平成17年各派代表者会議
12月26日
○議事日程  
平成17年12月26日各派代表者会議

各派代表者会議会議録
〇日時
平成17年12月26日(月) 13時50分開会 14時12分閉会(会議時間 0時間21分)
〇場所
議会応接室
〇出席委員
白倉議長、藤田副議長、岡田、赤松(代理)、三輪(代理)、前川(代理)、大石、松尾、本田の各代表者(吉岡、森川、野村代表は欠席)
〇理事者側出席者
石渡市長、金澤助役、高橋資源再生部長、塩崎資源再生部次長
〇議会事務局出席者
石井局長、磯野担当書記、福島次長補佐、小島次長補佐、原田調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 ごみ処理広域化計画について
〇審査内容
 開会後、ごみ処理広域化計画についてを議題とした。本件は、本日、理事者から議長に、各派代表者会議で報告したい旨の申し出があったもので、理事者から報告を聴取するため一たん休憩した。
               (13時51分休憩   13時52分再開)
 再開後、理事者から資料により報告を聴取した結果、報告を受けたことを確認した。
(主な内容は次のとおり)
 
○石渡 市長  横須賀三浦ブロックごみ処理広域化について、本日午前中、4市1町の首長会議が開催された。
 横須賀三浦ブロックごみ処理広域化については、平成16年3月に「横須賀三浦ブロックごみ処理広域化基本構想(素案)−中間報告−」を作成し、課題となっていた広域組織、植木剪定材の資源化及び負担割合と財政計画を協議してきた。また、あわせて、本年2月3日に開催された首長懇談会において、今後エコループプロジェクトの検討を行い、12月までに一定の方向性を示すこととなり、現在まで協議・調整を行ってきた。
 平成17年9月13日、エコループプロジェクトに係る立候補地である山北町が立候補地としての検討を進めることを断念したことも踏まえ、基本構想(素案)−中間報告−に基づいた広域処理のあり方、財政負担や稼動時期等の調整に時間を要し、課題の解決には現在も至っていない。
 このままの状況では、生ごみ資源化施設や焼却施設の老朽化への対応がおくれることが危惧される。今後の広域処理を進めるに当たっては、鎌倉市及び逗子市の2市と横須賀市、三浦市及び葉山町の2市1町での2グループ体制で推進する旨などを含めた方向性の確認が別紙のとおりなされたので報告する。
 2グループ体制にすることにより、構成市町が少なくなるため、事業の推進に比較的柔軟な対応ができ、早期に広域処理の実現を図ることができること。運搬距離が短縮されるため、運搬経費の縮減が見込まれるとともに、ごみ処理施設周辺の運搬車両の交通量及び排出される二酸化炭素の減少も見込まれることなどである。
 ただし、今後とも4市1町の枠組みを残すことにより、災害時等の対応、情報交換など、柔軟な事業推進が図られることとなる。今後は、2グループ体制により広域処理の早期実現の可能性が高まることとなるため、この体制により広域処理を進めることとなったものである。
 この確認事項に基づき、逗子市との連携を強化する中で、ごみの広域化を進めていくので御理解を賜りたい。なお。具体的な処理施設、配置等の協議・調整が逗子市と調った際には、議会にも適宜報告させていただくので、あわせて御理解願いたい。
 
○本田 代表  この件は常任委員会には報告するのか。
 
○石渡 市長  議員の皆様には御了解いただいて進めていきたいので、御意見をいただきながら対応していきたい。
 
○高橋 資源再生部長  議会の日程等もあるので、その中で調整し、常任委員会には報告したい。
 
○石渡 市長  既にプレスが入っていたので、明日の新聞には出ると思う。このあと記者発表したい。
 
○大石 代表  県の案で出てきたものであるが、4市1町を2グループに分けることに異論はないのか。
 
○高橋 資源再生部長  特に県は、2市と2市1町で進めていくことに異論はない。
 
○大石 代表  2グループに分かれた経緯はどういうことなのか。
 
○高橋 資源再生部長  当初、平成22年に一斉稼動という予定で進めてきたが、市によっては土地などの事情が違うので、できるものから進めるということでやってきた。生ごみの処理施設は鎌倉市と逗子市という枠組みで、また横須賀市、三浦市、葉山町も共同でごみ処理を行うということであった。今後はプラスチック、植木剪定材の資源化を2市で考えていくことができ、早期に対応できるものと考えている。
 
○大石 代表  平成22年の稼動時期は変えないのか。
 
○高橋 資源再生部長  生ごみ処理施設の準備を18年度から始め、22年を目指したい。
 
○岡田 代表  規模の拡大と経済性に問題があったが、2グループに分かれるとどうなるのか。
 
○高橋 資源再生部長  経済性の変化はないと思う。不燃プラスチックの処理施設については大きなものは不要であり、40億円と試算していたがこれは必要ないと思う。市直営以外の方法もあるので、2市で詰めていきたい。
 
○岡田 代表  2市で進めていくときの調整はどうするのか。
 
○高橋 資源再生部長  地方自治法による事務委託による方法で進めたい。
 
○三輪 議員  いつまでに決めるのか。
 
○石渡 市長  議会の理解を得て進めていきたいので、方向性に理解が得られれば合意文書を作成して次に進めていきたい。作業はあすにでもできるが、来年1月末ごろまでに合意を取り交わしたい。協議の中でそのようなことになった。
 
○三輪 議員  2市の施設配置の輪郭はわかるのか。
 
○高橋 資源再生部長  枠組みは決まっているが、最終処分場の件もあるので今後詰めていきたい。
 
○本田 代表  議会としての合意はどこでいつ諮るのか。
 
○石渡 市長  全員協議会になるのか、観光厚生常任委員会になるのか、全議員の御理解をいただきたいと考えている。
 
○白倉 議長  本日は方向性を確認し合ったということの報告を受けたということである。今後はどうなるのかということについては適宜報告があるということでよろしいか。また、観光厚生常任委員には、この後、部長から改めて本日の内容を報告するということでよろしいか。また、本日は報告を受けたことを確認することでよいか。
                  (「はい」の声あり)
 そのように確認する。
 以上で会議を閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成17年12月26日

             議 長  白 倉 重 治