平成16年 6月定例会
第3号 6月17日
○議事日程  
平成16年 6月定例会

          鎌倉市議会6月定例会会議録(3)
                                   平成16年6月17日(木曜日)
〇出席議員 27名
 1番  千   一   議員
 2番  高 橋 浩 司 議員
 3番  岡 田 和 則 議員
 4番  白 倉 重 治 議員
 5番  大 石 和 久 議員
 6番  松 尾   崇 議員
 7番  三 輪 裕美子 議員
 8番  吉 岡 和 江 議員
 9番  中 村 聡一郎 議員
 10番  澁 谷 廣 美 議員
 11番  古 屋 嘉 廣 議員
 13番  伊 東 正 博 議員
 14番  藤 田 紀 子 議員
 15番  伊 藤 玲 子 議員
 16番  森 川 千 鶴 議員
 17番  小田嶋 敏 浩 議員
 18番  児 島   晃 議員
 19番  助 川 邦 男 議員
 20番  和 田 猛 美 議員
 21番  大 村 貞 雄 議員
 22番  嶋 村 速 夫 議員
 23番  野 村 修 平 議員
 24番  福 岡 健 二 議員
 25番  松 中 健 治 議員
 26番  前 田 陽 子 議員
 27番  赤 松 正 博 議員
 28番  清 水 辰 男 議員
    ────────────────────────────────────────
〇欠席議員 なし
    ────────────────────────────────────────
〇議会事務局出席者
 事務局長      石 井   潔
 次長        小 山   博
 次長補佐      磯 野 則 雄
 次長補佐      福 島 保 正
 議事担当担当係長  小 島 俊 昭
 調査担当担当係長  原 田 哲 朗
 書記        鈴 木 晴 久
 書記        西 山   朗
 書記        谷 川   宏
 書記        内 田 彰 三
    ────────────────────────────────────────
〇理事者側説明者
 番外 1 番 石 渡 徳 一  市長
 番外 9 番 佐 野 信 一  総務部長
 番外 21 番 熊 代 徳 彦  教育長
    ────────────────────────────────────────
〇議事日程
               鎌倉市議会6月定例会議事日程 (3)

                                 平成16年6月17日 午後2時開議
  1 諸般の報告
  2 陳情の取り下げについて
  3 議案第7号の撤回について
  4 議 案 第 2 号 市道路線の廃止について                   建設常任委員長
                                          報     告
  5 議 案 第 3 号 市道路線の認定について                   同     上
  6 議 案 第 4 号 町区域の変更について                    総務常任委員長
                                          報     告
  7 議 案 第 5 号 工事請負契約の締結について                 総務常任委員長
                                          報     告
  8 議 案 第 6 号 不動産の取得について                    同     上
  9 議 案 第 8 号 財産の無償譲渡について                   観 光 厚 生
                                          常任委員長報告
  10 議 案 第 11 号 鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例    総務常任委員長
            の制定について                       報     告
  11 議 案 第 12 号 平成16年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)         同     上
  12 議会議案第1号 緊急地域雇用創出特別交付金事業の継続及び改善を求める    森川千鶴議員
            ことに関する意見書の提出について              外 4 名 提 出
  13 議会議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出につ    児島晃議員
            いて                            外 3 名 提 出
  14 議長の辞職許可について
  15 議長の選挙
  16 副議長の辞職許可について
  17 副議長の選挙
  18 閉会中継続審査要求について
    ────────────────────────────────────────
〇本日の会議に付した事件
  1 諸般の報告
  2 陳情の取り下げについて
  3 議案第7号の撤回について
  4 議 案 第 2 号 市道路線の廃止について                   建設常任委員長
                                          報     告
  5 議 案 第 3 号 市道路線の認定について                   同     上
  6 議 案 第 4 号 町区域の変更について                    総務常任委員長
                                          報     告
  7 議 案 第 5 号 工事請負契約の締結について                 総務常任委員長
                                          報     告
  8 議 案 第 6 号 不動産の取得について                    同     上
  9 議 案 第 8 号 財産の無償譲渡について                   観 光 厚 生
                                          常任委員長報告
  10 議 案 第 11 号 鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例    総務常任委員長
            の制定について                       報     告
  11 議 案 第 12 号 平成16年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)         同     上
  12 議会議案第1号 緊急地域雇用創出特別交付金事業の継続及び改善を求める    森川千鶴議員
            ことに関する意見書の提出について              外 4 名 提 出
  13 議会議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出につ    児島晃議員
            いて                            外 3 名 提 出
  14 議長の辞職許可について
  15 議長の選挙
  16 副議長の辞職許可について
  17 副議長の選挙
 〇 常任委員会委員の所属変更について
 〇 議会運営委員会委員の辞任について
 〇 議会運営委員会委員の補欠選任について
  18 閉会中継続審査要求について
    ────────────────────────────────────────
               鎌倉市議会6月定例会諸般の報告 (3)

                    平成16年6月17日

 1 6 月 8 日 観光厚生常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に
           報告したい旨の届け出があった。
   議 案 第 8 号 財産の無償譲渡について
 2 6 月 9 日 建設常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
           したい旨の届け出があった。
   議 案 第 2 号 市道路線の廃止について
   議 案 第 3 号 市道路線の認定について
 3 6 月 10 日 総務常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告
           したい旨の届け出があった。
   議 案 第 4 号 町区域の変更について
   議 案 第 5 号 工事請負契約の締結について
   議 案 第 6 号 不動産の取得について
   議 案 第 11 号 鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
   議 案 第 12 号 平成16年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)
 4 6 月 9 日 市長から、次の議案について撤回する旨、通知を受けた。
   議 案 第 7 号 物件供給契約の締結について
 5 6 月 17 日 森川千鶴議員外4名から、次の議案の提出を受けた。
   議会議案第1号 緊急地域雇用創出特別交付金事業の継続及び改善を求めることに関する意見書の提出
           について
 6 6 月 17 日 児島晃議員外3名から、次の議案の提出を受けた。
   議会議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出について
 7 6 月 17 日 各常任委員長から、別紙要求書のとおり、それぞれ閉会中継続審査の要求があった。
    ────────────────────────────────────────
                   (出席議員  27名)
                   (14時00分  開議)
 
○議長(白倉重治議員)  定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
 会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。7番 三輪裕美子議員、8番 吉岡和江議員、9番 中村聡一郎議員にお願いいたします。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
 お手元に配付いたしました印刷物のとおりであります。ただいまの報告に御質疑ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
     ─────────────────────────────────────────
 
○議長(白倉重治議員)  ここで申し上げます。この際、教育長から特に発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 
○熊代徳彦 教育長  去る6月3日に開催されました本会議での小田嶋敏浩議員の一般質問におけます鎌倉国宝館本館の耐震診断の実施状況についての御質問に対し、生涯学習部長から耐震診断は実施したことがないと御答弁いたし、施設の安全性の認識についての御質問にも、耐震診断は実施していないので安全との結論には至っていないと御答弁いたしました。
 また、耐震診断を行うための検討を始めるのかとの御質問に対しまして、私と市長からそれぞれ今後関係部局と協議・調整しながら検討してまいりたいと御答弁いたしましたが、その後の検討の中で、耐震診断調査を昭和63年度に実施しており、調査の結果、本館1階のはり間方向すなわち東西方向においてのみ耐震性判定指標値の下限値にほぼ等しい値を示していたことから、若干の耐震補強が必要であると考え、平成2年度に実施した国宝館展示場改修工事の際に、耐震補強の措置として、耐震壁の新設工事を行っていることが判明いたしました。
 したがいまして、国宝館本館は耐震診断を行った上で補強の措置を講じているため、安全であると考えておりますので、今後耐震診断を実施する予定はございません。
 ここに、さきの本会議におきます答弁内容に誤りがございましたので、御理解を賜りますよう、釈明をさせていただきます。
 
○議長(白倉重治議員)  以上で教育長の釈明を終わります。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第2「陳情の取り下げについて」を議題といたします。
 目下、総務常任委員会に付託審査中の平成13年度陳情第1号国に対して緊急地域雇用特別交付金事業の改善・継続と緊急の就労事業の意見書の提出についての陳情及び目下、文教常任委員会に付託審査中の平成15年度陳情第2号義務教育諸学校の学校事務職員・栄養職員給与費の国庫負担制度からの適用除外及び必置規制廃止に反対することについての陳情、以上2件につきましては、提出者から取り下げたい旨の届け出があります。
 お諮りいたします。平成13年度陳情第1号及び平成15年度陳情第2号の取り下げについては、提出者からの届け出のとおり、これを承認することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、平成13年度陳情第1号及び平成15年度陳情第2号の取り下げについては、これを承認することに決定いたしました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第3「議案第7号の撤回について」を議題といたします。
 理事者から撤回理由の説明を願います。
 
○佐野信一 総務部長  議案第7号物件供給契約の締結についてを撤回いたしたく、その理由を説明いたします。
 本定例会に高規格救急自動車の購入についての物件供給契約の締結についてを提案いたしましたが、上程後の6月4日、総務省消防庁から「高規格救急自動車等に搭載して販売される医薬品及び医療用具の取り扱いについて」の通知がありました。
 内容は、高規格救急自動車等に搭載している医薬品及び医療用具については、薬事法の規定に基づき、医薬品販売業の許可並びに医療用具販売業の届け出が必要で、この許可・届け出のない自動車販売業者から高規格救急自動車等と一括して購入することは薬事法に抵触するというもので、この内容を精査したところ、提案しております議案第7号について、さらに検討・整理する点が認められますので、この際、議案を撤回いたしたく、御了承いただきますようお願い申し上げます。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第7号の撤回については、これを承認することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第7号の撤回については、これを承認することに決定いたしました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第4「議案第2号市道路線の廃止について」を議題といたします。
 建設常任委員長の報告を願います。
 
○建設常任委員長(赤松正博議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第2号市道路線の廃止について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第2号は、去る6月3日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後9日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 今回廃止しようとする枝番1の路線は、現在一般の交通の用に供されていないため、道路法の規定に基づいて廃止しようとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第2号市道路線の廃止についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第2号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第5「議案第3号市道路線の認定について」を議題といたします。
 建設常任委員長の報告を願います。
 
○建設常任委員長(赤松正博議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第3号市道路線の認定について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第3号は、去る6月3日開会の本会議において、当委員会に付託されたもので、その後9日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 今回認定しようとする路線は、3路線で、いずれも開発行為に伴い築造された道路であり、一般の交通の用に供するため、道路法の規定に基づいて認定しようとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第3号市道路線の認定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第3号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第6「議案第4号町区域の変更について」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(福岡健二議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第4号町区域の変更について、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第4号は、去る6月3日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後10日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本件は、地方自治法第260条第1項の規定に基づき、北鎌倉台土地区画整理事業第2工区の換地処分に伴い、町区域の変更をしようとするものであります。これに伴い、町名称について、当該地区が現在「高野」となっている第1工区と地理的に連続し、一体として考えられることや、北鎌倉台土地区画整理組合からの要望もあり、現在の「大船」から「高野」に変更しようとするものであります。
 なお、町地域の変更の効力は、換地処分の公告の日の翌日から発生するもので、実施時期は本年秋ごろを予定しているとのことであります。
 当委員会では、以上申し上げました内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第4号町区域の変更についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第4号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第7「議案第5号工事請負契約の締結について」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(福岡健二議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第5号工事請負契約の締結について、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第5号は、去る6月3日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後10日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本件は、鎌倉市立腰越中学校体育館改築工事(建築)についての請負契約を横浜市中区万代町一丁目2番地4、坪井工業株式会社横浜支店と締結しようとするものであります。
 理事者の説明によると、入札に当たっては41社から参加があり、去る5月21日に条件付き一般競争入札を行った結果、坪井工業株式会社が1億6,660万8,500円で落札したもので、消費税及び地方消費税を含む契約金額は1億7,493万8,925円であります。落札者は公共工事を数多く手がけており、その経験・技術から本工事に十分対処できるとのことであります。なお、工事の竣工期限は平成17年2月の予定であります。
 当委員会では、以上申し述べました諸点のほか、入札結果表、入札参加業者名簿、工事経歴書及び工事概要書などの資料をもとに、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第5号工事請負契約の締結についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第5号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第8「議案第6号不動産の取得について」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(福岡健二議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第6号不動産の取得について、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第6号は、去る6月3日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後10日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本件は、財団法人鎌倉市学校建設公社が建設した市立御成小学校校舎及び体育館のうち、校舎1号棟の一部及びコンコースモールの一部を取得しようとするものであります。その構造は、鉄骨造2階建てで取得面積は校舎等の全延べ床面積の約9.7%に当たる707.44平方メートル、取得価格は2億6,290万3,000円であります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、今回の取得が市の買収計画に基づき、市立御成小学校校舎及び体育館の一部を引き続き取得しようとするものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第6号不動産の取得についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第6号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第9「議案第8号財産の無償譲渡について」を議題といたします。
 観光厚生常任委員長の報告を願います。
 
○観光厚生常任委員長(中村聡一郎議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第8号財産の無償譲渡について、観光厚生常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第8号は、去る6月3日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後8日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本件は、平成13年4月1日から社会福祉法人岩瀬保育園に無償貸与してきた旧鎌倉市立平島保育園の建物等を社会福祉法人つきかげ会に無償譲渡しようとするもので、建物等の所在地は、鎌倉市岩瀬字平島1304番地、規模はコロニアルぶき軽量鉄骨造平家建て、延べ床面積425平方メートル、その他工作物で評価額は1,427万3,000円であります。
 理事者の説明によれば、旧鎌倉市立平島保育園については、入所児童数の減少により平成5年4月に施設を休止し、平成7年4月1日をもって廃園といたしましたが、その後、再び保育所の入所需要が高まったことから、働く母親の子育てを支援し、乳児等の低年齢児を中心とした待機児童を解消するため、平成13年4月1日から土地及び建物等を社会福祉法人岩瀬保育園に無償貸与し、民間保育園の分園として児童を受け入れてきたところ、当該法人から分園でなく、認可された保育所として運営したいとの意向が示され、神奈川県と協議を行った結果、平成16年4月1日付で認可を得たことを機に、建物等を社会福祉法人岩瀬保育園から改称した社会福祉法人つきかげ会に無償譲渡するとのことであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、一部の委員から入所児童の現状を見ると、当該保育園が本市の待機児童対策に有効に寄与しているか疑問であり、本市全体の土地利用を踏まえた中で、待機児童を解消するための施策を講ずるべきであることから、建物等の無償譲渡については、様子を見るべきであるとの意見がありましたが、採決の結果、多数により原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
 
○8番(吉岡和江議員)  日本共産党鎌倉市議会議員団を代表いたしまして、ただいま議題となりました議案第8号財産の無償譲渡について、反対の立場から討論いたします。
 子育て支援の充実は、待ったなしの課題です。不況の影響や働く女性の増加で、保育園の待機児はふえ続けています。地域の子育て支援センターとしても保育所の役割は増大しています。
 日本共産党議員団は、福祉施設の建設は市が土地の確保を行うなど、責任を持って進めるよう一貫して強く求めてきました。関谷のプライエムきしろ特養ホームは、日本共産党が土地の確保を議会で求め、市が土地を確保して建設が行われたものです。小規模保育園の法人化に、市が公有地を確保して進めていることは評価するものです。今回、法人に建物の無償譲渡する旧平島保育園は、昭和46年、近隣住民の要望もあり、当時、養豚場となっていた土地を市が公園用地として一部買い取り、3年間は公園広場として利用されていました。鎌倉市は、昭和30年代から40年代の大規模な開発で、人口が急増し、当時は保育所や学校建設が追いつかない状況でした。市は玉縄方面に保育園用地を確保し、建設を進めていましたが、近隣住民との話し合いがつかず、急遽、地理的には適地とは言えないが平島に昭和50年に建設したと聞いています。
 当初からの予想どおり、入所は少なく、平成4年4月は75人定員で21.3%、16人となり、平成4年度末で休園、7年には廃園となったものです。
 その後、旧平島保育園は障害者施設としての検討がされたと聞いています。しかし、平成9年から待機児がふえ始め、市は一度廃園にした旧平島保育園を平成13年、場所的にはいい場所ではないが、差し迫った待機児対策として、3歳未満児の定員29名の分園として無償で保育園の建物と土地を民間保育園に貸与したものです。分園として3年になりますが、状況は休園した当時と全く変わらず、平成13年は鎌倉市民はゼロ名、14年は1名、15年は3名、16年4月、法人化して現在定員60名で、鎌倉市民は13名で20%、80%は横浜市民であります。状況は廃園したときと同じであります。我が党はこのような状況にある平島の土地は障害者や高齢者のためのデイサービス施設等にする方が貴重な市の土地の利用のあり方として、より適切であると考えるものです。ところが、福祉部、企画部長は、大部分の入園児が他の市民であることについて、他の市民が多くいても広域的な見地から問題ない。行政改革の立場から考えても問題ないと答弁しました。
 本来、鎌倉市の貴重な財産は鎌倉市民のために利用されるべきです。ところが、市は鎌倉市の待機児の入園をいかに利用しやすくするのか、十分な検討と実施可能な対策がないまま、しかも企画部で一度も検討しないまま、法人への譲渡を決めてしまいました。石渡市長の政治責任は重大であり、強く反省を求めるものです。一たん譲渡してしまえば、もらい受け法人の経営となり、より適切な検討の道は閉ざされてしまいます。そして、ここは将来にわたって横浜市民のための施設として利用されることになるでしょう。横浜市の子供も人の子であり、その子たちを保育することは必要なことです。とはいえ、本来、横浜市の子供の保育は横浜市の責任で行われるべきです。もし広域で行うのであれば、両者が責任を負うべきであります。ところが、今回の措置にこのような関係は一切ありません。鎌倉市民は鎌倉市の土地が将来にわたって主として横浜市民のために利用される結果となることが明らかな今回の措置については、大きな疑問を抱くでしょう。我が党は今行うべきは、いきなり譲渡ではなく、分園のままにしておいて、市民のだれもが納得できるような市民のための施設を深く検討することであると考えるものであります。
 以上の理由により、我が党は旧平島保育園の無償譲渡に反対するものであります。
 以上で反対討論を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第8号財産の無償譲渡についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議案第8号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第10「議案第11号鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(福岡健二議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第11号鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第11号は、去る6月3日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後10日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本改正条例は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正により非常勤消防団員等に係る損害補償の対象となる災害の範囲の拡大等がなされたことに伴い、損害補償を受ける権利について、規定の整備を行おうとするものであります。
 その内容は、災害現場付近の者が豪雨、山崩れなど、火災以外の災害において消防対象物の関係者等から災害の防止・人命救助の協力要請を受けて、これに協力したことにより、被災した場合及び火災現場付近の者が市長からの応援要請に基づく航空消防隊に属する都道府県の職員からの求めに応じ、消防作業に従事したことにより被災した場合に、損害補償が受けられるようにするもので、公布の日から施行しようとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、今回の改正が法令の一部改正に伴う所要の措置であるとともに、補償内容の充実に速やかに対応しようとするものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第11号鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第11号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第11「議案第12号平成16年度鎌倉市一般会計補正予算」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(福岡健二議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第12号平成16年度鎌倉市一般会計補正予算につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第12号は、去る6月3日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後10日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本補正予算は、歳入歳出いずれも8,020万円を追加するもので、これにより補正後の総額は586億6,020万円となります。補正の内容は、まず歳出について第45款土木費では、市役所前交差点用地の取得に要する経費及び緑地保全基金積立金の追加をしようとするもので、一方、これらに対し、歳入において寄附金及び前年度繰越金を追加しようとするものであります。
 当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑、または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第12号平成16年度鎌倉市一般会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第12号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第12「議会議案第1号緊急地域雇用創出特別交付金事業の継続及び改善を求めることに関する意見書の提出について」を議題といたします。
 提出者から提案理由の説明を願います。
 
○16番(森川千鶴議員)  (登壇)ただいま議題となりました議会議案第1号緊急地域雇用創出特別交付金事業の継続及び改善を求めることに関する意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。
 便宜、文案の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。
 低迷する経済環境の中、地方公共団体の創意工夫に基づいて、より効果的に事業を実施し、緊急かつ臨時的な雇用・就業機会の創出を図ることを目的に、平成11年度から13年度までに緊急地域雇用特別交付金が、14年度から16年度までの措置として緊急地域雇用創出特別交付金が、国から県を通して各市町村に交付され、雇用期間や事業内容についての制約が厳しいなどの課題を抱えながらも、一定の雇用創出効果を上げてきたところである。
 しかし、長引く経済の低迷を反映して、雇用情勢が好転する状況にはなく、今後も厳しい情勢が続くものと予想される中、この交付金事業は平成17年3月に終了し、政府はその後の対応策について明確な方向を示していない。
 よって、政府におかれては、失業者に対する就労対策事業として、次の施策を継続して実施されるよう強く要望する。
 1 現在、実施している緊急地域雇用創出特別交付金事業を平成17年度以降も継続して実施すること。
 2 継続に当たっては、失業者の就労に役立つよう、実施要綱や運用方法など、実施主体である地方自治体が運用しやすいよう改善すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成16年6月17日。鎌倉市議会。
 総員の御賛同を賜りますようお願いいたします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第1号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議会議案第1号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議会議案第1号緊急地域雇用創出特別交付金事業の継続及び改善を求めることに関する意見書の提出についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議会議案第1号は原案のとおり可決されました。
 なお、ただいま議決されました意見書については、議長において関係機関に送付いたしますので、御了承願います。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(白倉重治議員)  日程第13「議会議案第2号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出について」を議題といたします。
 提出者から提案理由の説明を願います。
 
○18番(児島晃議員)  (登壇)ただいま議題となりました議会議案第2号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。
 便宜、文案の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。
 義務教育費国庫負担制度は、教育の機会均等と教育水準の維持向上を目的として制定されたものであり、また、日本の次代を担う主権者を育成するという国の責任を果たす立場に立って設けられた制度である。
 ところが政府は、現在、三位一体改革の一環として、2006年度までに義務教育費国庫負担制度の見直しを行い、義務教育費を地方自治体負担にしようとしている。しかしこの改変は、地方自治体の財政力に大きな格差がある現状に照らし、自治体によって教育の質に地域格差を生むという重大な結果を招くこと必至である。特に、過疎に悩む地方を初め財政力の乏しい地方に住む子供たちが、十分な教育を受ける機会を奪われることになりはしないかが強く危惧される。また、学校事務職員・栄養職員給与費の国庫負担制度からの除外も、学校教育に否定的影響を及ぼすものであり、許されてはならない。さらにこの改変は、教育の目的を遂行するために必要な諸条件の整備確立という国の行政として持つ責任を放棄するに等しいものであり、我々は、この点からも、義務教育費国庫負担制度の廃止に強く反対するものである。
 教育は、子供たちの健やかな成長と日本の将来を明るく切り開く崇高な使命を持っている。我々は、教育のためには最良の条件を整備すべきであり、国はその先頭に立つべきであると考える。ましてや、教育の危機とまで言われている昨今の事情を見るにつけ、この立場に立っての努力が一層強く求められていると言えるのである。
 よって政府におかれては、義務教育費国庫負担制度を堅持するとともに、最良の教育条件整備に向けて一層努力されるよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成16年6月17日。鎌倉市議会。
 総員の御賛同を賜りますようお願いいたします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 
○議長(白倉重治議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第2号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議会議案第2号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議会議案第2号は原案のとおり可決されました。
 なお、ただいま議決されました意見書については、議長において関係機関に送付いたしますので、御了承願います。
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                   (14時41分  休憩)
                   (15時15分  再開)
 
○議長(白倉重治議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
 ここで申し上げます。昨年9月定例会以来、私と澁谷廣美議員が議長及び副議長を務めてまいりましたが、議会の申し合わせによりまして、澁谷副議長から私あてに辞職の申し出がありました。また、私はこの本会議において職を辞する旨意思表示をいたします。
 なお、正・副議長の辞職については、地方自治法第108条の規定により、議会の許可を必要といたします。
 まず、議長の辞職許可については、私の一身上の問題でありますので、副議長と交代いたします。
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                   (15時16分  休憩)
                   (15時17分  再開)
 
○副議長(澁谷廣美議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
 議長交代いたしました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○副議長(澁谷廣美議員)  日程第14「議長の辞職許可について」を議題といたします。
 本件は、会議規則第120条第2項の規定により、討論を用いないでその許否を決することになっております。
 お諮りいたします。議長の辞職許可については、これを許可することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議長の辞職許可については、これを許可することに決定いたしました。
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                   (15時18分  休憩)
                   (15時19分  再開)
 
○副議長(澁谷廣美議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○副議長(澁谷廣美議員)  日程第15「議長の選挙」を行います。
 議場の閉鎖を命じます。
                   (議 場 閉 鎖)
 投票に先立ちまして、立会人3名を指名いたします。5番 大石和久議員、6番 松尾崇議員、9番 中村聡一郎議員にお願いいたします。
 ただいまの出席議員数は27名であります。
 投票の方法について申し上げます。投票は単記、無記名、1人1票であります。
 投票用紙を配付させます。
                   (投票用紙配付)
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
                    (投票箱点検)
 異状なしと認めます。
 ここで申し上げます。千一議員から、身体の都合により、みずから投票することが困難であることから、投票の記載及び投函について代理投票の申し出がありますので、これを許可いたします。
 この場合、地方自治法第118条第1項において準用する公職選挙法第48条第2項の規定により、立会人の意見を聞いて投票補助者2人を定めることになっておりますので、立会人の方々は議長席まで御参集をお願いいたします。
 投票補助者として小山次長及び福島次長補佐を指名いたします。
 これより投票を行います。1番から順次名刺札御持参により登壇の上、御投票願います。
                    (投   票)
 投票漏れはありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 投票漏れなしと認めます。投票を終了します。
 これより開票を行います。立会人の方々のお立ち会いをお願いいたします。
                    (開   票)
 局長に選挙の結果を報告させます。
 
○石井潔 事務局長  選挙の結果を報告いたします。
 投票総数27票、名刺札の数もこれと符合いたします。有効投票17票、無効投票10票、無効投票は白票でございます。有効投票の内訳、大村貞雄議員16票、伊東正博議員1票、以上のとおりであります。
 なお、この選挙の法定得票数は5票であり、大村貞雄議員は法定得票数を得ておられます。
 
○副議長(澁谷廣美議員)  ただいま報告いたしましたうち、投票の多数を得られました大村貞雄議員が議長に当選されました。
 議場の閉鎖を解きます。
                   (議場閉鎖を解除)
 ただいま本市議会議長に当選されました大村貞雄議員が議場におられますので、本席から、会議規則第36条第2項の規定により、議長に当選した旨告知をいたします。
 なお、ここで、ただいま議長に当選されました大村貞雄議員を紹介いたします。
 
○21番(大村貞雄議員)  (登壇)ただいま多数の方々の御賛同を賜りまして、議長に就任することになりました。今期議員活動もあと1年足らずとなってまいりました。今期の集大成として、皆様方のあたたかい御指導、御協力を賜りながら円滑な議会運営に努めてまいる所存でございます。厳しい昨今の情勢ではございますが、改めて皆様方に重ねてお願い申し上げまして、議長就任に当たり、一言お礼のごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手あり)
 
○副議長(澁谷廣美議員)  新議長が決まりましたので、私はこれで交代いたします。
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                   (15時34分  休憩)
                   (15時35分  再開)
 
○議長(大村貞雄議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
 議長交代いたしました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(大村貞雄議員)  日程第16「副議長の辞職許可について」を議題といたします。
 本件は、会議規則第120条第2項の規定により、討論を用いないでその許否を決することになっております。
 お諮りいたします。副議長の辞職許可については、これを許可することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、副議長の辞職許可については、これを許可することに決定いたしました。
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                   (15時36分  休憩)
                   (15時37分  再開)
 
○議長(大村貞雄議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(大村貞雄議員)  日程第17「副議長の選挙」を行います。
 議場の閉鎖を命じます。
                   (議 場 閉 鎖)
 投票に先立ちまして、立会人3名を指名いたします。5番 大石和久議員、6番 松尾崇議員、9番 中村聡一郎議員にお願いいたします。
 ただいまの出席議員数は27名であります。
 投票の方法について申し上げます。投票は単記、無記名、1人1票であります。
 投票用紙を配付させます。
                   (投票用紙配付)
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
                    (投票箱点検)
 異状なしと認めます。
 ここで申し上げます。千一議員から、身体の都合により、みずから投票することが困難であることから、投票の記載及び投函について代理投票の申し出がありますので、これを許可いたします。
 この場合、地方自治法第118条第1項において準用する公職選挙法第48条第2項の規定により、立会人の意見を聞いて投票補助者2人を定めることになっておりますので、立会人の方々は議長席まで御参集をお願いいたします。
 投票補助者として小山次長及び福島次長補佐を指名いたします。
 これより投票を行います。1番から順次名刺札御持参により登壇の上、御投票願います。
                    (投   票)
 投票漏れはありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 投票漏れなしと認めます。投票を終了します。
 これより開票を行います。立会人の方々のお立ち会いをお願いいたします。
                    (開   票)
 局長に選挙の結果を報告させます。
 
○石井潔 事務局長  選挙の結果を報告いたします。
 投票総数27票、名刺札の数もこれと符合いたします。有効投票13票、無効投票14票、無効投票は白票でございます。有効投票の内訳、赤松正博議員13票、以上のとおりであります。
 なお、この選挙の法定得票数は4票であり、赤松正博議員は法定得票数を得ておられます。
 
○議長(大村貞雄議員)  ただいま報告いたしましたとおり、赤松正博議員が副議長に当選されました。
 議場の閉鎖を解きます。
                   (議場閉鎖を解除)
 ただいま本市議会副議長に当選されました赤松正博議員が議場におられますので、本席から、会議規則第36条第2項の規定により、副議長に当選した旨告知をいたします。
 なお、ここで、ただいま副議長に当選されました赤松正博議員を紹介いたします。
 
○27番(赤松正博議員)  (登壇)ただいまは、皆様方の御支援をいただきましてまことにありがとうございました。申し述べるまでもなく、地方自治体をめぐる昨今の動向は地方財政を初め、地方行政組織のあり方、運営に至るまで、地方自治制度そのものを揺るがすような急激な事態が進展をしております。
 本市におきましても、行政課題は山積をしております。こういう中にあって、議会が主権者である市民の目線で行政をチェックし、また議会みずから積極的に提言・提案をする、議会本来の役割の発揮が求められているというふうに思います。前期2年、副議長を務めさせていただきましたけれども、こうした経験をしっかりと踏まえまして、自由闊達な議論を通じて、市民の負託にこたえられる議会を目指し、民主的な議会運営を目指して努力を重ねる決意でございます。今後とも皆様方の御指導、御鞭撻を心からお願いを申し上げまして、一言お礼のごあいさつにかえさせていただきます。ただいまは、まことにありがとうございました。(拍手あり)
 
○議長(大村貞雄議員)  なお、ただいま前議長白倉重治議員、前副議長澁谷廣美議員から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 まず、4番 白倉重治議員。
 
○4番(白倉重治議員)  (登壇)ただいま議長から発言を許可されましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
 昨年の9月定例会冒頭で、歴史ある鎌倉市議会の第52代議長に就任いたしました。本日まで、毎日この身を律して鎌倉市議会の品位と権威を傷つけることのないように取り組んでまいりました。振り返ってみますと、時には不本意な、あるいは不手際もございまして、背中に冷や汗を感じる場面もございました。しかし、こうして新議長誕生まで無事取り組んでこられましたのも議員各位の私に対する深い御理解と御協力をいただけたおかげと改めて感謝申し上げる次第でございます。
 これからは一議員として、市民に開かれた信頼される、負託に十分こたえられる新しい地方分権時代に対応できる議会目指して取り組むことを申し添えまして、退任のごあいさつとさせていただきます。長い間ありがとうございました。(拍手あり)
 
○議長(大村貞雄議員)  10番 澁谷廣美議員。
 
○10番(澁谷廣美議員)  (登壇)発言のお時間をいただきましたので、一言だけごあいさつをさせていただきます。
 副議長として、約10カ月間、右も左もわからない中を10カ月間、円滑な議会を目指して努力をしてきたつもりでございます。議長をよく補佐ができたのかどうか、このことについては、私自身思うところも実はございます。しかしながら、こうして無事に退任できましたことは、議員諸氏の皆さん方のお力、そしてまた議会職員の皆さん方の御協力だったろうと思います。この間のさまざまな場面でのお力添え、心からお礼を申し上げまして、簡単ではございますが、退任のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手あり)
 
○議長(大村貞雄議員)  さらに、この際、市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 
○石渡徳一 市長  (登壇)ただいま議会におかれまして、新たに議長、副議長が選任されましたので、一言ごあいさつ申し上げます。
 平成15年9月以来、白倉前議長、澁谷前副議長には、平成16年度予算を初めといたしまして、さまざまな議案の御審議に一方ならぬ御尽力をいただきました。まことにありがとうございました。この場をかりまして厚く御礼を申し上げます。
 また新たに選任されました大村貞雄議長、赤松正博副議長には心からお喜びを申し上げます。今後も市政発展に向け、正・副議長の格別の御尽力をお願い申し上げまして、簡単ではございますが、私のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
     ─────────────────────────────────────────
 
○議長(大村貞雄議員)  ここで御報告申し上げます。
 ただいま一部議員から、常任委員会委員の所属変更について及び議会運営委員会委員の辞任について申し出があります。
 お諮りいたします。この際、「常任委員会委員の所属変更について」「議会運営委員会委員の辞任について」「議会運営委員会委員の補欠選任について」以上3件を日程に追加し、順次議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、順次議題とすることに決定いたしました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(大村貞雄議員)  まず「常任委員会委員の所属変更について」を議題といたします。
 本件については、鎌倉市議会委員会条例第6条第2項の規定により、議長が会議に諮って所属を変更することになっております。便宜、局長から申し上げます。
 
○石井潔 事務局長  常任委員会ごとに変更後の所属委員の氏名を申し上げます。
 総務常任委員会委員、4番 白倉重治議員、11番 古屋嘉廣議員、15番 伊藤玲子議員、16番 森川千鶴議員、17番 小田嶋敏浩議員、24番 福岡健二議員、28番 清水辰男議員。
 文教常任委員会委員、2番 高橋浩司議員、7番 三輪裕美子議員、10番 澁谷廣美議員、13番 伊東正博議員、18番 児島晃議員、21番 大村貞雄議員、25番 松中健治議員。
 観光厚生常任委員会委員、1番 千一議員、6番 松尾崇議員、8番 吉岡和江議員、9番 中村聡一郎議員、14番 藤田紀子議員、23番 野村修平議員、26番 前田陽子議員。
 建設常任委員会委員、3番 岡田和則議員、5番 大石和久議員、19番 助川邦男議員、20番 和田猛美議員、22番 嶋村速夫議員、27番 赤松正博議員。
 以上であります。
 
○議長(大村貞雄議員)  お諮りいたします。ただいま申し上げましたとおり、常任委員会委員の所属を変更することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたとおり、常任委員会委員の所属を変更することに決定いたしました。
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                   (15時59分  休憩)
                   (16時00分  再開)
 
○議長(大村貞雄議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(大村貞雄議員)  「議会運営委員会委員の辞任について」を議題といたします。
 先ほど19番 助川邦男議員、27番 赤松正博議員、以上2名から、議会運営委員会委員を辞任したい旨の申し出があります。本件については、鎌倉市議会委員会条例第12条第2項の規定により、議会の同意を得ることになっております。
 お諮りいたします。ただいま申し上げました、助川邦男議員外1名の議会運営委員会委員の辞任については、これに同意することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、助川邦男議員外1名の議会運営委員会委員の辞任については、これに同意することに決定いたしました。
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                   (16時01分  休憩)
                   (16時02分  再開)
 
○議長(大村貞雄議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(大村貞雄議員)  次に、「議会運営委員会委員の補欠選任について」を議題といたします。
 本件については、鎌倉市議会委員会条例第6条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっておりますので、議長から申し上げます。
 議会運営委員会委員に10番 澁谷廣美議員、17番 小田嶋敏浩議員を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま申し上げました方々を議会運営委員会委員に補欠選任することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げました方々を議会運営委員会委員に補欠選任することに決定いたしました。
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                   (16時03分  休憩)
                   (16時45分  再開)
 
○議長(大村貞雄議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
 ここで申し上げます。ただいま各常任委員会、議会運営委員会及び議会広報委員会の正・副委員長が選任されましたので、御報告申し上げます。
 総務常任委員長に小田嶋敏浩議員、同じく副委員長に森川千鶴議員。
 文教常任委員長に伊東正博議員、同じく副委員長に三輪裕美子議員。
 観光厚生常任委員長に野村修平議員、同じく副委員長に松尾崇議員。
 建設常任委員長に和田猛美議員、同じく副委員長に岡田和則議員。
 議会運営委員長に澁谷廣美議員、同じく副委員長に吉岡和江議員。
 議会広報委員長に松尾崇議員、同じく副委員長に三輪裕美子議員。
 以上のとおりであります。
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○議長(大村貞雄議員)  日程第18「閉会中継続審査要求について」を議題といたします。
 お手元に配付いたしました要求書のとおり、各常任委員長から目下審査中の事件につき、閉会中継続審査の要求があります。
 お諮りいたします。各常任委員長から申し出のとおり、閉会中継続審査に付することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から要求のとおり、閉会中継続審査に付することに決定いたしました。
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○議長(大村貞雄議員)  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 平成16年6月鎌倉市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
                   (16時47分  閉会)

 平成16年6月17日(木曜日)

                          鎌倉市議会前議長   白 倉 重 治

                          鎌倉市議会前副議長  澁 谷 廣 美

                          鎌倉市議会議長    大 村 貞 雄

                          鎌倉市議会副議長   赤 松 正 博

                          会議録署名議員    三 輪 裕美子

                          同          吉 岡 和 江

                          同          中 村 聡一郎