平成13年 6月定例会
第3号 6月27日
○議事日程  
平成13年 6月定例会

          鎌倉市議会6月定例会会議録(3)
                                   平成13年6月27日(水曜日)
〇出席議員 28名
  1番  千   一   議員
  2番  中 村 聡一郎 議員
  3番  松 尾   崇 議員
  4番  松 中 健 治 議員
  5番  大 石 和 久 議員
  6番  三 輪 裕美子 議員
  7番  森 川 千 鶴 議員
  8番  吉 岡 和 江 議員
  9番  岡 田 和 則 議員
 10番  澁 谷 廣 美 議員
 11番  古 屋 嘉 廣 議員
 12番  高 橋 浩 司 議員
 13番  伊 東 正 博 議員
 14番  藤 田 紀 子 議員
 15番  野 村 修 平 議員
 16番  仙 田 みどり 議員
 17番  小田嶋 敏 浩 議員
 18番  児 島   晃 議員
 19番  助 川 邦 男 議員
 20番  和 田 猛 美 議員
 21番  大 村 貞 雄 議員
 22番  嶋 村 速 夫 議員
 23番  白 倉 重 治 議員
 24番  福 岡 健 二 議員
 25番  伊 藤 玲 子 議員
 26番  前 田 陽 子 議員
 27番  赤 松 正 博 議員
 28番  清 水 辰 男 議員
    ────────────────────────────────────────
〇欠席議員  なし
    ────────────────────────────────────────
〇議会事務局出席者
 事務局長      西 山 元 世
 次長        塩 崎 弘 禮
 次長補佐      磯 野 則 雄
 次長補佐      内 田 善 昭
 次長補佐      讓 原   準
 次長補佐      山 田 幸 文
 議事担当担当係長  小 島 俊 昭
 書記        斉 藤   誠
 書記        鈴 木 晴 久
 書記        木 村 雅 行
 書記        大 隅 啓 一
    ────────────────────────────────────────
〇理事者側説明者
 番外 1 番 竹 内   謙  市長
    ────────────────────────────────────────
〇議事日程
               鎌倉市議会6月定例会議事日程 (3)
                               平成13年6月27日 午後2時開議
 1 諸般の報告
 2 陳情第 8 号 鎌倉山斜面緑地保全についての陳情               建設常任委員長
                                         報     告
 3 陳情第12号 市当局の見解を明確に公表するよう指導することについての    同     上
          陳情
 4 陳情第 7 号 議会議員の費用弁償の廃止を求める件についての陳情       議会運営委員長
                                         報     告
 5 議案第 8 号 市道路線の廃止について                    建設常任委員長
                                         報     告
 6 議案第 9 号 市道路線の認定について                    同     上
 7 議案第10号 工事請負契約の変更について                  総務常任委員長
                                         報     告
 8 議案第12号 建設工事委託に関する基本協定の締結について          建設常任委員長
                                         報     告
 9 議案第11号 物件供給契約の締結について                  総務常任委員長
                                         報     告
 10 議案第16号 公共下水道の接続に関する和解について             建設常任委員長
                                         報     告
 11 議案第13号 鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の全部を改正する条例の  ┐
          制定について                       │ 総務常任委員長
   議案第14号 鎌倉市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部  │ 報     告
          を改正する条例の制定について               ┘
 12 議案第15号 平成13年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)         同     上
 13 議案第17号 人権擁護委員の候補者の推薦について              市 長 提 出
 14 議会議案第1号 鎌倉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について    白倉重治議員
                                         外 9 名 提 出
 15 議会議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出につい   野村修平議員
           て                             外 6 名 提 出
 16 閉会中継続審査要求について
    ────────────────────────────────────────
〇本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ
    ────────────────────────────────────────
              鎌倉市議会6月定例会諸般の報告 (3)

                  平成13年6月27日

1 6 月 20日 建設常任委員長から、次の議案及び陳情について委員会の審査を終了したので、本会議
         に報告したい旨の届け出があった。
  議案第 8 号 市道路線の廃止について
  議案第 9 号 市道路線の認定について
  議案第12号 建設工事委託に関する基本協定の締結について
  議案第16号 公共下水道の接続に関する和解について
  陳情第 8 号 鎌倉山斜面緑地保全についての陳情
  陳情第12号 市当局の見解を明確に公表するよう指導することについての陳情
2 6 月 21日 総務常任委員長から、次の議案について委員会の審査を終了したので、本会議に報告し
         たい旨の届け出があった。
  議案第10号 工事請負契約の変更について
  議案第11号 物件供給契約の締結について
  議案第13号 鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の全部を改正する条例の制定について
  議案第14号 鎌倉市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定につ
         いて
  議案第15号 平成13年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)
3 6 月 22日 議会運営委員長から、次の陳情について委員会の審査を終了したので、本会議に報告し
         たい旨の届け出があった。
  陳情第 7 号 議会議員の費用弁償の廃止を求める件についての陳情
4 6 月 18日 文教常任委員長から、次の陳情については意見書を提出することによって願意が満たさ
         れるため、議会の会議に付するを要しない旨の届け出があった。
  陳情第 2 号 義務教育費国庫負担制度の堅持についての陳情
5 6 月 22日 議会運営委員長から、次の陳情については、議員年金は、すべての地方議会議員を対象
         にした法に基づく公的年金制度であり、その見直しについて議会として判断することは
         適切でないため、鎌倉市議会会議規則第111条第1項の規定により、議会の会議に付
         するを要しない旨の届け出があった。
  陳情第 6 号 議員年金の年数及び支給額の見直しを求める件についての陳情
6 6 月 27日 市長から、次の議案の提出を受けた。
  議案第17号 人権擁護委員の候補者の推薦について
7 6 月 27日 白倉重治議員外9名から、次の議案の提出を受けた。
  議会議案第1号 鎌倉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
8 6 月 27日 野村修平議員外6名から、次の議案の提出を受けた。
  議会議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出について
9 陳情1件を陳情一覧表のとおり受理した。
10 6 月 27日 各常任委員長から、別紙要求書のとおり、それぞれ閉会中継続審査の要求があった。
    ────────────────────────────────────────
               平成13年鎌倉市議会6月定例会
               陳 情 一 覧 表   (3)
┌─────┬───────────────────┬────────────────────┐
│受理年月日│   件           名   │    提     出     者    │
├─────┼────┬──────────────┼────────────────────┤
│ 13. 6.27 │陳  情│(仮称)鎌倉市笛田マンション│鎌倉市笛田三丁目18番54号      │
│     │第14号│ 計画に反対することについて│市民の生活と居住環境を守る会      │
│     │    │ の陳情          │代  表     落  合  五  男 │
│     │    │              │         昭和11年1月7日生  │
│     │    │              │                外423名 │
└─────┴────┴──────────────┴────────────────────┘
                  (出席議員  28名)
                  (14時00分 開議)
 
○議長(松中健治議員)  定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
 会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。13番 伊東正博議員、14番 藤田紀子議員、15番 野村修平議員にお願いいたします。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
 お手元に配付いたしました印刷物のとおりであります。
 ただいまの報告に御質疑ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第2「陳情第8号鎌倉山斜面緑地保全についての陳情」を議題といたします。
 建設常任委員長の報告を願います。
 
○建設常任委員長(仙田みどり議員)  (登壇)ただいま議題となりました陳情第8号鎌倉山斜面緑地保全についての陳情につきまして、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 陳情第8号は、去る6月13日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後20日に委員会を開き、審査をいたしました結果、次の結論を得たのであります。
 まず、陳情の要旨でありますが、本年3月22日に議会が決議した「七里ガ浜東地区及びその周辺の斜面緑地の保全に関する決議」に基づく保全への取り組みを行政当局が早急に実行するよう議会の尽力を願いたいというものであります。御承知のとおり、本市の緑地の約8割は丘陵を中心に広がる樹林地であります。近年、こうした丘陵の斜面緑地を利用したマンション建設や宅地造成工事が相次いで計画され、開発による緑の喪失や生活環境の悪化を心配する周辺住民から、本市議会に対し計画の見直しや斜面緑地の保全を求める声が寄せられているところであります。とりわけ、七里ガ浜東地区及びその周辺の斜面緑地では、この地域一帯を開発した事業者から土地を購入した企業による開発が頻発しており、地域住民の不安はより一層高まっているところであります。
 理事者の説明によれば、斜面緑地保全については、市民や地権者の協力のもと、緑地保全契約等を締結し、保全を図ることとし、都市緑地保全法に基づく緑地保全地区の指定や市の買収による保全は、将来予測も含めた本市の財政状況を踏まえると非常に厳しいと考えざるを得ないとのことでありますが、その一方で、まちづくり制度検討委員会において、こうした斜面緑地保全の課題について検討を重ねているとのことであります。
 こうした中、本年2月定例会において、「七里ガ浜東地区及びその周辺の斜面緑地の保全に関する決議」が全会一致で可決されたことを受け、当該斜面緑地の保全に関し、理解と協力を求めるため、4月19日に西武不動産販売株式会社と事前協議を行うとともに、5月22日には市長が懇談した結果、一定の理解のもと、今後協議を進めることとなり、現在、協議の対象や手法などについての話し合いを行っているとのことであります。
 当委員会では、以上申し述べました陳情の要旨並びに斜面緑地は市民にとってかけがえのない緑地であり、今後も開発が進めば、周辺住環境の悪化が十分に予想されることを踏まえ、慎重に審査いたしました結果、本陳情が本年2月定例会における「七里ガ浜東地区及びその周辺の斜面緑地の保全に関する決議」の趣旨を具現化することを求めるものであることから、本陳情の願意を妥当と認め、全会一致をもって採択すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または本陳情に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。陳情第8号鎌倉山斜面緑地保全についての陳情を採決いたします。陳情第8号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、陳情第8号は採択し、市長あて送付することに決定いたしました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第3「陳情第12号市当局の見解を明確に公表するよう指導することについての陳情」を議題といたします。
 建設常任委員長の報告を願います。
 
○建設常任委員長(仙田みどり議員)  (登壇)ただいま議題となりました陳情第12号市当局の見解を明確に公表するよう指導することについての陳情につきまして、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 陳情第12号は、去る6月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後20日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 まず、陳情の要旨でありますが、陳情者が本年5月1日付で市長に対して、稲村ガ崎三丁目のマンション建設にかかわる前面道路についての質問書を提出したところ、6月5日付で回答を得たが、その内容は、陳情者の質問に全く答えておらず、誠意ある回答とは考えられないため、市に対し、誠意ある回答を行うよう議会に指導願いたいというものであります。
 本陳情に述べられている開発行為の計画概要は、鎌倉市稲村ガ崎三丁目561番24ほか3筆、事業区域面積5,842.8方メートルの土地に事業者である創友地所株式会社が、鉄筋コンクリート造、地上5階、地下4階、計画戸数40戸の共同住宅を建設しようとするもので、現在は開発事業指導要綱に基づき、住民説明会が開かれているところであります。
 次に、陳情が提出されるまでの経過でありますが、理事者の説明によれば、本年3月7日付で陳情提出者ほか1名から、本市を通じて本件開発行為に係る道路について、前面道路とはどこからどこまでを指すのか、開発許可の条件となっている前面道路の幅員が4メートル未満であっても、拡幅なしに開発が許可されるのかについて国へ照会してもらいたいという要望書が出されたとのことであります。このため、国土交通省に照会事項を伝えたところ、市から話のあった市民からの照会事項について、国としては文書での回答はしない、地方分権の趣旨にのっとり、地域の実情に沿った内容で各処分庁、本件の場合は鎌倉市が判断することになる、市民から国土交通省への直接の問い合わせについては、いつでも市民へ説明する用意はあるという回答が口頭であったため、このことについて、陳情提出者等に伝えたところ、国土交通省の口頭による回答を文書で欲しいと言われたため、その内容を4月5日付で市長名で文書送付したとのことであります。
 その後、陳情提出者から5月1日付で、市長に対してマンション建設にかかわる前面道路について、国と同じ見解を持っているのか、国と同じ見解でないとすれば具体的に判断の根拠を示してほしい、拡幅を努力目標として開発許可をおろすことがあるのかという質問書が提出され、6月5日付で市長名で陳情書記載内容の文書回答をしたものであります。しかしながら、本件については電話と文書による説明だったため、詳細な内容まで伝えることができず、陳情が提出されたものであるが、今後は陳情提出者と直接面談し、関係法令等を詳細に説明することにより、理解を深めてもらうよう努力していくとのことであります。
 当委員会では、市当局から本開発行為の計画概要と陳情提出までの経過を聴取し、陳情提出者が求めている誠意ある具体的な回答が行われたのかどうかなどの観点から慎重に審査を行った結果、次のような相違する意見に分かれたのであります。
 一つは、これを機に市は市民に対して具体的でわかりやすい言葉で説明すべきであり、陳情を採択するまでもなく、誠意ある回答をするのは当然のことであるが、その推移を見守るために、本陳情については当面継続審査とすべきであるという意見であります。
 またもう一つは、既に住民説明会が行われているということは、関係法令等に抵触していないということであり、陳情提出者が求めているように、市が具体的に誠意のある回答をするのは当然であるということから、本陳情については採択すべきであるという意見であります。
 以上のような異なる意見に分かれましたが、本陳情については多数により採択すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または本陳情に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質議及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。陳情第12号市当局の見解を明確に公表するよう指導することについての陳情を採決いたします。陳情第12号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、陳情第12号は採択し、市長あて送付することに決定いたしました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第4「陳情第7号議会議員の費用弁償の廃止を求める件についての陳情」を議題といたします。
 議会運営委員長の報告を願います。
 
○議会運営委員長(白倉重治議員)  (登壇)ただいま議題となりました陳情第7号議会議員の費用弁償の廃止を求める件についての陳情につきまして、議会運営委員会における審査の結果を報告いたします。
 陳情第7号は、去る6月13日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後22日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 まず、本陳情の要旨でありますが、議員には月額報酬が支払われている中で、議会や議員研修視察の際に費用弁償を支出することは疑問であり、また、ほとんどの市民は、このような制度があることを知らないと思われるため、市民に対し、費用弁償という制度があることを公示し、将来的には廃止してほしいというものであります。
 御承知のとおり、議員に支給される費用弁償としては、本会議や委員会に出席した際の交通費相当分と常任委員会等で行う研修視察の際の交通費、宿泊費、日当に相当する旅費がありますが、この費用弁償の取り扱いについては、前任期中に議会運営検討会で協議がなされ、議長あてに答申を行っているところであります。
 まず、本会議や委員会に出席した際の費用弁償については、本市議会では従来から支給しておらず、答申の内容を踏まえ、現在も同様の取り扱いをしているところであります。また、視察に伴う旅費については、県内日当の廃止や旅費計算において、経済的な視点だけでなく、効率性、利便性をも考慮することなど、5項目についての意見が出されており、これを踏まえ、議員の費用弁償に準用される旅費支給条例の見直しを理事者に要望したところであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、費用弁償については、前任期中の議会運営検討会において十分論議され、既に一定の結論が出されており、現在も市民に理解が得られる形で執行されているとの認識のもとに、本陳情は、さきに述べました本市議会における費用弁償の取り扱いや議会運営検討会における検討状況を十分把握しない中で提出されたものと判断し、採決を行った結果、本陳情については全会一致をもって不採択とすべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または本陳情に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。陳情第7号議会議員の費用弁償の廃止を求める件についての陳情を採決いたします。陳情第7号を採択することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (挙 手 な し)
 挙手なしによりまして、陳情第7号は不採択と決しました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第5「議案第8号市道路線の廃止について」を議題といたします。
 建設常任委員長の報告を願います。
 
○建設常任委員長(仙田みどり議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第8号市道路線の廃止について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第8号は、去る6月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後20日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 今回廃止しようとする路線は、枝番号1から枝番号3の3路線で、いずれも現在、一般の通行の用に供されていない道路であり、枝番号1及び2の路線は、認定に係る道路用地との交換を行うため、また、枝番号3の路線は、認定に係る道路用地との再編成を行うため、それぞれ道路法の規定に基づいて廃止しようとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第8号市道路線の廃止についてを採決いたします。本件は原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第8号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第6「議案第9号市道路線の認定について」を議題といたします。
 建設常任委員長の報告を願います。
 
○建設常任委員長(仙田みどり議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第9号市道路線の認定について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第9号は、去る6月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後20日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 今回認定しようとする路線は、枝番号1から枝番号3の3路線で、枝番号1及び2の路線は、いずれも開発行為に伴い築造された道路であり、一般の通行の用に供するため、また、枝番号3の路線は、現在、一般の通行の用に供されているため、それぞれ道路法の規定に基づいて認定しようとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第9号市道路線の認定についてを採決いたします。本件は原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第9号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第7「議案第10号工事請負契約の変更について」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(福岡健二議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第10号工事請負契約の変更について、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第10号は、去る6月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後21日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本件は、平成12年6月定例会において、議案8号で議決いたしました公共下水道(汚水)築造工事手広第1汚水幹線第1工区の契約金額を変更しようとするものであります。変更の理由は、立坑掘削において当初の想定よりわき水が多く、予定していた形状での立坑設置が困難となったため、わき水の影響を受けにくい工法に工事内容の一部を変更しようとするものであります。
 変更内容としては、当初の契約金額1億7,850万円に、今回、消費税及び地方消費税を含む973万3,500円を増額し、1億8,823万3,500円にしようとするとともに、本年7月31日に予定していた竣工期限を8月31日に延長しようとするものであります。
 当委員会では、以上申し述べました変更内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第10号工事請負契約の変更についてを採決いたします。本件は原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第10号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第8「議案第12号建設工事委託に関する基本協定の締結について」を議題といたします。
 建設常任委員長の報告を願います。
 
○建設常任委員長(仙田みどり議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第12号建設工事委託に関する基本協定の締結について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第12号は、去る6月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後20日に委員会を開き、審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本件は、鎌倉市公共下水道山崎下水道終末処理場C系水処理設備棟、汚泥処理設備棟及び水処理、汚泥処理機械電気設備等の増設工事を委託するため、建設工事委託に関する基本協定を東京都港区赤坂六丁目1番20号、日本下水道事業団と締結しようとするものであります。この協定の主な内容でありますが、協定金額は53億円、協定期間は、平成13年度から平成16年度までと定めるとともに、その他工事費用等について明定するものであります。理事者の説明によれば、日本下水道事業団は、全国の下水道終末処理場等の受託建設に関し数多くの実績があり、本市においても、七里ガ浜水質浄化センターの増設工事を初め、当山崎下水道終末処理場第1期建設工事や、現在施工中のB系水処理機械電気設備工事等を委託し、良好な施設が建設されているとのことであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第12号建設工事委託に関する基本協定の締結についてを採決いたします。本件は原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第12号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第9「議案第11号物件供給契約の締結について」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(福岡健二議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第11号物件供給契約の締結について、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第11号は、去る6月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後21日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本件は、国のIT技能向上施策に伴い、社会教育施設等で行われるIT講習会用パソコン機器等の購入についての供給契約を、横浜市中区本町四丁目43番地、都築電気株式会社神奈川支店と締結しようとするものであります。
 理事者の説明によると、入札に当たっては7社を指名し、去る3月27日に指名競争入札を行った結果、都築電気株式会社神奈川支店が2,677万2,000円で落札したもので、消費税及び地方消費税を含む契約金額は2,811万600円であります。落札者は本市を初め官公庁に対し多数の納入実績を持ち、信頼できる業者とのことであります。なお、納入期限は本年7月22日の予定であります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、本供給契約が情報通信技術に関する市民の基礎知識を高めるための講習会に必要な機器を購入するものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第11号物件供給契約の締結についてを採決いたします。本件は原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第11号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第10「議案第16号公共下水道の接続に関する和解について」を議題といたします。
 建設常任委員長の報告を願います。
 
○建設常任委員長(仙田みどり議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第16号公共下水道の接続に関する和解について、建設常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第16号は、去る6月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後20日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 まず、和解に至る経過について申し上げます。理事者の説明によれば、現在、汚水処理施設として集中浄化槽を利用している手広にある西ヶ谷台住宅地等については、開発事業者である〇〇〇〇が、本市の公共下水道への接続に係る基本方針を理解し、公共下水道に接続の際、改修を必要とする既設の汚水管等を改修した上で本市へ移管するとともに、集中浄化槽を撤去することで本市との協議が調っていたとのことであります。しかしながら、その後、経済的理由によりその存続が困難となった事業者から、本年7月31日をもって清算手続に入ることになるため、既設汚水管等の改修義務の履行にかえて、集中浄化槽が設置された土地を市へ無償譲渡することにより、事業者としての責務を果たしたい旨の要請があり、本市としても公共下水道事業への影響等を踏まえた上でこれを受け入れ、和解しようとするものであります。
 和解の内容は、事業者の所有する既設汚水管等並びに集中浄化槽及びその敷地である土地を下水道事業用地等として無償により譲渡を受けることと引きかえに、事業者に対して市が有している住宅地内の既設汚水管の改修等の履行請求権を放棄しようとするものであります。
 当委員会では、本和解が本市の公共下水道事業の円滑な実施を図り、当該住宅地住民の良好な生活環境を確保するものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第16号公共下水道の接続に関する和解についてを採決いたします。本件は原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第16号は原案のとおり可決されました。
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○議長(松中健治議員)  日程第11「議案第13号鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の全部を改正する条例の制定について」「議案第14号鎌倉市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について」以上2件を一括議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(福岡健二議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第13号鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の全部を改正する条例の制定について外1件につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第13号外1件は、去る6月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後21日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 初めに、議案第13号鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の全部を改正する条例の制定について申し上げます。
 本改正条例は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、本条例で定める損害補償のうち補償基礎額の一部を引き上げるための改正をしようとするものでありますが、消防組織法により同政令で定める基準に従い損害補償を行うことが義務づけられていることから、これまで本条例で個別に規定してきた損害補償の範囲、金額、支給方法等について同政令を引用した表現の規定に改めることにより、今後は政令で定める基準の改正に準じて本市の損害補償の内容を改正できるようにするもので、条例全体に及ぼす影響が大きいため、現行条例の全部を改正しようとするものであり、公布の日から施行し、補償基礎額の引き上げに関する規定は平成13年4月1日から適用しようとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、今回の改正が法令の一部改正に伴う所要の措置であるとともに、補償内容の充実に速やかに対応しようとするものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 次に、議案第14号鎌倉市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
 本改正条例の内容は、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部改正に伴い、鎌倉市消防団員の退職報償金の支給額を、階級及び勤務年数にかかわりなく、一律4,000円増額するための改正をしようとするものでありますが、議案第13号と同様の趣旨により、これまで本条例の別表に規定してきた退職報償金支給額について同政令を引用した表現の規定に改めようとするものであり、公布の日から施行し、平成13年4月1日以降に退職した非常勤消防団員について適用しようとするものであります。
 当委員会では、慎重に審査いたしました結果、今回の改正が法令の一部改正に伴う所要の措置であるとともに、消防団員の処遇改善を速やかに図ろうとするものであることから、本件を妥当と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。なお、採決は1件ごとにこれを行います。
 まず、議案第13号鎌倉市消防団員等公務災害補償条例の全部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第13号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第14号鎌倉市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第14号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第12「議案第15号平成13年度鎌倉市一般会計補正予算」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(福岡健二議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第15号平成13年度鎌倉市一般会計補正予算につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第15号は、去る6月14日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後21日に委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本補正予算は、歳入歳出いずれも960万円を追加するもので、これにより補正後の総額は524億5,070万円となります。補正の内容は、まず歳出において、第10款総務費で通勤災害による障害等級の確定に伴う公務災害障害見舞金及び本庁舎2階議会側トイレのバリアフリー化に伴う改修に要する経費の追加をしようとするもので、一方、歳入において前年度繰越金を追加しようとするものであります。
 当委員会では、以上申し上げました補正の内容につきまして、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または原案に対する御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第15号平成13年度鎌倉市一般会計補正予算を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第15号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第13「議案第17号人権擁護委員の候補者の推薦について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○竹内謙 市長  (登壇)ただいま議題となりました議案第17号人権擁護委員の候補者の推薦について提案理由の説明をいたします。
 本市における人権擁護委員のうち、平成13年11月30日をもって任期が満了する2名の委員について、その後任を法務大臣に推薦するに当たり、人権擁護委員法第6条第3項に基づき、市議会の意見を求めるものです。
 つきましては、人権擁護委員として、矢島和子さん、庄司道弘さんを推薦いたしたいと思います。なお、略歴につきましては、お手元の資料によりまして御了解願いたいと思います。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第17号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第17号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第17号人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の賛成によりまして、議案第17号は原案に同意することに決定いたしました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第14「議会議案第1号鎌倉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を議題といたします。
 提出者から提案理由の説明を願います。
 
○23番(白倉重治議員)  (登壇)ただいま議題となりました議会議案第1号鎌倉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について提案理由の説明をいたします。
 本件は、議会の活性化を図ることを目的とし、本会議における一般質問等の方法について、現行の対面方式をより強調するため、「発言席」を設けるほか、「選挙」に係る規定の整備など所要の改正を行い、公布の日から施行しようとするものであります。その内容は、お手元の議案のとおりであります。総員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第1号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議会議案第1号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議会議案第1号鎌倉市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを採決いたします。本件は原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議会議案第1号は原案のとおり可決されました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第15「議会議案第2号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出について」を議題といたします。
 提出者から提案理由の説明を願います。
 
○15番(野村修平議員)  (登壇)ただいま議題となりました議会議案第2号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出について提案理由の説明をいたします。
 まず、意見書を提出するに至りました経過についてでありますが、去る6月13日開会の本会議において文教常任委員会に付託されました陳情第2号義務教育費国庫負担制度の堅持についての陳情を18日及び26日の両日にわたり委員会を開き審査いたしました。
 次に、陳情の要旨でありますが、財務省が財政状況の悪化を理由に、依然として義務教育費国庫負担制度を見直し、学校事務職員・栄養職員の給与費を国庫負担の対象から除外しようとする姿勢を変えないため、現行の制度を堅持するよう国に意見書を提出してほしいというものであります。
 御承知のとおり、義務教育費国庫負担制度は、教育の機会均等とその水準の維持向上を図ることを目的としており、義務教育制度の重要な根幹をなすものであります。しかしながら、財務省は財政状況の悪化を理由に、昭和60年以来、義務教育費国庫負担金を削減するため、人件費が大きな割合を占める教育費のうち、学校運営を支える公立小中学校事務職員・栄養職員の給与費を国庫負担の対象から除外しようとし、文部科学省を初め地方公共団体・議会・教育関係者・教職員が現行の制度を堅持するよう再三にわたり要望しているにもかかわらず、制度の見直しを図る姿勢を変えていないのであります。このようなことが実施されれば、現下の厳しい地方財政をなお一層圧迫すると同時に、地方公共団体の財政能力によって学校教育の質や内容に格差が生じることになるなど、義務教育制度の円滑な推進に重大な影響を及ぼすことは明らかなのであります。
 以上のような観点を踏まえ、慎重に審査いたしました結果、この際、政府並びに関係機関に対し、意見書を提出することが最も適当であるとの結論に達しましたので、ここに提案する次第であります。
 意見書の内容につきましては、お手元に配付いたしました議案のとおりでありますので、よろしく御理解の上、総員の御賛同を賜りますようお願いいたします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 
○議長(松中健治議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第2号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第2項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議会議案第2号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出についてを採決いたします。本件は原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議会議案第2号は原案のとおり可決されました。
 なお、ただいま議決されました意見書については、議長において関係機関に送付いたしますので、御了承願います。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  日程第16「閉会中継続審査要求について」を議題といたします。
 お手元に配付いたしました要求書のとおり、各常任委員長から目下審査中の事件につき閉会中継続審査の要求があります。
 お諮りいたします。各常任委員長から申し出のとおり、閉会中継続審査に付することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から要求のとおり、閉会中継続審査に付することに決定いたしました。
    ────────────〇─────────────〇─────────────
 
○議長(松中健治議員)  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 平成13年6月鎌倉市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
                  (14時50分 閉会)

平成13年6月27日(水曜日)

                          鎌倉市議会議長    松 中 健 治

                          会議録署名議員    伊 東 正 博

                          同          藤 田 紀 子

                          同          野 村 修 平