふうにいつも考えるんですよ。それでああ、これはやっちゃいけないなとか、そういうふうに考えるんですね。子供に誇れる親になりたいと思うんですよ、私は。まさにそういうことのチャンスなんですよ。一職員としてね、これをやったんだと。おれはこれをやるんだと、チャンスなんですよ。それは私の主観的なものだからあれですけれども、でもそういった、たった735万というかもしれないけれども、手取りの市会議員のあれよりも多いんですよ。皆さんはもっと高給取りだからね、あれだけれども。そんな簡単にね、予算消化してもらっちゃ困るし、それよりもまずプライド持ってね、自分たちがやれるものは自分たちでやってほしい。
 
○吉岡 委員長  ほかにございます。
 
○岡田 副委員長  いろいろな委員さんが言われてたんで、なるべく短目にしたいと思うんですが、どうしてもやっぱり私、覚書って言われて力が入らないのは、これは4市1町でそのときにかなり私やってきました。それが本当にこういう形になっちゃったということで、戸惑いは本当に今でもまだあるんですね。あのときはやはり市の職員も横須賀の方に行ってましたよね、ずっと。ずっとやってきてて、それでエコループがあって、その後ってこういうふうになっているんですけれども、本当にこれできるのかなって、今でも本当に半信半疑です。これもほかの委員さん言われたんですけども、新聞等にも載ってましたけども、逗子の2団体、市民団体が来られて申し入れもされましたし、それからことし末に逗子の市長選もありますし、本当にこれでいけるのかなと。確かに市民団体の皆さん言われているように、鎌倉は観光客が多いと。人口も多いんだと。それで私たちを燃やすんだと。鎌倉市の方は生ごみ資源化処理施設だと。向こうの立場に立てば逆じゃないかというふうに多分思うと思いますね。そうすんなり私はいかないんじゃないかなという、半信半疑が私の今の気持ちです。それで進められるということですから、進めるなとは言えませんので、どうぞというような気持ちなんですけども、これは本当にできるかどうか、何とも言えない。ここでも5番目に、広域処理に係る経費について、2市においておのおの応分の負担をすると。この前は人口割合とか何かいろいろ言っておられましたよね。そこら辺もどうなのかなと思いますし、非容器包装プラスチック、これだってネットさん言われてましたけども、これだって施設つくらなきゃいけないわけですよね。そういう意味じゃ、秋までにつくってとこう言われるんですけど、これ本当に申しわけないけれども、きちっとできると思いますか、これ。できないとは言われないでしょうけど、私はね、確信が持てないんですよ、今まで過去を見ると。逆に本当にやるんだったら、やるだけの度胸といいますか、何といいますかね、決意、これがもしできなかったら、これは二度目になりますからね。自区内処理、自区内処理って4市1町が自区内処理って言ったんですよ、前のおやめになった部長さん。おかしいんじゃないかと私やりましたよね、あのとき。自区内処理というのは鎌倉市域内でしょう。いや、そうじゃないんだと、それを広域化って、いや、私たちは自区内処理だって、こう言ったんです。で今、2市でまたやっているわけですよね。だからそこら辺本当のところをね、気持ちを本当に教えてほしいなと、なかなか言えないことでしょうけど、そこら辺の見通しというか、決意というか、気持ちというかね、この辺を教えてもらいたい。
 
○施設建設担当課長  逗子との協議につきましては、先ほども少し申し上げましたが、4月24日の覚書以降、それから一連の新聞報道もございましたが、それ以降も一応今までの覚書を結んだ上でですね、2市共同でやっていくという点について、逗子もその方向に変更がないということは確認をしております。さらに先ほども申し上げましたが、今現在は経費の問題とか、量の問題とか、その辺の数字のつき合わせをしている段階で、協議を行っておりますので、基本的にはこの覚書に基づいて今後協議を進めていくことができるというふうに考えております。
 
○岡田 副委員長  余り言いませんけど、市長選というでかいのがありますからね、鎌倉市も燃さないといって燃しましたからね。そういうことありますよね。それはもうどうでもいいことなんですけれども、終わったことですから、私も言いませんけれども。そうすると、市長がかわってもいけると、市長がかわってもいけるんだというような計画をつくらないと、共同の計画になりませんよ、市長選ありますから。僕は向こうの市長立つときに、うちは鎌倉市持ちますよと、向こうは資源化施設だと言えませんよ、こんなもの。落ちますよ、そんなこと言っちゃったら。だから市長はそうは言っても、きちっとやっていけるんだという、要するに行政の固い意思、そういうのがあったら僕は賛成しますね。できますか。上っ面じゃなくて、1回だまされてますから私は。よろしくお願いします。
 
○施設建設担当課長  ここのところにつきましてはですね、私どもで言えることは、先ほど来も申し上げておりますように、覚書が締結をされたと。その中には具体的な項目まで含めて書かれておりますので、この覚書を実現をしていくという方向でやっていく形になるというふうに思うんです。特に今は生ごみの資源化施設の問題を第一に考えておりますので、その辺からは、できるところから実現化に向けてのさまざまな動きをしていくということで、この覚書が最終的に実現するような方向に努力をしていくというふうな形になろうかと思います。
 
○岡田 副委員長  私もこれでもう終わりますけれども、言われていることわかるんですけれど、そういう精神というか、中身というか気持ちをお聞きしているんですよね。
 私も自分の主観でしゃべってますから、断定はできないんですけれども、ただ、過去の例とか、この中身とか、向こうの市民の動きとか、あるいは市長選とか、そういうのを見ると、かなり厳しいなというふうに私思っています。
 それで進められるということなんですけれども、そういうこともですね、加味しながら、頭の隅の方でもいいんですが、置いてやってもらいたいなと、こんなふうに思ってるんですね。またこれがだめになって、結局は鎌倉市は鎌倉市で自区内処理やりますというふうなことに私はなるんじゃないかというふうに今思ってますけども、そんなこと言ってもしようがないですが。余りむだ遣いしないように、しっかりやってほしいと思います。過去にやはり、さっきも言いましたように、職員まで派遣してチャラになってますからね。よろしくお願いします。
 
○吉岡 委員長  ほかにはございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは質疑を打ち切ってよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは質疑を打ち切ります。了承かどうか確認いたします。
                  (「はい」の声あり)
 了承を確認いたします。
 環境部職員退室のため、休憩といたします。
               (16時25分休憩   16時26分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。
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○吉岡 委員長  日程第7「陳情第1号安全・安心の医療と看護の実現のため医師・看護師等の増員を求めることに関する意見書提出についての陳情」について審議をいたします。
 これは担当原局がないということで確認しております。意見・取り扱い協議ということからお願いいたします。どなたからでも結構ですから、発言をお願いいたします。
 
○野村 委員  今回出されました、安全・安心の医療と看護の実現のため医師・看護師等の増員を求めることに関する意見書の提出ということですけどね。いわゆるこれ、病院によってですね、いろいろこれ差があるんじゃないかと私は認識してるんですね。いわゆる病院によってはですね、医師とか看護師が足りない、そういったところ、病院はたくさんあると思うんですね。賃金の問題だとか、いろいろな問題があると思うんですけれども、いわゆる国の援助とか、補助を求めたいというような、こんなような意見なんですけども、今、医療費の問題についてはまだ国会でね、いろいろと審議してますしね、それにあわせてこういった問題提起をされて出しているのかなと、こんなような私も気がいたしますので、意見書ということなんですけれども、国会の審議を見守ってですね、どうなるか。それからの判断というか、我々判断するのは非常にね、意見書出すというのは、何か非常に難しいような気が私はしますので、これについては私は継続でいいかなと、こんなような気がいたします。
 
○久坂 委員  今、医療現場でいろいろ勤務体制が大変だとか、そういうお話はよく聞くんですけれども、今の野村委員からもお話ございましたように、各病院でそれぞれ事情が違うということがあるんですが、それに対してこちらの陳情の中でかなり具体的に人数ですとか、日数ですとか、ちょっと書いてあることに対しまして、精査なりそれなりの期間の経過を見ることが必要だと感じておりますので、私たちも継続ということで考えております。
 
○藤田 委員  確かに大変な医療現場の実態というのは、ときどき耳にいたします。それと同時に、健康福祉プランのときにも、ほかの委員さんが確かおっしゃってましたけれど、小児科の配置とか、婦人科の配置とか、また全国的に過疎化したところは非常に病院不足、医師不足、看護師不足というのが、大変今、国の方でも大きな問題になっているというふうに聞いております。そういう中で医師とか看護師というのは国家試験を受けて免許制の制度なんで、ふやせ、ふやせといっても、免許を取らなきゃ医師や看護師は誕生いたしませんので、そういうのも含めて、今、厚労省でも検討会を持って、この辺を検討しているというふうにも伺ってますので、その辺も推移も見ていきたいなと思いますので、私も継続としたいと思います。
 
○森川 委員  私も医療現場が大変厳しいというお話は常々お伺いしておりますけれども、今、藤田委員がおっしゃったように、やはり医師、看護師など、医療従事者を大幅に増員するというのはかなり難しい、看護大学なり医大ふやすなりして、かなり長期計画練っていかなくちゃいけないという中ではね、やっぱりすぐに大幅に増員するということも事実上国家試験とか、いろいろ考えますと難しいのかなというところも含めまして、私も国の動向を見守りたいと思いますので、継続にしたいと思います。
 
○本田 委員  これは医師・看護師を大幅に増員しろと。これは何でかっていうと、安全・安心の医療というふうには言っているけれども、それだけじゃなくて、この主たる理由というのは、夜勤日数を月8日以内にしろと。そのためには人間が必要だから、大幅に増員しろというような、そういう感じなんですね。そもそもこれを担当原局のいない鎌倉市議会に意見書を提出してくれということ自体がね、これが何でもかんでもとにかく出してくれと。そんな簡単に意見書なんていうのは出すものじゃないですからね。本来、請願権というのは、これは認められてますから、この請願権であれば、どの団体、どの人間であろうとも、国会に対して請願権というのは、これは認められているんですよ。請願がね。本来それでやるべきなんですよね。あえて地方議会に、地方議会の99条をもって国にやってくれというのは主たるあれじゃないんですよね。結構こう屈折したやり方なんですよね。だからこういうのが出てくると、またこういうのかという感じになってしまう。だからこそ、さっきのあの陳情というのは、本当に自分の心から出た気持ちの発露としてのああいう陳情だったから、心が打たれたんですね。それに比べたら、こういう陳情というのは、もういいかげんにしてくれと。これはね、意見書の提出の陳情の扱い自体まで踏み込むね、つまらないというかね、出ればめっけもんという、そういう感じのそういうものですからね。扱いは継続というふうに、これは多数でなるんでしょうけれども、私はこんなのは大体審議する必要はないというふうに思ってます。
 
○吉岡 委員長  多数が継続と主張されているということで、申し合わせによりまして、岡田副委員長もよろしいですね。
 
○岡田 副委員長  はい。
 
○吉岡 委員長  多数が継続を主張されているということで、国への意見書については、全会一致をもってやるということになっておりますので、継続ということに委員会としてはいたします。
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○吉岡 委員長  それでは日程第8「継続審査案件について」事務局から報告を願います。
 
○事務局  2月定例会におきまして、継続審査となっております陳情5件の取り扱いについて御協議をお願いいたします。
 
○吉岡 委員長  継続ということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 
○事務局  引き続きまして、ただいま確認されました陳情5件と、それと本日新たに継続審査と今確認されました陳情1件、陳情第1号1件、合計6件につきまして、最終本会議におきまして閉会中継続審査要求を行うことについて御確認をお願いいたします。
 
○吉岡 委員長  ということで、事務局の報告どおりでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 じゃあ確認いたしました。
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○吉岡 委員長  日程第9「その他について」要望書について事務局からお願いいたします。
 
○事務局  お手元にお配りしております要望書につきましてですけれども、平成18年4月1日付で、鎌倉市民間保育園々長会代表、冨田英雄様から要望書が提出されております。お手元に配付しておりますので、その御確認をお願いいたしたいと思います。
 もう1点、平成18年6月5日付で、市民の人権擁護の会神奈川支部代表、加納智子様から要望書が提出されております。これにつきましては、新聞のコピーの資料もあわせて提出しておりますので、御確認をお願いいたします。
 
○吉岡 委員長  以上要望書2点について確認よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 じゃあ確認いたしました。
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○吉岡 委員長  それでは、当委員会の行政視察について。ざっくばらんに前もね、やっているんですけれども、今回、委員会所属の関係もございますけれども、一応大体の日程を確認しておきまして、中身をどうするかはまた検討したいんですが、日程的なところだけ一応確認をしておいていただければということです。じゃあ休憩いたします。
               (16時38分休憩   16時42分再開)
 
○吉岡 委員長  それでは再開いたします。
 行政視察については、役員選考委員会があるどうかということも含めまして、役員選考委員会はもちろんやっているんですが、6月22日の最終日のところで日程を調節すると、今の休憩中には、10月16日の週ぐらいを一応めどにということで確認をいたしました。ということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは本日の観光厚生常任委員会を終了いたします。長い間御苦労さまでございました。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成18年6月13日

             観光厚生常任委員長

                   委 員