平成17年総務常任委員会
3月 4日
○議事日程  
平成17年 3月 4日総務常任委員会

総務常任委員会会議録
〇日時
平成17年3月4日(金) 10時00分開会 13時34分閉会(会議時間 1時間42分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
小田嶋委員長、森川副委員長、古屋、伊藤、白倉、福岡、清水の各委員
〇理事者側出席者
兵藤企画部長兼危機管理担当担当部長、安田企画部次長兼企画課長、神田企画部次長兼広聴広報課長、戸原企画部次長兼秘書課長、佐藤都市政策課長、鈴木(信)市政情報相談課長、飯山市政情報相談課課長代理、山田広聴広報課課長代理、山本情報推進課長、廣瀬情報推進課課長代理、相澤環境政策課長、本田総合防災課長兼危機管理担当担当課長、石川世界遺産登録推進担当担当部長、島田世界遺産登録推進担当担当課長、森山危機管理担当担当次長、原生涯学習推進担当担当部長、小松生涯学習推進担当担当次長兼世界遺産登録推進担当担当次長、渡邉文化推進課長、石井(貞)芸術文化振興財団担当担当課長、山内文化・教養施設整備計画担当担当課長、佐野総務部長、進藤総務部次長兼総務課長、辻総務部次長、瀧澤総務部次長兼財政課長、小村総務課課長代理、讓原職員課長、古谷行政課長兼行革推進担当担当課長、内藤行政課課長代理、出田管財課長、金川契約検査課長、高橋(洋)契約検査課課長代理、金丸納税課長、中島市民税課長、石井(勇)資産税課長、渡辺行革推進担当担当部長、穂坂会計課長、熊谷生涯学習課長、永塚選挙管理委員会事務局長、青山選挙管理委員会事務局次長、大井監査委員事務局長、小山(敏)監査委員事務局次長、植手農業委員会事務局長、菅原消防長、山本消防本部次長、山崎鎌倉消防署長、代田大船消防署長、高橋(卓)消防本部総務課長、畑警防課長、松野指令課長、平井予防課長
〇議会事務局出席者
石井局長、原田調査担当担当係長、磯野担当書記
〇本日審査した案件
1 議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算(第50款消防費)
2 議案第77号長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定について
3 議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算(第5款議会費、第10款総務費・第5項総務管理費のうち、生涯学習推進担当所管部分を除く5目一般管理費から20目財産管理費)4 報告事項
(1)職員の勤務時間について
5 議案第74号平成17年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算
6 議案第78号鎌倉市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について
7 報告事項
(1)電子申請・届出システムの導入について
8 議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算(第10款総務費・第5項総務管理費のうち、生涯学習推進担当所管部分及び世界遺産登録推進担当所管部分、並びに35目支所費及び57目市民活動推進費を除く23目環境自治体推進費から60目諸費)
9 議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算(第10款総務費・第5項総務管理費のうち、生涯学習推進担当所管部分及び世界遺産登録推進担当所管部分、並びに第55款教育費・第20項社会教育費のうち、世界遺産登録推進担当所管部分)
10 議案第81号鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
11 議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算(第10款総務費・第10項徴税費・第15項戸籍住民基本台帳費のうち、10目住居表示整備費・第20項選挙費から第30項監査委員費、第30款農林水産業費のうち、5目農業委員会費、第60款公債費、第65款諸支出金、第70款予備費)
12 継続審査案件について
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○小田嶋 委員長  おはようございます。ただいまより総務常任委員会を開会いたします。
 会議録書名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。古屋嘉廣委員にお願いいたします。
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○小田嶋 委員長  次に、審査日程の確認です。お手元に配付いたしました日程のとおりでございます。
 日程、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
    ───────────────────────────────────────
 
○小田嶋 委員長  次に、報道機関の取材及び傍聴の申し出について、事務局から報告をお願いします。
 
○事務局  全日程につきまして、傍聴を希望される方が3名いらっしゃいます。取り扱いにつきまして、協議・確認をお願いいたします。また、報道機関の取材はございません。
 
○小田嶋 委員長  ただいま報告ありましたように、傍聴3名が全日程であるということで確認いたしますが、よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 はい、傍聴を確認いたしました。
 暫時休憩します。
               (10時01分休憩   10時02分再開)
 
○小田嶋 委員長  再開いたします。
    ───────── 〇 ───────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  日程第1「議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算」(第50款消防費)、原局から説明を受けます。
 
○消防本部総務課長  議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算のうち、50款消防費の内容について御説明いたします。
 平成17年度鎌倉市一般会計予算に関する説明書の108ページ、109ページを、平成17年度鎌倉市一般会計予算事項別明細書の内容説明の149ページ、150ページをお開きください。
 50款5項消防費、5目常備消防費は、23億1,657万4,000円で、消防一般の経費は、神奈川県消防学校等各種研修旅費、光熱水費、職員の貸与被服費、各種会議や研修に伴う負担金など運営事業費、鎌倉市消防職員消友会への委託料などの福利厚生事業費、消防職員213名分の給料などの職員給与費、消防出初式挙行に係る参加団体報償金などの行事開催費、消防本部ほか7署所の庁舎維持管理に係る維持修繕料及び委託料など施設維持管理費を計上いたしました。
 予算事項別明細書の151ページに入りまして、警防対策の経費は、配備車両等の修繕料のほか、各種委託料及び救助資機材等の備品購入費など、警防活動事業費を計上いたしました。救急対策の経費は、救急救命士養成研修のほか、各種救急研修に対する旅費及びメディカルコントロール協議会負担金など、救急活動事業費を計上いたしました。
 予算事項別明細書の152ページに入りまして、指令業務の経費は、緊急情報システム及び消防テレフォンサービス無料化にかかわる電信料、指令システムコンピューター等のリース料及び保守点検委託料、並びに鎌倉エフエムへ緊急割り込み放送に対する負担金などを計上いたしました。予防対策の経費は、火災予防活動に係る消耗品費、火災原因調査時に記録する写真の現像印刷費、火災調査等専科教育研修に対する旅費及び負担金などを計上いたしました。
 続きまして、10目非常備消防費について御説明いたします。一般会計予算に関する説明書の108ページから111ページまでを、予算事項別明細書の154ページ、155ページを御参照ください。
 10目非常備消防費は8,917万7,000円で、消防団の経費として、消防団員の年額報酬、消防団員等公務災害共済基金などの共済費、団員の貸与被服費、退職報償金負担金などの運営事業費、年末年始火災特別警備等に対する報償費、災害出場等の費用弁償及び無線機整備などの消防団活動事業費、鎌倉市消防団員互助会への委託料などの福利厚生事業費、本団・分団に対する維持費交付金の助成事業費を計上いたしました。
 続きまして、15目消防施設費について御説明いたします。一般会計予算に関する説明書の110ページ、111ページを、予算事項別明細書の156ページ、157ページを御参照ください。
 15目消防施設費は1億619万8,000円で、消防施設の経費は、消火栓路面焼付塗装委託料のほか、消火栓2,753基の維持管理及び新設消火栓1基分の消火栓管理事業費、今泉消防出張所新築工事設計業務委託料、消防団第26分団器具置場新築工事に要する消防施設整備事業費、高規格救急自動車及び消防団小型動力ポンプ付積載車等の車両購入事業費を計上いたしました。以上、50款消防費は、25億1,194万9,000円であります。
 以上で説明を終わります。
 
○小田嶋 委員長  ただいまの説明に御質疑ございますか。
 
○森川 副委員長  簡単に。済みません、事項別明細書の156ページにあります、消火栓の維持管理補償料というのがあるんですけれども、この消火栓からの点検ですね。これはどの程度の回数、年に何回とかいうふうにやっていらっしゃるのか、ちょっとそこだけ聞きたいんですけど。
 
○警防課長  消火栓につきましては、巡回しまして、消火栓の使用可能な状態に維持するということをいつも点検のために、毎月1回両署で実施しております。
 
○森川 副委員長  場所によるんですけれども、例えば分譲地などの高台などだと、消火栓からなかなかすぐに水が出ないというような事態も実際にはありますね。あれというのは、どうにもならないんですかね。
 私は七里ガ浜のシーサイド二丁目に住んでいるんですけど、一度火事があったときに、消火栓から何か余り水が出なくて、消火のときに普通は水ってぱーっと出ると思ったら、ぱーってこれは全焼するなと思ったら、やっぱり全焼しちゃったんですけど。ああいう水圧というのは、やっぱり改善のしようというのはなかなかないんですか。
 
○警防課長  消火栓につきましては、管網になっておりますんで、管網になっている場合には水圧が十分維持できるんですけども、消火栓によっては端末になってしまう消火栓もありますんで、その管網の状態でちょっと水圧が十分とれない場合の消火栓も中にはあると思います。
 
○森川 副委員長  実際、その火事のときに近くの公園に、要するに地下消火用水があったんですけれども、なかなか消防隊員の方がすぐそれに気づかずにすごく下の、100メーターぐらい下の消火栓からわざわざホース引っ張ってって水をとってたんですよ。で、後で気がついて、近くにあるよという話になったんですけれども。その消防隊員の方が、どこに消火栓があって、どこに防火用水があるかということの把握というのは、十分されているんでしょうか。
 
○警防課長  先ほども答弁させていただきましたけども、消火栓の点検だけではなくて、消火栓とか防火水槽の位置確認ということも兼ねて、月に1回実施しております。
 
○森川 副委員長  わかりました。じゃあ、そのときはちょっとたまたまということなんですかね。わかりました。
 じゃあ、済みません、もう一つ聞きたいんですけれども、この間の台風のときもそうだったんですけれども、22号のときに情報提供が十分ではなかったということで、23号のときには防災パトロール車も出て放送で、例えば今どこが通行どめになっていますよみたいな、多分流していたと思うんですけれども。今、この117ページの資料を見ますと、防災パトロール車というのは1台しかないんですけれども、いざというときに情報を流すのに、パトロール車以外に、要するに拡声器をつけた車というのは、ほかにもあるんですか。
 
○警防課長  委員さん御指摘のとおり、防災パトロール車1台ございますけども、消防車にもすべて拡声器がついておりますんで、消防車を活用して広報活動もできるようになっております。
 
○森川 副委員長  合計でどのぐらいあるんですか、台数としては。
 
○警防課長  消防車以外につきましては、30台保有しております。
 
○森川 副委員長  じゃあ、結構です。
 
○古屋 委員  森川委員の質問にちょっと関連するんですけれども、消火栓の位置の把握なんですけどね。いわゆる地図情報システムで、多分本部では消火栓の位置というのは、地図上にプロットしてあると思うんですね。それの情報というのは、消防車のナビゲーションシステムに今、入るような形になっているのかどうかね。その辺については、いかがですか。
 
○警防課長  委員さん御指摘のとおり、ナビゲーションシステムを消防車に積載しておりますのは、救急車だけなんです。ですから、火災で指令書というものが出ますんで、その指令書の裏側にその災害現場の地図情報が掲載されて、それを持って出場するようになっております。
 
○古屋 委員  じゃあ、その裏側には消火栓の位置とか何か、消防活動に必要な基本的な情報が、どこか地図でプロットされているんでしょうか。
 
○警防課長  その辺の情報については、すべて網羅されております。
 
○古屋 委員  そうすると、先ほど言った、原則的には森川副委員長の言ったような、消火栓が近くにあるのに、かなり遠いところの消火栓を使うとかっていうのは、原則的にはないわけですよね。
 
○山本 消防本部次長  ただいま御指摘の件でございますけれども、地図情報に消火栓ですか、全部載っております。ただし、先ほど警防課長が答弁しましたとおり、管網になっていればよろしいんですが、管網でない場合には、先にとると、その後消防隊がとりますと、水圧が落ちて、先のとった消火栓がつぶれてしまうということがあります。そこで、間をとって、必ずしも近所の消火栓に全部つくと、全体が消防隊の放水量が足らなくなると、有効な放水できません。ですから、それぞれ散らばった形でとるようにして、これを包囲体形というふうに私ども言っておるんですけれども、その辺も視野に入れた水位の選定を行っております。
 
○古屋 委員  わかりました。
 次にですね、庁舎の清掃管理業務委託についてお尋ねしたいんですけれども、現在ですと、8カ所で約3,400万という費用がかかっていますけれども、恐らく数年前に、職員でできるものは職員でしましょうということで、大幅に削減されたと思うんですけれども。ちょっと以前のデータを持ってないんですけれども、庁舎の清掃管理業務委託を見直す前と見直した後で、どの程度の管理費の差が出たのか、ちょっとその辺お伺いしたいと思います。
 
○消防本部総務課長  ただいまの御質問なんですけれども、庁舎の清掃管理業務委託、こちらの方をですね、職員ができる範囲でやっていこうということで、今回819万ほど削減をしたということになります。
 
○古屋 委員  具体的には、削減前と削減後ではどういう清掃を職員が担当したんでしょうか。それとあと、委託している業務というのは、具体的にはどういうものなんでしょうか。
 
○消防本部総務課長  実際に、今までの清掃委託は、事務所内すべて清掃をしていただいたところですが、そちらを削減するということで、今回は共有部分、トイレの部分のみ清掃を行っていただくというふうな形をとっております。
 
○古屋 委員  基本的にはトイレのみというお話ですけども、さらに、恐らく私が思うには、1月か2月に1回ぐらいは、やはり職員さんが清掃することではできない部分ですね。例えば床が相当汚れてくれば、定期的に何カ月に1回は専門業者が入ってクリーニングしないと、清潔感を保てないと思うんですね。だから、トイレだけじゃないと思うんですが、その辺はどうなんですか。
 
○消防本部総務課長  申しわけありません。御指摘のとおりです。日常の清掃業務はそういった形で、それで定期的にというのはそれです。で、3カ月に一遍、ワックスがけというふうな形は従前どおりやっていくという形で、この金額になりました。
 
○古屋 委員  はい、結構です。
 
○白倉 委員  2点についてお伺いしたいと思います。非常備消防費の中で確認しておきたいんですが、消防分団の出動手当はどうなっているのか。前、説明あったもしれませんけれども、どうなっているのかお伺いしたいのと、昨年の台風のときに、徹夜で出動してやっておりますけれども、そういったものに対する報酬というんですか、そういうものはどういうふうなやり方でやっているのか。予算書を見ますと、特にそれに該当するような項目はないんですけれども、どういう項目から、もし出すとすればそういうようなものを出しているのか、一応御説明をお願いいたします。
 
○消防本部総務課長  ただいまの御質問なんですけれども、一応費用弁償という形から支出させていただいております。それで区分といたしましては、3時間未満の出動と3時間以上の出動というふうな形で分けておりまして、訓練と災害時という形で金額を変えております。今回、台風等の警備をした場合、災害というふうな形になります。3時間未満の場合は2,800円、1回につきですが。それで、3時間以上の場合は、災害の場合は5,200円というふうな形で支出させていただいてます。ですので、今回については、3時間以上の対応をしていただいておりますので、職員1人当たり1回5,200円支給させていただいております。
 
○白倉 委員  具体的な金額まで聞いて、よく理解できました。この件は、じゃあ、それで結構です。
 もう1点ですが、今泉消防出張所新築工事設計業務委託。これについては、代表質問の中でも御答弁いただいて、取り組みのあり方はわかっているんですけれども、今泉の用地がまだ、場所は説明でありましたけれども、整備されていない。土地が整備されていない状態なんですけれども、これは消防本部の方の予算で整備するようになるのか、その辺ちょっと参考までに伺わせていただきたいと思います。
 
○消防本部総務課長  御指摘のとおり、現在ですね、市営住宅の跡地、C地区用地なんですけれども、現在、公益公共用地という場所があります。そちらの方を昨今、土地利用協議会の方に諮らせていただきまして、了承をいただいたところでございます。ですので、関係機関と十分協議をした上で、整備を行っていきたいというふうに考えております。
 
○白倉 委員  協議ということは、今年度は設計はやるけれども、用地整備はこれから検討するから、いつやるかわからないという状態ですか。
 
○消防本部総務課長  消防といたしましては、希望はございますけれども、やはり関係機関と十分協議をして行っていきたいというふうに考えております。
 
○白倉 委員  はい、わかりました。
 それでは、伺った話なんですけれども、今泉消防分署設置のために、本部の中で自主的なプロジェクトまで組んで、今泉地域の現状、消防出張所がいかに必要かという検討までしていただいたようですが、地元としては非常にありがたいことだと思ってます。ぜひ、次期の実施計画の中で、早期に取り組んでくれるよう改めて要望しまして、質問を終わります。
 
○古屋 委員  済みません、ちょっと一つだけ確認忘れたんですけどね。先ほどの庁舎清掃管理業務委託についてですけども、委託業者の選定につきましては大分、以前は随契でやっていたんですけども、議会からの指摘があって、入札制度にしたらどうかということで、現状はどうなっているかということと、それから、もし入札に切りかえたりしたときに、随契と比べてどの程度業務委託の費用が削減されたかと。これは具体的な数字がはっきりしなければ、パーセンテージでもいいですけども、それについての現状をちょっとお知らせいただきたいと思います。
 
○消防本部総務課長  その件につきまして、平成14年7月から競争入札にしております。御指摘のとおり、その以前は随意契約というふうな形をとっております。平成14年から一度競争入札をし、その後、2年間は随意契約でとなりますので、この17年7月から、または競争入札をして行っていくというふうな形をとっております。その時点のですね、削減どのくらいあったのかというのは、6%ぐらいの減が見込まれたというふうに判断しています。
 
○清水 委員  特別委員会もありますんで、私は余りこういう総務委員会で発言しないんですけど。
 その前に、ちょっと今泉消防の出張所の問題の、今度委託料が入っておりますので、それに関連してちょっと確認をしておきたいと思うんですけれども。
 本会議でも消防長から答弁された、特に全市的に見て、今泉台が極端に非常の場合に時間をとるということで、この出張所がほしいんだと。私はもう全くそのとおりで、大賛成なんですね。で、これは最近になったことじゃなくて、もう20年以上前からなんですよ。その解決策として、ほかにもいろいろあるんですけれども、当時、もう20年以上前だと思うんですけれども、3年間ぐらいで五、六千万円ぐらいの予算を、1,500から2,000万ぐらいですね、3回組みまして、全面的なこの調査をやっているんですね、今泉の交通問題。
 どうしてもやはり、今泉台から高野に抜ける新道を建設する以外ないというのが結論で、2本のコースが決められてるんですね。決定しているんですよ。当時、最初のころは、今泉台から一部反対がありまして、3町内会、岩瀬、今泉、今泉台は、役員会議ではもう全部必要だということになってやってたんですけれども、今泉台の一部に反対がありまして、すっきりしていなかった面があるんですね。当時、私は大船の消防署長に連絡をとりまして、町内会の役員とも相談して、一度、その交通問題もさることながら、緊急の場合ですね。火事だとか、緊急の救急医療問題ですね。そういう場合に、今泉台というのは非常に極端に、10数分かかって深刻なんだという説明を消防署長からやってもらえないかと言うと、もう大賛成ですと言って、ある日その後やったんですね。特に反対している一部地域は決まっておりましたから、そういう人たちに集まってもらってやっているんですよ。
 そこで、消防長から細かく話がありましてね。全市的な角度から見て、今泉台がいかにひどいかと。この間、消防長が言ったようなことと同じことですよ。そういう話がありましてね。で、この新道ができれば、この問題は一気に解決しますと。岩瀬、今泉のバス道路の問題も解決しますというようなことで、住民も賛成しまして、3町内会完全に一致して要求もしてきたわけですよ。
 ところが、御存じのように高野住宅の方が反対がありましてね、非常に、30何億だかかかるというんでね、トンネルつくるのに。そういうふうなこともありまして、正直なところ、今、棚上げになっている状態ですよ。依然として高野台反対なんです。
 そういう中で、私は、やはり現状をこれ以上放置することはできないということで、今度の今泉の出張所になったと。たまたま、市営住宅跡地の一部を使ってね。これはもう強い要求でありますからね。だから、私はここでちょっと確認しておきたいのは、新道ができていれば、こういう出張所は要らないんだと。だけど、それがもう棚に上がったみたいな状態にありますので、なかなかこう早急につくるというのは無理だと。これ以上、やっぱり今の状態を保持するわけにはいかないと。
 この間の説明では、私聞いた話では、8分以内だと言っているのが十三、四分もかかると。これはもう昔と全く同じなんですよ。そういうのをこれ以上放置できないと。特に高野台の場合は、高齢化が全地区でトップだというんでしょう。それほど高齢化が進んでおりまして、緊急車の、車が非常に多くなってきているというようなことから考えて、なおさらだと思うんです。10秒、20秒を争うというんだけれども、救急車の場合も10秒、20秒争うというようなことも言われているんで、私は今度、今泉出張所ができるのは大賛成なんですけれども。私はそういうことで、さっき言ったようなことが新道ができないというふうなことから、今泉の出張所の建設にとりかかったというふうに理解しておりますけれども、この解釈、理解は、そうだろうと思うんですけれども、ちょっと確認しておきたいんです。
 
○消防本部総務課長  ただいま、委員さんからの御質問のとおりです。都市整備型という形で本来、消防も考えておりました。しかし、近年、地震等がいつ起きるかわからないという状況の中で、ますます高齢化が進む、また、かつ消防車等が災害現場到着に最も時間を要する地域となれば、今泉台の地域の住民の方の不安は募るばかりでございます。消防といたしましても、あらゆる努力を行って、これに早急に対応していかなければならないというふうな決定をいたしまして、今回の今泉出張所というふうな計画を立てさせていただいたわけでございます。ですので、おっしゃるとおりでございます。
 
○清水 委員  それでいいんですけれども、阪神淡路の大震災と今度の新潟の地震なんかから考えても、なおさらなんですけれども、新道をつくるということは、現状から考えてみまして、例えば高野台なんか、小坂小学校の手前で陸橋も行ってますよね。あれが地震でおかしくなったら、もう完全に陸の孤島なんですよ。
 それから、今泉の三丁目ぐらいで15年ぐらい前ですけど、火事があったんですよ。1軒が全壊しているんですよ。全焼しましたけれども、1時間ぐらい交通どめになったんですね。ところが、1時間後にはもう交通が自由にできたんですよ。ところが、明月谷の方へおりる車、明月谷のところから上がってくる車、それが解決するのに3時間かかる。両方からこう、詰めてきちゃう。
 今でも言われていますけれども、今泉台もバス道路沿線で岩瀬から今泉、あの沿線で地震か何かで交通どめなんかきたら、今泉台も陸の孤島になるというようなことで、確かに今、先ほど言いましたように、陸の孤島に現状が両方ともなっているわけですけれども、今、金の問題、高野台のいろんな問題からちょっと棚上げされているようですけれども、私は鎌倉市としては、絶対解決しなけりゃいけない問題であるということもここで強調しておきまして、これで終わります。
 
○小田嶋 委員長  ほかに御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 では、質疑を打ち切ります。
 予算等審査特別委員会への送付意見の有無を確認いたしますが、意見ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 送付意見なしということで確認いたしました。
 職員の入れかえのため、暫時休憩いたします。
               (10時30分休憩   10時32分再開)
 
○小田嶋 委員長  では、再開いたします。
    ───────── 〇 ───────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  日程第2「議案第77号長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定について」原局から説明を受けます。
 
○契約検査課長  議案第77号長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定について、その内容を説明いたします。
 現行の地方自治法では、電気・ガス・水道の供給もしくは電気通信役務の提供を受ける契約または不動産を借りる契約については、債務負担行為を設定することなく、長期継続契約ができることとしています。
 これが平成16年11月の地方自治法の一部改正により、その対象範囲が拡大され、物品を借り入れまたは役務の提供を受ける契約で、その性質上、翌年度以降にわたり契約を締結しなければ事務の取り扱いに支障を及ぼすようなもののうち、条例で定めるものについては、長期継続契約を締結することが可能となりました。このため、法の改正の趣旨を受け、対象となる契約について条例を制定しようとするものです。
 具体的には、一つに事務用機器の賃貸借、いわゆるリース契約と、それに伴うリースの保守契約。二つに庁舎その他の市の施設の管理業務契約。三つに機器の設置を伴う施設の警備業務、いわゆるアラーム契約を条例による対象とし、その契約期間は原則として5年以内で、平成17年4月1日から施行しようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○小田嶋 委員長  ただいまの説明に御質疑ございますか。
 
○古屋 委員  この条例の改正というのは、いわゆる前から私どもが指摘してきた単年度契約の弊害というものを取り除いて、長期的に見て効率ある行政運営をしていこうと。それから、やっぱりそういうことによって、トータル的にもコストが下がってくるんじゃないかと。
 それから、逆の立場で言うと、請け負う側からすれば、単年度で次がどうなるかわからないとなると、設備投資その他について十分なことができないんで、不十分な条件の中で業務委託を受けて、そうすると、結局サービスが低下するという、そういう弊害を相互に取り除いていこうと。こういうことで、このいわゆる今回の条例が提案されたというふうに理解をしておりますけども、そういう理解でよろしいんですね。
 
○契約検査課長  委員御指摘のとおり、これまでとかく単年度の契約で進めてまいりました。例えば例を挙げますと、リース契約等につきましても、またあるいは庁舎の管理契約にいたしましても、請け負う方にとってみても、次年度以降の約束が法令上約束されていない。これは、こういった長期継続契約というようなことで保証されてまいりますと、当然、初めは入札でいくことが前提となっておりますので、この条例案では一応契約期間を原則として5年としておりますけれども、そういった意味では、5年にわたる長期継続契約が担保される意味では、積極的な入札という意欲がわいてきて、それが質の向上と価格の低下にもつながってくると。そういったことも期待されているというふうに考えております。
 
○古屋 委員  一応、そういう5年以内の契約ですけれども、予算そのものは地方自治法で単年度で処理をしていくと。そして、その契約期間内に、例えば条件が変わった場合とかいろいろあると思うんですけれども、基本的には条件が変わらなければ、その期間内の契約の中で委託業務に支払う費用が増大するという、そういうことはないという前提での、期間内の継続契約というふうに理解してよろしいですか。
 
○契約検査課長  まさに委員おっしゃるとおり、仮に5年間の長期継続契約を結ぶ場合には、5年間の総額に応じてどの程度の見積もりをするかということが前提となってまいりまして、それで各5年、年額を定めて、それで契約をするという、そういった順序で進めてまいります。
 
○伊藤 委員  これはリース契約とか、それから庁舎の管理業務委託ですね。それから警備業務とありますけど、そのほかにどんなものがありますか。
 
○契約検査課長  一応、この条例案では、ただいまお話のありました3点を提案させていただいておりますけども、ほかに公用車のリースですとか、そういったことも他の市では考えているようでございます。ただ、私ども、この条例案を御提案するに至りましては、一応自治省の行政局長からのこの法改正の趣旨の解釈がございまして、その中ではやはり、ここで3点挙げておりますような事務機器のリース、あるいは庁舎管理等の業務委託契約、警備契約、そういった通常数年にわたって契約を締結することが一般的であって、かつ、4月1日にその役務の適用を受けていかなきゃならないようなもの、そういったものを条例として定めなさいということを、そういった趣旨を受けて、この3点で御提案している次第です。
 
○伊藤 委員  結構です。
 
○福岡 委員  リース、保守業務、警備、基本的に5年以内ですけど、具体的に、例えば5年程度のめどのものは何なのか。それから、もう少し2年とか3年の、どういうものが該当するのか。それを具体的にちょっと教えてください。
 
○契約検査課長  これまでも通常リース契約は、そのリースの金額にも大きくかかわってくるケースがございますけれども、通常、私ども市役所でやっているリース契約については、5年間を展望したリース契約を単年度で結んでいるケースが多うございます。
 あと、施設に関しましても、3年、あるいは5年を展望して施設管理業務委託契約を結ぶことが非常に多うございますので、一応基本的にはここでは5年以内としております。
 ただ、アラーム契約、いわゆる機械警備の場合には、若干新設、新しく建築物を建設いたしまして、そこにつけていくような建築工事を伴って、アラーム契約をそこに設置するような場合には、若干5年よりも長い期間の契約をする場合もあるかもしれないということで、ただし書きを付しておりますけれども、それ以外に原則として施設に関しましても、リースに関しても5年以内で考えております。
 
○小田嶋 委員長  福岡委員、よろしいですか。
 
○福岡 委員  はい。
 
○小田嶋 委員長  ほかに御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 質疑を終わります。
 御意見はございますか。
                  (「なし」の声あり)
 意見なしと。
 では、採決を行います。
 議案第77号長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定について、原案可決の方の挙手をお願いいたします。
                (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、原案可決と確認いたしました。
    ───────── 〇 ───────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  次に、日程第3「議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算(第5款議会費、第10款総務費・第5項総務管理費のうち、生涯学習推進担当所管部分を除く5目一般管理費から20目財産管理費)」までを、原局から説明を受けます。
 
○瀧澤 総務部次長  議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算の内容について説明いたします。
 まず、議会費の予算内容につきましては、平成17年度鎌倉市一般会計予算に関する説明書の38ページを、平成17年度鎌倉市一般会計予算事項別明細書の内容説明の5ページから6ページを御参照ください。
 5款5項5目議会費は4億2,768万円で、議会運営の経費は、議員の調査・研究に要する政務調査費、議員28名の報酬、議会事務局職員13名の給料などの人件費、議会だより等の印刷、会議録の作成に要する経費などを計上いたしました。
 続きまして、10款総務費、5項総務管理費のうち、生涯学習推進担当所管分を除きます5目一般管理費から20目財産管理費までの予算内容について説明いたします。
 予算説明書の40ページを、内容説明につきましては7ページから10ページを御参照ください。
 10款総務費、5項総務管理費、5目一般管理費は、29億7,200万9,000円で、まず秘書事務の経費は、全国市長会への負担金と交際費、市政功労者表彰事業、頌徳会総会の実施委託料などを計上しました。給与一般の経費は、特別職4名と企画部、税3課を除く総務部、市民活動課、人権・男女共同参画課、4支所、世界遺産登録推進担当、危機管理担当、行革推進担当、並びに安全・安心まちづくり推進担当及び会計課職員180名の人件費、普通旅費、臨時的任用職員の賃金、そして非常勤職員報酬などを計上しております。人事一般の経費は、人事給与管理システム保守業務委託料と機器借料、職員採用試験手数料などを。
 職員研修の経費は、研修講師謝礼、各種研修会への出席者負担金及び研修旅費などを計上。
 職員厚生の経費は、災害補償費、職員福利厚生事業委託及び職員の健康診断等に要する経費を計上しました。契約の経費は、業者管理や電子入札など、契約事務に要するシステム経費並びに電子入札共同運営事業負担金などを。工事検査の経費は、検査事務に要する経費などを計上しました。
 内容説明11ページから14ページを御参照ください。10目文書広報費は2億3,478万3,000円で、市民相談の経費は、法律・税務など各種市民相談の相談員謝礼などを。建築等紛争調整の経費は、建築等紛争相談員の報酬などを。広聴活動の経費は、市政モニター謝礼などを。広報活動の経費は、「広報かまくら」の製作・配布委託料、市政番組の放映・放送委託料などを。情報公開の経費は、情報公開審査会委員の報酬などを。個人情報保護の経費は、個人情報保護運営審議会委員の報酬などを。
 説明書42ページに移りまして、文書事務の経費は、郵便料、文書処理等業務委託料などを。市史編さんの経費は、古文書解読相談謝礼などを。法制事務の経費は、例規サポートシステム委託料、顧問弁護士に対する法律相談料などを計上しております。
 内容説明の15ページを御参照ください。15目財政会計管理費は1,986万3,000円で、財政一般の経費は、予算書の印刷など財政事務に要する経費を。会計管理の経費は、口座振替、郵便振替の取扱手数料などを計上しております。
 説明書16ページから19ページに移ります。20目財産管理費は14億1,513万4,000円で、財産管理一般の経費は、市有地の測量委託、公共公益施設整備基金への積立金など、財産管理に係る経費、庁舎総合管理等委託料、本庁舎耐震改修工事など、庁舎の管理に要する経費、自動車損害賠償責任保険料、車検整備等修繕料などの車両の管理に要する経費、公共用地先行取得事業特別会計への繰出金などを計上しております。
 説明書18ページ、文化・教養施設管理の経費は、生涯学習推進担当所管となりますので、その説明を省略します。
 以上で説明を終わります。
 
○小田嶋 委員長  ただいまの説明に御質疑ございますか。
 
○伊藤 委員  3点、4点ございますけれども、まず事項別明細書の9ページのところに、この人事一般の経費のところですが、いろんなところにこの管理システムの委託料が載っておりますけれども、たくさん私もチェックしましたけども、まず3月2日付の新聞に、会計検査院でさえこのシステム委託費の問題が出て、今まで随契でやっていたら2億4,000万円かかったのに、入札にしたらわずか730万円で落札したというものでですね。
 また、社会保険庁などでも、コンピューターシステムの随契が高額になっており、チェックができないでいますが、このチェックを民間に委託したところ、相当な額を払い過ぎていると判明したとありますが、市はシステム料のチェックをどうしているのか、ちょっとお尋ねいたします。
 
○職員課長  人事給与管理システムの保守業務委託料であるとか、あるいは管理システムの借料、これを計上させていただいておりますけれども、これらの、一つはシステムにつきましては、システムの検討会、いわゆる庁内のですね。そちらにシステム内容とかかけまして、システム内容を確認をした後、いわゆる契約の手続を行うという形で行ってございまして、それで伊藤委員さん御指摘のように、これはやはり、これからもできるだけ低価格な形で契約できるような形で、そういった方向でやはり検討していかなければいけないというふうには考えています。
 
○伊藤 委員  その検討会で確認しているということでしたけど、今、どういう答えといいますか、結果が出ているのかお聞かせください。
 
○職員課長  検討会はどちらかというと、システムの内容を検討している状況でございまして、その中でどういう効率的な運用システムをつくったらいいかと、そういうことの内容を検討してございます。
 
○伊藤 委員  じゃあ、このシステム料のチェックとかいうのには及んでないんですね。
 
○職員課長  システム料自体の金額のチェックについては、具体的、詳細な形での検討には、まだ及んでいない状況でございます。
 
○伊藤 委員  やっぱりこれは、こんなにいろいろ問題が大きく出ているくらいですから、鎌倉市に限らないとは思うんですけれども、大体、じゃあ、このいろいろございます、私、たくさんマーカーしましたけれども、次のページにまいりまして、電子入札システム業務委託、業務管理システム修正委託、いろいろございますが、全庁的に何年ぐらいこれがあるんですか。わかりませんか。
 
○瀧澤 総務部次長  大変申しわけございません。全体で庁舎の個別システムを含めて、その件数は今、手元には把握しておりません。
 
○伊藤 委員  じゃあ、後で結構ですから、ちょっとそれを……。
 
○小田嶋 委員長  契約課の方からわかりますか。
 
○契約検査課長  15年度ベースでカウントしておりますけれども、大きなシステムと小さなものも含めておりますので、そのトータルの数字ですと210件、そういったものを、いわゆるこれはリースになっておりますけれども、そういったことで、システム料として執行しております。
 
○伊藤 委員  じゃあ、時間はかかるかもしれませんけれど、210件は、やはりこれをチェックする必要があると思いますから、チェックしていただきたいことをこの点は要望しておきます。システム料の費用の。
 
○契約検査課長  ただいまの委員さんの御意見でございますけれども、今、申し上げました件数は、システム以外のものも入っておりますので、純粋にこういった給与システムのようなシステムの件数ではないということを、まずお断り申し上げます。ちょっと今、金額の精査でございますけれども、500万円以上の委託をしていく、例えばシステムの委託料にしましても、それにつきましては、基本的には契約検査課の立場といたしましては、すべて入札で執行していくことを前提にしております。
 先ほど御審議いただきました長期継続契約の場合に、今回該当しておりませんけれども、今後そういったことも踏まえていく中で、随意契約で翌年度以降が執行されてまいりますので、その場合には、契約検査課とその随意契約の是非についての協議もするようにということで、16年度からそういった整備をスタートしています。そういった制度、緒についたばかりでございますので、今後そのような新聞記事も踏まえまして、次年度以降も随意契約する場合には、その契約の金額の妥当性というものをいろいろな意味で検証するように、そういったようなことを打ち合わせをしていきながら協議を進めていきたいというふうに思っております。
 
○伊藤 委員  御答弁のとおりだと思います。後で結構ですから、まざってても結構ですから、大体どのぐらいの件数があって、それに対する費用というものの資料をいただきたいと思いますから、お願いいたします。
 それから、もう一ついいですか。8ページの給与一般の経費のところの職員給与費のところですけれども、事務吏員ですね、141人に今年度なっております。それから、技術吏員も22人のが20名に、こちらは減っているんですけれども、事務吏員の方が136名、これ職員の削減で早目に達成されたとのことですけども、第2段階の削減計画ではどういうふうに考えているのか、伺わせてください。
 
○行政課長兼行革推進担当担当課長  第2次適正化計画については、市長の代表質問で御答弁申し上げましたとおり、今年度中に策定をしてまいりたいということで、今、行革市民会議の委員さん、あるいは行政評価アドバイザーの意見を聞きながら、あるいは基本計画の方の推移を見守りながら、策定をしていきたいというふうになっております。
 
○伊藤 委員  では伺いますけれども、平成15年度、16年度、17年度3月退職金の最高額はどのぐらいだったんですか。
 
○職員課長  まず17年度の、予算ベースでございますけれども、こちらにつきましては、当初予算で計上しておりますのが、定年退職と普通退職等でございまして、確定しているのが定年退職ということで、その中の最高の額でいくと、そうですね、3,080万ぐらいが一番最高になろうかと思います。それから、15年度が3,300万ということでございます。
 
○伊藤 委員  ごめんなさい。しっかり聞いていないんで、申しわけない。15年度は3,030万ですか。
 
○職員課長  3,300万で、細かく言うと3,317万でございます。
 
○伊藤 委員  16年度をもう一回お願いします。
 
○職員課長  ごめんなさい、16年度でございますね。
 
○伊藤 委員  15、16、17と伺いたいんですが。17年はさっき、3,080万ですね。
 
○職員課長  17年度は先ほど申しましたように3,080万円、それから15年度が3,317万、16年度が……、ちょっとお待ちいただけますか。16年度が最高額3,150万でございます。
 
○伊藤 委員  これは、すべて定年退職の最高額ですね。
 
○職員課長  勧奨退職の場合もございます。
 
○伊藤 委員  それで、退職者の人数にもよりますけれども、大体15、16年度の削減されないときもあったかもしれません、人数によりましてね。それの資料がわかれば教えていただきたい。
 
○職員課長  申しわけありません。総合計で申し上げてよろしいですか。15年度から申し上げますと、15年度が16億7,900万、合計73名でございます。それから16年度が、55名で12億6,900万、それから17年度は、これは定年分だけで予算計上していますので、48名で11億5,100万円、これを計上させていただいております。
 
○伊藤 委員  ありがとうございました。済みません、もう一、二点伺わせていただきたいんですけれども、事項別明細書の11ページの市民相談員の経費ってあるんですけれども、16年度は相談事業として1,100万ですか、計上されていますが、ほかにあるのかわからないんですけれども、ここの部分が全然ないんですけど、これはどこかにあるのか、それとも廃止したのか、その辺ちょっとお聞かせください。見落としていたら、恥ずかしいですけど。
 
○市政情報相談課長  市民相談の経費でございますけれども、市民相談の経費は、この事項別明細の11ページ、ここに書いてあります経費そのものが市民相談の経費です。それから、それ以外に、その下の建築紛争等調整の経費と、それから次のページ、12ページに情報公開の経費、それから13ページの個人情報の保護の経費、これを合わせて私ども市政情報相談課で扱っている予算でございます。
 
○伊藤 委員  そうですか、はい、わかりました。では、ここにあるのをプラスすれぱ、昨年度はここに相談事業となっているのに該当する数字が出てくるわけですね。
 
○市政情報相談課長  これを合算しますと、そういう経費になります。
 
○伊藤 委員  わかりました。それから、もう一つ済みません、伺いますけれども、事項別明細の14ページ、これは前年に私も質問いたしまして、この部分につきまして、この1年間これに対してどういう成果というんですか、どういう結果があったのか、ちょっとお知らせいただきたいと思います。市史編さんの経費につきまして、この事業ですか。
 
○行政課課長代理  行政課からお答えいたします。市史編さんの経費としましては、市史編さん事業として古文書解読相談謝礼と、それから神奈川県歴史資料取扱機関の連絡協議会負担金として計上させていただいております。古文書解読相談謝礼については、市民等の方から市史等の内容につきまして詳しく知りたいという御相談があったときに、法制担当の方ではすべてのその歴史的な解読ができませんので、中央図書館の協力を得まして、近代資料室の相談員の方に解読をお願いしております。近年3年間につきましては、実績はございません。
 それから、神奈川県歴史資料取扱機関連絡協議会につきましては、県内の市史編さんする執行機関の主だったところが参加しておりまして、年間を通しまして研究会とか研修会等を実施しておりまして、可能な限り出るようにしております。
 
○伊藤 委員  それでは、この相談に見える市民は1年間にどのぐらい、何人ぐらい見えるのですか。
 
○行政課課長代理  相談されるケースとしましては、直接図書館の方に来館される方と、電話あるいはファクス等で照会される方等がございます。件数は、直接図書館の方に相談される場合も、すぐ把握できない場合もありますが、大体4件ぐらい、多くても10件を超えることはないというふうに承知しております。
 
○小田嶋 委員長  ほかに御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 予算等審査特別委員会への送付意見の有無を確認いたしますが、送付意見ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 送付意見なしということで確認いたしました。
    ───────── 〇 ───────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  次に、日程第4報告事項(1)「職員の勤務時間について」原局から報告を受けます。
 
○職員課長  職員の勤務時間の割り振りにつきましては、鎌倉市役所職員の勤務時間及び休暇等に関する規則第2条において、午前8時30分から午後5時までとされていますが、この割り振りを午前8時30分から午後5時15分までに改めようとするものです。
 職員の勤務時間には、45分の休憩時間とおおむね4時間の連続する正規の勤務時間ごとに15分の休息時間を置くものと規定されております。この休憩時間及び休息時間については、従来、正午から午後1時までのいわゆる1時間の昼休みの時間の中に、45分の休憩時間と午前・午後の2回のそれぞれ15分の休息時間を置くものとして取り扱ってきたため、休憩時間と休息時間の15分が重複しておりました。
 このたび、この15分の重複を解消するため、職員の勤務時間を15分延長しまして、午前8時30分から午後5時15分までにしようとするもので、現在、職員団体等と、平成17年4月1日実施に向けて交渉中でございます。
 以上で報告を終わります。
 
○小田嶋 委員長  御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 では、ただいまの報告、了承でよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 了承ということで確認いたしました。
 職員の入れかえがございますので、暫時休憩します。
               (11時04分休憩   11時15分再開)
 
○小田嶋 委員長  では、再開いたします。
    ───────── 〇 ───────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  日程第5「議案第74号平成17年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算」、原局から説明を受けます。
 
○管財課長  議案第74号平成17年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算の内容について説明いたします。
 平成17年度鎌倉市特別会計予算に関する説明書は、113ページから122ページまで、平成17年度鎌倉市特別会計予算事項別明細書の内容説明は、232ページでございます。
 まず、歳出から説明いたします。鎌倉市特別会計予算に関する説明書の118ページ、119ページを御参照ください。
 10款5項公債費、5目元金は7億7,777万3,000円で、長期債償還の経費は元金の償還金を。10目利子は5,072万,7,000円で、長期債償還の経費は長期債の支払利子をそれぞれ計上いたしました。
 次に歳入でありますが、116ページ、117ページを御参照ください。3款財産収入、5項財産運用収入、5目財産貸付収入は3,452万7,000円で、深沢地域国鉄跡地周辺総合整備事業用地の貸地料を。5款繰入金、5項他会計繰入金、5目一般会計繰入金は7億9,390万円で、長期債償還の元金及び支払利子に充てるため、一般会計からの繰入金を。7款5項5目繰越金は7万3,000円で、前年度からの繰越金をそれぞれ計上いたしました。
 以上により、歳入歳出の合計は、それぞれ8億2,850万円となります。
 次に、地方債について御説明いたします。122ページを御参照ください。地方債は、平成16年度までの用地取得に係る事業費の財源として起債したもので、平成17年度末における現在高見込額は、25億8,753万3,000円となります。
 以上で説明を終わります。
 
○小田嶋 委員長  ただいまの説明に御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 なしということで、質疑を打ち切ります。
 ただいまの、予算等審査特別委員会への送付意見の有無を確認いたしますが、御意見ありますか。
                  (「なし」の声あり)
 送付意見なしということで確認いたしました。
 職員入れかえのため、暫時休憩します。
               (11時18分休憩   11時20分再開)
 
○小田嶋 委員長  では、再開いたします。
    ───────── 〇 ───────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  日程第6「議案第78号鎌倉市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について」原局から説明を受けます。
 
○行政課長兼行革推進担当担当課長  議案第78号鎌倉市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について、その内容を説明をいたします。
 第1条につきましては、職員の定義についての規定でありますが、文言の整理をしようとするものでありまして、「一般事務部局」と称していたものを「市長の事務部局」という名称に変更し、各部局の区分を執行機関名で統一をしようとするものであります。また、「非常勤の嘱託を除き、常勤の嘱託を含む」という文言を削除いたします。
 これは定数条例が常勤の職員について定めることとされており、常勤に近い勤務形態の非常勤嘱託員や常勤の嘱託員は、今後も想定していないことから、あえて明確にする必要がないため、削除するものであります。なお、この改正により、定数条例の対象となる職員に変更が生じるものではございません。
 次に、第2条につきましては、今回の主な改正内容であります市長の事務部局を初めとする各部局の定数の変更であります。条例で定める定数は、職員数の上限でありますが、職員数適正化計画を推進してきた結果、実員数との間に乖離が生じており、今後も第2次職員数適正化計画を策定し、さらに職員数の適正化を進める予定であることから、平成17年4月1日の予定職員数を定数として定めようとするもので、内訳につきましては、お手元の資料、鎌倉市職員定数条例改正資料記載のとおりであります。
 各部局の合計総数は、1,873人から1,557人に変更しようとするものであります。また、教育委員会の事務部局の内数として規定しておりました指導主事の定数につきましては、教育委員会事務局内での弾力的な職員の活用を図るため、これを削除しようとするものであります。なお、議会事務局や教育委員会事務局などの定数の改正につきましては、各執行機関の同意、あるいは了解をいただいておるところであります。
 第3条につきましては、文言の整理をしようとするものであります。施行期日は、平成17年4月1日としようとするものであります。
 以上で説明を終わります。
 
○小田嶋 委員長  ただいまの説明に御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 予算等審査特別委員会への送付意見はございますか。
                  (「なし」の声あり)
 送付意見なしということで確認いたしました。
    ───────── 〇 ───────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  次に、日程第7報告事項(1)「電子申請・届出システムの導入について」原局から報告をお願いします。
 
○情報推進課長  報告事項1、電子申請・届出システムの導入について御報告いたします。
 お手元の配付資料を御参照ください。
 近年、情報通信技術の飛躍的な発展に伴い、市民生活のさまざまな分野にインターネットが広く、急速に浸透してきており、本市においても、平成14年に電子自治体推進基本戦略を策定し、市民サービスの向上を図るため、インターネットを活用し、自宅や会社から行政手続を行える電子自治体の実現に向け、各種取り組みを進めてまいりました。
 しかしながら、こうした取り組みを進めていくには、財政的にも人的にも大きな投資が必要となることから、これら負担の軽減を図りつつ、市民サービスの向上、行政事務の効率化を図るため、神奈川県及び県内34市町村が協議会を設置し、共同してシステムの構築や運営を行うこととしたものでございます。
 電子申請・届出システムは、市民や事業者が、自宅や職場からインターネットを介して申請が行えるようにするもので、この協議会において、現在、開発を行っているところでございます。システムの利用に当たっては、まず、利用者に登録を行っていただいた上で、ID、パスワードを取得していただきます。これによりシステムにログインし、手続を選んで利用していただくことになります。職員は、インターネット経由で申請された情報を確認し、審査、処理することになります。市民の方は、御自分が行った申請の処理状況をインターネットで確認することができます。
 今後のスケジュールでございますが、平成16年度末でシステム開発を終え、本年7月の運用開始を目指し、4月からはテストを行っていくとともに、広報紙やホームページで市民の皆様にお知らせしていきたいと考えております、また、申請・届出を電子で行えるとするオンライン化の条例につきましては、6月議会に御提案させていただく予定でございます。
 当初、電子化を予定する手続は、住民票の写しの交付申請、印鑑登録証明書交付申請などでございますが、順次拡充していく予定でございます。なお、電子申請・届出システムを導入いたしましても、従来どおり、紙による申請も行えるものでございます。
 県及び市町村で共同利用することになる、システムの設備等は共同運営センターに置かれることになりますが、強固なセキュリティー対策を持ち、自然災害への対応策も施した民間のデータセンターを活用するものでございます。
 今後も市民の利便性の向上に向け、電子自治体を推進してまいりますが、個人情報の保護等、セキュリティー対策には十分配慮してまいります。
 以上で報告を終わります。
 
○小田嶋 委員長  ただいまの報告に御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 ただいまの報告、了承でよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 了承ということで確認いたしました。
    ───────── 〇 ───────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  次に、日程第8「議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算(第10款総務費・第5項総務管理費のうち、生涯学習推進担当所管部分及び世界遺産登録推進担当所管部分、並びに35目支所費及び57目市民活動推進費を除く23目環境自治体推進費から60目諸費)」までを、原局から説明を受けます。
 
○瀧澤 総務部次長  それでは、23目環境自治体推進費から予算の内容について説明いたします。予算説明書の44ページ、内容説明は20ページとなります。御参照ください。
 10款総務費、5項総務管理費、23目環境自治体推進費は1,642万2,000円で、環境政策の経費は、環境審議会委員報酬、ミックスペーパー等回収業務委託料などを。公害対策一般の経費は、地盤沈下、大気・河川等の各種環境調査、分析委託料などを計上いたしました。
 内容説明の22ページから24ページを御参照ください。25目企画費は1億534万2,000円で、企画総合計画の経費は、総合計画審議会委員報酬、次期基本計画策定支援業務委託料などを。都市政策の経費は、まちづくり審議会委員報酬などを。拠点整備の経費は、鎌倉駅西口周辺地区段階的整備計画策定業務委託料、深沢地区事業計画策定業務委託料などを。事務管理の経費は、鎌倉行革市民会議委員や行政評価アドバイザーの報償などを計上いたしました。
 内容説明の24ページの文化・教養施設の経費及び世界遺産条約登録の経費は、それぞれ生涯学習推進担当、世界遺産登録推進担当の所管となりますので、説明を省略します。
 内容説明の25ページを御参照ください。27目総合防災対策費は8,770万9,000円で、総合防災の経費は、(仮称)鎌倉市国民保護協議会委員報酬、災害対策用備蓄品の購入、防災行政無線設置業務委託料、自主防災組織活動育成費補助金などを計上しています。
 予算説明書の46ページになります。内容説明は、27ページから28ページに移ります。31目情報化推進費は4億3,976万9,000円で、情報化推進の経費は、地域医療センター維持管理費負担金など運営に係る経費、LAN運用保守の委託料及びOA用パソコンやLAN用機器の賃借料、WAN回線使用料など情報化推進事業の経費とプログラム策定業務委託料、ホストコンピューター借料など、情報処理事業の経費を計上いたしました。
 内容説明の29ページから31ページの35目支所費は、市民経済部所管となりますので、説明を省略します。
 内容説明32ページに入ります。40目公平委員会費は119万1,000円で、公平委員会の経費は、公平委員報酬など公平委員会の運営に要する経費を計上いたしました。
 説明書の48ページをお開きください。45目恩給及び退職年金費は752万3,000円で、扶助料の経費は、遺族扶助料7名分に要する経費を計上いたしました。
 内容説明の33ページから39ページの50目文化振興費、55目芸術館費、57目市民活動推進費はそれぞれ生涯学習推進担当及び市民経済部所管となりますので、説明を省略します。
 予算説明書50ページとなります。内容説明につきましては40ページを御参照ください。60目諸費は8,272万5,000円で、還付金・返還金の経費は、市税等過誤納還付金と国県支出金等返還金を計上しました。
 以上で説明を終わります。
 
○小田嶋 委員長  ただいまの説明に御質疑ございますか。
 
○森川 副委員長  済みません。総合防災の経費のところで聞きたいんですけれども、25ページのところの事項別説明書のところなんですけれども、今回、鎌倉市国民保護協議会委員報酬というのと、それから危機管理担当アドバイザー専門員報償費というのが入ってきますよね。これは、国民保護法に基づく避難計画を立てるのかなというふうに思うんですけれども、この危機管理担当アドバイザーというのは、どのような方を予定していらっしゃるんですか。何人ぐらい。
 
○総合防災課長兼危機管理担当担当課長  危機管理アドバイザーにつきましては、自然的、社会的災害に造詣の深い方、今のところ2名を予定をしております。
 業務の内容でございますが、各種訓練や避難計画の作成のアドバイス、実際の訓練のアドバイス、さらに職員研修などの講師を務めていただきたいと考えております。
 
○森川 副委員長  他市とか他県のそういうアドバイザーになっている方を見ると、割と元自衛官の方とか、そういう方が多いんですけれども、そういう方を想定していらっしゃるということですか。
 
○総合防災課長兼危機管理担当担当課長  アドバイザーにつきましては、現段階では白紙の状態でございます。
 
○森川 副委員長  わかりました。あと、防災行政無線を今回設置委託というのが入っているんですけれども、ことしは何カ所ぐらいを予定していらっしゃいますか。
 
○総合防災課長兼危機管理担当担当課長  平成17年度は10機の増設を予定しております。
 
○森川 副委員長  ことし10機なんですけれども、全部で何機ぐらい設置すると、大体聞こえないところが解消できるという予定なんでしょうか。
 
○総合防災課長兼危機管理担当担当課長  平成17年の2月に全町内会、自治会に聞き取り調査をお願いしてございます。現在、その集計作業中でございます。その集計内容を見ながら、全市内であと何機必要なのか、計画を組んでまいりたいと思っています。
 
○森川 副委員長  わかりました。じゃあ、とりあえずことしは10機ということですね。
 あと、災害対策用備蓄品、ここに飲料水とアルファ米は書いてあるんですけれども、ほかにどのようなものを予定していらっしゃるんでしょうか。
 
○総合防災課長兼危機管理担当担当課長  そのほかでございますが、組み立て式の簡易トイレ、それから毛布、簡易担架等でございます。
 
○古屋 委員  予算特別委員なんで、あんまりたくさん質問しない。1点だけちょっと、細かいことなんですけども。項目別の説明書の20ページの一つの例ですけれども、ここに環境自治体推進費の中に、カラーレーザープリンタ賃借料というのが入っているんですけれども、こういった、こういうプリンターだとかそういうものは、市全体、庁舎全体でどのぐらい必要かと。どのセクションがどれだけ使うからということで、使用効率も考えて、こんなところに予算を入れるんじゃなくて、全体管理の中でやっぱり管理していくべきものだと思うんですよね。だから、考え方だけちょっとお尋ねします。
 
○情報推進課長  このところはたまたまこういう形で出ておりますが、原則は私どもの情報推進の方で一番紙が多いのが財政系の支出の関係が多いものですから、ほとんど各課に財政を担当する職員がおりますので、そこに大体1台ということで置いてございます。
 それと、カラーについてはあんまり使わないというか、通常の決裁には使いませんので、環境を初めとした特殊な、カラーを使わなければいけないようなところだけに置いてございます。当初の予算づけのときの予算のつけ方の場合がありましたんで、たまたまこちらに入っておりますが、先ほど申し上げましたとおり、原則は私どもの方で全体の台数、それから契約等をしているというところが現状でございます。
 
○白倉 委員  代表質問でもちょっとお伺いしたので、関連するので1点だけ確認させていただきたいんですが。先ほど質問のありました総合防災の関係で、防災知識啓発用冊子、これの作成委託をされるわけですが、外国人向けというただし書きが入っていますが、外国人というのはどういう方、要するにどこの国の方を対象に、ということは何冊ぐらいを予定しているか伺いしたい。
 
○情報推進課長  外国人向け冊子につきましては、現在2,000部の作成を予定しております。作成部数については、市内の外国人登録者を対象に配付をしたいと考えております。内容的には、英語、中国語、あと朝鮮語といいますか、韓国語といいますか、ハングル文字、この3種類を一応予定をしてございます。
 
○白倉 委員  これは別々につくるんですか。それとも1冊の中に3カ国語を列記するのか。
 それからもう一つですね、今、居住者というお話ございましたけれども、観光客、短期の人は関係ないかもしれませんけれども、観光客もある程度対象にして、必要なところへ置く必要があると思うんですけれども、それはいかがでしょう。
 
○総合防災課長兼危機管理担当担当課長  内容的には3カ国語を1冊の冊子で配付をしたいと考えております。観光客向けにつきましては、現段階では想定をしておりませんが、今後検討してまいりたいと考えております。
 
○小田嶋 委員長  ほかに御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 予算等審査特別委員会への送付意見の有無を確認いたします。
 送付意見ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 送付意見なしということで確認いたします。
 職員入れかえのため、暫時休憩します。
               (11時38分休憩   13時10分再開)
 
○小田嶋 委員長  それでは休憩前に引き続き、委員会を行います。
    ───────── 〇 ───────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  日程第9「議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算(第10款総務費・第5項総務管理費のうち、生涯学習推進担当所管部分及び世界遺産登録推進担当所管部分、並びに第55款教育費・第20項社会教育費のうち、世界遺産登録推進担当所管部分)」について、原局から説明を受けます。
 
○生涯学習課長  議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算のうち、10款総務費・5項総務管理費における生涯学習推進担当所管の文化推進課、芸術文化振興財団担当及び文化・教養施設整備計画担当3課に係る内容を御説明いたします。
 鎌倉市一般会計予算に関する説明書は42ページ、鎌倉市一般会計予算事項別明細書の内容説明は18ページからでございます。
 20目財産管理費のうち、文化・教養施設管理の経費は2,377万5,000円で、野村総合研究所跡地における警備業務委託料などの施設管理に係る経費や、昨年10月の台風被災に伴う災害復旧工事費を。
 説明書は44ページ、内容説明は24ページに移りまして、25目企画費のうち文化・教養施設の経費は1,618万円で、野村総研跡地民間参入検討専門委員謝礼や耐震改修診断等調査委託に係る経費などを。
 説明書は48ページ、内容説明は33ページに移りまして、50目文化振興費は5,822万円で、文化振興の経費は市民文化祭の実施など文化行政推進に係る事業や、平和推進事業の経費、旧川喜多邸、旧華頂宮邸の保存管理と活用事業に要する経費及び昨年10月の台風被災に伴う防災工事費を。
 内容説明は34ページに移りまして、国際交流の経費は国際交流事業奨励金などを、また、都市提携の経費は姉妹都市交流事業等支援報償などを計上いたしました。
 内容説明は36ページに移りまして、55目芸術館費は5億3,422万8,000円で、鎌倉芸術館の経費は館の維持管理として、清掃業務などの総合管理業務委託料や舞台管理などの施設管理委託料を、また、財団法人鎌倉市芸術文化振興財団への補助金などの経費を計上いたしました。
 以上で、生涯学習推進担当所管の内容説明を終わります。
 
○世界遺産登録推進担当担当課長  引き続きまして、10款総務費・5項総務管理費における世界遺産登録推進担当所管の内容を御説明いたします。
 鎌倉市一般会計予算に関する説明書は44ページ、鎌倉市一般会計予算事項別明細書の内容説明は24ページでございます。25目企画費のうち、世界遺産条約登録の経費は287万8,000円で、世界遺産啓発のための展示会の開催やリーフレット印刷に要する経費などを計上いたしました。
 続きまして、55款教育費・20項社会教育費における世界遺産登録推進担当所管の内容を御説明いたします。鎌倉市一般会計予算に関する説明書は120ページ、鎌倉市一般会計予算事項別明細書の内容説明は189ページでございます。10目文化財保護費のうち、世界遺産に係る史跡等準備の経費は6,297万4,000円で、世界遺産に関する史跡等の保存管理計画策定に要する経費や重要遺跡確認調査に要する経費などを計上いたしました。
 以上で、世界遺産登録推進担当所管の内容説明を終わります。
 
○小田嶋 委員長  ただいまの説明に御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 予算等審査特別委員会への送付意見の有無を確認いたしますが、意見ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 送付意見なしということで確認いたしました。
 職員入れかえのため、暫時休憩します。
               (13時14分休憩   13時17分再開)
 
○小田嶋 委員長  再開いたします。
    ───────── 〇 ───────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  日程第10「議案第81号鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」原局から説明を受けます。
 
○納税課長   議案第81号鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定につきまして、御説明いたします。
 まず、改正の趣旨でございますが、受益者負担の適正化の観点から、固定資産名寄帳の閲覧につきまして、平成17年度から手数料を徴収するため、鎌倉市手数料条例の一部を改正するものです。
 改正の内容でございますが、本市は地方税法の定めにより本人所有の固定資産の閲覧制度を設けておりますが、現在、閲覧に供する事務について手数料を徴収しておりません。
 しかしながら、閲覧は特定の者のために実施する制度であり、受益者負担の適正化の観点から、他の税証明書等や他市の現況等を考慮し、平成17年度から名寄帳の閲覧に供する事務について、手数料300円を徴収しようとするものでございます。
 なお、毎年4月1日から第1期の納期限まででございますが、縦覧期間中の名寄帳の閲覧につきましては、縦覧制度に付随するものと考えられるため、従来どおり手数料を徴収しないことといたします。
 名寄帳の閲覧件数は、年間約300件と見込まれ、およそ10万円程度の増収が見込まれます。なお、本条例の施行日は、平成17年4月1日といたします。
 以上で説明を終わります。
 
○小田嶋 委員長  ただいまの説明に御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 なしということで、質疑を打ち切ります。
 予算等審査特別委員会の送付意見の有無を確認いたします。送付意見ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 送付意見なしということで確認いたしました。
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○小田嶋 委員長  次に、日程第11「議案第69号平成17年度鎌倉市一般会計予算(第10款総務費・第10項徴税費・第15項戸籍住民基本台帳費のうち、10目住居表示整備費・第20項選挙費から第30項監査委員費、第30款農林水産業費のうち、5目農業委員会費、第60款公債費、第65款諸支出金、第70款予備費)、原局から説明を受けます。
 
○瀧澤 総務部次長  それでは、10項徴税費から説明いたします。予算説明書は50ページを、内容説明は41ページとなります。10款総務費・10項徴税費・5目税務総務費は5億9,734万7,000円で、税務一般の経費は、市税の賦課・徴収に係る納税課・市民税課・資産税課の職員72名の人件費及び出張旅費などを計上いたしました。
 説明書は52ページ、内容説明は42ページから43ページとなります。10目賦課徴収費は7,721万3,000円で、徴収の経費は、滞納整理支援システム機器使用料などを。賦課の経費は、課税資料パンチ業務委託料、固定資産土地評価システム等業務委託料などを計上いたしました。
 内容説明の44ページから45ページ。15項5目戸籍住民基本台帳費は、市民経済部となりますので、説明を省略いたします。
 予算説明書の54ページ、内容説明は46ページとなります。10目住居表示整備費は4,777万1,000円で、住居表示の経費は街区表示板等消耗品費などを。市境界整備の経費は、逗子市との市境界整備委託料を計上いたしました。
 予算説明書は54ページから61ページにかけて、内容説明は47ページから51ページとなります。20項選挙費・5目選挙管理委員会費は5,555万9,000円で、選挙一般の経費は選挙管理委員会委員の報酬及び選挙管理委員会事務局の職員5人に要する人件費などを。10目選挙啓発費は41万6,000円で、予算説明書の56ページ、選挙啓発の経費は明るい選挙推進事業補助金などを計上。
 予算説明書の59ページにかけまして、15目市長選挙費は5,850万7,000円、20目市議会議員選挙費は9,549万6,000円、45目農業委員会委員選挙費は190万円で、それぞれの選挙執行の経費は投票管理者・投票立会人などの報酬、職員の超過勤務手当などを計上いたしております。
 予算説明書は60ページ、内容説明は52ページとなります。25項統計調査費・5目統計調査総務費は3,868万円で、統計調査管理の経費は、登録調査員の報償と総務課統計担当の職員4人に要する人件費などを計上。
 内容説明は53ページに入りまして、10目諸統計費は8,322万2,000円で、統計調査の経費は国勢調査など各種統計調査に要する経費を計上いたしております。
 予算説明書は62ページ、内容説明は54ページとなります。30項5目監査委員費は7,307万4,000円で、監査委員事務の経費は監査委員の報酬と、監査委員事務局の職員7人に要します人件費などを計上しております。
 引き続きまして、30款5項農林水産業費のうち、5目農業委員会費について説明いたします。予算説明書の88ページとなります。内容説明は110ページとなりますので御参照ください。30款5項農林水産業費・5目農業委員会費は722万5,000円で、農業委員会事務局の経費は、農業委員会委員の報酬などを計上いたしました。
 続きまして、60款公債費について説明いたします。説明書は130ページとなります。内容説明は205ページを御参照ください。60款5項公債費・5目元金は35億9,339万円で、長期債償還の経費は長期債元金の償還金を。10目利子は11億621万円で、長期債償還の経費は長期債の支払利子を、一時借入金の経費は一時借入金の支払利子を。15目公債諸費は3万2,000円で、平成15年度に発行いたしました鎌倉みどり債の償還事務に係る手数料を計上しております。
 なお、一般会計におきまして、平成17年度に起こす予定の地方債は29億4,280万円で、一般会計の平成17年度末の地方債現在高見込額は、482億9,126万4,000円となる予定です。
 予算説明書の134ページに入りまして、65款諸支出金・5項公営企業貸付金、5目鎌倉市土地開発公社貸付金は10億円で、鎌倉市土地開発公社の経費は、鎌倉市土地開発公社に対する年度内返還の貸付金であります。
 予算説明書の136ページに入りまして、70款5項5目予備費は、5,000万円を計上いたしました。
 以上、平成17年度鎌倉市一般会計歳出予算の総額は、535億8,600万円となります。
 以上で説明を終わります。
 
○小田嶋 委員長  ただいまの説明に御質疑ございますか。
 
○森川 副委員長  済みません。住居表示整備費のところで、津・腰越と手広が何かアンケートをとって、その後住民との話し合いを続けているというところなんですけれども、今のちょっと進捗状況だけ教えてください。
 
○総務課課長代理  住居表示につきましては、平成12年の7月から地元の方に御提案いたしまして、その後住民説明会などをやってまいりました。その中で、アンケート調査の御要望も出ましたので、アンケートを都合3回やりまして、昨年16年の7月に3回目のアンケートで、一応住居表示について賛成、あるいは反対かというようなアンケートをやりまして、賛成が過半数に達しなかったという状況でございます。
 それで、現在のところ、住民の方々にもあらかじめ御提示をしてたんですが、一時保留の状態で様子を見てみるということで、今のところ落ちついております。それで、今後も引き続き地元の方々の要望を聞きながら、対応していくという状況になっております。腰越・津の状況はそういうことでございます。
 
○森川 副委員長  済みません、手広はどうなっていますでしょうか。
 
○総務課課長代理  それで、腰越・津の方が一時保留になりましたので、手広の方、御要望ございますので、今までに3回ほど実施、町内会会長さんなどとお会いしまして、大筋のお話をしているところでございます。今後、手広地区を進めていく方向でおります。
 
○森川 副委員長  わかりました。それについては結構です。
 あと、済みません、選挙のところで期日前投票が、今、鎌倉と大船で2カ所でやっていると思うんですけれども、これは市議選、市長選もやはり2カ所で期日前投票は実施ということで、ふやす予定というのはないわけですか。
 
○選挙管理委員会事務局次長  期日前投票につきましては、前回の参議院選から従来の不在者にかわりまして、大船と鎌倉2カ所で進めさせていただきました。その様子を見て、拡大するかどうか、そこら辺の検討をするということになってたんですけども、参議院選が終わった後、選挙管理委員会の委員さんに議論していただきまして、いろいろと拡大する方向もあるんだけども、今回は一応はうまくいったと。ただ、人の確保とか、いろいろな問題点があるんで、また、財政的な面もあるんで、当分の間2カ所でやって、今後拡大についてさらに検討していこうというような結論を出してもらっています。
 
○森川 副委員長  これ1カ所拡大するのには、どのぐらいかかるんですか、予算としては。
 
○選挙管理委員会事務局次長  初期投資としましては、機器の面があるんですけど、人件費等含めまして、大体50万程度だと考えております。
 
○森川 副委員長  50万程度だったら、もうちょっとやっぱり、五つの行政区で各行政センターでやるぐらいのことは、ちょっと考えてほしいなというのは、こちらとしては要望なんですけれども、今後の検討ということでしようがないんですかね。わかりました。じゃあ、ともかく拡大してくださいということだけ要望しておきます。
 
○伊藤 委員  簡単なことを伺いますけれども、明細書の方の41ページに、税務一般の経費ですね、そこのところの職員給与費のところに、一般給与の税務吏員ですね、72人となってますけども、去年は74人になっているんです。この2人減らした理由はなんでしょうか。
 
○納税課長   2名、昨年に比べて減の理由でございますけれども、年度途中の退職について不補充といったことが原因でございます。
 
○伊藤 委員  はい、わかりました。結構です。
 
○小田嶋 委員長  ほかに御質疑ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 では、質疑を打ち切ります。
 予算等審査特別委員会への送付意見ですが、ございますか。
                  (「なし」の声あり)
 送付意見なしということで確認いたしました。
 職員退室のため、暫時休憩いたします。
               (13時31分休憩   13時32分再開)
 
○小田嶋 委員長  再開いたします。
    ───────── 〇 ───────────────── 〇 ─────────
 
○小田嶋 委員長  日程第12「継続審査案件について」事務局から報告をお願いいたします。
 
○事務局  現在、当委員会には、12月定例会におきまして継続審査となっております請願1件、陳情23件がございます。これらの取り扱いにつきまして御協議・御確認をお願いいたします。
 
○小田嶋 委員長  ただいま事務局から報告ありました継続審査案件について、いかがいたしましょうか。継続ということで、確認してよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 
○事務局  ただいま、24件継続ということで確認されました。これに加えまして、2月17日の当委員会で継続審査と確認されました1件、合わせまして25件、最終本会議におきまして継続審査要求をするということでよろしいかどうか、御協議・確認をお願いいたします。
 
○小田嶋 委員長  ただいま事務局から報告ありました計25件を本会議で、閉会中継続審査要求するということで確認してよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 以上をもちまして、本日の総務常任委員会を終わります。お疲れさまでした。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
   平成17年3月4日

             総務常任委員長

                 委 員