平成18年議会運営委員会
5月26日検討会
○議事日程  
平成18年 5月26日議会運営委員会(検討会)

議会運営検討会会議録
〇日時
平成18年5月26日(金) 11時27分開会 11時37分閉会(会議時間 0時間09分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
伊東委員長、大石副委員長、本田、山田、松尾、三輪、小田嶋、吉岡の各委員並びに岡田議員(代理)及び渡邊議員(代理)(早稲田委員、中村委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
石井局長、磯野次長、福島次長補佐、小島次長補佐、原田議事調査担当担当係長、鈴木議事調査担当担当係長、久保担当書記
〇本日審査した案件
1 長期的項目の検討結果について
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○伊東 委員長  それでは、議会運営検討会を開会いたします。
 初めに、会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。小田嶋敏浩委員にお願いいたします。
 なお、早稲田委員、中村委員欠席のため代理者として、岡田議員、渡邊議員が出席しておりますのでご報告いたします。
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○伊東 委員長  それでは、長期的項目の検討結果についてであります。
 御確認のために、まず事務局からその内容を報告していただきます。
 
○事務局  4月21日、28日及び5月18日、22日に開催しました検討会で、長期的項目のうち6項目について結果が出ましたので、お手元に配付させていただきました。
 その中身につきましては、長期的項目の検討結果を朗読をさせていただきますので御確認をお願いいたします。
 1 議事録(1)本会議の会議録については、本会議閉会後50日以内に作成し配付するがさらに短縮できるよう努力する。なお、本会議録作成後1週間程度でホームページにアップする。(2)委員会の会議録については現状どおりとするが、次回の定例会までに作成するよう努力する。また、6月定例会分からは会議録検索システムで対応する。
 2 陳情・請願について、陳情者の各委員会における発言については、次のとおりとする。(1)運営方法 ア 申し出があった場合、正・副委員長との打ち合わせの段階で報告する。なお、当日委員会冒頭において事務局が報告し、委員長が委員会に諮って許可する。イ 発言時間は10分以内とする。ウ 発言は、願意の範囲とする。エ 発言者は陳情1件につき1人とする。オ 発言に対し、質疑することができる。カ 発言は休憩中に行う。
(2)周知方法 ア 提出時に発言する意思の有無を確認する。イ その際、次の点を伝える。?休憩中の発言であること。?委員会冒頭、委員長が委員会に諮って決定すること。
?申し出をしても委員会で許可されないことがあること。ウ ホームページ、議会だより等で周知する。周知内容は広報委員会に一任する。
(3)その他 ア 現在、担当原局が行っている陳情の要旨についての説明はせず、原局の考え方や対応について説明することとする。イ 鎌倉市建築等に係る紛争の予防及び調整に関する条例に係る建設常任委員会における合意事項との調整については、建設常任委員会で協議する。ウ 陳情書の取り扱いについて(事務局提案)?陳情書及び請願書は標準用字用例による校正をせず、ワープロによる打ち直しもしない。?議運及び議場では提出された陳情書・請願書の写し(コピー)を配付する。?手書きのもので判読しづらいものは、ワープロにより打ち直す。?削除・訂正・追加がある場合は捨て印で対応する。?事前相談の際、一定のフォーマットにより作成するよう要請する。?陳情書・請願書の写し(コピー)は議事録に掲載しない。ただし、審査の結果、結論が出たものについてはワープロにより打ち直して掲載する。?委員会での審査に際し、議場で配付済みのものを使用することとし、付託先の委員会では改めて配付しない。
3 附属機関について(1)附属機関への議員参加については、議会からの要望を受け、平成12年に理事者において見直されたものであるが、理事者側の基準に当てはめてみても、参加人数について2割を超えているもの、役職推薦について正・副委員長が共に構成員となっている例があるので、少しでも多くの市民参加を図る視点から、さらに見直しをするよう要望する。(2)附属機関への議員参加は、議会側としての政策形成をいかに図るべきかということと密接にかかわる問題であり、今後の議会における改革の進捗状況を見定めた上で、再度検討すべき課題と考える。
4 議会広報委員会(1)常設特別委員会とすることなく、現状のままとする。
5 特別委員会(1)予算特別委員会を常設特別委員会とすることなく、現状のままとする。
6 特別委員会(1)提案された例示のような課題について特別委員会を設置し、議会としての意見集約を行うことについては、賛成は得られなかったものの、自治基本条例の制定に関する問題については、行政だけでなく議会としても一定の意思や考え方を示していく必要があり、その協議の場については、二つ以上の常任委員会の所管に属する案件であること、また総合的な施策を講じていくような内容のものであることから、特別委員会を設置して協議していくことが望ましいという点で一致した。
7 その他(1)議会広報委員会での検討結果(案内板設置)について、議会広報委員会における検討結果のとおり、案内板を設置する。
 以上、4日間にわたり御協議いただいた内容であります。御確認をお願いいたします。
 
○伊東 委員長  これはすでに検討会の中でも確認されている事項もあります。それから前回の検討会で結論が出た部分については文書化した内容で皆様に提出をさせていただいております。ただいまの事務局の方で読み上げていただきましたが、何かこれについて御意見がありましたら伺います。
 協議、まとめの内容と違うということであれば、訂正をいたします。
 
○吉岡 委員  何度も言って申しわけないんですが、陳情・請願のところなんですけれども、今までの経過はわかるんですけれども、周知方法のところ、委員会で正・副で最後に委員会で発言を認めるということは、確認をしたんですけれどやはり委員会で許可されないことがあるというのはわざわざここに書くというのはどうしても抵抗があるので、その辺は事務局としてのことはわかりますけど、ここでわざわざ書く必要があるかどうかという点ではどうかと思いますけれど。
 
○伊東 委員長  この点につきましては、検討会の中で同じ内容の御発言があって、その中で私の方から説明したことだと思いますけれども、すべて許されるというふうに思われてしまうと、そうではない結果が出たときにやはりその陳情提出者の方に誤解を生じる恐れがあるので、事務局の方で意思を確認する際に、伝える言葉としてこういう内容が入るということで一応御了解いただいたというふうに思っております。
 
○吉岡 委員  基本的には認めるということがないと。
 
○伊東 委員長  必ず認められるとは限らないということはやはり知っておいていただいた方が、委員会運営にとって必要なことだと思いますので、たしかそういうお話はありましたけれど多数の意見でこういうことでまとまったというふうに理解をしております。
 この内容については、全会一致のものもあれば、多数でまとめたものもございますので、それが議論の前提でしたので、よろしくお願いいたします。
 
○吉岡 委員  基本的には認めることが基本だなと思ってますので。
 
○伊東 委員長  ほかにございますか。
 
○三輪 委員  別に間違いではないんですが、最後の6番の特別委員会のところで、自治基本条例のところは特別委員会を設置して協議していくことが望ましいという点で一致したということは別に間違いではないと思うんですけれども、なんとなく特別委員会を設置するというようなことまでは決めてないですよね。
 
○伊東 委員長  最終決定はしていないです。これはあくまでももう一度議運で諮って決めていくことです。
 
○三輪 委員  例えば、自治基本条例のようなものは特別委員会というものを設置することが、例えばということで出してきたことのようなニュアンスが、例えば自治基本条例がふさわしいのではないかというところで一致したんではないかというところなんですけれど。
 
○伊東 委員長  望ましいという表現があったと思いますが。
 
○三輪 委員  それがそうですね、わかりました。
 
○伊東 委員長  これはあくまでも検討会の結論であって、これを実際にするしないは議運で諮ってどっちみち設置は本会議に諮らなければならないことなので、議運で協議した上で手続は進める。そういうふうに皆さんの賛成が得られればということで。
 
○三輪 委員  そうすると今後、これを議運で協議するということになる。
 
○伊東 委員長  恐らくこれを受けて、たとえば動議の出し方ですね。たとえば議運の検討会でこういうふうに決まったんだから、議運で委員長が提案者になって動議を出すのか、それとそうではなくて、この趣旨に賛同している委員が賛同者を得てやるのか、その辺のところはこれからの手続になります。検討会の結論は一応これで望ましいということで一致したということです。
 もしよろしければこの文書を持って長期的項目の結果が出ました6項目について、中間報告という形で議長あてに報告をしたいと思いますがよろしいでしょうか。
 ちょっと暫時休憩いたします。
               (11時35分休憩   11時36分再開)
 
○伊東 委員長  それでは、再開いたします。
 もう一度確認をいたしますが、きょうお配りいたしました内容で長期的項目のうち6項目について中間報告として、議長あて報告をいたしますがよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 はい。そのように確認をいたします。
 なお、この後ですね7項目め以降、議会事務局のあり方に関するもの、それから議員の報酬に関するもの、それから定数に関するもの、4項目ですか、ありますが、できるだけ6月定例会までに結論を出してほしいという要請でスタートしておりますので、もし皆様方の日程の調整がつけば6月定例会中にもう一度検討会を開かせていただこうと思っております。ただ、皆様の御都合がつけばということですので、その辺はまた改めて事務局通じて調整をさせていただきますので、そのようにお願いしたいと思いまが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 できる限りの努力をすることはしたいと思っておりますのでお願いいたします。
 それでは、以上をもちまして議会運営検討会については閉会をいたします。長時間にわたり御苦労さまでした。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成18年5月26日

             議会運営委員長

                 委 員