○議事日程
平成17年11月14日各派代表者会議
各派代表者会議会議録
〇日時
平成17年11月14日(月) 9時30分開会 10時20分閉会(会議時間 0時間50分)
〇場所
議会応接室
〇出席委員
助川議長、藤田副議長、中村(代理)、吉岡、森川、伊東(代理)、大石、松尾、本田の各代表者(岡田、白倉代表は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
石井局長、磯野担当書記、福島次長補佐、小島次長補佐、原田調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 鎌倉市個人情報保護条例等の一部改正について
2 本会議場傍聴席のバリアフリー化について
3 議員の期末手当について
〇審査内容
開会後、鎌倉市個人情報保護条例等の一部改正についてを議題とした。本件は、個人情報保護制度及び情報公開制度の見直しに伴い、鎌倉市個人情報保護条例及び鎌倉市情報公開条例の一部改正が予定され、議会も両条例を運用する実施機関となっていることから、11月2日付、市長からその要旨について協議を求められたもので、事務局から資料に基づき説明を聴取し協議した結果、同意する旨回答することを確認した。
次に、本会議場傍聴席のバリアフリー化についてを議題とした。本件は、先般、理事者から議長に、現在、本会議場の傍聴席は、構造上狭い階段を利用しなければならず、車いすでの傍聴が困難であることから、車いす利用者の本会議傍聴について配慮願いたい旨の要請があり、正・副議長と事務局において検討した本会議場傍聴席のバリアフリー化の具体策の概要について、資料に基づき事務局から説明を聴取し協議した結果、議場内の改修を含め、早期に実現できるよう新年度予算に含め予算要求していくこととした。
(主な内容は次のとおり)
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○石井 局長 平成18年度実施計画事業として要求し、18年度実施が困難でも計画期間内に実現したいと考えている。
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○本田 代表 大筋はいいが、会議規則上の取り扱いはどうなるのか。議場内に傍聴者が入っているということになるのか、この場所は特別なのか。また、すぐ後ろが傍聴席になる最後部の議席の議員は無言の圧力を感じるのではないか。
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○事務局 会議規則では、傍聴者は議場に入れないことになっているので、車いす用の傍聴席と議場の間は合板製の壁をつくり、議場閉鎖の際にも隔絶できるようにしたいと考えている。また、その壁は現在の議場の記者席の下の壁から約2.2メートル離れており、最後部の議席とは余裕があると考えている。
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○助川 議長 後ほど議場で確認してほしい。規則の見直しは必要になるのか。
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○事務局 規則改正が必要になる。
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○伊東 議員 傍聴席との仕切りをつくることはわかるが、31番から40番までの最後部の議席の机は撤去するのか。また、車いす用の傍聴席は予約が必要になるのか、車いすの人だけが利用できるのか。
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○事務局 35番から40番議席までの机は撤去する。車いす利用者に限定する。
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○伊東 議員 議席を撤去しないとスペースが足りないのか。
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○事務局 手押しの車いすはいいが、電動車いすの場合は回転半径が大きく面積的にきついと思う。
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○本田 代表 この案はたたき台なのか、それともこの案で決定なのか。
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○助川 議長 この案によって予算要求していいかということだが。
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○本田 代表 これは一つの案であり、例えば現在の傍聴席を車いすでも利用できるようにすることも考えられると思うがどうか。これで決定していいのか。
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○事務局 現在の建物の構造を生かし、外部にエレベーターを設置する方法によると、エレベーター工事に7,000万円、傍聴者用トイレの改修に1,000万円、合計8,000万円が必要になる。現在の財政状況の中でこの案を提案したものであり、慎重に考えていきたい。
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○本田 代表 いろいろな案があるべきであるし、この案で全会一致となれば予算委員会でもオーケーとなり、予算案についての先議になるということもある。ここで全会一致とし縛りをかけて予算要求することはどうなのか。
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○石井 局長 予算の先議になるのではないかということもわかるが、これはあくまでも概算の額であり、現在の建物を改造することについてどうするかを御協議願いたい。壁を取り壊すことはできないということになればこの案では不可能になってしまう。議場内の一部を車いす用の傍聴席として提供することについて問題がなければ、その中で手法を考え予算要求していきたい。
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○本田 代表 バリアフリー化することは問題ない。一つの案で了承となれば先議となるし、予算委員会で審議できないことになる。複数の案があるのか今はわからないが、それであればあとは予算委員会で審議することは了承する。
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○石井 局長 先議になるのかどうか、問題がないとは言えない。議場に手を入れて改修するということについて了承いただけないと予算要求をすることができない。議会棟を改修することが了承されればできるだけ経費をかけない中で案を提示できるが、改修についての理解が得られない中では動きようがない。
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○本田 代表 本件はバリアフリー化について諮っているものであるから、これについて確認すればいいのではないか。
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○助川 議長 議場内の改修を含め、早期に実現できるよう新年度予算に含め予算要求していくことを確認してよろしいか。
(「はい」の声あり)
そのように確認する。
次に、議員の期末手当についてを議題とした。本件は、国家公務員の給与が人勧の実施により改定されることに伴い、本市職員の期末勤勉手当については支給月数が年間4.4月から4.45月に引き上げられる予定であり、議員の期末手当については、本年2月、条例中に支給率を明定する際、各派代表者会議において職員に準じて取り扱うことを確認していることから、支給月数については、現在の4.4月を職員と同様に4.45月とし、条例改正を行うことを確認するとともに、条例改正議案については、市長提出議案とするよう理事者あてに要請することを確認した。
ここで、本田代表から、11月3日の市政記念日に行われた市政功労者表彰を助川議長がタイへゴルフに行き欠席していたことについて、しかるべき場で取り扱いを協議願いたい旨の提起があった。
最後に、大石代表から、本市の表彰規則により、市議会議員が在職8年で自治表彰を受けることについて見直してほしい旨の発言があり、協議した結果、本日は会派に持ち帰り、後日の各派代表者会議で協議することとした。
以上で会議を閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成17年11月14日
議 長 助 川 邦 男
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