平成17年議会運営委員会
6月10日
○議事日程  
平成17年 6月10日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成17年6月10日(金) 10時00分開会 11時14分閉会(会議時間 0時間50分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
中村委員長、大石副委員長、早稲田、本田、山田、松尾、三輪、小田嶋、吉岡の各委員及び白倉議員(代理)並びに助川議長、藤田副議長(伊東委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
石井局長、磯野次長、福島次長補佐、小島次長補佐、原田調査担当担当係長、西山担当書記
〇本日審査した案件
1 本会議第1日(6月15日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告
(2)日程第2 会期について
(3)日程第3 一般質問
(4)日程第4 報告第4号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について
        報告第5号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について
        報告第6号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について
(5)日程第5 議案第4号市道路線の廃止について
(6)日程第6 議案第5号市道路線の認定について
(7)日程第7 議案第7号建設工事委託に関する基本協定の締結について
(8)日程第8 議案第6号不動産の取得について
(9)日程第9 議案第8号鎌倉市任期付職員の採用等に関する条例の制定について
        議案第9号鎌倉市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について
        議案第10号鎌倉市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について
        議案第12号鎌倉市芸術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第15号鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第25号鎌倉市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
(10)日程第10 議案第26号鎌倉市文学館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第27号鎌倉市鏑木清方記念美術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(11)日程第11 議案第11号鎌倉市勤労福祉会館条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第13号鎌倉市市民活動センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第16号鎌倉市福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第17号鎌倉市在宅福祉サービスセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について
        議案第18号鎌倉市老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第19号鎌倉市老人いこいの家条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第20号鎌倉市知的障害者援護施設条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第21号鎌倉市子育て支援センター条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第22号鎌倉市市民のくらしをまもる条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第23号鎌倉市腰越漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について
(12)日程第12 議案第14号鎌倉市下水道事業財政審議会条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第24号鎌倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
(13)日程第13 議案第28号平成17年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)
2 各委員会における報道機関の取材の取り扱いについて
※ 一般質問の順序を決める抽せん
※ 第17期市議会議員の写真撮影について
※ 6月及び9月定例会の委員会における服装について
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に本田委員を指名した後、委員長から、伊東委員から所用のため欠席する旨の届け出があり、代理者として白倉議員が出席していることが報告され、これを了承した。以下日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 本会議第1日(6月15日)の議事日程について
 本会議第1日(6月15日)の議事日程については、協議の結果、別紙議事日程案のとおりとし、それぞれ次のとおり確認した。
(1)日程第1 諸般の報告
 陳情4件の付託先等についてを議題とし、協議した結果、別紙付託先案のとおりとすることを確認した。
(2)日程第2 会期について
 協議した結果、別紙審議日程案のとおり、6月15日(水)から6月30日(木)までの16日間とすることを確認した。
(3)日程第3 一般質問
 初めに、質問の順序を決める抽せんは最後に行うことを確認した。次に事務局から、一般質問については、平成13年6月8日開催の当委員会で質問と答弁を合わせた1人当たりの実質時間を、おおむね2時間以内とすることを努力目標とすることが確認されているため、今任期中も同様の取り扱いとすることでよいか確認願いたい旨の発言があった。その際、本田委員から発言時間については原則は自由であり、2時間というのはあくまでも努力目標という理解でよいか発言があり、そのとおりとすることを確認した。また、松尾委員から、本田委員の発言に関連して、今回の改選に伴い議会運営のあり方について見直しをしたらどうかという発言があり、本日の日程の最後に改めて協議することとした。
(主な内容は次のとおり)
 
○本田 委員  2時間以内というのは、前の任期で決まったわけですか。努力目標というのは、どういうことなんですか。
 
○事務局  前任期のときにもいろいろ意見がありました。2時間ぎりぎりの段階におきまして、理事者に対して政策提案をする場面が到来するなど、いろいろな問題がございました中で一つの目安といいますか、2時間を超えそうな場合について議会運営委員会で改めて協議をするというような確認はされてございます。あくまでもおおむね2時間以内というのは質問する議員皆さんの御努力をお願いしたいという申し合わせでございます。
 
○本田 委員  ということは原則自由で、努力目標は2時間ですよということでよろしいんですか。
 
○中村 委員長  2時間を超えそうなときは、改めて議運に諮って、そのときに2時間を超えることが適当なのかどうか判断するというのが、私の記憶の中ではありますが、事務局それでよろしいですね。
 
○本田 委員  それをしっかりしてもらわないと。2時間以降が妥当かどうかっていうのは議運で判断できる問題じゃないでしょ。だって一般質問の内容の問題なんだから。これは内容的にはだめですよということは言えないでしょ、議運からは。議員の質問に制限を加えることはできるんですか。そうじゃないでしょ。原則自由だけど、2時間を努力目標にしましょうということなんでしょ。そうじゃないんですか。そういうことであればいいですよ。
 
○白倉 議員  代理出席なんで発言は控えようと思ったんですが、私が議運の委員長をやっているときにこの課題が出まして、陳情が出たりして制限を加えるべきかどうか議論をしました。なかなか全会一致にならないので、半々の意見、制限してもいいんじゃないかという意見と、制限はまかりならんという、鎌倉のこれまでの伝統を守った方がいいという両方の意見が大体半々だったものですから、委員長提案という形で平均して2時間以上やるのは特に異例な場合であるということで、2時間程度を目標に質問者もまとまるように、それ以内にまとまるように質問事項を整理してほしい。もっとも答弁者がいますので、答弁の内容によってはどうなるかわかりませんけれども、その場合には、2時間を超えそうな場合は、この後どういうふうにするか、理事者の答弁の内容についても場合によっては注文を出すかもしれませんというようなことで、できれば一般質問が計画の中である程度終えられるように。だから絶対に2時間以内でやめなければいけないというようなことではなかったはずです。ただし、今までの経過、4年間見てみますと大体皆さん協力的で、一番長い人でも2時間5分という人がございます。
 
○本田 委員  だから、原則無制限で、一応努力目標ということでおおむね2時間ということで確認していいですよねって聞いたんだから、委員長それでいいんですね。
 
○中村 委員長  はい。
 
○松尾 委員  最後に提案しようと思っていたんですが、今そういうお話が出たので。議会の運営のあり方ですとか、常任委員会のあり方ですとか、そういうものを今回改選になったので一度見直しをした方がいいんじゃないかという意見を持っていまして、最後にもう1回提案をさせていただこうと思っています。
 
○中村 委員長  それでは1人の実質時間は、おおむね2時間以内とすることを努力目標とすることを確認させていただいてよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それではそのように確認いたします。
 次に事務局から、一般質問の時間が1時間45分を経過した時点で、事務局から質問者に経過時間を知らせるメモを渡すことでよいか確認願いたい旨の発言があり、これを確認した。次に別紙のとおり18名の議員が一般質問の通告をしていることを確認した。
 次に千議員の一般質問については、事務局職員が発言席で文書を代読し、代読中、千議員は発言席に着席したままとすること、一括質問、一括答弁とすることを確認した。また、再質問がある場合、再質問書の作成は、本会議場で行うものとし、再質問に係る休憩時間についてはおおむね2時間以内としている1人当たりの実質時間に含むものとして取り扱うことを確認した。
 ここで小田嶋委員から、配付されている発言通告書のうち小田嶋議員の通告書に追加で記載した項目が載っていない旨の発言があり、事務局から、いったん通告書が提出された後、質問項目を追加したい旨申し出があったため、追加項目を記載した通告書を改めて受理したが、当委員会には最初に受理した通告書を配付してしまったとの説明があり、休憩を挟んで協議した結果、項目を追加した通告書を改めて配付し、配付済の通告書は欠番とすること及び項目を追加した通告書は一般質問の予定者の中で最後に提出されたものとして取り扱うことを確認した。
 (主な内容は次のとおり)
 
○小田嶋 委員  一般質問のことでなんですが、私の通告の中身を後から加えて出し直したものと違うものが配付されておりまして、事務局に確認していただきたいんですが。
 
○事務局  大変失礼いたしました。小田嶋委員のおっしゃられますとおり、2点目として大船駅西口前マンション計画についてということで受け付けさせていただいております。後ほど差しかえさせていただきます。申しわけございませんでした。
 
○中村 委員長  後ほど差しかえるということでいいですか。
 
○本田 委員  今ここに出されているものが審議の対象になっているんでしょ。出しなよ、それを。出せるんだろ。
 ここで一たん休憩した。
                 (10時13分休憩   10時37分再開)
 
○中村 委員長  一般質問の発言通告書ですけれども、提出順7番の小田嶋敏浩委員のものを欠番とさせていただいて、新たに19番として通告書を差し込むということで確認させていただいてよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それではそのように確認いたします。
(4)日程第4 報告第4号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について、報告第5号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について、報告第6号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について
 協議した結果、3件一括して報告を受けることを確認した。
(5)日程第5 議案第4号市道路線の廃止について
 協議した結果、説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することを確認した。
(6)日程第6 議案第5号市道路線の認定について
 協議した結果、説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することを確認した。
(7)日程第7 議案第7号建設工事委託に関する基本協定の締結について
 協議した結果、説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することを確認した。
(8)日程第8 議案第6号不動産の取得について
 協議した結果、説明を聴取した後、総務常任委員会へ付託することを確認した。
(9)日程第9 議案第8号鎌倉市任期付職員の採用等に関する条例の制定について、議案第9号鎌倉市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について、議案第10号鎌倉市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について、議案第12号鎌倉市芸術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第15号鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第25号鎌倉市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
 協議した結果、6件一括して説明を聴取した後、総務常任委員会へ付託することを確認した。
(10)日程第10 議案第26号鎌倉市文学館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第27号鎌倉市鏑木清方記念美術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 協議した結果、2件一括して説明を聴取した後、文教常任委員会へ付託することを確認した。
(11)日程第11 議案第11号鎌倉市勤労福祉会館条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号鎌倉市市民活動センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第16号鎌倉市福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第17号鎌倉市在宅福祉サービスセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について、議案第18号鎌倉市老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第19号鎌倉市老人いこいの家条例の一部を改正する条例の制定について、議案第20号鎌倉市知的障害者援護施設条例の一部を改正する条例の制定について、議案第21号鎌倉市子育て支援センター条例の一部を改正する条例の制定について、議案第22号鎌倉市市民のくらしをまもる条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号鎌倉市腰越漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について
 協議した結果、10件一括して説明を聴取した後、観光厚生常任委員会へ付託することを確認した。
(12)日程第12 議案第14号鎌倉市下水道事業財政審議会条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号鎌倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
 協議した結果、2件一括して説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することを確認した。
(13)日程第13 議案第28号平成17年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)
 協議した結果、説明を聴取した後、総務常任委員会へ付託することを確認した。
2 各委員会における報道機関の取材の取り扱いについて
 事務局から、各委員会における報道機関の取材の取り扱いについて説明が行われ、従前のとおりとすることを確認した。なお、確認事項は以下のとおり。
(1)鎌倉市広報メディアセンター登録社(朝日、毎日、神奈川、読売、東京、産経の各新聞社及びNHK)並びに鎌倉ケーブルコミュニケーションズ(KCC)及びテレビ神奈川の取材については、議員の任期中、これを許可することとする。
(2)各報道機関は取材に当たり、委員会室等への入退室時には審査の妨げとならないようにする。
(3)取材許可の対象とする委員会は、常任委員会、特別委員会、議会運営委員会とする。
 また、全員協議会はその都度協議するものとする。
(4)(1)で確認した報道機関以外の取材の取り扱いについては、その都度協議するものとする。
 次に事務局から、鎌倉市広報メディアセンター登録社、KCC及びテレビ神奈川の取材に当たっては、これまで入室の際に、その都度担当書記が委員会に報告しているが、取材の報告が審査を中断させ、議事の円滑な進行に支障が生じるケースがあるため、今後は報告を省略したい旨の発言があり、協議した結果、これを確認した。
※ 一般質問の順序を決める抽せん
 先例に基づき抽せんを行った結果、1番原桂議員、2番赤松正博議員、3番森川千鶴議員、4番前川綾子議員、5番小田嶋敏浩議員、6番吉岡和江議員、7番千一議員、8番大石和久議員、9番本田達也議員、10番高橋浩司議員、11番高野洋一議員、12番納所輝次議員、13番白倉重治議員、14番久坂くにえ議員、15番岡田和則議員、16番松尾崇議員、17番石川寿美議員、18番萩原栄枝議員の順に決定した。なお、会派に属さない千一議員については慣例により議長が抽せんのくじを引いた。
 次に一般質問における関連質問の取り扱いについて、関連質問を行う場合、質問通告している内容が複数の議員に共通しているときは、おのおのその項目の最後の質問者がその項目を終了した時点で行うことについて具体的に協議が行われ、これを確認した。
※ 第17期市議会議員の写真撮影について
 事務局から、改選に伴う記念写真の撮影について、鎌倉記者会から本会議場における写真撮影の要望が出され、6月2日開催の各派代表者会議で既に了承されており、15日午前中の本会議を休憩した際に、記者会の写真撮影を行うこと、また、その後、市役所正面玄関前で第17期市議会議員の写真撮影を行うことの報告があり、協議の結果、これを了承した。
※ 6月及び9月定例会の委員会における服装について
 中村委員長から、6月及び9月定例会の本会議場での服装について、上着は着用しなくてもよいことが6月2日開催の各派代表者会議で確認されたため、議会運営委員会、常任委員会および特別委員会での服装について、理事者側も含めて同様の取り扱いとすることでよいか協議願いたい旨の発言があり、協議の結果、これを了承した。
 次に松尾委員から、今回の改選に伴い、議会の運営について自会派の要望をまとめたものがあるので提案をしたい。また、他の会派でもいろいろな意見があると聞いており、新しく議員になった方もいろいろ意見があると思うので、検討する機会を設けてほしいとの提案があり、協議した結果、本日は頭出しにとどめ、各会派に持ち帰って検討した上で、後日改めて検討会の設置を含めて協議することを確認した。
 (主な内容は次のとおり)
 
○松尾 委員  今回改選をしまして、議会の運営についていろいろと私どもの会派から、こういうふうに変えた方がいいんじゃないかという要望点が数々ありまして提案をしたいと思っているんですが、他の会派にもお聞きすると皆さんもいろいろな意見をお持ちで、新しく議員になられた方もいろいろそういった意見がおありかと思うので、検討する機会を設けていただければなと思っているんですが。その提案をしたいと思います。
 
○中村 委員長  今具体的な文書とかをそれなりに出していただければ、協議していいんじゃないかという御意見もありますけども、そういったことでよろしいですか。
 
○松尾 委員  もちろん出すのはいいんですけれど、出して検討する際、他の会派からも議会運営についての改善点というのがあるみたいなので、どうせだったら一括してやるという場を設けたらどうかという提案なんです。具体的な内容、やり方も含めて協議いただければ。
 
○本田 委員  内容を今出せと言われても出るわけないんですから、そうじゃなくて進め方を、たとえば議運の中で検討会をつくりましょうとか、前に検討会ってやったじゃないですか、その検討会の資料をもって議運でやるのか、新たに検討会でつくるか、流れだけは決めとかないと私聞きおきましたって言っても、本会議とか始まっちゃえばそういう話にならないんだから、そのぐらいまでは決めといた方がいいんじゃないんですか。
 
○中村 委員長  松尾委員は検討会をつくりたいということでいいんですか。
 
○松尾 委員  検討できる場があればいいです。
 
○三輪 委員  例えば何か問題になったときには、議会運営委員会がそういうことを検討していく場だと思うんですけど、内容を、具体にどの程度のことを、議会運営について話す場をと言ってもその辺がちょっとわからないと、別個に検討会を設けるべきなのかということもわからないんで、少し、文書じゃなくてどんなふうに考えているのか伺いたいと思います。
 
○松尾 委員  一つは一般質問での一問一答が、どうかっていうことから始まりまして、常任委員会の順番、今は当たり前のように月、火、水、木というようにやってますけど、果たしてこの順番がいいのかどうかとか、陳情の受け方にしても陳情を受けて審査をするっていう流れですが、その中で例えば、陳情提出者も出席して意見を発言できるようにするとか、常任委員会にしても資料を配付されるのが当日なので、それを前日までに配付できるようにするとか、そういうちょっと細かいことなんですけども、改善点を要望したいなと思ってます。あと、政務調査費のことについてもそこに含められるんであれば検討していただきたいと思ってます。
 
○白倉 議員  前回、何年ぐらい前になるかな、随分前になるんですが、私どもが新しく当選して入ったとき、たしか10人、11人かな新人が入りまして、たしか1年ぐらいしてからだと思ったんですよね。議会経験を積んで、その中で新しく入ってこられた方には、いろいろ疑問点とか改善点とか見えてくると思うんです。それでこの前は検討会っていうのを別につくって、各会派から検討項目を上げていただいて、それを整理して検討会に諮ったというふうに覚えてる。だから今ちょっと気になるのは、これまで経験してきた我々はそれなりに疑問点とか改善点、あるいは検討した方がいいんじゃないかっていうのはあります。だけど初めて本会議に臨む方たちに急に言ってもわかるかな、失礼な話なんだけども、問題点が見えてくるかなというのがあるんで、その辺も考慮した方がいいと思う。ここでいきなりぼーんと今までの経験からくる課題を出されても難しいんじゃないかと思う。確かに、この前代表者会議の中で政務調査費の使途については検討しようよという議長提案がありましたので、それは代表者会議の中でこれから動いていくと思うんですけど。
 前向きな発言じゃなくて申しわけないんですが、やるんならやるという時期がある程度必要じゃないかなと思います。
 
○松尾 委員  もちろん何もそんなに急いでという話ではないので、設置するということだけ確認していただければ、その時期については、またしかるべきときにやるということで結構です。
 
○吉岡 委員  設置するということについては、今ネットさんからもありましたが、検討しなきゃいけないことがあるときは検討しなきゃいけないと思いますが、前の時にはいろんなことをお互い出し合って、これについては今すぐ例えばぱっと結論が出ないこともあるんで、検討委員会をやった方がいいということで検討会に合意したんです。だから、検討すべき中身があるっていうことであるんなら、今松尾委員のところから出されたわけですから、他のところでももしもあって、みんなで出して今すぐ結論が出るっていうことであればそういうふうにするっていう手順を踏んだ方がいいような気がするんですね。突然今検討会って言われても、中身がやるべきことだっていうことが確認できれば、どういうふうな形でやるかっていうは、やっていけばいいと思うんですけども、前のときもこういうことがあるんではないか、課題っていうことでそれぞれ出されて、今すぐには結論が出ないと。議員定数から何からいろんな問題が出されたと思うんですが、そういう形でちょっと。もしもそうだって言うんなら、今頭出ししていただいたんで、こういうことは検討したいっていうことが他の会派でもあるんなら、時期の問題は別ですけどもちょっとやってみるっていうのも、一つの提案かなとも思うんですけども。今すぐ検討会設置って言われてもちょっと。
 
○本田 委員  そうじゃなくて、とりあえず検討会をいつの日かつくりましょうよっていうことの確認だけはしときましょってことなんです。それでいいんじゃないの。それでしかるべき時期に検討会を開きましょってことになるんだから。
 
○中村 委員長  皆さんすぐ結論が出せますか。今日はそういう話があったことを承って、近いうちに必ず検討会の設置について皆さんから意見を聞く場を設けさせていただくということでいいんじゃないかと思うんですが。今日はその頭出しということでよろしいですか。
 
○松尾 委員  はい。
 
○山田 委員  確認なんですが、位置づけっていうんでしょうか、性格づけっていうのはどういうふうに整理したらいいんでしょうか。前回は、こういう委員会で決まったから、全員でそうしましょうということだけだったのか、各派、あるいは議運の中でもう一度持ち帰って、これはこういうふうにして、これは運営上こう決めましたよとなると、議会運営にかかわることにしかならないことになっちゃうんですけども、そういう委員会なりの位置づけの確認をしたいんですが。
 
○事務局  位置づけは議会運営委員会でございます。
 
○山田 委員  議会運営委員会で決定されたっていうふうになるんですか。その検討会の結論は。
 
○事務局  まず、経過を申し上げますと、先日5月19日の臨時会におきまして、閉会中に審査できる3項目の中で、議長の諮問事項についてという点と議会運営についてということがございます。それで、先ほど白倉議員さんがおっしゃいました平成9年のときに、松尾委員さんがおっしゃいました問題点、協議が必要だという事項をそれぞれの会派から議長に提出していただきまして、そこから議運の委員長に諮問をして、議会運営委員会の中に検討会が設置されて協議を続けまして、まとまった段階でそれぞれ答申を議長の方に報告したという経過でございます。議会運営委員会という位置づけでございます。
 
○中村 委員長  今事務局からも説明がありましたけれど、そういった位置づけの問題も含めて、会派に持ち帰って検討していただいて結果を伺おうと思います。そういうことでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それではそのように確認いたします。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成17年6月10日

             議会運営委員長

                 委 員