平成17年各派代表者会議
11月25日
○議事日程  
平成17年11月25日各派代表者会議

各派代表者会議会議録
〇日時
平成17年11月25日(金) 10時00分開会 12時02分閉会(会議時間 0時間39分)
〇場所
議会応接室
〇出席委員
助川議長、藤田副議長、岡田、赤松(代理)、森川、白倉、大石、松尾、本田の各代表者(吉岡代表は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
石井局長、磯野担当書記、福島次長補佐、小島次長補佐、原田調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 議長の辞職について
2 12月定例会の招集日について
3 その他
(1)平成18年度議会費の予算要求について
〇審査内容
 開会後、議長の辞職についてを議題とした。本件は議長から、さる22日に開催された議会運営委員会において、議長の行動について協議した際、民主党鎌倉市議会議員団の山田委員から報告したとおり、議長の職を辞することにし、24日付で副議長に辞職願を提出したことについて報告があった。次に、後任の議長が決まるまでの間、現議長が座長を務めることを確認した。続いて、議長から、従前から、正・副議長及び監査委員の三役は一体として改選を行ってきた経過もあり、また、藤田副議長から、さきの議会運営委員会で三役一体という発言もあったが、議長個人の責任の問題であることから、今回は議長選挙だけを行うこととし、副議長及び監査委員については引き続きその職をお願いしたい旨の発言があり、議長の辞職による議長等の選挙に係る日程等について事務局から説明を聴取し、休憩を挟んで協議した結果、副議長及び監査委員についても改めて選挙を行うこと、選挙は12月定例会冒頭に行うこと、従前のとおり役員選考委員会を設置して選考することとし、本日中に役員選考委員会を開催することを確認した。
 次に、12月定例会の招集日についてを議題とした。本件は議長から、先般、理事者から12月定例会を12月6日(火)午前10時に招集したいとの申し入れがあった旨の報告があった。協議の結果、本件については議会の意向に沿ったものであり、申し入れのとおり了承することとし、議会運営委員会については、議長と議会運営委員長との協議の結果を受けて、12月1日(木)午前10時とすることを確認した。次に、事務局から提案予定議案として、条例8件、補正予算3件、その他14件、人事案件2件及び報告2件の計29件が予定されている旨報告した。
 次に、人事案件についてを議題とした。この際、本田代表から、12月定例会で審議する案件の取り扱いを、既に辞職願を提出している現議長が各派代表者会議で諮ることは問題であり、本件については、新議長のもとで取り扱われるべきである旨の発言があり、休憩中に理事者の意向を確認した上で協議した結果、本日審査を予定していた、人事案件について、各種諮問機関等の議会選出委員の推薦について及び議会全員協議会については、本日は取り扱わず、新議長のもとで改めて協議することを確認した。
(主な内容は次のとおり)
 
○本田 代表  助川議長は既に辞職願を提出しているのだから、12月定例会で審議する議案等については新議長のもとで取り扱うべきではないか。
 
○助川 議長  人事案件について、議会として正式に内容を聞くのは本日の各派代表者会議であるが、既に正式な手続を踏んできているものである。既に辞職願を出している私ではなく、新議長から提案すべきであるということか。
 
○本田 代表  そのとおりである。12月定例会で審議するものの中身については、現議長は提案すべきではない。新議長に対する越権行為になりはしないか。
 ここで一たん休憩した。
               (11時19分休憩   11時51分再開)
 
○助川 議長  新議長に対して人事案件についての市長説明を受けても日程的に間に合うのか、事務局説明願いたい。
 
○石井 局長  新議長が選出された後、各派代表者会議を開催し、そこで人事案件についての市長説明を受けることについて理事者に確認したところ、議会の意向は尊重するとのことであった。したがって、6日開会の本会議において新議長が選出された後に開催される各派代表者会議において、市長が説明することを確認してきたところである。
 
○助川 議長  確認願いたい。なお、本件以外の日程についても、新議長のもとで取り扱った方がいいのか。
 
○石井 局長  その他の(1)平成18年度議会費の予算要求についてはその方向性だけ説明させてほしい。
 
○白倉 代表  諮問機関等の議会選出委員の推薦及び議会全員協議会については、日程的に大丈夫なのか。
 
○事務局  6日の本会議で新議長が選出されれば日程的には対応できる。全員協議会についても本会議閉会後を予定しており対応可能である。
 
○助川 議長  平成18年度議会費の予算要求についてだけ説明願いたい。他の案件は本日は取り扱わないこととする。
 次に、その他の(1)として、平成18年度議会費の予算要求についてを議題とし、事務局から説明を行った。その内容は、平成18年度の議会費の配当額については、議員報酬、期末手当、政務調査費などを除いた事業費の1.5%、43万7,000円を削減することが提示されている。
 予算要求の主なものは、報酬、職員手当、共済費は、2億5,163万6,000円を計上している。報償費は、30万5,000円を計上している。内訳は、議会だより音声版・点訳版作成謝礼、トロフィーなど議長賞の経費、議員研修会講師謝礼である。旅費は、587万1,000円を計上している。内容は、常任委員会行政視察、姉妹都市上田市親善訪問、都市問題会議(札幌市)参加等の経費である。交際費は、議会交際費として150万円を計上している。需用費は、854万4,000円を計上している。内訳は、書籍・文具代等の購入費、燃料費、食糧費、「議会だより」や「議会一年のあゆみ」等の印刷製本費、議会の備品の修繕料、議長車12カ月点検等の車両整備等の修繕費である。役務費は応接セット等のクリーニング代や介助員の旅行保険料の経費1万8,000円となっている。委託料は、「議会だより」配布業務や会議録作成業務、常任委員会臨席速記反訳業務、本会議録検索システムに係る経費、コピー・ファクスの保守委託、また全員協議会室に掲示する歴代議長の写真額作成委託など、全体で945万7,000円を計上している。なお、「議会だより」配布委託については、市の「広報かまくら」の配布が、平成18年度からポスティング方式を導入する予定であることから、「議会だより」もこれと足並みを揃えるべく、配布方法を新聞折り込からポスティング方式にしていくことを考えている。使用料及び賃借料は、正・副議長室のパソコン等賃借料、会議録検索システム賃借料、コピー・ファクス賃借料や給茶機賃借料等で、全体で198万6,000円を計上している。備品購入費は、現在使用しているカメラの老朽化による買いかえで、デジタルカメラ一式18万1,000円を計上している。負担金補助及び交付金は、全国、関東、神奈川県の各議長会等の負担金が123万3,000円、政務調査費が1,680万円、あわせて1,803万3,000円を計上している。
 以上、要求総額2億9,753万1,000円の計上で、17年度と比較すると、355万7,000円の減額となっており、削減目標額を達成している。なお、予算案として上程する段階では、この額に事務局職員12人分の人件費、約1億1,700万円を加算した額が議会費総額となる。
 協議した結果、予算要求については了とし、今後の財政当局との予算折衝の中での調整については、議長に一任することとした。
 以上で会議を閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成17年11月25日

             議 長  助 川 邦 男