平成17年議会運営委員会
6月30日
○議事日程  
平成17年 6月30日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成17年6月30日(木) 13時00分開会 16時19分閉会(会議時間 1時間23分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
中村委員長、大石副委員長、早稲田、本田、山田、松尾、三輪、小田嶋、伊東、吉岡の各委員及び助川議長、藤田副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
石井局長、磯野次長、福島次長補佐、小島次長補佐、原田調査担当担当係長、西山担当書記
〇本日審査した案件
〇中村委員長の行動についての動議
1 本会議第4日(6月30日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告
(2)日程第2 議案第4号市道路線の廃止について
(3)日程第3 議案第5号市道路線の認定について
(4)日程第4 議案第7号建設工事委託に関する基本協定の締結について
(5)日程第5 議案第6号不動産の取得について
(6)日程第6 議案第8号鎌倉市任期付職員の採用等に関する条例の制定について
        議案第9号鎌倉市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について
        議案第10号鎌倉市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について
        議案第12号鎌倉市芸術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第15号鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第25号鎌倉市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
(7)日程第7 議案第26号鎌倉市文学館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第27号鎌倉市鏑木清方記念美術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について(8)日程第8 議案第11号鎌倉市勤労福祉会館条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第13号鎌倉市市民活動センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第16号鎌倉市福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第17号鎌倉市在宅福祉サービスセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について
        議案第18号鎌倉市老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第19号鎌倉市老人いこいの家条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第20号鎌倉市知的障害者援護施設条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第21号鎌倉市子育て支援センター条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第22号鎌倉市市民のくらしをまもる条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第23号鎌倉市腰越漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について
(9)日程第9 議案第14号鎌倉市下水道事業財政審議会条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第24号鎌倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
(10)日程第10 議案第28号平成17年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)
(11)日程第11 議案第29号学校管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について
(12)日程第12 議会議案第2号鎌倉市農業委員会委員のうち選任による委員推薦について
(13)日程第13 議会議案第3号地方分権改革の早期実現に関する意見書の提出について(14)日程第14 議会議案第4号地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出について(15)日程第15 議会議案第5号住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求めることに関する意見書の提出について
(16)日程第16 議会議案第6号地方議会議員年金制度の廃止を求めることに関する意見書の提出について
(17)日程第17 議会議案第7号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出について
(18)日程第18 議会議案第8号BSE(牛海綿状脳症)対策の一層の充実と食の安全確保に関する意見書の提出について
(19)日程第19 議会議案第9号鎌倉市山ノ内1100番地ほか9筆の国有地の保全を求めることに関する意見書の提出について
(20)日程第20 議会議案第10号原子力空母母港化反対等に関する意見書の提出について
〇 議会議案第11号小袋谷跨線橋の安全性確保と早期のかけかえを求めることに関する決議について
(21)日程第21 閉会中継続審査要求について
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に伊東委員を指名した後、本田委員から、本日提出が予定されている、議会議案第11号小袋谷跨線橋の安全性確保と早期のかけかえを求めることに関する決議に関連して、議会運営委員長としての中村委員長の行動についての動議が提出され、これを議題として協議した結果、少数により否決と決した。
(主な内容は次のとおり)
 
○本田 委員  昨日の議運の委員長の決議をめぐる問題で、議運の委員長たる行動はいかがなものかという部分がありますので、まず、それを動議として提出させていただきたいと思います。お取り計らいをお願いします。
 
○中村 委員長  議会運営委員会の委員長の行動についてということで動議があったということでしょうか。
 
○本田 委員  そうです。
 
○中村 委員長  皆さんどういたしましょう。私にかかわる問題なので慎重に取り扱いと思います。皆さんがもう少し理由をということであれば、そこまで聞かせていただいて、その後私が除斥した上で皆さんでお諮りいただくということでよろしいでしょうか。
 
○本田 委員  ここで、その内容を私が話してしまうと中身に入っちゃいますから、その部分は取り扱いは慎重にお願いします。
 
○中村 委員長  これは動議でございますので、議員の提案権につきましては尊重しなければいけないと思ってます。動議に関しての提案理由とタイトルっていいますか、そこだけちょっとはっきりしていただけませんでしょうか。じゃあ、取り扱い協議ということですのでほかに御意見、御質問ございませんでしょうか。
 
○小田嶋 委員  本田委員からの発言の言葉を正確には反すうできないんですけれども、動議を出したいという頭出しがされたということで理解してよろしいんでしょうか。
 
○中村 委員長  私の方は動議が出されたという認識でいるんですけども。それでは動議の取り扱いについて、事務局の方から委員会における動議の取り扱いについて説明をお願いします。
 
○事務局  各種委員会における動議につきましては、本会議と異なりまして、委員会の場合には人数的に小規模だということが前提にございまして、1人以上の賛成者は必要がない、つまり1人で動議が出せるという規定でございます。会議規則にも委員会の規定がございませんので、1人でも出せるということでございます。
 
○中村 委員長  本田委員は動議を出されたという認識でよろしいでしょうか。もう1回確認しますけども。
 
○本田 委員  動議は出してますよ。
 
○中村 委員長  それでは私にかかわることなので、私はこれをもちまして除斥とさせていただきまして、副委員長にお任せしたいと思います。
 ここで、鎌倉市議会委員会条例第17条の除斥の規定により、中村委員長が退席し、大石副委員長と交代した。
〇中村委員長の行動についての動議
 
○大石 副委員長  今本田委員から動議が出されまして、昨日の議会運営委員長の行動についてということで動議が出されたというふうに思いますけれども、この提案理由というのを本田委員から御説明があればと思うんですが。
 
○本田 委員  昨日の午後、議会議案第11号小袋谷跨線橋の決議についてお話があるということで、民主党の岡田代表と議運の委員長が自由民主党の控室に来られたわけです。それで、議運の委員長がお話しされたわけでありますけれども、この決議について最初は自民党、その後は改革鎌倉、松尾委員ですね、が文案をつくり各会派に調整に入ったというところであるわけです。中村委員長が来られた内容は何かと申しますと、同志会と公明に関して話が来てないようだと。よって、自分の民主党が提案者となり、同志会と公明が中心となって、もう一度自分が提出者となって、この内容をもう少し変えて、変える変えないは別として調整をしたいという話があったわけであります。
 そこで私が思ったのは、これはせっかく松尾委員が文案をつくり、各会派に回り、そのときには公明には行っていないと中村委員長は言われてましたけど、実は2回も行っているということを松尾さんは言っている。内容にもそごがある。言うなればトンビに油揚げですよね。やっと回ってできたと、これは可決しそうだというところで、やあ御苦労さまと。私が、民主が提案者となって、多数派工作しますからと、御苦労さまでしたと、それを伝えにきたわけですよね。それはないんじゃないか、一番文案をつくり回っていたのは松尾委員でありますから。言うなればこれは、民主党は7、同志会は4、公明3、それで回るとすれば、可決になる話ですから、それは少数会派から多数会派がおいしいところをとっちゃうと。というようなことでありますから、それはやはりよくないだろうと。トンビに油揚げのようなことをされるのかと。それで、じゃあ団長もそこにいるわけだから、団長はこれは了承してやっているんだなって聞いたら、民主党の団長は私はそれは知りませんでしたということもおっしゃられた。じゃあ、何で来たのかというと、民主党で来たわけではないだろうと。それであれば、議運の委員長があっせんをしたということですから、これは内容はともかく、ともかくじゃなくて内容なんですけどね、こういうことは許されていいのかと思ったわけであります。
 確かに我々は、改革鎌倉も自由民主党も2名会派、二つ合わせても4人ですよ。だけども、この内容にしても人命重視だというところでこういう決議を出すわけですから、それを、ほぼでき上がったところで、はい御苦労さまでしたと、最大会派だからとりますよと、後はほかに同志会も公明も、その3会派でできますからと言われて、これは一体何の決議なんだと。これが許されていいのかということですよ。そんなことが許されるんであれば、この議会の自殺行為だと私は思ってます。多数会派だからそういうのができるとか、私はそういうもんじゃないと思います。それであれば、もし決議を出したいんであれば、一番最初から出せばいいんですよ。後からトンビに油揚げのようなことは私は絶対あってはならないと思ってます。ましてや、議運の委員長がそういうあっせんをすると。そして自由民主党に来ると。あっせんをすることは私は許されないと思ってます。
 議会運営委員会の委員長っていうのは、議長を補佐し、議会を円滑に進めるためにあるはずですから。それが、また火種を残すような、他会派に対して、もうこれはやめなさいと、我々でやるからやめなさいと、そういう動きは絶対あってはならない。私はそういうふうに思ったんで、これは果たして信任できるかどうか、そういうものがありましたんで、動議として提出させていただいたわけです。以上が私の提案理由です。
 
○大石 副委員長  ただいま本田委員からこの動議の提案理由の説明がございましたけれども、この動議の取り扱いについて、皆さんからの御意見あればお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
 
○山田 委員  それでは、一、二点確認させていただきたいんですが、今本田委員がおっしゃった、あっせんの意味合いっていうんでしょうか。そこのところが私自身理解できなかったんで、あっせんというのはどういうことを含んでいたのか、もう一度御説明いただければありがたいなと。2点目は、本田委員の提案理由については私なりに理解しました、そのあっせんを除いてですね。その際に、今除斥という形で席を離れてますけども、中村委員長の行動に対して弁明の余地、あるいはこういうことだったんだということの取り扱いについて皆さんの御意見をお伺いしたいという2点です。
 
○大石 副委員長  今2点ございました。あっせんという部分の趣旨。もう一つは弁明の機会を与えていただきたい、こういう御意見だと思います。それに対していかがですか。
 
○本田 委員  このあっせんというのは、こうやるから御苦労さまでしたというだけではなかったんです。一つは同志会の名前も出ていましたし、公明党の名前も出ていた。言うなれば自分が提案者となり、つまり主となり、他会派にも話しますよというのはあっせんでありますから、決議に関してはですね、だからそういうあっせんという言葉を使ったんです。
 これが自分の、例えば民主であれば民主党の私がこれをやりますからっていうんであれば、あっせんと言えるかどうかわかりません。他会派の名前も出てましたから、私はそういう言葉を使わせていただいたわけです。じゃあ、民主、同志会、公明、もう話はできていて、これで民主が提案者になると、頭になると言ってましたから。ああ、もうこれは話ができてたのかと。やられたなっていう気持ちはありましたからね。ですから、それが岡田代表が来たわけではなく、議運の委員長が来てるわけですから、議運の委員長があっせんしてると私はとったわけですね。
 それと、弁明に関しては皆さんで協議してください。
 
○大石 副委員長  今の本田委員の発言について。
 
○山田 委員  要は自分の会派だけで意思表明ということであればそれはいいんだけれども、他会派も含めて、その名前も込みでどうだっていう話を自民党に持っていったから、あっせんという言葉を使われたということよろしいんですか。
 
○本田 委員  そんなに難しい言葉で使ったわけではなくて、一つは民主、公明、同志会というものを出されて、それで委員長が言ってるわけですから、御苦労さまですと。松尾委員が提案者というのはなしにして、民主党が提案者となり、同志会、公明党と多数派工作っていいますか、それでやりますからと。それを団長が言うのではなく、委員長が言ってるわけですから、議運の委員長のあっせんだなというふうに思ったんです。それは間違いではないと思います。
 
○伊東 委員  建設常任委員会の名前が出てるもんですから、うちの会派に中村委員長と岡田代表とで来たときの話を説明させていただきますと、松尾委員が提案者ということに対して、建設の委員でもあるので、建設は調査報告を一応了承してますから、建設常任委員会は。だから、その意味で松尾委員が提案者になるのは、建設常任委員会としても問題があるんじゃないか。それなら、建設の委員である松尾委員が提案者になるよりも、別のしかるべきところが提案者になった方がいいんじゃないのかっていうようなことで相談に来たというのが中村委員長がうちの会派に来たときの話でしたから、それも一つだなと、そういう考え方もあるんだなということで、まとまるものならまとまる方向でいきましょうよという話をした経緯はありますけれども。私の会派の名前が出たものですからそういうことだったということだけ申し上げておきます。
 
○松尾 委員  私も今の話の中で、議運の委員長から実際にうちの会派でまとめるという話はありまして、その際にお話しいただいたのは、議運の事前の打ち合わせの中でそういった話が出てると。同志会と公明党に話がいってないような話が出ているけれども、どうなんですかというような話がありまして、私は自分としてはいってるつもりですけどという話の中で、委員長から自分の会派でやればうまくいくかもしれないというお話があったものですから、そういうふうにおっしゃるんであれば、特に私が提出者にはこだわりませんので、まとまる方向でやってくださいということはその場で申し上げておりますので、その点だけはお伝えしておきたいと思います。
 
○大石 副委員長  それでは先ほどの2点目の、山田委員の方から弁明の機会という御意見がございました。それに関しての取り扱いについてはどのようにしたらよろしいでしょうか。
 
○本田 委員  弁明っていうのは、基本的に何か例えば決議をされたときとか、その後に弁明をするっていうものなんじゃないのかな、よくわからないけど。この俎上にあがっている人が弁明をするっていうのは、それに参加するっていうことにならないんですか。
 
○大石 副委員長  山田委員から弁明の機会を与えていただけないかというようなお話もございましたので、一応お諮りしているんですが。
 
○吉岡 委員  弁明っていうのかどうかという点ではあれですが、要するに今私どもは本田委員から話が出たということで、事実関係がよくわからないわけです。やはりそういう点ではどうなっているかっていうのを知ることは必要ではないかという意味で、今御本人がいらっしゃらないわけですから。いらっしゃればお話ができるわけですけれども。そういう意味では事実関係を知りたいとは思います。それをどういう角度でやるかっていうのは逆に聞きたいです。
 
○伊東 委員  確かに弁明っていうと、一身上の何とかっていう話になっちゃうから、そうじゃなくて、要するに会派から出てるんだから、委員長も団長も。会派の立場で動いていたと思うんですよ、そうですよね。会派の意向を受けるなり、会派の立場で動いていたと思うから、民主党から2人の委員が出てるんだから、ちょっとどういう経過だったのかっていうことを聞いてきて、報告すればそれでいいんじゃないの。民主党がこういう立場でこうしたんだということの説明があれば、それでいいんじゃないかと思うんですれども。除斥になっているのをここに出てきてもらって話をさせるっていうのもちょっとおかしいよ。そうじゃなくて会派の委員がいるんだから、会派ではこういう事情だったんだっていうことをお話しになれば、大体事実関係がわかるんじゃないですか。
 
○山田 委員  確認ですが、先ほど私が弁明っていう言葉を使ったのはちょっと不適切だったと思いました。吉岡委員のおっしゃっているように、事実は何なんだっていうところが重要だと思いますので、今の伊東委員の御発言を受けて、私どもが動くということについてはやぶさかではございません。
 
○三輪 委員  さっき、岡田団長は民主党が提案者で調整するということについては知らなかったというふうにおっしゃってたような気がするんですけれども、そこもちょっと確認していただきたいと思います。
 
○大石 副委員長  確認の中でそのことも含めて、確認していただきたいと思います。それでは暫時休憩します。
                 (13時28分休憩   13時44分再開)
 
○大石 副委員長  まだ全部聞き取りが終わってませんので、今本田委員の発言について協議中でございますけれども、本会議の始まりの時間、午後2時が近づいてまいりましたので、一たん本日の本会議を午後2時に開会して、また、議事の日程については別紙議事日程案とすることを御確認していただいて、議運を一たん休憩しまして本会議を開会して、会議録署名議員を指名した後本会議を休憩して、議運を再開したいと思うんですけども、御協議、御確認をお願いいたします。
                  (「はい」の声あり)
 それでは暫時休憩します。
                 (13時46分休憩   14時35分再開)
 
○大石 副委員長  それでは再開して山田委員の報告を聞きたいと思います。
 
○山田 委員  それでは休憩前に私どもに指示のありました、中村委員長のヒアリングの結果について報告させていただきます。4点ございます。1番目でございますが、中村委員長は一議員として本決議文を取りまとめたいとの意思がございました。2点目、先ほど松尾委員からもお話がありましたが、まとまる方向であれば提案者にはこだわらない、そういった意向を受けておりました。3点目、本決議文のように、提案者になり得る者が調整に回るべきとの思いがあった。4点目、岡田団長は、本決議文の賛同者としての立場という理解はありましたが、委員長同様まとまる方向性については同一の思いであった、ということで行動していた。以上4点でございます。
 
○大石 副委員長  今の報告に対しまして御意見ございますか。
 
○三輪 委員  そうすると、岡田団長は民主党が提案者というのは知らなかったというところはどうなんですか。先ほどの議運でもそれを確認してくださいと言っていたんですけれども。
 
○山田 委員  4点目で御報告申し上げましたが、岡田団長は本決議文での賛同者としての立場という理解はございました。
 
○三輪 委員  賛同者の立場ということですけど、民主党のどなたかが、岡田代表になるんでしょうけど、提案者というのは断ったということですか。先ほどそれは知らないと岡田代表は、民主党のどなたかが提案者ということは知らなかったと。
 
○山田 委員  私の説明で足りるかどうかわかりませんが、先ほどその前段で申し上げましたが、中村委員長には提案者になり得る者としてこの決議文の調整を図りたい、図るべきということを思っていらっしゃいました。その中で4点目の団長としては賛同者ということで、その立場で話をさせていただいていたと。ですから、そこが二つの結果を見れば、双方のそごが本田委員への説明の中で、一方は提案者、一方は賛同者という食い違いが、提案者とは知らなかったという言葉につながったんではなかろうかというのが、この事実から思われることだと判断いたします。
 
○本田 委員  もうちょっとわかりやすく言ってくれないかなあ、わからない。
 
○三輪 委員  ということは、民主党の議員全員が承知で提案者になるっていうことを理解していたということではないんですね。中村委員長だけが民主党が提案者と理解していたと。
 
○山田 委員  中村委員長から聞いた中では、本人としては提案者となり得る者ということで調整をというのが思いの中にあって、我々は中村委員長が提案者となるところまでは確かに理解はしていなかった。ただし、委員長としては、提案者がまとめないとこの決議文はまとまらないだろうという思いがあったというふうに理解いたしました。だから、提案者になると言い切ってるわけではなく、なり得る者として動かないと、あるいはその調整をさせていただかないと、この決議文というのはまとまらないのではなかろうかという思いがあったというふうに理解いたしました。
 
○早稲田 委員  私が聞いたところで理解したことを申し上げますと、積極的に中村委員長が提案者として回ったという認識は私たちにはないんです。本人も積極的に提案者として回ろうというよりは、調整に回るんであれば、松尾委員でまとまらなかったという経緯を聞いていたんで、松尾委員が提案者にはこだわらないというお話もあったので、では自分が調整に回るんであれば、提案者になってもいいのかなというぐらいの認識で回られたと。
 そのことについては岡田代表の認識は、事前に聞いていないというか、認識が違っていたと。岡田団長はサインしていらっしゃいますので、賛同者であくまでも調整に入ったという認識だと思います。
 
○本田 委員  よくわからないんですけど、要は松尾委員が、最大会派だから一番最初に民主党に行きますよね。後で他にも行かなきゃいけない。その前に、これは松尾委員じゃまとまらないだろうというふうに勝手に考えられて、じゃあ私が回りましょうと。それで、自分が提案者になろうと、なり得ると言ったとしてもそれは違うんですよ。私に言ったときには、私が中村委員長に聞いたんじゃないんですよ、委員長が自民党の控室に来て、私が提案者となって、話を聞いてない同志会と公明党に話をすればまとまるんではないか。それで松尾委員に聞いたら、いや僕じゃなくてもいいですよ、まとまればいいですよということも言ったんで、それで私が提案者でということを言ってるんですよ、私に。
 だってそういうのがなければ、何で自民党の控室に来るんですか、実際の話。それで松尾委員だって、名は捨てても決議だけは出したいという熱い気持ちはわからないですか、あなた方。私が大会派だから同志会と公明党は自分たちの話は聞いてくれるだろうと。じゃあ私が松尾委員の名前は消して、自分の名前にして、民主党の名前にしてそれでやりましょうっていう話でしょ。それで自民党に来たんでしょ。そんな虫のいい話ないでしょ。それが正当化されると思いますか。
 それと中村委員長は一議員としてどうのこうのと言われてましたけれども、さっき松尾委員が聞いたのと話が違うじゃないですか。議運の前に議長、副議長、議運の委員長、副委員長で話をしていて、その中でまとまるのであればという話を受けて、それで松尾委員の方に話が来たと、言ってたじゃないですか。あれだったら、もう一度松尾委員に聞いてください。私はそういうふうに聞いてましたよ。
 
○大石 副委員長  ちょっといいですか。委員長、副委員長って言ってましたか。
 
○本田 委員  だから、議運の打ち合わせで、その話が出てそれで受けたって言ったんだっけ。それは失礼しました。それだったら一番最初に言っている一議員としてというのは違うじゃないですか。一議員として動いたというんじゃないじゃないですか。それは正確を期するためにもう一度松尾委員に聞いてほしいと思いますけれども、私はそういうふうに聞きましたよ。
 
○大石 副委員長  今の件に関して、松尾委員どうですか。
 
○松尾 委員  先ほど私が言いましたのは、中村委員長が来たときに、議運の打ち合わせがあって、その中で話をして、同志会と公明党にはどうやら話がいってないようですねと。私が調整をして、まとまるのであればまとめてよろしいですかという話があったので、私は了解しましたっていう話はしました。
 
○大石 副委員長  ちょっと認識がずれているところがございますので、再確認をさせていただきたいなと私は思うんですけれども。いかがですか、休憩をとりたいと思いますが。
                    (「はいの声あり」)
 ここで一たん休憩した。
                 (14時45分休憩   15時13分再開)
 
○山田 委員  先ほど本田委員からお話のあった、議運の打ち合わせの場での発言についての確認をしてまいりました。本件については、議運の打ち合わせの場でも話題になったというのは事実でございますが、打ち合わせが終わった後にまとめたいという意思があり、議事日程の打ち合わせの段階で、この決議についてはまとまらなかったという事実が一方であって、終了した後に、この件については本人として、議員としてまとめたいとの意思から調整をさせていただいたと。
 
○本田 委員  先ほど一議員として委員長は動かれたと、言いましたよね。だけれども松尾委員は、その前に議運の打ち合わせを受けて話しに来た、それで松尾委員が話し合いをしたと、そういうふうに言ってましたよね。
 
○山田 委員  議運の打ち合わせの場での話の中で、中村委員長が委員長の立場で何らかの発言があったということに対して、議運の委員長としての行動がいかがなものかというふうに私は理解しましたので、この議運の場ではまとめる、まとめないということについては何ら指示はないし、その段階でまとめようということで話をした経緯はないというふうに確認をしたんですが。
 
○本田 委員  議運の打ち合わせのときに指示はなかったんだと。指示はなかったって言いながらも、松尾委員が発言されたのと違うじゃないですか。
 
○山田 委員  議運の打ち合わせの場においては、この決議文について話題になったと。その段階では議事日程に入らない、まとまっていなかったと。時系列で申し上げますと、もともと自民党が提案者になっていて、その打ち合わせの最終段階で松尾委員に提案者がかわるというような話のメモが委員長の方に回ってきたと。そのメモが来た段階では、外何名とかはまとまってない形になってましたので、その段階では本日の議事日程に載せることは難しいというお話があったということで、それは本日の議事日程からは外れましたと。
 その段階ではまだまとまっていなかったと。
 その後、終わった段階、終わったというその境界がどこでというのは、私は現在の段階で了解していないんですが、終わった後にまとめたい、先ほど申し上げた、まとめたいということから、その段階で議運の委員長としての意識を引きずっているのかっていうと、むしろまとめたいという意識の方が強かったと最初に申し上げたということです。
 
○本田 委員  それだったら、その意識があったからそういう行動をとったんでしょ、委員長としての。だって本来それをやるのは委員長じゃないでしょ。それもそうなんだけど、まずその前に、議運の打ち合わせの中でそういう指示はなかったと言われましたけども、これは今、正・副議長と議運の副委員長がいらっしゃいますけども、当事者になるんでこれはどういうふうにしたらいいんですか。除斥にならないんですか、した方がいいんですか。
 
○大石 副委員長  この案件について、議長、副議長、議運の副委員長は当事者であると。
 
○本田 委員  当事者じゃないかと思うんですよ。話がそこに移るわけですけれども、その前に、どうなのかということです。
 
○吉岡 委員  さっき、休憩中だったかどうかよく覚えてないんですが、事務局の方から、議運の打ち合わせの中ではそういう話はされてないという話がたしかあったと思うんで。
 
○本田 委員  それは休憩中じゃないか。
 
○吉岡 委員  だから休憩中だったら、それははっきりさせていただいた方がいいと思いますので。事実関係ですから。
 
○大石 副委員長  吉岡委員の言われるとおりでありますので、議運の打ち合わせの中ではそういう話が出たわけではございません。
 
○本田 委員  それは当事者が話すんじゃないんだから。それは除斥にならないんですかと聞いているんですよ。
 
○伊東 委員  除斥にならないでしょう、これは。だって問題にされてるのは、中村委員長の行動なんだから。
 
○大石 副委員長  事務局、ちょっと見解を。
 
○事務局  結論から申しますとなりません。理由としては、議題となってるのは中村委員長の行動でございまして、その行動に対して実際に現場にいた人間が客観的にこう思うと、そういう論議の話でありますので、除斥の対象になりません。
 
○本田 委員  じゃあ、議運の打ち合わせでは、話は出ただろうけれども、そういう指示はなかったと。だけれども中村委員長は、松尾委員のところに議運の打ち合わせを受けてきましたと言っているわけです。そうすると話が違いますよね。
 
○松尾 委員  私がさっき言ったのは、議運の打ち合わせを受けてきたという表現はしてないです。議運の打ち合わせをした中で、同志会、公明党が話を聞いてないようだということがわかったと。それでまとまるようであれば、うちが提出者となってまとめたいけど、どうかっていう話があったということです。
 
○三輪 委員  さっき松尾委員がそのときに議運の委員長として受けたと説明されていたと思うんですよ。ここを本田委員が問題にしてるんじゃないかと思うんですけれども。言った、言わないの世界でしょうけども。そういうことじゃなかったんですか、たしかそういうふうにおっしゃったと私は受けとめたんですけど。
 
○早稲田 委員  私は議運の打ち合わせの後で、確認に来たというふうに松尾委員の話を受け取りました。議運の委員長として行ったという話はなかったように思いますけども。
 
○大石 副委員長  委員長の立場として話しに行ったのではなかったと、そういう話ですね。
 
○早稲田 委員  はい。
 
○本田 委員  だけど、議運の委員長は委員長じゃないですか。
 
○早稲田 委員  そうですね。議運の委員長ということではそうですし、例えば正・副議長もそういうお立場はずっと変わらないと思うんですけれども、御本人が、中村委員長が松尾委員に確認に行ったのは、議運の話題に上がったので、あくまでも一議員として、この決議文をまとめたいという意思で、一議員として確認に行ったと私たちは伺いました。
 
○本田 委員  議運の打ち合わせの中でも話が出てましたっていうのは、一議員として議運の打ち合わせには出られないんですよ。出られるのは議長と副議長と、それから議運の委員長と副委員長ですよ。それを松尾委員には言ってるわけですよ、議運の中で話題になったと。それは一議員としてじゃないでしょ、みんな出られないんですから。どうなんですか。
 
○早稲田 委員  もちろん、議運の打ち合わせの場には議運の委員長として出られているけども、その後決議のことが話題に上がって、与党会派として自分がまとめられるものであれば、調整役を買って出てもいいのかな、まとめたいという意思が強かったんだと私は認識しています。それが、委員長としてではなく、御本人の気持ちですけども、一議員としてまとめたいという意思のもとに動かれたと伺いました。
 
○本田 委員  それは矛盾があるんですよ、一議員としてといっても。大体党派、与党会派と言ったでしょ、与党会派であれば普通団長ですよ。そのコンセンサスを団ではとってなかったって言ってましたよね。提出者になるということも、党の中ではコンセンサスを得てなかったんですよね、違いますか。それは党としてやってたわけじゃないでしょ。会派としてやってたわけじゃないでしょ。
 
○山田 委員  先ほどの、再度説明になると思いますが、中村委員長は提案者になり得る者っていうふうに私は説明させていただきました。自分が提案者になるという意思ではなくて、なり得る者としてやらないと調整がうまくいかないだろうという気持ちで動かれましたと。それで団長は、あくまでも賛同者としての意識としてそのときは調整に入ってました。という先ほどの説明の繰り返しになるんですけれども、そういうことです。
 だから、団としてまとまっていた、まとまっていないというその中には、団長は賛同者としての意思がございました。中村委員長は提案者になり得る者としての意識がございました、ということで御理解いただけないでしょうか。
 
○本田 委員  ですから、これを認めてしまうと、決議だとか意見書だとかあるでしょ。それが例えば今回のように、2名の会派がやりたいんだと言うと、議運の委員長がですよ、一議員の立場として私が動きますって言って各会派を動くこともできるんですよ。それは許されないことですよ、はっきり言って。議運の委員長は議運の委員長なんですから。まとめる立場なんですから。トンビに油揚げはだめなんですよ。一議員としてトンビに油揚げもだめだけど、ましてや議運の委員長が一議員として、一個人として動いたとはいっても議運の委員長は議運の委員長なんですよ。議運の各会派間をまとめるという命題があるわけですよ。
 だからこれを認めるということになると、全部そういうふうになっていきますよ。ああ、御苦労さま、これ可決しそうだと。これやりますから提出者かわりなさいと。そういうことも可能になっちゃうんですよ。そういう信義則が崩れるようなことを議運の委員長みずからやっていいんですかっていうことなんですよ。
 それでその提出者に対しては、議運の打ち合わせの中でも話されました。あなたじゃまとまらないでしょうと、私たちならまとめますよという話で、それで提出者になり得る者と言ったんでしょ。
 
○山田 委員  議運の打ち合わせの中では、先ほども説明しましたがそういう話はなかった。
 決議文の内容については話題にはなった、それは事実です。
 
○本田 委員  だから、それを松尾委員にはそういうことも言ってるわけでしょ。
 
○山田 委員  済みません。再確認なんですが、議運の打ち合わせの場でそういうお話があったという松尾委員の御理解なんですか。
 
○松尾 委員  そのときに受けた説明としては、議運の後に若干の話があるなんていうのは、私はわからないですから、受けた話としては議運の事前の説明の中での話というふうにはとりましたけど。ただ、その後に雑談のような話があるというのは、今、後から聞きましたから、そういうのがあるならばそうかもしれないしという思いはありますけども、明確にその中で話をしたというのはちょっと・。
 
○吉岡 委員  さっきの話とちょっと違うんだけれど。
 
○山田 委員  先ほど本田委員が調べてほしいとおっしゃったのは、議運の打ち合わせの場で、仮に中村委員長がこの話がまとまらないようであるならば、私がまとめようかという趣旨の話があったかと。彼はそのような意識、打ち合わせの中という意識では話はしてないわけですね。それで、松尾委員は、時間的経緯の中で打ち合わせの中だという御理解をされていたんだろうと。
 それでほかの関係者の話だと外だという話になると、外と中の切り分けっていうのが私どももできないんですよ。私自身はそこの切り分けができないんですね。中村委員長は、議運の打ち合わせの中ではそういう話はまとまらなかったということで、議事日程からもはずしちゃってますので、そこで一たん終わりという意識があったんだろうと、事実としてですね。日程に入らなかったんですから、まだまとまってませんという事実があるわけですから。そして、その打ち合わせの中には、提案者が自民党の方から改革鎌倉の方にかわりましたということも事実としてあったと。そういう意味でまとまらなかったと。
 そこで議運の打ち合わせというのは一時クローズして、じゃあまとめるという作業、これについてその後の動きになっていったんだろう。その中で、さっき雑談とおっしゃいましたけど、そういう中で、雑談かどうかも正確を期さなきゃいけないんですけども、そうであればまとめようかっていう話が、まとめたいっていう気持ちがあったものですから、そういう発言をされたのかもしれない。そのことについては、先ほど本田委員からの説明のように、私がまとめようかっていう話を自民党の方に行って話をされたその中で、そういう気持ちがずっと続いていってるのかもしれない。ちょっと、推測と事実とまぜこぜになって申しわけないですけども、そういう時間的経緯で動いてるんだろうと理解できると思うんですよね。
 
○本田 委員  だから、議運の打ち合わせで、日程確認とかは確かに打ち合わせですよ。その終了後に雑談がある、ということもあるでしょう。そういうときに話が出たと。
 
○山田 委員  そこは私も推測なんで。
 
○本田 委員  それはどうだっていいんですよ。本番っていうのは日程確認だけなんだから。
 だけどその後の雑談だとかっていうのは、松尾委員は聞いてないし、受けてないわけですよ。だから議運の打ち合わせのときに話が出てということを聞けば、その意向なんだなって思うのはおよそ松尾委員の受けとめ方は見当つきますよね。
 
○山田 委員  何度も恐縮なんですが、もう一度正確を期すために、松尾委員がお聞きになったこと、もう一度だけ議運のどのポジションで、どういうふうにお聞きになったのか、恐縮ですが確認させてください。
 
○松尾 委員  私のところに来たのは、中村委員長は議運の事前の説明会が今ありましたと。
 それで公明党と同志会は話がどうやら来てないということが出てると。だからこれはどうやらまとまりそうにありませんねと。どうしましょうか、私たちが提出者になってまとまるのであればまとめていきたい、そういう言い方をされました。
 
○山田 委員  中村委員長がその打ち合わせを終えて、松尾委員の方に行ったという認識でよろしいんでしょうか。一たん話を聞いて、また戻ってくるというケースもあるわけじゃないですか。議運の打ち合わせというのは、一たんクローズしましたと。クローズした後にしかるべき行動として、委員長が動いたんだという理解でよろしいんですか。
 
○本田 委員  それは中村委員長に聞いてくださいよ。
 
○山田 委員  松尾委員の御発言を私なりに解釈すると、そういうふうなことでよろしいんですかっていう確認をさせていただいたんです。
 
○松尾 委員  はい、そうです。
 ここで一たん休憩した。
                 (15時36分休憩   15時50分再開)
 
○大石 副委員長  それでは、このまとめ方ですが、休憩中、個々に確認させていただきましたので、採決という形でまとめさせていただきます。
 それでは、中村委員長の行動についての動議についてを採決いたします。本動議のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (少数挙手)
 
○大石 副委員長  少数の挙手によりまして、中村委員長の行動についての動議については否決されました。
 ここで委員長交代のため休憩した。
                 (15時51分休憩   16時00分再開)
 再開後、議長から今定例会の観光厚生常任委員会で、議長が理事長を務めている法人に関連しての告発問題が取り上げられたことについて、その内容、経過の説明があり、これを了承した。
 (主な内容は次のとおり)
 
○助川 議長  今定例会の観光厚生常任委員会で、私の法人の理事長としての告発の問題が取り上げられました。問い合わせがあり、お答えしましたけれども、保健福祉部長から訴えられた者、訴えた者いずれも不起訴になったという報告をいたしましたということも聞いております。それで若干補足説明をさせていただきたいと思います。
 実は、告発したのは法人の理事で、内容は法人内の問題ではなく、2月25日に開催された都市計画審議会、観音前のマンションで法的に何ら問題がないから賛成いたしました。その後、インターネットで助川議員は、業者と癒着してるらしいとかいうようなことが告発の内容になっておりまして、業者と癒着している議員が理事長であるのはおかしいということで訴えられました。
 私はそれを受けて、虚偽告訴、名誉毀損ということで訴えました、それでそのいずれもが不起訴になったということでございます。いろいろ御心配、御迷惑をおかけしました。
 
○中村 委員長  よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 次に議長から、本日松尾崇議員外7名から議会議案第11号小袋谷跨線橋の安全性確保と早期のかけかえを求めることに関する決議についての提出があり、取り扱いについて協議願いたい旨の発言があった。次に委員長から、本件については、本日の議事日程の中で日程追加として協議願いたい旨の発言があり、協議した結果、委員長発言のとおりとすることを確認した。
1 本会議第4日(6月30日)の議事日程について
 本日の議事日程については、協議の結果、別紙議事日程案のとおりとすることを改めて確認するとともに、それぞれ次のとおり確認した。
(1)日程第1 諸般の報告
 諸般の報告があることを確認した。
(2)日程第2 議案第4号市道路線の廃止について
 建設常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(3)日程第3 議案第5号市道路線の認定について
 建設常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(4)日程第4 議案第7号建設工事委託に関する基本協定の締結について
 建設常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(5)日程第5 議案第6号不動産の取得について
 総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(6)日程第6 議案第8号鎌倉市任期付職員の採用等に関する条例の制定について、議案第9号鎌倉市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について、議案第10号鎌倉市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について、議案第12号鎌倉市芸術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第15号鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第25号鎌倉市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について総務常任委員長から6件一括して報告を受けること、質疑がないこと、議案第12号について、日本共産党から赤松正博議員が反対討論を、議案第8号について、日本共産党から高野洋一議員が賛成討論を、それぞれこの順番で行うことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(7)日程第7 議案第26号鎌倉市文学館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第27号鎌倉市鏑木清方記念美術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 文教常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(8)日程第8 議案第11号鎌倉市勤労福祉会館条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号鎌倉市市民活動センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第16号鎌倉市福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第17号鎌倉市在宅福祉サービスセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について、議案第18号鎌倉市老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第19号鎌倉市老人いこいの家条例の一部を改正する条例の制定について、議案第20号鎌倉市知的障害者援護施設条例の一部を改正する条例の制定について、議案第21号鎌倉市子育て支援センター条例の一部を改正する条例の制定について、議案第22号鎌倉市市民のくらしをまもる条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号鎌倉市腰越漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について
 観光厚生常任委員長から10件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(9)日程第9 議案第14号鎌倉市下水道事業財政審議会条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号鎌倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
 建設常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(10)日程第10 議案第28号平成17年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)
 総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(11)日程第11 議案第29号学校管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について
 協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。
(12)日程第12 議会議案第2号鎌倉市農業委員会委員のうち選任による委員推薦について
 委員長から、本件については、去る2日開催の各派代表者会議において、議会運営委員長が提出者となり、その他の委員が賛成者となる旨確認されていることの報告があり、改めてこれを確認した。
 ここで、委員推薦案を配付し、議会運営委員会の中で農業委員会委員に推薦されている議員は、賛成者から除くことについて、また、本件は除斥規定が適用されるため、日程第11の採決後に該当議員が休憩をとらずに自主的に退席し、本件採決後は休憩をとって、入場・着席することを確認した。
 次に事務局から提案理由説明の文案朗読があり、協議した結果、これを了承するとともに、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。
(13)日程第13 議会議案第3号地方分権改革の早期実現に関する意見書の提出について 岡田和則議員外6名からの提出議案であること並びに本件は即決とするとともに、質疑及び討論がないことを確認した。
(14)日程第14 議会議案第4号地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出について 岡田和則議員外6名からの提出議案であること並びに本件は即決とするとともに、質疑及び討論がないことを確認した。
(15)日程第15 議会議案第5号住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求めることに関する意見書の提出について
 納所輝次議員、本田達也議員、松尾崇議員、白倉重治議員、岡田和則議員、森川千鶴議員、吉岡和江議員外1名からの提出議案であること並びに本件は即決とするとともに、質疑及び討論がないことを確認した。
(16)日程第16 議会議案第6号地方議会議員年金制度の廃止を求めることに関する意見書の提出について
 三輪裕美子議員外2名からの提出議案であること並びに本件は即決とするとともに、質疑及び討論がないことを確認した。なお、山田委員から、民主党は議会議案第6号の表決に際し、会派拘束を解くこととする旨の発言があった。
(17)日程第17 議会議案第7号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出について
 高野洋一議員外4名からの提出議案であること並びに本件は即決とするとともに、質疑及び討論がないことを確認した。
(18)日程第18 議会議案第8号BSE(牛海綿状脳症)対策の一層の充実と食の安全確保に関する意見書の提出について
 久坂くにえ議員外5名からの提出議案であること並びに本件は即決とするとともに、質疑及び討論がないことを確認した。
(19)日程第19 議会議案第9号鎌倉市山ノ内1100番地ほか9筆の国有地の保全を求めることに関する意見書の提出について
渡邊隆議員外6名からの提出議案であること並びに本件は即決とするとともに、質疑及び討論がないことを確認した。
(20)日程第20 議会議案第10号原子力空母母港化反対等に関する意見書の提出について岡田和則議員外3名からの提出議案であること並びに本件は即決とするとともに、質疑及び討論がないことを確認した。
〇 議会議案第11号小袋谷跨線橋の安全性確保と早期のかけかえを求めることに関する決議について
 松尾崇議員外7名からの提出議案であること、本件については、本日の議事日程の日程第20議会議案第10号原子力空母母港化反対等に関する意見書の提出についての次に日程に追加し直ちに議題とすること並びに即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。
(21)日程第21 閉会中継続審査要求について
 各常任委員長から閉会中継続審査の要求があることを確認した。
 次に議員提出議案については、この休憩中に議場に配付すること及び会議時間を考慮し、協議した結果、時間延長を行うことを確認した。
 ここで、松尾委員から6月10日の当委員会で頭出しした議会のあり方についてに関して、会派で要望をまとめた資料を配付してほしい旨の発言があり、協議した結果、これを認めることとし、事務局から資料を配付した。
 次に、委員長からこの資料については、本日は配付にとどめ各会派に持ち帰って検討願いたいこと、また、ほかの会派で提出の用意がある場合には、随時議長あてに提出願いたいことについて発言がありこれを確認した。
 最後に本会議を午後4時40分に再開することを確認し、以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成17年6月30日

             議会運営委員長

                 委 員